歴史と伝統を感じるイギリス
最大の都市ロンドンで充実した
留学をしよう。
イギリスの南東部、テムズ川流域に位置するロンドンは、900万人以上の人口を有し、アメリカのニューヨーク市と同規模の都市です。ロンドンは何百年もの間、金融、教育、文化などの分野で中心的な存在として栄え、現在の世界共通語である英語や文学など、数多くの偉業を成し遂げてきました。
ヨーロッパ諸国を中心に留学生が集まるロンドンは、比較的コンパクトな都市ながら、歴史ある文化や芸術など、さまざまな要素が集約されています。ここでの留学は、英語力の向上はもちろんのこと、他では得られない貴重な経験ができることでしょう。
参照:外務省
ロンドン基本情報
州 | イングランド | 日本との時差 | 日本−9時間(3月〜10月:−8時間) |
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サマータイム | 有り | 最寄り国際空港 | ロンドン・ヒースロー空港 |
空港からの交通手段 | 電車(約20分)・バス・タクシー | 年間平均気温 | 11.3℃ |
ロンドンの留学情報
ロンドンに留学する
メリット ベスト5
ヨーロッパでのテロやビザ手続きの煩雑さなど、さまざまな不安要素が存在しますが、それでもイギリスは語学学校への留学だけで、毎年60万人以上の学生を受け入れています。特に、英語発祥の地であるロンドンは、高い教育水準を誇る高等教育機関が集まり、多様性に富んだ環境など多くの魅力を持っています。
1. 多様性を尊重する環境。
留学する際には、「環境」が非常に重要です。例えば、日本人が少ない留学先に行く際に、マイノリティになることで人種差別を受けるのではないかという心配があるかもしれません。そんな方にとって、ロンドンはおすすめの留学先の一つです。なぜなら、世界屈指の国際都市であり、多様性を尊重する都市だからです。
国際都市ロンドンには、あらゆる国の多様な文化や信仰を持つ人々が共存しています。他の主要英語圏の都市と同様に、現地で暮らす人々の約半数は白人です。しかし、一言で「白人」と言っても、イギリス系、アイルランド系、その他ヨーロッパ諸国と、そのバックグラウンドはさまざまです。黒人の方も同様に、アフリカ系、カリビアン系といろいろ。その他にもインド、パキスタン、バングラデシュ、アラブ、中国など、バラエティに富んでいます。
多様な人種が混在するロンドンでは300以上の言語話者がおり、宗教も、キリスト教はもちろんのこと、イスラム教、ヒンドゥー教、ユダヤ教、シク教、仏教、その他と、日本では考えられないほどさまざまな信仰を持つ人々が共に暮らしています。異なる人種や民族が集う都市では、民族間や宗教間の抗争も起こりがちです。しかし、ロンドンでは、あまりにも多くの人種や民族が混在するため、互いが共存するための環境が整っています。
例えば、各々の宗教の信仰が妨げられないように、さまざまな宗教の礼拝施設があります。また、「多様性を尊重する」という言葉の対象になるのは、宗教や人種だけではありません。LGBTのコミュニティが存在し、性別や性的指向による差別を法律で取り締まっています。よって、ロンドンのソーホーではLGBTの人々が個々の性別や性的指向を隠すことなく生活しています。「違う」ことに対する柔軟性に乏しい日本人にとって、イギリス、中でもロンドンでの生活は、異文化理解力はもちろんのこと、本当の意味での多様性を学ぶことができるでしょう。
2. ロンドンに留学する留学生のモチベーションは高め
夏休みや春休みを利用した数週間の短期留学であれば、どなたでもイギリス留学が可能です。しかし、長期の場合、例えば6ヶ月以上、特に12ヶ月以上となると、学生ビザを取得するためには相当な労力が必要になります。
英語学習を目的とした留学でも、長期間になると一定の英語力が求められます。英語力の証明には、TOEICやTOEFLのスコアではなく、UKVI(UK Visa & Immigration)に認められたテストの結果が必要です。学生ビザの申請に必要な英語力は、最低でもIELTSでは全セクションで4.0以上であり、学位以上のコースを目指す場合、IELTSでは全セクションで5.5以上のスコアが必要です。
そのような取得が難しい学生ビザを希望する方のうち、4人に1人がロンドンを選択します。ロンドンは優秀な大学が43校も集まる高等教育機関や研究機関が集中する、ヨーロッパ最大の都市です。
語学研修だけでなく、その後の大学や大学院進学を目指し、モチベーションを高く持って勉強に取り組む学生が多く存在します。
留学を通じて出会う人々との交流は非常に特別なものです。単身で異国の地を訪れ、言葉はもちろんのこと、文化や習慣、価値観が全く異なる環境でぶつかり合い、支え合い、刺激し合う人間関係は、短い時間でもその影響力は想像以上です。英語力や費用面、煩雑な手続きなど、さまざまな障害を乗り越えてロンドンに留学する人々は、非常にモチベーションが高く、互いにポジティブに刺激し合える出会いがあると言えるでしょう。
3. ロンドン留学はヨーロッパ旅行にも便利!
