語学留学やワーホリはもちろん、
大学・大学院進学まで
本気の留学先として人気のパース
パースは、オーストラリアの西側半分を占める西オーストラリア州で最も大きな都市です。東側の各都市からは離れ、やや孤立した環境ではあるものの、だからこそ日本人は少なく、ヨーロッパや中東をはじめとした多国籍な学生が集う都市として、知られざる魅力を放つ渡航先の一つです。パースは、コンパクトながらに開発が続く都市部に、国際的なホテルや商業施設が軒を連ね、留学後、現地就職や永住を目指すモチベーションの高い学生が集うことでも有名です。
※2023年10月29日(日)からANAの直行便成田=パース線が週3往復便(水・金・日)で運航を再開しました。
◉お知らせ◉
時給2,000円以上!と高時給で稼げるワーホリ先として注目を集めるオーストラリア。治安や気候もよく高い人気を誇ります。「はじめてのオーストラリアワーホリ説明会」ではカウンセリング経験豊富な留学コンサルタントがオーストラリアのワーキングホリデー基本情報を徹底解説いたします。参加は無料!お気軽にご予約ください。
基本情報
州 | 西オーストラリア | 日本との時差 | -1時間 |
---|---|---|---|
サマータイム | 無 | 最寄り国際空港 | パース国際空港 |
空港からの交通手段 | 電車(約45分)・バス・タクシー | 年間平均気温 | 12.7℃ |
マイグレーション上の規定 | 地方都市 (Cities and major regional centres) |
地域特典 | ・優先的に永住権申請権利を得られる地域 ・該当地域の大学を卒業した場合、通常のPSWV(Post Study Work Visa)にプラス1年間滞在の権利を得られる など |
パースの留学情報
パースに留学する
メリット ベスト3
パースは2004-2014年の10年間で人口50万人増加。2016年には人口約260万人に達し、メルボルン、シドニーにつぐ人口増加を見せ、オーストラリア国内においても成長力のある都市です。大きすぎず小さすぎず暮らしやすいパースでは、都市部で無料利用できるWi-Fiや市内をまわることのできるCAT(キャット)バスなど学生にとっても嬉しい制度が満載です。街のシンボル「エリザベス・キー」では、職の需要などにも溢れています。パースで留学する魅力を大きく3つご紹介します。
1. 世界トップレベルの住みやすさを誇るパース
city
過去10年連続!世界で最も住みやすい都市ランキング上位10位ランクイン
渡航先を選定する上で、その都市の治安やインフラ環境などを含め、「住みやすい都市かどうか」は非常に重要なポイントです。
パースは、英国・エコノミスト誌の調査部門「エコノミスト・インテルジェンス・ユニット(EIU)」が発表する「世界で最も住みやすい都市ランキング」において、過去10年にわたり上位10位にランクインするほど住み心地のよい都市です。「世界で最も住みやすい都市ランキング」とは、世界主要都市140を、安全性、医療、文化・環境、教育、インフラの5項目で評価するランキングです。
この「住みやすさ」は、留学生にも共通します。
1. 過ごしやすい気候
オーストラリアが南半球に位置するため、日本との季節は真逆です。しかし、日本のように四季があり、真夏は暑くなるものの、湿度が低く、真冬は「日中の気温が16℃を切るのは稀」と言われるほど温暖な気候と非常に過ごしやすい特長があります。特に半年間以上に渡って留学する方にとって勉強に集中できる環境かどうか、また必要な荷物の量などを考えた際、パースの過ごしやすい気候は大きなメリットと言えるでしょう。
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平均最高気温 | 30.8 | 31.3 | 29.5 | 25.6 | 22.4 | 19.3 | 18.3 | 18.8 | 20.1 | 23.0 | 26.4 | 28.8 |
平均最低気温 | 17.8 | 18.1 | 16.5 | 13.6 | 10.6 | 8.5 | 7.8 | 8.1 | 9.4 | 11.2 | 14.2 | 16.2 |
雨量(mm) | 9.5 | 12.7 | 19.5 | 44.1 | 117.5 | 175.7 | 169.7 | 133.6 | 80.6 | 52.2 | 22.1 | 12.8 |
季節 | 夏 | 秋 | 冬 | 春 | 夏 |
< フリーマントル >
フリーマントル
< パースのビーチ >
ビーチ
< 世界で最も広い公園と言われるキングスパーク >
kings park
2. 留学生にもうれしい!さまざな割引
留学にはお金がかかるものです。特に近年急激な経済成長に伴い、物価の高騰が続くパースで、市が提供する各種割引は、生活費、しいては費用を抑える上で非常に嬉しいメリットです。
具体的には、下記のような割引があります。
★留学生でも「学割」適応
