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【オーストラリア大学進学】ファウンデーションコース vs ディプロマコース、どちらを選ぶべき?

「オーストラリアの大学に進学したいけど、ファウンデーションコースとディプロマコースの違いがよく分からない…」
そんな悩みを持っていませんか?

ファウンデーションコースとディプロマコースは、どちらもオーストラリアの大学に進学するための準備として広く利用されていますが、それぞれ異なる特徴とメリットがあります。本記事では、あなたの学びたい内容や進学の目的にどちらが適しているのかを詳しく解説します。

この記事で分かること
  • ☑︎ ファウンデーションコースとディプロマコースの違い
  • ☑︎ どちらを選ぶべきかの判断基準
  • ☑︎ 出願から大学卒業までのサンプルスケジュール
  • ☑︎ 英語力が足りない場合はどうなる?

ファウンデーションコースは、主にオーストラリアの大学に進学するための基礎を学ぶプログラムです。大学入学に必要な英語力を強化するとともに、学問的な基礎を固め、大学のカリキュラムにスムーズに適応できるよう設計されています。

一方、ディプロマコースは、オーストラリアの大学での学びに直結する知識やスキルを、大学1年次相当のカリキュラムで習得するプログラムです。より実践的な内容が多く、専攻分野の基礎を体系的に学べるため、スムーズに大学の学びへ移行できます。また、ディプロマコースで取得した単位は、大学1年次の単位として認められることが多く、修了後は大学2年次に編入可能です。そのため、通常よりも短期間で学位取得を目指せる点が大きなメリットです。

ファウンデーションコースとディプロマコースの違いをしっかり理解し、最適な選択をしましょう!

1.ファウンデーションコースとディプロマコースの違い

ファウンデーションコースとは?

ファウンデーションコースは、オーストラリアの大学で学ぶために必要な英語力や基礎学力を身につける、留学生向けの「進学準備コース」です。
日本の大学は4年制ですが、オーストラリアの大学は原則3年制で、日本の大学1年次に学ぶ一般教養課程に相当する内容は、高校までに履修するカリキュラムとなっています。そのため、日本の高校を卒業しただけでは、オーストラリアの大学の授業についていくのが難しい場合があります。このギャップを埋めるために、ファウンデーションコースでは大学の授業に備えたカリキュラムが組まれており、修了後は大学1年次に進学できます。大学やコースによっては、ファウンデーションコース→ディプロマコース→大学2年次への編入も可能です。

【ファウンデーションコースの授業内容】
1. アカデミック英語と学習スキル
英語で行われる大学の授業に適応できるよう、アカデミック英語(レポートの書き方、ディスカッションの練習、プレゼンテーションの方法、講義のノートの取り方、速読、リサーチ・発表の方法)を学びます。さらに、大学で必要な学習スキルとして、論文の構成や引用の仕方、効果的な自習方法、プレゼン資料の作成など、実践的なスキルも習得します。

2. 数学・科学の基礎
理系分野を専攻予定の学生は、数学や科学の基礎知識が求められます。特にオーストラリアの大学では1年次から専門科目を学ぶため、高校での数学や科学の内容を復習し、より発展的な内容に取り組みます。

3. 専門分野の基礎知識
将来の専攻に関連する基礎知識を学ぶこともできます。例えば、ビジネス専攻の学生は経済学やマーケティングの基礎を、エンジニアリング専攻の学生は物理学や数学の基礎を学び、スムーズに大学の授業へ移行できるよう準備します。

【ファウンデーションコースは必須?】
すべての大学でファウンデーションコースの修了が必須というわけではありません。
日本の高校のカリキュラムは、世界的に見ても高水準と評価されています。そのため、大学や学部によっては、高校の成績次第でファウンデーションコースが免除され、直接大学1年次に入学できる場合もあります。
また、高校2年生を一定の成績で修了することで、入学資格を満たせるファウンデーションコースもあります。進学ルートは、希望する大学や学部、高校での成績によって異なりますので、詳しくはお気軽にお問い合わせください。

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ディプロマコースとは?

ディプロマコースは、ファウンデーションコースとは異なり、専攻する学部の基礎的な内容を専門的に学ぶコースです。主に留学生向けに提供されており、少人数制のクラスで、先生に質問もしやすいため、いきなり多くのネイティブ学生がいる学部に入学するよりも、安心して授業に取り組むことができます。ディプロマコースで取得した単位は、大学1年次の単位として認められることが多いため、ディプロマコース修了後は、大学2年次に編入することが可能です。ただし、ディプロマコースから編入できる学部には制限があるため、自分が希望する学部がディプロマコースからの編入に対応しているか、事前に確認することが重要です。

【ディプロマコース例】
ビジネス、IT、コミュニケーション、デザイン、エンジニアリング、サイエンス、ヘルスケア、ヘルスサイエンス、犯罪学・刑事司法、社会心理学、国際観光・ホテル経営、社会科学、人文科学 など

【編入例(シドニー工科大学の場合)】
シドニー工科大学の附属カレッジで開講されているDiploma of Businessを修了すると、以下のビジネス系専攻に 2年次編入 ができます。

専攻名 学べる内容 将来のキャリア例
会計学(Accounting) 財務管理、会計、税務 公認会計士、経理、財務アナリスト
広告・マーケティング(Advertising and Marketing Communications) 広告戦略、SNSマーケティング 広告プランナー、PR担当、マーケター
ビジネス分析(Business Analytics) データ分析、経営戦略 データアナリスト、コンサルタント
経済学(Economics) 経済の仕組み、市場分析 経済アナリスト、政策コンサルタント
ファイナンス(Finance) 投資、銀行業務、資産運用 ファイナンシャルプランナー、銀行員
人事管理(Human Resource Management) 採用、研修、労務管理 人事担当、リクルーター
国際ビジネス(International Business) 貿易、グローバル経営 貿易商社、国際ビジネスコンサルタント
法律(Law) ビジネス法務、コンプライアンス 企業法務、法律アドバイザー
経営学(Management) 経営戦略、リーダーシップ 経営者、プロジェクトマネージャー
マーケティング(Marketing) 市場調査、消費者行動 マーケティング担当、ブランドマネージャー

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2.ファウンデーション vs ディプロマ、どちらを選ぶべき?

各コースの内容が理解できたところで、次に大切なのは、自分に合ったコースを選ぶことです。
そのためには、現在の英語力や学力、進学後の目標をしっかり見極めることが重要です。それぞれのコースがどのような特徴を持ち、どんな人に向いているのかを確認していきましょう。

項目 ファウンデーションコース ディプロマコース
提供している教育機関 大学・大学附属教育機関・私立カレッジ 大学・大学附属教育機関・TAFE
就学期間 8〜12ヶ月 8〜12ヶ月
入学時期 2〜3月、6月、9〜10月 2〜3月、6〜7月、9〜10月
必要英語力 IELTS 5.5以上 IELTS 5.5〜6.0相当
必要成績 高校2年または高校3年生の成績が5段階中2.5〜3.0以上(大学による)
※高校卒業資格のみで入学できるコースもあり
高校3年の成績が5段階中2.5〜3.0以上(大学による)
費用 $21,000〜$42,000(大学や期間による) $25,000〜$43,200(大学や期間による)
修了後のステップ 大学1年次に進学 大学2年次に編入
卒業までかかる期間 約4年間 約3年間
こんな方におすすめ! ・大学入学に必要な英語力や学習スキルが足りていない
・基礎からしっかり学び、無理なく大学に進学したい
・オーストラリアの名門大学に入学したい
・英語力や学力に不安がある
・大学で学びたいことがまだ決まりきっていない
・大学の学位取得を最短ルートで目指したい
・卒業までの時間と学費を最小限にしたい
・大学で学びたいことが決まっている
・英語力、学力にある程度の自信がある

海外進学には高い成績が必要だと思う方も多いかもしれませんが、実はオーストラリアでは、5段階中2.5以上の成績や高校卒業の条件を満たしていれば入学できる学校もあります(名門大学では3.0〜3.5以上が望ましいとされています)。また、アメリカのように高校からの推薦状や課外活動の記録は基本的に不要で、入学条件の主な要素は英語力と高校の成績です。

オーストラリアには、日本の大学よりもレベルの高い大学も多くありますが、留学生にとっては門戸が広く、チャレンジしやすい環境が整っています。特にオーストラリアの大学は海外からの学生を積極的に受け入れており、多文化的な環境の中で学びながら、グローバルな視野を広げることができます。また、入学要件が比較的柔軟であるため、勉強の意欲があれば、誰でもチャンスを掴むことができます。
進学先の学部やご自身の性格、状況に応じてコース選択は異なりますので、気になる方はお気軽にご相談ください!

出願から大学卒業までのサンプルスケジュール

オーストラリアの大学には「入試制度」がなく、高校の成績と英語力を基に入学の可否が判断されます。日本の高校を卒業して進学を目指す場合、高校3年生の1学期の成績が出ると、早期に入学可否の審査を受けることが可能です。その際、IELTSが5.0以上であれば、大学附属の英語コースを経由して進学できるため、このスコアを一つの目標として設定すると良いでしょう。ただし、出願時に英語力が十分でない場合でも、成績が基準を満たしていれば、仮合格(コンディショナルオファー)を受けることができます。
こちらでは、出願から大学卒業までのサンプルスケジュールをご案内いたします。

時期 予定されているタスク
高校3年生(8〜3月) ・大学や学部を選定する
・出願に必要な書類の準備する
(願書、成績証明書、卒業見込証明書、英語公式スコアなど)
・必要書類が整い次第、出願手続きを行う
・条件付き合格通知が発行される
高校卒業後(3〜6月) ・卒業証明書、最終成績証明書を大学に提出する
・正式な合格通知が発行されたら、学費(一部)支払い
・入学許可書が発行される
・ビザ申請を行う
・航空券、海外留学生保険の手続きを行う
・渡航直後の滞在の手配を行う
留学1年目(6〜7月) ファウンデーションコース開始
1〜2月 ファウンデーションコース修了
留学2年目(2〜3月) 大学1年次に進学(もしくはディプロマコースに進学)
12月 大学1年次修了(ディプロマコース修了)
留学3年目(2〜3月) 大学2年次
12月 大学2年次修了
留学4年目(2〜3月) 大学3年次
12月 大学卒業

オーストラリア卒業後は?