留学目的のベスト3に入るのは、英語力習得ではないでしょうか。
英語力を身に付けたいと感じるきっかけは人それぞれです。海外の大学・大学院進学を目標とする方や、国際的なビジネスシーンでの活躍を目指す方もいらっしゃると思います。ただ、留学する方の全員が、渡航する時点でそこまで高い目標を持っているかというと、そうではありません。
外国人観光客との出会いや、自身が海外旅行に出たことがきっかけで、海外の人々と英語でコミュニケーションを取れるようになりたい!旅行で不自由しない英語力を身に付けたいという方も多くいらっしゃいます。韓国やハワイ、グアム、サイパン、台湾など、日本語が通じる旅行先もありますが、ヨーロッパ諸国ともなるとなかなかそうはいきません。スペインやフランスの一部の地域では英語ですらコミュニケーションを取るのに苦労することもあるほどです。
ただ、だからこそ、留学を通じて学んだ英語力を試すことのできる旅行がたくさんできます。なかでもロンドンは、国際空港も多く、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ギリシャなど非英語圏のヨーロッパ諸国に飛行機で簡単にアクセスでき、とても便利です。日本からの旅行ともなると航空券だけで数十万はするヨーロッパ諸国への旅行が数千円、数万円で体験できます。ヨーロッパ諸国からの学生が多いロンドンでは、滞在中に各国の友達ができることも多々あります。したがって、旅行先での宿代やガイド代などもういて、お得です。
4. 勉強以外の留学生活も楽しい!
留学で学ぶものは人それぞれです。英語を学ぶ方もいれば、美容やファッション、ビジネスなど専門的な分野の勉強をする方もいらっしゃいます。大学・大学院で心理学や医学などを学ぶ方もいるでしょう。
ただ、勉強だけなら日本でもできます。習得までにかかる時間や費用にこそ差はあるかと思いますが、TOEICのスコアを伸ばしたり、文法や単語を覚えたりするだけであれば、日本でも可能です。学問を学ぶにいたっては、母語で学んだ方が理解度は高いかもしれません。しかし、留学することで経験できるその国や都市での生活や、そこで暮らす人々の文化や習慣、価値観などは、かけがえのない糧になります。
留学先の都市を選ぶ際に、田舎がいいのか、都会がいいのかという物差しで悩む方がいらっしゃいます。都会的な誘惑が少なく、自然豊かな田舎には、田舎なりの魅力があります。しかし、せっかく海外に飛び出してまで引きこもって勉強しているだけでは退屈してしまうのではないでしょうか。
ロンドンは音楽、芸術、建築物、世界遺産、食、スポーツ、ファッション、国際的なイベント、各都市、他国への旅行など勉強以外にもさまざまなことを楽しむことのできるとても魅力的な環境です。音楽においては、クラシック音楽とポピュラー音楽の中心で世界的な大手であるEMIなどのレコード会社や無数のバンド、ミュージシャン、音楽産業のプロが集い、いたるところでさまざまな規模のコンサートが楽しめたり、芸術分野においても、大英博物館やナショナル・ギャラリー、テート・モダン、フォトグラファーズギャラリーなどが無料で楽しめたりします。他にも、サッカーやラグビー、クリケットなどさまざまなスポーツ観戦もできるし、世界中の食事を味わうこともできます。新旧さまざまな楽しみが溢れるロンドンでの留学は、他の国、都市では味わえない経験ができることでしょう。
5. 発達した交通機関。日々の生活も便利!
日々の生活の要ともいえる交通機関が整っていない都市での生活は、慣れない海外生活において大きなストレスになります。例えば、アメリカ西海岸などでは、車がないと週末の娯楽はもちろん、日々の生活にも不便を感じます。一方、ロンドンは、地下鉄、鉄道、バス、タクシー、Uberなど、さまざまな交通機関が充実しており、日常生活での不便を感じることがありません。
映画やドラマ、テレビ番組などで誰もが一度は見たことがあるであろう2階建てのダブルデッカー(ロンドンバス)や、ロンドンの街を知り尽くす頼もしいロンドン名物「ブラックキャブ」、London Undergroundの看板がおしゃれな世界最古の地下鉄「the Tube」など、乗るのも楽しい乗り物ばかりです。特にバスと地下鉄の路線は市内中に張り巡らされており、ナイトライフが楽しいロンドンでは、夜間運航するナイトバスがあるほどです。
物価が高く、交通費もやや高めですが、日本のSuicaやPASMOのような「Oyster」と呼ばれるカードを利用すると、運賃は現金払いと比較し最大7割近くまで割引されるため、交通費も安心です。
長期に渡って滞在する場合、滞在期間中、いつでも好きな時にロンドンを楽しむことができます。しかし、1ヵ月、2ヶ月の短期留学となると、楽しむことができるのは限られた放課後と週末のみです。そんな限られた時間も便利な交通手段を用いれば、時間を無駄にすることなく、ロンドン留学を楽しむことができるでしょう。
ロンドンに留学する
デメリット ワースト5
留学先として憧れる人も多いロンドンにもマイナスな点があるようです。特に半年以上の滞在となると「いいところ」だけではなく「悪いところ」もきちんと考慮し、渡航先は選んでいただきたいと考えています。魅力的な点の次に、ロンドンに留学するデメリット ワースト5をご紹介しましょう。
1. 留学費用は高め
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 |
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比較項目/国 | 香港 | ニューヨーク | 東京 | ロンドン | 北京 | シンガポール | シドニー | バンクーバー |
外国人駐在員向けマンション 賃料1ヶ月 寝室2部屋、家具なし | ¥819,634 | ¥600,000 | ¥509,935 | ¥479,422 | ¥410,318 | ¥373,166 | ¥340,240 | ¥229,187 |
映画 1席(国際的作品) | ¥1,702 | ¥1,950 | ¥1,913 | ¥2,395 | ¥1,746 | ¥1,103 | ¥1,931 | ¥1,190 |
コーヒー 1杯(サービス料込み) | ¥936 | ¥274 | ¥427 | ¥420 | ¥786 | ¥551 | ¥552 | ¥457 |
ファーストフード(ハンバーガーセット) | ¥584 | ¥1,044 | ¥712 | ¥673 | ¥559 | ¥658 | ¥956 | ¥760 |
レギュラーガソリン(1L、無鉛95オクタン) | ¥228 | ¥82 | ¥131 | ¥179 | ¥103 | ¥170 | ¥124 | ¥121 |
食パン(白) (1kg) | ¥533 | ¥1,003 | ¥725 | ¥240 | ¥376 | ¥424 | ¥523 | ¥552 |
ビール(輸入ブランド) (330ml) | ¥140 | ¥223 | ¥239 | ¥151 | ¥154 | ¥274 | ¥386 | ¥176 |
ミネラルウォーター (1L) | ¥202 | ¥287 | ¥158 | ¥67 | ¥288 | ¥161 | ¥276 | ¥180 |
出典:Mercer Cost of Living Survey (マーサー世界生計費調査)
ロンドンというと何かと物価が高い。お金がかかる。というイメージをお持ちの方が多いと思います。
実際、物価の高さは世界的に高い物価で有名なニューヨークや東京と比較しても大きく異なりません。東京からロンドンに留学する方であれば大きな違いは感じないかもしれませんが、地方からロンドンへ留学する方にとっては家賃もコーヒー代もビール代もすべてに「高い」と感じることでしょう。