大学卒業後の就職準備は、最終学年またはその前の年から始めるのが一般的です。インターンシップを通じて実務経験を積み、大学内のネットワーキングを活用することで、オーストラリア国内での就職チャンスを広げることができます。特にオーストラリアでは、インターンシップを通じてその後のフルタイム就職につながる場合が多いため、大学内のキャリアセンターや就職イベントを積極的に活用することが重要です。

オーストラリア国内での就職
オーストラリア国内で就職を希望する場合、卒業後に卒業生ビザを取得することで、現地での就職活動が可能になります。オーストラリアでは、大学内のキャリアサポートやネットワーキングイベントを活用することが大変有効です。日本人学生にとって就職は簡単ではありませんが、オーストラリアの企業は多文化環境での経験を重視し、国際的な人材を歓迎する傾向があるため、活躍のチャンスは十分にあります。

日本での就職
帰国して日本で就職を希望する場合、オーストラリアでの留学経験やインターンシップ経験は大きな強みとなります。特に、グローバル企業や海外展開をしている企業では、海外経験を持つ人材を求めています。日本での就職活動には、ボスキャリやシドニーキャリアフォーラムなど、オーストラリアやアメリカで開催されるキャリアフォーラム(就活イベント)を活用することが非常に効果的です。これらのイベントでは、日本の企業が留学生に対して直接採用活動を行い、グローバルな視点を持った学生と企業がつながる貴重な機会を提供しています。

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6.【番外編】英語力が足りない場合は?

ファウンデーションコースもディプロマコースも、入学条件としてIELTS5.5以上の英語力が必要となります。
「現時点で英語力が足りていない場合は進学できない?」と心配する方もいますが、そんなことはありません!
英語力が基準に達していない場合は、私立の語学学校や大学附属の語学学校で英語の勉強からスタートできます。進学を目指す方には、主に以下の3つのコースがおすすめです。

① 一般英語コース(General English)
📌 英語レベル:初級~初中級者向け
日常会話を中心に、スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの基礎を学ぶコースです。文法や単語を学びながら、コミュニケーション能力を伸ばしていきます。
一般英語コースで中級レベルに達した場合は、②進学準備コースや③IELTS対策コースに変更し、次のステップへ進むことができます。

② 進学準備コース(EAP: English for Academic Purposes)
📌 英語レベル:中級~中上級者向け(IELTS4.5~5.0以上推奨)
大学や専門学校で必要なアカデミック英語を学ぶコースです。レポートの書き方、プレゼンテーション、ノートテイキングなど、大学の授業についていくためのスキルを身につけます。
EAPコースを修了すると、IELTSスコアなしで進学できる大学もあります。(ダイレクトエントリー制度)

③ IELTS対策コース(IELTS Preparation)
📌 英語レベル:中級~中上級者向け(IELTS4.5~5.0以上推奨)
IELTSのスコアを上げるための特化コースです。試験の傾向や攻略法、ライティング・スピーキングの対策に重点を置き、スコアアップを目指します。
このように語学学校で英語力を伸ばした後、ファウンデーションコースやディプロマコースに進学することで、スムーズに大学への道を開くことができるため、現時点で英語力がなくても進学を諦める必要はありません!

7.まとめ


いかがでしたでしょうか?オーストラリアの教育カリキュラムは日本とは異なり、馴染みがない部分も多いかもしれませんが、ファウンデーションコースとディプロマコースの違いについて、少しでも理解が深まっていただけたなら嬉しいです。
進学ルートはお一人お一人のご希望や状況によって異なりますので、具体的な進路相談については、ぜひ無料の留学カウンセリングをご活用ください。経験豊富な留学コンサルタントが、皆様の疑問やお悩みを解消しながら、一人ひとりに合った留学プランをご提案いたします。カウンセリングはオンライン(ZOOM)で、所要時間は約30〜60分からご利用いただけます。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

【無料】留学カウンセリングのご予約はこちら!

【終了】海外大学進学を今こそ選択肢に!グローバル時代の進路を考えよう!|オーストラリア大学進学オンライン説明会 3月30日(日)11時-12時半

当説明会は終了いたしました。

海外大学進学者数が増加中!

近年、海外大学進学を選ぶ高校生が増加しています。例えば、広尾学園高等学校では、2024年度に206名が海外大学に合格し、過去数年間で海外進学者数が顕著に増加しています。また、N高等学校では、2023年度に138名が海外大学に進学し、前年比で313.63%の増加を記録しています。これらの実績からも、国内の高校生における海外大学進学への関心の高まりがうかがえます。
参照:海外大学合格実績の多い高校2024
参照:N高等学校・S高等学校 2023年度大学入試合格実績を公開

でも、情報が不足しているのが現状…
とはいえ、海外大学進学に関する情報は依然として集めづらく、日本の大学への進学を選んでしまうケースも多いのが現実です。もちろん、日本の大学進学が悪いわけではありません。しかし、海外大学への進学も一つの選択肢として考えることで、自分にとって本当にベストな進路を見つける手助けになるはずです。

特に、進路相談を受ける教職員が海外大学進学に関する情報を持っていることで、生徒たちの選択肢を広げる大きな助けとなります。
「ベストな進路選択」をするために、海外大学進学は単に勉強の場を選ぶこと以上の意味があります。異文化の中で学び、将来のキャリアに大きな影響を与える貴重な経験を積むことができます。しかし、そのためには正しい情報を得て、計画的に進めることが重要です。

そこで、ワールドアベニューでは、海外大学進学についてゼロから学べるオンライン説明会を開催します。日本の大学を退学し、オーストラリアの名門大学に進学した後、外資系企業に勤務している方をお招きし、海外進学の体験談をお話しいただきます。基本的な情報から、海外大学卒業生のリアルな声を直接聞ける貴重な機会です!

説明会ゲストご紹介 – シドニー工科大学卒業生 Rizuki様からのメッセージ

初めまして、Rizukiです!シドニー工科大学(通称UTS)のビジネス学部を2024年6月に修了し、現在は外資系のIT企業で働いています!高校3年時のTOEICは395点と英語が大の苦手だった私ですが、英語を話せて海外で仕事をする人になりたいという”憧れ”を”現実”にするため、日本の大学を中退して、海外の大学に進学しました!大変なことが沢山あった留学でしたが、それらを乗り越えた経験は私の確かな自信になっており、自分の選択を誇りに思っています。説明会では、留学を決意した経緯から、オーストラリアでの実際の大学生活、そして卒業後の就職に至るまでの”リアル”をお話しいたします。私の経験が皆様の挑戦への後押しになりましたら幸いです!

略歴
2019年4月 中央大学(経済学部)へ進学
2021年3月 同大学を2年次まで修了
2021年6月 UTS College Diploma of Business入学
2022年6月 UTS College アンバサダー就任
2022年7月 UTS Bachelor of Business 2年次編入
2023年7月 UTS Bachelor of Business 3年次進学
2024年6月 卒業
2024年9月 入社

こんな方は説明会に参加しよう!

<教職員の方へ>
☑︎ 海外大学進学を検討している生徒の進路相談に自信がない方
☑︎ 国内進学以外の選択肢についての情報が不足している方
☑︎ 今英語力がないと海外大学は目指せないと思っている方
☑︎ 日本の大学と海外大学の違いについて知りたい方
☑︎ 海外大学進学に必要な条件や流れが明確でない方
☑︎ 海外大学進学者の就職活動や卒業後のキャリアに関して理解を深めたい方

<海外進学を希望している方や保護者様へ>
☑︎ 海外大学進学に興味があるが、どこから始めてよいか分からない方
☑︎ 日本の大学と海外大学、どちらに進学すべきか悩んでいる方
☑︎ 海外大学進学のリアルな体験談を聞きたい方
☑︎ 海外大学の入学条件や必要な英語力、成績について知りたい方
☑︎ 進学準備をどう進めるべきか、具体的なアドバイスが欲しい方
☑︎ 就職活動や卒業後のキャリアについて具体的な情報を知りたい方
☑︎ 海外大学で学ぶことのメリットを実際に知りたい方

オンライン説明会の特徴

オンラインで開催されるため、日本全国どこからでも参加可能です。気になることは、チャット形式でその場で質問もできます。カメラとマイクはオフで参加できるため、気軽にご参加いただけます。
海外大学進学について生徒にアドバイスをされたい教職員の方々をはじめ、これから大学進学を迎える高校生、海外大学進学を視野に入れている浪人生や大学1・2年生の方、その保護者の方々にもお気軽にご参加いただけます。

1.これからの時代に求められる進路選択とは?


現代の進路選択では、選択肢を増やすことがますます重要です。特に、グローバルな視点を持つことは、進学先やキャリア選択において大きな意味を持ちます。日本では少子高齢化が進み、労働人口が減少する中で、就職市場の競争が激化しています。この変化に伴い、親や生徒の間では「どこでも通用するスキル」を身につけたいというニーズが高まっています。しかし、学校や教育制度はその変化に追いつけていない現状もあります。

グローバル化と教育のギャップ
特に、国際的な視野を持った人材が求められる一方で、国内の教育システムはグローバル化に十分対応できていない場面が多いのが実情です。進学先として海外大学を選ぶことで、異文化理解やコミュニケーション能力を身につけることができ、将来のキャリアに大きな影響を与える経験を積むことが可能です。しかし、そのためには正しい情報を得て計画的に進めることが不可欠です。

海外進学を支援する日本の動き
日本では、海外進学を支援するための取り組みが急速に進んでいます。特に、東京都や大阪府などの自治体は、学生に対する留学支援に力を入れています。

1. 「トビタテ!留学JAPAN」プログラム
「トビタテ!留学JAPAN」は、日本政府が推進する留学支援制度で、経済的支援や情報提供を通じて学生に海外で学ぶ機会を提供しています。このプログラムは、将来のキャリアに繋がる国際的な経験を積みたい学生にとって非常に重要な制度です。

2. 留学者数目標の設定
2023年8月、岸田総理が議長を務める教育未来創造会議において、**「日本人学生の留学派遣50万人」「外国人留学生受入れ40万人」**という目標が掲げられました。これは、2019年の約20万人という数値から大幅に増加した目標であり、留学への関心の高まりを示しています。
参考:文部科学省

3. 大阪府の短期留学支援
さらに、2025年2月には、大阪府が2028年度までに府立高校全校に短期留学制度を導入することを発表しました。これは、全国で初めての試みで、1校あたり約20人が10日間の留学を経験し、府は1人あたり10万円の支援を行う予定です。
参考:日本経済新聞

4. 東京都の留学支援
また、東京都は2025年度予算案で、大学生などの海外留学費用を支援するプログラムを新たに導入すると発表しました。特筆すべきは、この支援が所得制限なしで利用できるという点です。これにより、経済的な制約を受けずに、より多くの学生が海外留学を実現できる環境が整うことになります。この支援により、グローバルな視野を持つ人材の育成が加速すると期待されています。
参考:Yahoo!ニュース

進路選択として海外大学進学を視野に
このような動きからも分かるように、英語力や異文化理解、コミュニケーション能力はますます重要となっています。現在、終身雇用が崩壊し、大学進学がゴールではなくなりつつあります。その先に続くキャリアや国際的な視野を持った生き方こそが重視され、企業は国内の大学卒よりも、グローバルな経験を持つ海外大学卒を求める傾向が強まっています。

海外大学進学は選択肢の一つではなく、キャリア形成において重要な要素です。早期に海外進学を視野に入れておくことで、未来の社会で自分らしく生きるために不可欠な力を養うことができると言えるでしょう。

2.オンライン説明会概要


開催内容:オーストラリア大学進学基本情報を徹底解説
開催日時:2025年3月30日(日)11時〜12時30分
形態:オンライン(ZOOM)
予約:必要
参加費:無料
対象:教職員の方・保護者様・高校生・浪人生・大学生・社会人の方
内容:
・今、海外大学進学をすべき理由
・国別 大学進学概要(アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア)
・国内大学VSオーストラリア大学
・オーストラリア大学進学について(入学条件・進学ルート・大学や学部の選び方・費用など)
・就職活動の仕方
・海外大学卒業者の体験談トークセッション
・奨学金情報
・出発までの流れ
・留学エージェントの選定基準
・ワールドアベニューのサポート内容
※上記の内容は予告なく変更となる可能性ございます。

オンライン説明会ご予約から視聴までのステップ

1. オンライン説明会予約フォームからご予約
2. 弊社から届く説明会参加方法と説明会事前登録のご案内メールをご確認いただく
3. オンライン説明会URLをメールにて受け取る
4. オンライン説明会に参加

説明会の日程が合わない方へ

説明会の日程がどうしても合わない方は、お好きな時間にご覧いただける動画視聴型の「オーストラリア大学進学動画セミナー」をぜひご活用ください。また、直接ご相談いただける無料カウンセリングも併せてご利用ください。無料相談は、ご留学に行かれるご本人だけでなく、保護者様や教員の方からのご相談も大歓迎です。

3.オーストラリア大学進学の魅力


海外での大学進学に興味を持ったとき、まず悩むのは「国選び」ではないでしょうか。ハーバード大学やオックスフォード大学など超名門校の集まるアメリカやイギリス、リーズナブルな学費などで人気を集めるマレーシアやシンガポールなどさまざまな選択肢があります。そんななか注目を集めているのが、ほとんどの大学が世界ランキング上位2%に位置し、3年間で卒業できることから期間や費用面でお得感のあるオーストラリアです。コロナの影響を受けての治安悪化が不安視される昨今、治安の良さも魅力的です。

オーストラリアでの大学進学が注目を集める理由
1.世界トップクラスの大学に挑戦できる
2.出願はシンプル!出願時点で英語力の証明不要
3.年間を通じて出願可能!約1-2ヶ月後に合否がわかる

1. 世界トップクラスの大学に挑戦できる

海外の大学は日本の大学のように偏差値という概念がないため、大学選定基準の一つとされるのが世界大学ランキングです。世界大学ランキングにはさまざまな指標があり、最も有名なランキングの一つに、イギリスの大学評価機関が出している「QS世界大学ランキング」があります。オーストラリアの大学数は北米と比較すると多くはありませんが、その大学のほとんどが国公立となり、QS世界大学ランキングでは、例年なんと4-5校に1校の割合で上位100位にランクインするなど、非常に高い教育水準を誇ります。留学生として入学がしやすい大学のなかには、日本の国公立や早稲田大学、慶應義塾大学など有名私立大学よりも世界的な評価の高い大学も多く存在します。
*世界大学ランキング (QS World University Rankings)

「そんなレベルの大学に入学するのはかなりハードルが高いのでは…?」と心配する方もいるかもしれないですが、実はそんなことはありません!オーストラリアの大学には「入学試験制度」がなく、高校の成績に自信がない方であっても大学に進学するための「ファウンデーションコースを介しての進学」や「ディプロマコースからの大学編入」など、さまざまな進学パスウェイを各大学が用意しています。そのため、オーストラリアでの大学進学は、どんな方でも世界トップクラスの大学にチャレンジできるという魅力があります。

2. 出願がシンプル!出願時点で英語力の証明不要

オーストラリアの大学への入学可否の審査は、願書と高校の卒業証明 (または卒業見込) 、そして成績で行われます。もちろん、大学のコースを開始するまでに一定の英語力を満たす必要はありますが、出願時点で入学規定の英語力を満たしている必要はありません。希望学部の入学に必要な英語力規定を満たしていない場合でも条件付きで入学を許可されることもあり、その場合は入学時までに規定の英語力を満たせば大学へ入学することが可能です。また、オーストラリアの大学はダイレクトエントリー制度を持っているため、大学入学する際にIELTSやTOEFLなど公式の英語スコアを取得しなくても入学することもできます*。
つまり、日本の高校を卒業、または卒業を予定されている方であれば、日本の高校の偏差値などは関係なく、どなたでも世界トップレベルの大学に合格できる可能性を持っています。
*公式スコア提出を求められる大学・学部もあります。

3.年間を通じて出願可能!約1-2ヶ月後に合否がわかる

オーストラリアの大学は日本の大学と異なり年間を通じて出願でき、出願後、平均約1-2ヶ月ほどで合否が出ることが多いです。そのため、早いタイミングで進路が決められるという安心感があります。また、オーストラリアの入学時期は年に2~3回あり、2月・7月・10月あたりが一般的になるため、日本の大学進学の合否が出たあとにオーストラリアの大学進学を目指すことも可能です。特に浪人生の方や社会人の方にとっては非常に魅力的ですよね。

いかがでしょうか。オーストラリアの大学ってそんな魅力があるんだ..と驚かれた方も多かったのではないでしょうか。「自分の英語力では海外の大学なんて無理かも…」「海外進学はなんとなくハードルが高そう…」と諦めずに、まずは説明会に参加してみましょう。

4.ワールドアベニューについて


株式会社ワールドアベニューは30年以上にわたり、海外留学支援を行っております。アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、ニュージーランドなど主要英語圏を中心に語学習得を目的とした留学に加え、中学・高校留学、海外大学・大学院進学など幅広い留学プログラムを個人及び法人の皆様に提供してまいりました。

大学や学部の選定、出願手続きは日本語で手続きするのも億劫になるものです。それがさらにすべて英語で、勝手の違う海外ともなるとかなりのストレスを伴います。ワールドアベニューでは大学や学部選定から出願手続きまで、大学進学を実現するために必要な準備を一貫してお手伝いしています。

説明会の日程が合わない方は、ぜひ無料の留学カウンセリングをご利用ください。留学が決まっていない段階でも問題ありません。皆さんの希望に合わせて、プロの留学コンサルタントから適切なアドバイスをさせていただきます。留学を希望されるご本人様だけでなく、海外進学の進路相談を受ける教職員の方や保護者様からのご相談も大歓迎です。お気軽にご相談ください。

個別留学カウンセリングの
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「行動力」がワーホリ成功の鍵!とにかく挑戦の連続だったオーストラリア ワーホリ生活【体験談】

現在、オーストラリアのヌーサでワーキングホリデー2年目を過ごしているShiomiさんから、体験談をいただきました。抜群の行動力でさまざまな経験を積み、オーストラリア一周のロードトリップも達成!英語も仕事も旅行も、なんでも挑戦できるワーホリ制度を存分に活かしているShiomiさんの体験談をご覧ください!

オーストラリアワーホリ動画セミナーの視聴予約はこちら→

Shiomiさんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー→コフスハーバー(ファーム)→タスマニア(ファーム)→ヌーサ
留学プログラム:ワーキングホリデー
学校:Greenwich English College(約3ヶ月間)
渡航期間:2023年8月 – 2025年8月(予定)

Shiomiさんのワーホリスケジュール

英語嫌いだった私が、ワーホリを決意した理由


もともと英語は大嫌いで、海外にも興味はありませんでした。しかし、大学時代、世界一周を経験した知人の話を聞き、海外に興味を持つようになりました。ただ、ちょうどその頃コロナの影響で海外に行くことができず、一旦就職しました。
就職後も海外への憧れは強まり、2年の社会人経験を経てワーキングホリデーに行くことを決めました。不安はほとんどなく、「なんとかなるだろう」と楽観的でした(笑)。理学療法士としてのキャリアがあり、帰国後の仕事の心配がなかったことや、英語を学ぶことでキャリアの幅が広がるという期待もありました。それ以上に、大学時代からの夢だった海外生活が実現するというワクワク感が大きかったです。

ワーホリ準備開始!国・都市・エージェントの決め手

国・都市の決め手

国についてはあまり迷いませんでした。日本と時差がなく、ワーキングホリデー先として人気が高いこと、多文化を学べる環境が整っていることから、私のワーキングホリデーの目的である「さまざまな国の人と交流すること」に最適な場所だと考え、オーストラリアを選びました。
都市選びについても特に迷うことはありませんでした。都内のカフェで働いていた経験があり、色んな人たちと、色んな言語が飛び交う環境でたくさんの人と出会えるのが面白いなと感じていたので、大都市が大好きでした。ワーホリ中も色々な人と関わりたかったので、オーストラリア最大都市のシドニーに決めました。

エージェントの決め手

ワーホリに行くことを決めたタイミングで、ワールドアベニューさんのワーホリ説明会に参加しました。そこで費用のことや国のことについて色々と話を聞けて、ワーホリのイメージがしっかり固まったので、翌月には申し込みを進めました。
エージェントは何社か比較していましたが、ワールドアベニューはJ-CROSS(留学サービス審査機構)*の認証を得ている数少ない留学エージェントだったので、安心感があり、最終的に決めました。

*J-CROSS(留学サービス審査機構)とは
J-CROSSは、留学エージェントやプログラムの質を審査・認定する機関です。認証を受けたエージェントは、不当な返金規約を避け、申し込み後8日以内の全額返金など、公正で明確な規定を設けています。また、海外機関への確実な支払いを保証し、財務状況も精査されています。この認証により、信頼性が高く安心して利用できるサービスが提供されています。

理想と現実のギャップを乗り越えた語学学校生活


語学学校は、シドニーのGreenwich English Collegeに通いました。初中級レベルの一般英語コースを受講していたのですが、実は最初の1ヶ月は英語学習のモチベーションをうまく上げることができませんでした。理由は、期待していた「ネイティブスピーカーの英語を学ぶ」環境とは異なり、留学生同士のコミュニケーションが中心で、授業内容も中学レベルの文法を英語で説明するもので新鮮さを感じられなかったためです。