特にロンドンのショッピング街にはシャネルやグッチ、バーバリーやポールスミスなどの国際ブランド店が立ち並び、世界中で人気を集める高級レストランが軒を連ね、オペラやバレエなどを楽しむことができるなど、東京やニューヨーク同様、あらゆる娯楽を楽しむことができます。
もちろんお金のかかる娯楽ばかりではありません。
週末にポートベローやカムデンタウンなどで開かれるマーケットやフードコートなどは比較的リーズナブルに楽しむことができますし、シカゴやレ・ミゼラブルなど世界的に評価の高いミュージカルなども平日であれば格安で観ることもできます。
ただ、せっかくロンドンに滞在するのであれば、ショッピングもエンターテインメントも、食文化も歴史も芸術も、そしてヨーロッパ諸国への旅行も、できる限りのことを楽しみたいと思われるのではないでしょうか。
イギリスのEU離脱決定後、ポンド安の影響により1£=180円と、10年前(1£=250円)、5年前(1£=150円)などと比較すると考えられないほどリーズナブルに滞在できるようになりました。しかし、魅力あふれるロンドンへの留学には変わらずお金がかかります。
2. 食事がまずい
イギリス料理は、フランス料理やイタリア料理と比べ品目が少なく、調理法も貧相で世界的にも「まずい」というイメージが定着しています。それは、国際的都市であるロンドンでも変わりません。母国の料理がまずいがゆえにか、街中にはフランスやドイツ、イタリア、スペインなどヨーロッパ諸国の料理を始め、中国、日本、韓国、タイ、台湾、インドなど世界中の食事を楽しんでいただくことができます。一時期には、イギリス人が最も食べている食事が「カレー」と言わるほど、他国の食文化が根強く息づいている都市です。
他国の人々から見るとまずそうな料理も、なじみがないだけで、その国の人々にとってはおいしいというのが普通です。納豆やうめぼしなどが、いい例ではないでしょうか。しかし、イギリス料理についてはイギリス人たちでさえ、食事のまずさを自虐的に口にします。このことからわかるのは、イギリスでは食事に関心がないことこそ伝統であり、イギリスの文化なのだということです。
食はその国や都市の特性、歴史を反映させるものです。留学で学ぶのは英語だけではありません。その国の文化や習慣、歴史、伝統などを学ぶこと、知ることも留学において重要なエッセンスです。味のない料理も、火を通しすぎた食材も、アルミ缶の味が染みたトマトアンドビーンズのペーストも、すべてはイギリスの文化や伝統を反映させたものです。なぜ、そのような食に至ったのか、それらをイギリス人に聞いたり、調べたりすることで、イギリスやロンドンという国、都市をより深く知ることに繋がることでしょう。
ただ、食に対するこだわりが比較的強い日本人にとって、食に対するこだわりのないロンドンでの生活はやや苦しいものがあるかもしれませんね。
3. ロンドンの英語は汚い?!
「コックニー」とは、主に労働者階級のロンドン市民が使う英語の一種です。語源は雄鶏(コック)が産む形の悪い卵を指し、都会的な生活を知らない人々を指す言葉として使われています。一方、外国人によって学ばれる標準的なイギリス英語は、南部の教養ある階層の発音やBBCのアナウンサーの発音などが基準とされています。これは通常、「クイーンズイングリッシュ」と呼ばれ、一般的に受け入れられています。残念ながら、このクイーンズイングリッシュと、ロンドンのコックニーとは大きく異なります。例えば、「Day」の発音が、「トゥデイ」ではなく、「トゥダイ」となります。
このように、イギリス国内ではさまざまな英語が使われており、コックニーは伝統的に「大衆的な」英語として非難されることもあります。セックス・ピストルズのボーカルや元サッカー選手のデヴィッド・ベッカムが公の場で話す際に野次が飛ぶことがあるのは、その一例です。英語の発音に対する自信がなかったり、苦手意識を持つことは、日本人にとってはネガティブな要素と考えられるかもしれません。
4. 長期のビザ取得はむずかしい
しかし、6ヵ月以上ともなると、ビザ取得に伴い、手間とお金、そして12ヵ月以上となるとさらに英語力が必要となります。
例えば、ビザ取得に伴い、留学期間中、十分な生活資金を有しているかどうかを証明するため、滞在先がロンドンの場合、月£1,265×滞在期間、滞在先がロンドン以外は月£1,015×滞在期間の資金があることを証明する必要があります。
例:滞在が12ヵ月間の場合