クラスメイトはさまざまな国から来ており、多国籍な環境でしたが、それぞれの英語のアクセントが強く、さらに私もクラスメイトも英語力が十分ではなかったため、ミスコミュニケーションが頻繁に発生し、度々モヤモヤした気持ちを抱えていました。このような理想と現実のギャップに直面し、モチベーションが低下してしまったのです。

後半に巻き返し!モチベーションを取り戻した秘訣

このままではまずい!と思い、学校に相談したところ、スピーキングと発音に特化した「Pronunciation in Context」というクラスを提案され、これが転機となりました。このクラスでは、実際の場面で使える発音や会話スキルを鍛えられ、アウトプットに重点を置いた授業が多かったため、非常に充実した時間を過ごせました。クラスメイトは初中級から中上級まで混ざっており、自分よりレベルの高い人たちと関わることで、新しい学びも得られました。おかげで英語学習のモチベーションが回復し、楽しさを感じられるようになりました。

クラスメイトにはコロンビアやタイの生徒もいましたが、私が通っていた時期は日本人が7~8割を占めていました。当初は「日本人が多いな…」と不安を感じましたが、実際には良い人ばかりで、放課後に一緒に遊んだり親しく交流する中で、多くの刺激を受けました。シドニーでは日本人の多さから完全に避けるのは難しいですが、モチベーションの高い仲間と関わることで、お互いを高め合える良い経験ができました。
放課後には自由参加型のスピーキング無料クラスや金曜日のエクスカージョン(遠足)にも積極的に参加しました。スピーキングクラスでは毎回異なる先生が担当し、さまざまなネイティブ英語に触れる良い機会になりました。エクスカージョンではクラスを超えてビーチやバーベキューを楽しみながら、実践的に英語を使うことができました。これらの活動を通じて英語を使う機会が増え、自然と英語力が向上したと感じています。

スピーキングクラスの後は、中級クラスの一般英語コースに進みました。このクラスでは英語力が高く発音も聞き取りやすい生徒が多く、非常に楽しく感じられました。振り返ると、最初のクラスは私のレベルに合っていなかったのかもしれません。これからワーホリで語学学校に通う予定の方には、語学学校での時間をより有意義にするためにも、できるだけ英語力を高めてから渡航されることをおすすめします。
私は語学学校が必須だと思っていましたが、人によっては通うべきかどうか、また通学期間について迷われることもあるかと思います。そのような場合は、一度留学コンサルタントに無料で相談してみることをおすすめします。

LINEでの質問・相談も可能!→

学校と並行してアルバイトにも挑戦

到着後、2週間ほどで学校の近くのジャパレス(焼肉屋)で働き始めました。遊びに行った帰りにみんなで食事をしようとなったのですが、少し時間があったので「ちょっとレジュメ配ってくる」と言って配りに行ったら、トントン拍子で面接、トライアル、そして採用が決まりました!アルバイト探しはタイミングや運も大きいですが、私の周りでは英語力の高い人たちはしっかり仕事を見つけて働いている印象です。
時給は当時の最低賃金で、約23ドルほどでした。学校に通いながらだったので、週に2〜3回くらいのシフトで働いていました。最終的には、学校を卒業するまでの3ヶ月間働き続けました。

学校外でのコミュニティ作り

オーストラリアでは、「Meet up」などのイベントが頻繁に開催されており、私も土日によく参加していました。これらのイベントを通じて、長くオーストラリアに住む日本人や、現地でキャリアを築いている方々と交流する機会を得ました。リアルな生活の様子やキャリアの選択肢について直接話を聞くことで、自分の将来の可能性が広がる貴重な体験となりました。学校以外で友人を作りたい方には、こうしたイベントへの参加をぜひおすすめします。

ホームステイ生活とシェアハウス生活


最初の1ヶ月はホームステイをし、その後2ヶ月目からシェアハウスに移りました。ホームステイでは大きな問題もなく、非常に良い経験をすることができました。ホストファミリーはイギリス系のオーストラリア人家庭で、お母さんと小学生の娘さんと一緒に生活しました。最初は英語が全然話せず、伝えたいことがうまく言葉にできなかったり、わからないことが多くて翻訳機をよく使ったりしていました。でも、ある日、娘さんと好きな海外のYouTuberが同じだとわかり、それをきっかけにすごく仲良くなりました。英語がわからない私にも、YouTubeを一緒に見ながら話しかけてくれたり、「TikTokで踊ろう」と言ってくれたりして、英語がうまく話せなくても一生懸命コミュニケーションを取ってくれたことが本当に嬉しく、英語の勉強にもなりました。

シェアハウスは、到着してから2週間ほど経った頃に、主にFlatmateというサイトで探し始めました。オーストラリアでは、日本のように律儀に返信がくるわけではないので、気になる物件にはとりあえずたくさん連絡を送りました。その結果、3〜4件の物件に内見に行き、最終的にはオーストラリア人とコロンビア人が住んでいる家に決めました。その家はシティまで電車で30分ほどの距離にあり、オンルーム(一人部屋)で家賃は週190ドルという破格の値段でした!部屋はとてもきれいで、かなりラッキーでした。最寄り駅からは15分ほど歩く必要がありましたが、それはあまり気になりませんでした。
シェアメイトとも仲良くなり、いろいろなイベントにも誘ってもらいました。特に、クルーズ船で開催されたハロウィーンの仮装パーティに一緒に参加したことは、とても楽しい思い出です!
オーストラリア人のシェアメイトはネイティブで、コロンビア人のシェアメイトも英語力がかなり高かったため、「ネイティブの英語を学ぶ」という目標が徐々に実現できたことも、とても嬉しかったです。

様々な仕事を経験したファーム生活

学校を卒業した後、ニューサウスウェールズ州北東部のコフスハーバーにある、ラズベリーとブルーベリーファームで働きました。最初はセカンドビザを取得する予定はなく、単純にファームでの経験をしてみたいと思って働き始めました。しかし、そこで出会った人がセカンドワーホリビザ取得のためにタスマニアに行くという話を聞き、私も一緒に行くことにしました。
コフスハーバーのファームでの仕事は、友人に紹介してもらったもので、学校を卒業する11月頃がちょうどハイシーズンに入るタイミングだったため、スムーズに働くことができました。3週間働いた後、タスマニアに移動し、ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー、チェリー、ポテト、オイスターなど、さまざまなファームで働きました。とてもハードな仕事もたくさんありましたが、色々なファームでの経験ができたことは面白かったです。

車でオーストラリアを周遊しながらバイト生活!

実は現地で車を購入し、ロードトリップも経験しました。コフスハーバーでのファームが終わった後、まずブリスベンに向かい、その後シドニーへ移動しました。シドニーで年越しの花火を見た後、キャンベラとメルボルンを経由し、年明けにはタスマニアに到着しました。タスマニアでもファームをして、その後はアデレード、パース、ダーウィン、ケアンズ、ブリスベン、ヌーサと移動し、約8ヶ月かけてファームのお仕事をしながらロードトリップを楽しみました。

ロードトリップ中には、単発のアルバイトも色々と経験しました。Airbnbの清掃のお仕事や、日本語を教えたり、家事手伝いをしたり、幼稚園の改装のお手伝いなど、珍しい仕事もしました(笑)仕事探しは主にFacebookで行い、ただ求人に応募するだけでなく、自分たちで投稿をしたり、さまざまな方法で仕事を探しました。

オーストラリアを1周して、色々な景色を見て、色々な経験をして、たくさんの感情を味わうことができました。また、各地では様々な人との出会いもあり、今でも連絡を取り合っています。こうした素敵な人たちとの出会いが、私たちの旅をより素晴らしいもにしてくれたことに感謝しています。普段の生活が当たり前でないことを学び、この旅は私の人生で特別なものとなりました!

オーストラリア1周ロードトリップの思い出

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未経験でネイリストに!ワーホリ2年目 in ヌーサ

セカンドワーホリのビザを取得した後、日本への一時帰国を経て、2024年9月頃にオーストラリアに戻り、現在は高級リゾートエリアとして知られるヌーサで生活しています。ヌーサはブリスベンから車で約1時間半から2時間ほどの距離にあり、以前住んでいたシドニーとは全く異なる環境です。ヌーサには日本人を含むアジア系やインド系の方は少なく、主にオーストラリア人が観光を楽しむ場所です。そのため、ローカルの人々が多く、住民の幸福度が高く、治安も良いため、とても快適に過ごせています。
ヌーサはビーチがとても美しく、National Parkは本当におすすめの場所です!海の近いところに住んでいるので、家の中からでも波の音が聞こえます。仕事の前や仕事終わりにも、よくビーチに行ってリラックスができる、本当に素敵な場所です。
ヌーサでのお仕事についてですが、到着2日後にレストランのお仕事を見つけ、1ヶ月後にはネイルのお仕事も見つかりました。レストランでは約3ヶ月働き、現在はネイルのお仕事一本に絞っています。
ネイリストの経験は全くなかったのですが、ありがたいことに未経験でも雇ってもらい、ゼロから教えてもらいました。たまたまFacebookでオープニングスタッフの募集を見つけ、「興味あります」と連絡をしたところ、「じゃあ働いてみようか」と、これまたスムーズに決まりました。
時給については、レストランが平日$30、土曜$36ドル、ネイルは$25です。本来、スキルや資格があれば時給も高くなるそうですが、私は未経験なのでこの時給でした。ただ、稼ぐことが目的ではなく、「楽しいからやっている」という感覚なので、$25もらえているだけでありがたいです。今のお給料で生活にも十分足りているので、楽しく働ければそれで良いかなと思っています。
元々は理学療法士をしていたので、ネイルの仕事をしていることはみんなに驚かれます。人生一度きりなので、興味のあることにはまずはやってみる、そして全力で取り組む!という気持ちが今は強いです。

ワーホリを通して成長した行動力とチャレンジ精神


ワーホリを通じて行動力が大きく成長しました。元々直感で動くタイプでしたが、行動に移すのスピードがさらに速くなり、「とりあえずやってみよう!」という気持ちで挑戦できるようになりまいた。約1年半のワーホリ生活の中で、さまざまな仕事や予想外の出来事を経験し、「人生なんとかなる!」と感じられるようになり、精神的にも強くなりました。
ワーホリ生活では、初めて経験することも多かったのですが、「未経験だから」といって諦めるのではなく、まずはやってみることがとても大切だと実感しています。実際、未経験で始めたネイリストの仕事ですが、現在の職場から就労ビザのスポンサーの話をいただくことができました。