ロンドン:£1,265×12ヵ月=£15,180
ロンドン以外:£1,015×12ヵ月=£12,180
イギリスのEU離脱を受け、為替は落ちているものの、ロンドンの場合、学校に支払う学費とは別に、年間220万円以上の残高を証明しなければなりません。地方へ留学するのと比較して年間45万円以上の差があることを踏まえると金銭的な余裕は絶対であることがわかります。
また、学生ビザを取得するためには英語力も必要です。英語力を伸ばすための留学なのにも関わらず、なぜ渡航前に英語力が必要なのか…と疑問を持つ方も多いと思います。しかし、イギリスでは、高いモチベーション、そして大学進学などを念頭に置いている学生のみを受入れたいという意向があるからか、語学留学の方にも英語力を求めるようです。
※上記は2017年11月現在のビザ要件を基にいたしております。ビザ申請に伴う諸条件は随時予告なく変更となる可能性がございます。
5. 天気はあまりよくない…
そんなロンドンの気候は地中海性気候に属しており、国の周りに暖流が流れているため、実は比較的温暖な気候なんです。また、日本の梅雨のようにまとまった雨のシーズンや台風はなく、年間の降水量を比較すると圧倒的に日本の方が多いことがわかります。
ただ、「1日のうちに四季がある」と比喩されるほど、変わりやすい天気が特徴です。朝晴れていたと思っても、昼を過ぎると曇り始め、雨がぱらつき、夕方になるとまた晴れる…… そんな気候が年間を通じて安定的に続きます。「豪雨」はないけれど、シトシトと毎日降る雨や、1日のなかで目まぐるしく変わる天候から、曇りがちなロンドンを印象付けたのでしょう。
快晴の続く夏は短く、量は少なくとも雨が続く中での生活は、オーストラリアやアメリカのロサンゼルスなど快晴が続く地域と比較するとやや憂鬱な気分になることが多いかもしれませんね。
ロンドン留学
語学学校探し 3つのポイント
イギリス国内でも高い人気を誇るロンドンは、市内近郊に多くの語学学校が存在します。数多くの語学学校のなかから、どのように語学学校探しをしたらよいのか、語学学校探しのポイントを大きく3つご紹介します。
イギリス 語学留学情報
ポイント1: イギリス政府・教育機関認定校であること
ただ通っている語学学校がある日突然倒産してしまったり、運営状況が悪くスタッフがストライキをお越し語学学校が休校したり…… そんなことがあってはせっかくの留学が台無しです。したがって、語学学校を選定する上での最低条件でもある1つ目は、学校の運営状況に問題がないかどうかです。
認可を受けている学校の確認
BRITISH COUNCIL Accreditation
また、English UKでは語学学校を始めとするさまざまな教育機関の選定を行う上で、さまざまなサービスも提供しています。下記のサイトも参考にしてみましょう。
教育機関の選定 ENGLISH UK 詳細検索
ポイント2: 日本人が多い少ないより、注目すべきは国際色の豊かさ
語学学校やクラスに日本人ばかり…となると、ついつい日本語で会話してしまうのと同じように、ドイツ人が固まればドイツ語を、ブラジル人が固まればポルトガル語を話します。
結果、語学留学で英語を勉強しているにも関わらず、語学学校で聞こえてくるのはドイツ語ばかり…、ポルトガル語ばかり…となってしまうと、英語の勉強になりません。
また、日本人が日本人同士でいることが楽であるように、彼らも近い文化や習慣、価値観の人々と一緒にいる方が楽です。結果、日本人は少なくても、他国の友達を作るのに苦労したり、語学学校で孤立してしまうこともあります。
したがって、語学学校を選ぶ際には、日本人が少ないという点と併せて、国際色の豊かさにも注目して語学学校選定を行うようにしましょう。
ポイント3: 語学学校の規模
学生数が少なければ少ないほど、適切なレベル分けはできなくなりますし、開催できる選択科目、英語クラスも少なくなります。学生数が少ない=収入も少ないため、経営も不安ですし、先生の数も多くないため、合わない先生にあたってしまうと悲惨です。
したがって、数多くの語学学校が存在するロンドンだからこそ、一定の生徒数がいる規模の語学学校を選びましょう。
好きな都市、興味のある学校などを選択していくだけで簡単に見積を作成いただけます。
ロンドン留学中の生活
(持って行く荷物、滞在方法、交通機関)
ロンドンへの留学なら、持って行った方がよいもの