オーストラリア生活で感銘を受けたこと

オーストラリア生活で最も感銘を受けたのは、多文化共生の環境です。移民が多く、さまざまな文化と触れ合えたことで視野が広がりました。渡航当初は「正しい英語、綺麗な英語を話さなきゃ」と思っていましたが、英語はあくまでコミュニケーションのツールであり、伝わることが重要だと実感しました。今ではアクセントの違いも気にならなくなり、どんどん順応できるようになりました。多様な人々と関わる中で、豊かな経験を得られたことに感謝しています。

挑戦し続ける20代!これからの計画と目標

直近の計画として、来月にアメリカへ旅行に行く予定です!ワーホリに来る前に日本で偶然出会ったアメリカの家族がいるのですが、その人たちに会いに行くことになりました。その家族とは、日本のレストランでたまたま席が隣同士になり、当時英語の勉強もしていたので話しかけたことがきっかけで、東京案内をすることになりました(笑)アメリカに帰国後もたまに連絡を取り合っていて、いつかアメリカに行きたいと思っていたのが、ついに実現します!
その後の予定としては、オーストラリアでのワーホリ2年目を終えたら、次はニュージーランドのワーホリに挑戦しようと考えています。ニュージーランドの大自然を思う存分楽しみたい、また新しい環境で何かに挑戦したい、とワクワクしています!
20代はまだまだ挑戦したいことがたくさんあります!これからも積極的にチャレンジしていきたいと思っています。

ワーホリを考えている方へのメッセージ

やっぱり、行動力が大事だと実感しています。行動した者が勝ちです。何もせずにいると、何も始まりません。本当に何かをしたいのであれば、すぐにでも動き出すべきだと思います。もし失敗しても、それを学びにすればいいし、うまくいけばそれでよし。どんなことでも、自分から動かなければ、得られるものは何もないと思います。
また、私はワーホリに来てからずっと日記をつけているのですが、これがとてもおすすめです!当時の感情を鮮明に思い出せて、色々なことを振り返ることで、それを乗り越えた自分に勇気をもらったり、自信がついたりしています。なので、これからワーホリに行く方には、何かしらの方法で自分のワーホリ経験を記録しておくことを強くお勧めします!

体験談を最後までお読みいただき、ありがとうございました。Shiomiさんの体験談はいかがでしたでしょうか?
「これでもか!」というほど充実したワーホリ生活の様子が伝わってきましたよね。ワーキングホリデーは自由度の高い制度であり、期間限定だからこそ、Shiomiさんのように「思い立ったら吉日!即行動!」というマインドを持つことが、より有意義な時間を過ごすための鍵になるのではないでしょうか。
実際、Shiomiさんからは「こんなに刺激的な生活は今までなかった」という言葉もいただきました。人生一度きり。「私も何か新しいことに挑戦したい!」と思った方は、ぜひチャレンジしてみてください!

ワールドアベニューでは、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどの主要英語圏でのワーキングホリデーに加え、語学留学や専門留学、大学進学など、さまざまな留学をサポートしています。Shiomiさんの体験談を読んで、「留学してみたい!」「海外に挑戦してみたい!」と感じられた方は、ぜひお気軽にワールドアベニューの留学カウンセリングをご利用ください。
留学カウンセリングは無料で、初回はオンライン(Zoom)にて30分程度からご利用いただけます。木曜定休を除き、土日祝日も営業しておりますので、ぜひご活用ください!

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周りと比べず、自分らしく過ごしたオーストラリア ワーホリ生活【体験談】

オーストラリアでのワーホリ生活2年目に突入したSachiyoさんから、貴重な体験談をいただきました。「自分ならできる!!」という強いメンタルを持ちながら、さまざまな困難を乗り越え、充実したワーホリ生活を送っています。社会人1年目でワーホリを決意したきっかけや、実際のオーストラリアでのワーホリ生活について、リアルなエピソードをたくさんお聞きしました。

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Sachiyoさんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:パース→ミルデューラ(ファーム)→カブルチャー(ファーム)→メルボルン
留学プログラム:ワーキングホリデー
学校:Lexis(約4ヶ月間)
渡航期間:2023年12月 – 2025年12月(予定)

Sachiyoさんのワーホリスケジュール

マンネリから脱却!ワーホリを決意したきっかけ


ワーホリを決めたのは、社会人1年目の秋頃でした。大学3年生からインターンとして働いていた会社に就職し、約3年間勤務したものの、次第に「やり切った感」を感じていました。SNSの広告関係の仕事に携わっていて、大学時代から一定の実績を残せていたのですが、過去の自分を越えられず、人間関係にも疲れを感じるようになり、新しい挑戦をしたいという気持ちが強くなりました。

改めて自分のやりたいことを考えたとき、結婚して子供を持つという夢もあり、10人ほどマッチングアプリで出会ってみましたが、「このままで本当に幸せになれるのか?」と疑問に思うようになりました。そこで、自分のライフプランを見直し、「日本を離れて新しい環境で挑戦したい」と思うようになり、小さい頃から憧れていた海外生活を実現するため、ワーホリに行くことを決意しました。ワーホリは、一から海外生活を築く貴重な経験ができるため、自分にぴったりだと感じました。

社会人1年目で仕事を辞めてワーホリに行くことにネガティブな印象を持たれるかもしれませんが、私は全く不安を感じていませんでした。正直、まだ「キャリア」と呼べるほどの実績はなく、オーストラリアでSNS関連の仕事に挑戦できるかもしれないと思っていたので、仕事を辞めることに惜しさはありませんでした。それよりも、新しい目標を持てたことが嬉しく、ワクワクしていました!

出発3ヶ月前に申し込み!国・都市・学校・エージェントの決め手


「ワーホリに行く」という新しい目標が決まってから、早く行動に移したい気持ちが高まり、まずはオーストラリアのワーホリビザを取得し、次に行き先を決めました。

国・都市の決め手

最初はカナダとオーストラリアで迷いましたが、寒さが苦手なので温暖な気候のオーストラリアを選びました。都市選びでは、22年間東京で過ごした私にとって、都会よりもゆったりとした生活を重視し、パースを選びました。パースは温暖な気候で海も近く、自然豊かな環境が魅力的でした。

エージェント・語学学校の決め手

エージェント選びでは、まずワールドアベニューのワーホリ説明会に参加予定でしたが、日程が合わず、代わりに無料カウンセリングを申し込みました。エージェント選びにはあまり時間をかけず、最初にカウンセリングを受けたワールドアベニューにそのままお願いしました。担当者がパースでのワーホリ経験を持ち、親身に対応してくれたことや、連絡がマメだったことが決め手です。「ん??」と思うことがあれば他のエージェントを検討するつもりでしたが、特に気になる点もなく、最初から安心感を持てたので、他を探す必要を感じませんでした。

語学学校については、私の希望を伝えたところ、いくつかの学校を紹介してもらい、最終的にLexis Englishを選びました。選んだ最大の理由は、ロケーションの良さです。多くの語学学校はパースのシティ中心部にキャンパスを構えていますが、Lexisはスカボロービーチから徒歩10分という距離にあります。海が好きな私にとって、この立地は非常に魅力的でした!

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「みんな違う、それでいい」を体感した、学校生活

授業での驚きと成長

授業で特に印象に残っているのは、生徒たちの積極的な発言でした。日本の受け身な授業とは異なり、オーストラリアの授業では「これはどう思う?」「あれはどうだろう?」といった議論が活発に行われ、最初は驚きました。政治についてディスカッションがあった際には「政治の話なんて日本語でも難しいのに!」と思いましたが、周囲の生徒たちは堂々と意見を述べており、その姿勢から自分の意見を伝える大切さを実感しました。
特に心に残ったのは、意見が衝突してもお互いの意見を尊重し、無理に結論を出さない文化です。「みんな違う、それでいい」という価値観に触れ、自分の意見を言うことへの抵抗が薄れ、自分の意見に自信が持てるようになりました。

また、私はワーホリで通える最長の17週間(約4ヶ月)を学校で過ごしました。スピーキングが苦手だった私も、クラスでの会話や英語が得意なクラスメイトの助けを借りて、徐々に話せるようになりました。長期間学校に通ったことで、しっかり英語力が伸ばせたのは良かったと感じています。

キャンパス移動

最初は海の近くにあるスカボロービーチキャンパスを選びましたが、2か月目にシティキャンパスへ移動しました。スカボロービーチキャンパスの周辺には海とカフェしかないのんびりした環境で、最初はアットホームな雰囲気が好きだったのですが、次第に退屈に感じてしまったたため、学校に相談し移動することにしました。シティキャンパスは学生数が多く活気があり、「ザ・学校」という雰囲気で、全く異なる環境を楽しめました。少人数のキャンパスから賑やかなキャンパスへの変化に「本当に同じ学校!?」と驚きました(笑)

Lexisでは、キャンパス移動が1回まで無料でできるため、異なる環境を体験できる点も良かったです。この柔軟性のおかげで、自分により合った学びの場を選ぶことができました。

アクティビティで広がる世界

放課後のアクティビティが充実していたのも、Lexisの魅力の一つです。アボリジニ(オーストラリアの先住民)のペイントを施したブーメラン作りなど、遊び系から学習系まで、さまざまなアクティビティに参加しました。すべて英語で行われるので、英語の練習にもなり、友達作りのきっかけにもなりました。スカボロービーチキャンパスでは遊び系が多く、シティキャンパスでは学習系が多いなど、キャンパスごとに特色があり、どちらも楽しめました。

国際色豊かな環境とクラスメイトとの絆

クラスメイトはタイ、コロンビア、韓国、スペイン、トルコなど多国籍で、日本人は私を含めて2人だけでした。異文化交流ができる刺激的な環境で、1レベル10週間という期間を共に過ごす中で自然と仲良くなりました。クラス全員でカフェに行った際、先生がコーヒーを奢ってくれるなど、思い出に残る出来事もありました。また、学校スタッフとの定期面談では、自分のレベルや先生との相性を確認してくれるため、安心して学べました。

先生から学んだオーストラリアの歴史と文化

オーストラリアやアボリジニの歴史に熱心な先生が、歴史を題材にした映画を薦めてくれたり、美術館のアボリジニ展示にクラスメイトと行く機会を作ってくれたりしました。こうした経験を通じて、旅行では得られない深い歴史や文化の理解を得ることができ、「この国に住む上で知っておいて良かった」と実感しました。歴史好きな私にとって、学びと発見に満ちた貴重な体験でした。

人見知りな性格・・友達作りでの工夫


私はもともと人見知りで、大勢でワイワイするのが得意ではありませんでした。そのため、「たくさんの人と仲良くしなきゃ!」と無理に頑張るのではなく、一人でいる時間も「これでいいや」と自分のペースを大切にしていました。結果として、休み時間に教室で静かに過ごしていると、先生が話しかけてくれて、自然と仲良くなることができました。

特に仲良くなったのはブラジル人のクラスメイトで、彼女から声をかけてくれたことがきっかけで、今ではお互いに恋愛の話など深い話もできる関係になりました。無理して友達を増やそうとしても疲れてしまいますし、友達の数が多ければ良いわけではありません。だからこそ、自分の性格に合わせて無理をせず、マイペースで友達作りをするのが一番だと思います。
ただ、授業中は積極的に発言するように心掛け、「話しかけても大丈夫な子」という印象を持ってもらえるようにしていました。このおかげで、自然に話しかけてもらえることが増え、友達ができるきっかけになったと思います。

ホームステイからシェアハウスへの引っ越し


最初の4週間はホームステイをし、その後シェアハウスに引っ越しました。
ホームステイ先はタイ人のシングルマザーと子供2人が暮らす家庭でした。アジア料理が食べられ、特にお米やカレーなど自分の口に合うものが多く、とても満足していました。11歳の女の子と9歳の男の子がいましたが、特に11歳の女の子がとてもませていて、一緒にフェイスマスクをしたり、彼女の香水コレクションを紹介してもらったりと楽しい時間を過ごしました。私自身、美容に興味があるので、女子同士の会話のような感覚で盛り上がり、英語の勉強にもなりました。

ホームステイ先はスカボロービーチエリアにあり、アルバイトを始めるにはシティに近い方が便利だと考え、シェアハウスへの引っ越しを決めました。
シェアハウス探しでは、GumtreeやFacebookマーケットプレイスを利用しました。内見には3件行き、その中で1件に決めましたが、内見のアポイントを取るまでが一苦労でした。住みたいエリアの物件に40~50件ほど連絡をしましたが、返信が来たのは5件ほど。その中から内見をして、ようやく決まりました。オーストラリアでは、日本のように律儀に全員が返信をくれるわけではないので、「こんなものか」と割り切る心構えが必要です(笑)

引っ越したシェアハウスは、パースのシティ中心部までバスで10分ほどの場所にありました。女の子専用の少し古めの一軒家で、広めの自分の部屋があり、お風呂、トイレ、リビングをシェアする形でした。シェアメイトはオーストラリア人の大学生1人とヨーロッパ系の女性2人、合計4人で暮らしていました。
家賃は週250ドル(約10万円/月)で、一人部屋で立地も良く、電気や水の使用に厳しい制限がなかったので快適に過ごせました。さらに、バイト先が家から歩いて行ける距離だったのもとても便利でした。
オーストラリア留学&ワーホリ中の滞在方法まとめ→

ネット応募で仕事GET!ワーホリの仕事探し術

寿司屋とカフェの掛け持ちで充実生活

パースでは、お寿司屋さんとカフェの仕事を掛け持ちしていました。到着して約1ヶ月後にお寿司屋さんで働き始め、学校卒業後には時間ができたのでカフェでも働きました。お寿司屋さんは時給24ドル、カフェは29ドルで、シフトをたくさん入れてもらい安定した収入を得ることができました。そのおかげで、外食や買い物を楽しみながら余裕のある生活を送ることができました。

アルバイトの探し方

お寿司屋さんの仕事は「パース通信」という日本語の求人サイトで見つけました。スタッフはほぼ日本人で、オーナーはインドネシア人、奥さんは日本人という環境でした。カフェの仕事はたまたま見つけたインスタの求人情報から応募をしました。家からたった5分の距離だったので、とりあえずDMで連絡をしたところすぐに採用が決まりました。どちらの仕事も比較的スムーズに見つけることができました。

仕事探しで意識したこと

ワーホリでは、お店に直接履歴書を配るのが一般的ですが、私は性格的にそれが自分には向いていないと思い、最初からネット応募だけに絞りました。シェアハウス探しの時と同様、返信が来ないのは当たり前と割り切り、「こんなに仕事ができる私のことを雇わないなんて、センスないな!」とポジティブな気持ちで挑戦し続けました(笑)このマインドのおかげで、落ち込むことなく仕事探しを乗り越えられたと思います。

現場で感じたワーホリの仕事事情

一時期、ワーホリの仕事探しに関するネガティブなニュースが多く流れていましたが、私自身は厳しいと感じませんでした。求人に対して諦めずに探し続ければ必ず見つかると実感しました。実際、メルボルンに移ってからも求人が多く、レストランやカフェの前には「採用中」の張り紙が目立ち、ネットにもたくさんの募集がありました。応募したその日に「今日来られる?」と連絡が来ることもありました。
英語力を鍛え、ポジティブなマインドを保ちながら探し続ければ、ちゃんと仕事は見つかると思います!
オーストラリアでアルバイトを探す4つの方法→

人生で1番辛かったファーム生活

フォーム生活の様子

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元々セカンドビザを取得する予定でしたが、正直なところ、パースでのオーストラリア生活でかなり満足していました。しかし、当時働いていたカフェで現在お付き合いしているオーストラリア人と出会ったことがきっかけで、もう少し滞在したいという気持ちが強まり、ファームで働くことを決めました。

ファーム先について

ファームはFacebookや友人の紹介を通じて見つけ、合計2ヶ所に行きました。最初はメルボルンがあるビクトリア州のミルデューラというエリアでぶどうのファーム、次にゴールドコーストがあるクイーンズランド州のカブルチャーでいちごのファームで働きました。どちらも約1ヶ月半ずつ働き、合計約3ヶ月でセカンドビザの条件をクリアすることができたので、かなりスムーズだったと思います。

ファーム生活の感想

正直、人生で一番しんどかったです(笑)初めてのシェアルーム生活に加え、全く知らない場所での暮らし、しかもすごく田舎。さらに、外での農作業に一日中拘束され、本当に本当に大変でした。
仕事内容は、ぶどうファームではツールをワイヤーに巻きつける作業(ローリング)、いちごファームでは収穫作業(ピッキング)をしました。仕事自体もとてもきつかったのですが、「みんなができているなら、私にもできる!!」と、自分に言い聞かせながら、持ち前の強いメンタルで乗り切りました。現状を嘆いても仕方ないので、とにかく前向きに取り組むよう努めました。元々メンタルは強いほうでしたが、今回の経験でさらに鍛えられた気がします(笑)

ワーホリ2年目 – メルボルン到着後すぐに仕事ゲット!


無事にセカンドビザを申請できる条件をクリアした後、ファームからそのままメルボルンに引っ越しました。彼が将来レストランを開きたいという夢を持っていて、そのための資格を取るためにメルボルンの学校に通うことになったので、私も一緒に行くことにしました。
メルボルンはパースよりも都会的で、初めはその賑やかさに驚きました。ただ、人も多く、エンターテイメントも充実していて、行く場所がたくさんあるのは楽しく感じています。
2024年11月からメルボルンでの生活を始め、現在で約2ヶ月が経ちます。
仕事も順調に見つかり、今はお寿司屋さんを2つ掛け持ちしています。パースでお寿司屋さんで働いていた経験があったおかげか、仕事探しを始めて3日目には面接が決まり、そのままスムーズに採用されました。経験があることで自信を持ってアピールできたのが良かったと思います。
現在は、彼と一緒にアパートの一室を借りて住んでおり、快適な生活を送っています。

オーストラリア生活で驚いたこと


オーストラリア生活を通じて、日本の清潔さや安全性を再認識する場面がいくつかありました。例えば、バスや道路が汚れていることや、無賃乗車などが比較的多いことです。しかし、バスを降りる際に運転手に「Thank you!」と声をかける習慣には、心温まるものがありました。
特に印象に残ったのは、多くの人が仕事を楽しんでいることです。私の彼もシェフとして働いており、毎日「働くのが楽しい!」と言っています。正直「私は働くのが嫌いなんですけど」と思うこともあります(笑)。彼に「どうしてそんなに楽しめるの?」と聞いたところ、「一緒に働く人がみんな良い人だから」と答えました。このように、職場全体が「仕事も楽しもう!」という雰囲気を作り出しているのでしょう。
オーストラリア人は、仕事もプライベートも含めて、人生を楽しむ術に本当に長けていると感じました。
セカンドワーキングホリデービザを取得するためには?→

ワーホリを通して成長したこと・今後の目標&計画

今回のワーホリで、私は初めて一人暮らしを経験しました。日本ではずっと実家暮らしで、掃除や家事もあまりやっていなかったのですが、今ではしっかりと自立した生活が送れるようになりました。「ちゃんと自活できている」という点では、大きく成長できたと感じています。
また、性格的にも社交的になったと思います。メルボルンに引っ越してきたばかりで、まだ友達が少ないこともあり、彼の友人や家族に会う機会が多いのですが、初対面でも以前ほど緊張しなくなりました。さらに、彼の友達同士の会話に対して、「私も会話に入らなきゃ」と無理に感じることがなくなり、「彼らには彼らの関係性があるから、私はニコニコしていれば大丈夫」と気楽に考えられるようになりました(笑)
無理をせず、自分のペースで楽しむというマインドが以前より強くなり、自分らしくいることの大切さを感じられるようになりました。もともと人見知りでしたが、その部分を克服しつつ、「人見知りも悪くない」と受け入れられる余裕が生まれました。

今後の目標・計画

まずは、メルボルンでの生活を目一杯楽しむことが目標です。その中で、以前日本でやっていたSNS関係のお仕事をこちらでもやりたいと思っています。できれば、オーストラリアで仕事を得られるように頑張りたいです。というのも、現在の接客の仕事では自己実現を感じにくく、もっとやりがいのある仕事をしたいと感じています。
LinkedInで求人を探したり、SNS運用には実績が求められることを実感しているので、その実績を作る方法を模索しながら取り組んでいます。
将来的には、彼とのパートナービザの取得も検討しているので、ワーホリ前に考えていた「結婚して子供を持つ」という夢も、良い形で実現できればと思っています。

ワーホリを考えている方へメッセージ

しっかり準備をしていけば、現地に着けば不安は自然と解消されると思います。私も家や仕事、お金のことを心配していましたが、運やタイミングも関係しつつ、実際にはそこまで大変ではありませんでした。迷っているくらいなら、思い切って挑戦してみてください!
ワーホリは勉強も仕事も遊びも楽しめるビザです。無理せず自分のペースで目標を立て、全力で取り組めば、たくさんの経験を得られます。大変なこともありますが、ワーホリに来て本当に良かったと感じています。興味があれば、ぜひ挑戦してみてください。自信を持って前向きに生きる力が得られるはずです。

体験談を最後までお読みいただき、ありがとうございました。Sachiyoさんのワーホリ体験、いかがでしたか?
インタビューを通じて、「一人ひとりのワーホリ経験は異なる」ということを改めて実感しました。最近はネットやニュースでワーホリの情報を目にする機会が増えていますが、それがすべてではありません。Sachiyoさんのように、周りと比べすぎず、自分のペースを大切にすることは、充実したワーホリ生活を送るための大切なポイントの一つかもしれません。
新しいチャレンジには不安や心配がつきものですが、「ワーホリに挑戦したい!」という気持ちがある方は、しっかり準備をしてぜひ一歩踏み出してみてください!