留学するうえで必需品であるパスポートや海外留学生保険(保険証書)、クレジットカードなど以外に、ロンドンへの留学だからこそ、持って行った方がよいもの意外と持って行かない方がいいものをご紹介します。
年間の降水量こそ、日本(東京)の方が多いものの、年間を通じて頻繁に雨が降る都市です。
おしゃれな街ですので、少しおしゃれな長靴もしくは防水加工の靴を1足持っていると便利でしょう。
折り畳み傘
朝は快晴だったのにお昼過ぎると雨が降り出す……1日のなかに四季があると言われるロンドンは、毎日ちょっと雨が降ります。現地でも折り畳み傘は打っていますが、やはり日本クオリティにはかないません。小さくて持ち運び便利な折り畳み傘を1つ持って行くとよいでしょう。
スキミング防止カードケース
アメリカなどと比べると殺人発生件数なども少なく、比較的治安は落ち着いているイギリス(ロンドン)ですが、スリや引ったくりなどは少なくありません。特に人の集まる観光地などは要注意。近年では、クレジットカードのスキミングなども注意が促されています。対策用のスキミング防止カードケースなどをお持ちいただくと安心だと思います。
参照
海外でのスキミング対策…どうしたらいいですか?というご質問をいただいたのでシェア!#留学 スキミング防止カードケース (グレー) Tenn Well https://t.co/0nuwsnJceJ @amazonJPさんから
— ウォンバットくん@ワールドアベニュー (@WorldAvenueJPN) 2017年11月12日
その他、イギリス留学に必要な持ち物の情報については下記よりご参照ください。
ロンドンでの滞在方法
物価が高いと言われるロンドンで、心配の種となるのが住居ではないでしょうか。
ロンドンでの住居にはさまざまなものがありますが、主には、ホームステイ、学生寮、フラットがメジャーです。家賃は立地と設備によってかなり差があります。各滞在方法は、具体的にどのような特徴があるのか見ていきましょう。
渡航して最初の1~2ヶ月間程度をホームステイで過ごし、その後シェアや学生寮に移るという方法が一般的です。海外旅行慣れしている方やある程度英語が話せる方の場合は、その限りであはりません。ただ、英語力も海外での生活力も共に不安…という方にとってはよい選択肢の一つでしょう。
ホームステイは、弊社の現地サポートオフィス、または各学校が手配してくれるため、自分で英語を駆使して手配しなくてよいというのもメリットの一つでしょう。
ただ食事はあまりおいしくないイギリス。長く暮らせるかどうかは、ホームステイ先との相性によるかもしれませんね。
学生寮
語学学校の場合、数は少ないですが、学生寮を手配してくれる学校もあります。同じ語学学校に通うさまざまな国の学生と、お風呂やリビングなどをシェアしながら共に生活するスタイルです。部屋は、シングル(1人部屋)、ツイン(2人部屋)、ドミトリー(4人、5人部屋)、シングル・エン・スーツ (en suite:寝室は1人部屋でプライベートバスとトイレ付、キッチンはシェア)などがあります。ホームステイと異なり食事は提供されないため、基本的には自炊となります。文化や習慣の異なる他の国の学生たちと、共に生活することになるため、ホームステイよりも高い英語力と自主性、主体性、自立心が求められます。
シェアハウス
ロンドンの場合は、シェアハウスは自分で探し、自らオーナーと契約を交わすこともできますし、不動産経由で手続きを行うこともできます。シェアにはハウスシェア、フラットシェア、ルームシェアと呼ばれるものがあり、その名の通り、家をシェアするタイプ、マンションまたはアパ―トのフラットをシェアするタイプ、1部屋をシェアするタイプとなります。値段的にはプライベートスペースが狭くなればなるほど安くなります。
ロンドンの交通機関
しかし、幸いなことに、これらの高い交通費をリーズナブルに抑えてくれる魔法のカードが存在します。
それが、現地の生活には必需品のOyster Card(オイスターカード)です。日本でいうところのPASMO、SUICA、関西のICOCAなどと同様のプリペイドICカードで、定期としてもお金をチャージしてプリペイドカードとして他の支払いなどにも利用できます。
留学生としてロンドンに滞在する場合、学生割引きのOyster Cardは18+(エイティーンプラス)を利用することもでき、さらにお得です。(条件:フルタイム(週15時間以上の学習)、最低14週間以上の就学)