ワールドアベニューでは、オーストラリアのワーキングホリデーに加え、カナダやニュージーランドなど主要英語圏での留学をサポートしています。留学やワーホリについて基本情報を知りたい!と言う方であれば、いつでも視聴可能なオンライン説明会(動画視聴型)へ、より具体的に留学やワーホリのプランを立てたい!と言う方であれば、無料留学カウンセリングへご参加ください!

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オーストラリアでサードワーホリにも挑戦!? 悪戦苦闘の毎日だからこその成長がある|体験談

オーストラリアでセカンドワーキングホリデー中のSuzuさんから体験談をいただきました。シドニーにて語学学校終了後、ファーム(ベリーファーム、マカデミアナッツファーム)へ移動、現在はゴールドコーストのお寿司屋さんで働かれていらっしゃいます。ファームでは厳しい洗礼や予期しない解雇など、さまざまなトラブルを体験するも、それらを乗り越え、今はサードワーホリビザ取得も検討中とのことです。Suzuさんのワーホリ生活の様子を覗いてみましょう。

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Suzuさんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー → コフスハーバー&バンダバーグ(ファーム) → ゴールドコースト
留学プログラム:ワーキングホリデー
語学学校:Greenwich English College(2ヶ月間)
渡航期間:2023年2月 – 2026年2月(予定)

Suzuさんのワーホリスケジュール

Suzuさんのワーホリ生活の様子

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ワーホリ貯金のために転職!? きっかけは?

古くからの友人がフランスに留学したことをきっかけに、海外に興味を持つようになりました。そのとき、私はすでに社会人として働いていました。ただ、異国の地で挑戦を続ける友人の姿をみて、自分も「英語を話せるようになりたい..」「海外で生活してみたい..!」と思うようになりました。

まずは先立つものを用意しなければ..!と考え、より稼げる仕事に転職、コツコツ留学貯金を始めました。

ワーキングホリデー制度を選んだ理由


最初は語学留学を考えていました。しかし、調べると語学留学にはかなりのお金がかかりました。そこで選択肢に挙がったのがワーキングホリデーです。フランス留学していた友人も最初はワーキングホリデー制度を利用していたこと、またワーキングホリデー制度でも学校に通うことができることなどを踏まえ、まずはワーホリで行ってみよう!と決めました。

渡航先にオーストラリアを選んだのは直感です(笑)
ワーホリを調べているなかで、ワールドアベニューの説明会に参加する機会があったのですが、その回がたまたまオーストラリアに関する内容でした。治安も良く、自然豊かで温暖、人々もフレンドリー、条件を満たせば最長3年間滞在できるなど、お話を聞いているうちに、気がつけばオーストラリアに行く気満々になっていました(笑)

そのあとは、留学コンサルタントの方と相談し、渡航先の都市や学校を決め、お申し込み、ビザ申請や学校への出願、滞在や航空券、保険加入などの手続きを進めていきました。ちなみにエージェントは迷いませんでした(笑)

オーストラリアでのワーホリ生活(学校・ファーム・アルバイト)


できるだけ早く出発したいと考えていた私は、目標資金が貯まると同時にオーストラリアに出発しました。不安がなかったわけではありません。特に英語力については、かなり心配でした。

実は出発前に少しでも英語に慣れておこうと英会話ができるコミュニティに参加したことがありました。そこで、”How long do you plan to stay in Australia?(オーストラリアにはどのくらい滞在する予定ですか?)” と聞かれ、ギリギリ”How long” と “Australia” を聞き取り、”1 year.. ” と答えるのが精一杯.. というレベル.. 心配ないわけありません。

また、知り合いすらいない異国の地で勉強や生活をスタートすることも不安でした。しかし、実際に学校がスタートしてみると、自然と友達ができ、彼女たちと遊びに行くようになり、気がつけば渡航前後に感じていた不安は薄れていきました。

Greenwich English Collegeにはいろんな国から生徒が訪れており、なかでもコロンビア、ブラジル、韓国、そして日本からの学生が多かったように思います。学校のクラスで特に楽しかったのは、Pronunciation in Contextと呼ばれる発音矯正のクラスです。このクラスでは、1つひとつの文章をより正しく滑らかに話せるようになるため、会話を中心とした授業内容になっていました。互いの国を紹介しあったり、課外授業で、学校の外に出て動物園に行ったりしながら実践的に英語を学ぶことができました。

実は当初、就学期間は4ヶ月を予定していました。ただファーム先が決定したことを受け、急遽2ヶ月で卒業しました。短い期間ではあったものの、Pronunciation in Contextのクラスのおかげで、到着したばかりのころよりは自信を持って英語で会話できるようになっていました。

ファームで働いてみたかった!


大自然のなかでの農作業には、渡航前から興味がありました。昔から黙々と作業をする仕事は結構好きで、楽しそうだなと感じていたからです。また、3ヶ月間以上働けば※、2年目もワーキングホリデービザでオーストラリアに滞在できるかもしれません。
※オーストラリアのワーキングホリデーは「一定期間所定労働に従事する」など諸条件を満たせば、2回目(セカンドワーキングホリデービザ)・3回目(サードワーキングホリデービザ)のチャンスを得られます。ビザに関する情報はこちら

ファームはネットを中心に探しましたが、なかなか見つからず、最終的にはシェアメイトの友人から紹介を受けて見つけることができました。ファームには私と友人2人、計3人で移動しました。

最初に訪れたのは、コフスハーバーというシドニーから飛行機で1時間程度の都市でした。オーストラリア国内でも人気リゾートの一つとして地元の人に愛される地域です。気候が温暖なため、バナナやブルーベリーなどの産地として有名です。私たちはこのコフスハーバーのベリーファームで働き始めました。ただ、残念ながら閑散期だったこともあり、2週間の滞在期間中、仕事があったのはわずか3日間.. という状況でした。ジョブメイトは皆いい人たちで、一緒に川やビーチに遊びに行ったり、BBQしたりしました。しかし、仕事がなければ生活は続けられません。

そこでさらなる紹介を募り、その後、バンダバーグのマカデミアナッツファームに移動することになりました。こちらは収穫期ではなかったものの、プラントを育てる作業を中心に週5で仕事があり、給与も28〜29ドルと比較的安定していました。

新人への洗礼や突然の解雇.. トラブル多発も楽しかったファーム生活


トラブルも多々ありました(苦笑) 例えば、マネージャーの方が厳しい方で、特に新人には「こんな働きっぷりじゃクビにするよ!」と洗礼を与えていました。私たちが働き始めたばかりのときも、ビシバシしごかれ、明日の仕事はあるのか??と不安になることもありました。

後日気がついたこととしては、いい加減な人も多いからか入職直後の人には洗礼を与え、真面目に働く気概のある人のみ残るよう選定しているのではないか.. ということでした。そのことに気がついた私たちは、同じように洗礼を受ける新人達に「真面目に働いていたら大丈夫だよ〜」と声かけしていたほどです(笑)

一番衝撃だったのは、バンダバーグ2箇所目のファームでの出来事です。
セカンドワーホリの要件を満たせた私たちは、別のマカデミアナッツファームに移動しました。移動した先のマネージャの方は気さくで、新人の私たちの仕事っぷりも褒めてくれる.. そんなスタートで、特に不安は感じていませんでした。すると翌日、「仕事がないので、3人とも今日からこなくていいよ」と突如解雇が言い渡されたのです。本当に驚きました(苦笑) 今振り返っても、この瞬間が一番不安だったかもしれません。

とはいえ、何もしないわけにいきません。友人たちと相談の末、彼女たちが以前から移り住みたいと行っていたゴールドコーストへ、私も一緒に引っ越すことを決めました。

もちろん楽しかったこともたくさんあります。田舎暮らしのおかげで30-40万円貯金することもできました。広大な自然のなかでのファーム生活は、初めての経験に溢れ、いろんな意味で忘れられない時間となりました(笑)

ビーチには自転車で10分!のんびりとした生活が心地いい


ゴールドコーストに引っ越したのち、ネットで仕事を探しました。今は回転寿司屋さんで働いています。キッチンなので、そこまで英語を話すことはないかな.. と思っていたのですが、カウンター越しによく注文を投げかけられます。魚の名前がなかなか覚えられず、悪戦苦闘中の毎日ですが、その分、英語力に成長も感じています。

ゴールドコーストはとてもいいところで、今暮らしている家からは10分ほどで綺麗なビーチを楽しむことができます。ちょっと疲れたときや誰かと話したいときは、ビーチで横になりながらまったりとした時間を過ごすのがお気に入りです。気候も良く、人々も心なしのんびりしていて、居心地の良さを感じています。
参照:ゴールドコーストってどんなとこ?

サードワーホリビザも視野に!今後の目標

2年目は、お金を貯めてオーストラリア中を旅したいと考えています。さっそく来月にはメルボルンとタスマニアを訪れる予定ですし、8月くらいにはパース、そして国外のバリにも足を伸ばそうと考えています。年末年始はケアンズで過ごし、タイミングがあえば、ウルルにも行ってみたいと思います。

そして、もう一つ、ゴールドコーストにあるファクトリーで働き、サードワーキングホリデービザ取得も検討しています。もし3年目のワーホリビザを取得できたら、もう少しお金を貯めて、もう一度学校で勉強してみたいと考えています。英語力が多少伸びてきた今だからこそ得られる学びや身につけられるプラスアルフの英語力があるように感じています。

きっとこれからもいろんなトラブルがあると思います。日本に帰りたい!と感じることもあるでしょう。ただ、この1年を振り返ってみて、そういったときもたくさんあったものの、「今」をみてみれば、思ったよりオーストラリア生活を満喫している自分がいます。今まさに感じている気持ちを忘れず、これからも前のめりにいろんなことに挑戦していきたいと思います。
参照:オーストラリアワーホリビザ最新情報はこちら

さいごに


体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Suzuさんの体験談はいかがでしたでしょうか。

体験談をインタビューさせていただいているなかで、「実際にはSNSで見るような、楽しいことばかりじゃない。苦しいことも嫌なことも悲しいこともたくさんある.. けれどだからこそ、笑顔でいれる瞬間がとても貴重だし、成長を感じることが嬉しい」というお話をいただきました。Suzuさんの20代の挑戦はまだまだ始まったばかり、今の気持ちを大切に、今後ともいろんなことに挑戦いただきたいですね。

さて、ワールドアベニューでは、Suzuさんも参加されているオーストラリアのワーキングホリデーに加え、カナダやニュージーランドなど主要英語圏での留学をサポートしています。留学やワーホリについて基本情報を知りたい!と言う方であれば、定期的にオンラインで開催している留学説明会へ、より具体的に留学プランを立てたい!と言う方であれば無料留学カウンセリングへご参加ください。

説明会、カウンセリングはいずれも無料です。初回カウンセリングは原則オンライン(Zoom)で30分程度からご利用いただけます。土日・祝日も営業致しておりますので、お気軽にご予約くださいね。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。

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【2017年5月18日発表】2017年7月1日からのオーストラリアワーキングホリデー申請料金アップデート

2016年から大きな制度変更があるという噂が日本でも報道され大混乱が起きたオーストラリアのワーキングホリデービザ制度。2017年5月28日時点で実際に変更されたのは、ワーキングホリデービザで働いた場合の税率変更・スーパーアニュエーションなどです。特に皆さんが大きな関心を持っていらっしゃるのは、ワーキングホリデービザ申請要件の年齢上限が30歳から35歳に引き上げられる可能性がニュースで流れたことではないでしょうか。しかし。2017年5月28日時点では移民局から追加の情報アップデートは無く、実施の時期は未だ未定のままです。ビザ申請については、報道された内容や個人の情報を当てにすると大変危険ですので、オーストラリア移民局のサイトをご自身で確認しましょう。

2017年5月18日に発表された、ワーキングホリデービザ申請要件の新しいアップデートで2017年7月1日からのオーストラリアワーキングホリデービザ申請料金について変更がありましたので本記事で紹介させていただきます。

オーストラリアのワーキングホリデービザ概要

オーストラリアのワーキングホリデービザ(サブクラス417ビザ)は、通常1年間の滞在が可能となるオーストラリアの入国・居住・就労を可能とするビザの1つです。オーストラリア移民法が指定するオーストラリア国内の遠隔地で所定の労働を行い、正当な給与を得たことを条件に2年目のワーキングホリデービザ申請が可能となります。
ビザ申請からビザが発給されるまでの期間は2週間〜4週間とされておりますが、追加の書類等が必要になった場合には大幅に審査期間が延長される可能性もあります。オーストラリアのワーキングホリデービザでは、フルタイムで就労することが可能ですが、同一の雇用主の元では最大6ヶ月しか働くことができません。(一部、例外あり) 2017年5月28日時点での申請年齢条件は、18歳以上31歳の誕生日を迎える前までとされています。35歳を前提として留学計画を立てることはリスクが高いためおすすめできません。

2017年5月18日発表のワーキングホリデービザ申請料金アップデート内容

2016年12月2日に移民局から発表されたワーキングホリデービザ改定内容の中に、2017年7月1日からのビザ申請料金を現在の$440から$390へ変更する旨の記載がございました。しかし、今回、2017年5月18日に移民局から発表されたオーストラリアワーキングホリデービザ改定では、2017年7月1日からのビザ申請料金を$390から$440へ変更する、つまり2016年度の料金$440から実質変更されないという内容が記載されています。2017年7月1日までオーストラリアのワーキングホリデービザ申請を料金の理由で見送る理由は無くなったと考えられます。しかし、今後さらに改定される可能性もありますので確実ではありませんが、留学スケージュールを組む中で1つの参考になるでしょう。

ビザ申請は正しい情報を収集することが大切


日本とは違いオーストラリアの移民法の変更頻度が多く、古い情報があてにならないことが多々あります。また、書類の記載ミスや思い違いによってビザ申請に余計な時間がかかってしまったり、最悪の場合はビザがおりないケースもあります。特にお友達の情報だけを頼りにされたり、古い情報を頼りにしてしまった場合にビザ申請のトラブルが起こりがちです。留学のスタートを幸先よくするためにも、正しい情報を収集している留学エージェントに相談・サポートを依頼することが大切です。

あわせて読みたい→オーストラリア ワーキングホリデービザ制度変更最新情報|2017年1月4日現在
※本記事は、2017年5月28日時点の移民局・オーストラリアの法律をもとに作成されたもので、移民法上のアドバイスを目的としたものではありません。必ずご自身で最新の移民局の情報をご確認いただけますようお願い致します。

オーストラリアの長期留学計画に大きな影響!?2017年4月19日発表の457ビザ制度変更ポイントまとめ

2017年4月18日にオーストラリアの連邦首相であるマルコム・ターンブル氏より、オーストラリアの主要なビジネスビザ(サブクラス457)を大幅改定するという発表がありました。オーストラリアに長期留学を検討し、ビジネスビザ取得を考えていた留学生にとっては大きな影響が出ることが予想されています。今回は2017年4月19日時点でオーストラリア移民局のホームページ発表されたオーストラリアのビジネスビザ改定のポイントをご紹介致します。尚、今後もビザ規定に追加の発表や変更が加えられる可能性がありますので、必ず最新の情報をオーストラリア移民局のサイトより入手するようにしましょう。

ビザ規定変更の背景

オーストラリアの市民権や永住権を持つ人の雇用をより守るために、今回のビジネスビザ規定の見直しが行われたという発表がされています。また、オーストラリアの永住ビザが457ビジネスビザ経由で取得できることから、永住ビザを取得するルートとして457ビザが悪用されていたという背景もあるようです。しかし、アメリカやイギリスなどとは違い、オーストラリアに必要な職業に対しては永住権やビジネスビザを取得する道が残されていることも事実です。オーストラリアへ語学留学やビジネスインターンシップ、高校留学などの一時的な滞在を目的としている方には影響はありませんが、永住権やビジネスビザでの滞在を考えている人はビザ制度の違いを理解しておきましょう。

457ビジネスビザからTSS(Temporary Skills Shortage)ビザへ

2018年3月まで、現行の457ビジネスビザ(Temporary Work (Skilled) visa)の名称・申請制度は維持される予定になっていまが、2018年3月より457ビジネスビザは廃止され新たにTSS(Temporary Skills Shortage)ビザという名称のビジネスビザ制度に移行されます。しかし、現行の457ビジネスビザの有効期限も2017年4月19日以降の新規申請者より変更されます。オーストラリアに既に留学していてこれからビジネスビザ申請を視野に入れていた方は、今回の変更が適用されてしまうので、

457ビザ制度変更のタイムスケジュール
■2017年4月19日~2018年3月まで
・457ビジネスビザは維持
・457ビジネスビザの有効期限や対象職種は変更

■2018年3月以降
・457ビジネスビザは廃止
・TSSビザが開始

457改定ポイント1:対象職種リストの名称・対象職業数削減

457ビジネスビザ申請に当たって、従来はCSOL(Consolidated Sponsored Occupation List)とSOL(Skilled Occupation List)の2つの職業リストに含まれている職種についている必要がありました。今回の改定によって、CSOLはShort-term Skilled Occupations List(STSOL)という名称に変更され、掲載職業数は639から435へ減少しました。STSOLは半年ごとにオーストラリアの雇用状況を元に更新される予定となります。また、SOLは名称をMidium and Long-term Strategic Skills List(MLTSSL)に変更され、オーストラリア連邦政府やオーストラリア経済の状況を踏まえて更新される予定となっています。(次回は2017年7月1日予定)
今回、STSOLに変更された際に対象外となった職種としては、航空管制官、生物学者、ダイバー、フライトアテンダント、ウェブデザイナー、通訳などがあります。(一例)

457改定ポイント2:職種リストごとに、ビザ有効期間が変更

従来の457ビジネスビザは、オーストラリアの雇用主との間で取り決めた契約期間にもとづき、最大4年オーストラリアの滞在及び就労が認められていました。しかし、今回の変更よりSTSOLに掲載されている職業は最大2年間のビザ有効期間に短縮されます。MLTSSL掲載の職業については、変更なく最大4年間のオーストラリアへの滞在と就労が認められています。

457改定ポイント3:英語力免除規定の廃止

年間所得が$96,400を超える対象者は、ビザ申請に必要な英語力規定が免除されていましたが、この制度は2017年7月1日に廃止されます。IELTS(アイエルツ)テストで、Overall5.0(足切りスコア4.5)以上の取得が全てのビザ申請者に課せられる事になりますので注意しましょう。

2018年3月より導入されるTSSビザの概要

TSSビザは、職種によってShort-Term StreamとMedium-Term Streamの2つの申請カテゴリーに大別されます。対象となる職業リスト、ビザ期間、ビザ更新回数、永住ビザ(Employer nomination schemes)申請対象などが異なります。2018年3月以降のオーストラリアのビジネスビザ申請からTSSビザという名称に完全移行されますので注意しましょう。

Short-Term Streamビザの詳細

Short-term Streamは、オーストラリア内のビジネスでオーストラリア国内では雇用できないスキルをもった、外国人労働者を一時的に雇用する目的で発給されます。

ビザ有効期間:最大2年間
ビザ更新制限:オーストラリア国内で最大1回までビザ更新可能
対象職業:STSOL 地方都市の場合さらに対象職業が拡大
英語基準:IELTS5.0(最低科目スコア4.5)
一時滞在証明:必要
雇用主スポンサー永住権申請資格(ENS):無し

Medium-Term Streamビザの詳細

Medium-Term Streamビザは、オーストラリアで深刻に不足している専門性の高い職業スキルを持った外国人労働者を雇用する目的で発給されます。

ビザ有効期間:最大4年間
ビザ更新制限:オーストラリア国内で最大1回までビザ更新可能
対象職業:MLTSSL
英語基準:IELTS5.0(最低科目スコア5.0)
雇用主スポンサー永住権申請資格(ENS):3年後に申請可能

今回のオーストラリアワーキングビザ制度更新の重要点

オーストラリアでは、2016年から施行された学生ビザの大幅変更に続き、即座にかつ広範囲にビザ制度が変更されることがあります。一方で、ワーキングホリデー制度の年齢上限が変更されるというニュースが流れましたが移民局からはその後正確な発表がないままとなっています。大切なことは、ビザ制度は必ず移民局の情報を頼りにすることです。正しい情報にもとづいて留学計画を立て、急激なビザ制度変更にも対応できるようにしましょう。

※本記事は、移民局発表の情報に基づき作成させていただいていますが、ビザ制度のアドバイスを目的としたものではございません。457ビジネスビザ及びTSSビザについてワールドアベニューではご質問にお応えすることはできかねますのでご了承ください。

ソース
https://www.border.gov.au/WorkinginAustralia/Documents/abolition-replacement-457.pdf

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