専門学校やカレッジ、大学など、高等教育機関に通う留学生でなく、語学学校、しかもフルタイムのコースであれば学生ビザ対象ではない観光ビザ対象の留学生(厳密には最短6週間以上の就学が必要)であれば、利用可能な学割です。もともとある交通機関利用時のICカード(スマートライダー)利用などと併せて学割を利用するなどで、最大70%のディスカウントが可能とも言われます。
★市内には無料利用可能なバス
市内とその近郊にはバスの路線が充実しており、非常に便利な交通手段の一つです。
CAT(The Central Area Transmit)バスと呼ばれる無料バスが循環運行しており、シティ、フリーマントル、ジュンダラップ市内中心での移動(通学、市内観光など)の交通手段としてお勧めです。物価の高いオーストラリアにおいて、通学費用や移動費用を一部無料にできるのは非常に嬉しいポイントです。
★Wi-Fi無料利用可能
パースでは市内循環無料バスに加えて、ジュンダラップ、スカボロビーチ、フリーマントルでも無料Fi-Wiを利用できます。現地で出会った友人との交流や家探し、アルバイト探しなどにおいて必須の携帯電話にかかる費用をグッと抑えることができ、魅力的です。
ちなみに、無料Wi-Fiスポットは、シティにあるマクドナルド、また、市立図書館(City of Perth Library)や西オーストラリア海洋博物館(Western Australian Maritime Museum)、スカボロビーチ目の前のランデブーホテル内DOMEカフェでの利用も可能です。
博物館は入場料がかかるものの、カフェなどもあるため、休日にゆっくりくつろいだり、学校の課題に取り組んだりするのにもよい環境です。
パースでは、1つ目の「学割」や2つ目の無料利用可能バス、同じく無料利用可能なWi-Fiなど、生活に必要な細かな費用を抑えることができます。他都市にはない留学生でも利用可能なさまざまなサービスは、パースを選ぶ大きなメリットといえるでしょう。
2. 成長する西オーストラリア州経済 -生活の質・教育の質、その後の就職機会なども向上
留学する目的は人によってさまざまですが、グローバル化が叫ばれる昨今、英語力の習得だけではなく、帰国後後のキャリアの幅を広げるため、専門学校やカレッジ、大学、大学院などでより専門性の高い勉強に取り組む方も増えてきています。専門留学、海外大学進学など海外進学系のプランを選ぶ方の多くが、世界で通用するスキルや知識、経験を求めて留学されます。
そういった留学をしたいと考えている方にとって、パースはおすすめの渡航先の一つです。
オーストラリアと言えば、観光、教育業を含むサービス業のイメージが強く、その他の産業のイメージが希薄かと思います。しかし実際には、豊かな天然資源の存在があることから一次商品の輸出業は盛んですし、金融セクターでは世界規模の企業も多く存在します。
なかでも西オーストラリア州は、その広大な土地に豊富な鉄鋼資源を持ち、オーストラリア全体の輸出の40%を担っています。日本を含むアジアとリンクした堅調な経済のパースは、他州の経済と比較しても平均1.5倍の速度で成長し続けています。また、資源投資プログラムにより成長する西オーストラリア州の経済に応えるため、オーストラリア政府は、インフラへの投資を引き続き行う考えを示しており、2016年正式にオープンした美しいウォーターフロントElizabeth Quay(エリザベス・キー)に続き、フィオナスタンレー病院やパース子供病院、スタジアム、シティリンク、パースフレイトリンクなどが設立され、これらの建設や開業、運営に伴い、新たな求人などの需要が生まれました。これは、パースで大学を卒業する留学生にとって現地での就職機会につながる可能性を示します。
Elizabeth Quay
オーストラリアでは、大学を卒業すると、ポストスタディワークビザやグラデュエートビザと呼ばれるビザ(制度)を利用し、現地で就労経験を積むことができます。したがって、上記のエリアにおいて求人の授業が高まるパースは、質が高く、実践的な教育を受けたいという方、また、卒業後、海外で就労経験を積みたいという方にチャンスの多い都市と言えます。
3. 日本人少なく国際色豊かな学習環境
「英語を喋らざるを得ない環境」を求めて留学するにもかかわらず、渡航した先が日本人だらけ…となってしまうととても残念ですよね。オーストラリア国内でも、日本から近いケアンズやゴールドコーストなどは観光客を含む多くの日本人が暮らしており、街中を歩いていても、日本語を耳にすることも多くあります。
対して、パースは大きな都市が集まる東海岸からも離れているため、日本人は他都市と比較し、日本人が少なく、且つ多国籍な環境があります。
例えば、1950〜60年代、パースにはクロアチア、イギリス、イタリア、オランダやギリシャなどから多くの移民が上陸。近年は情勢不安を受けてか、イギリスから多くの移民が移住しており、南部郊外ではイギリス出身者の移民が全体の20%にも達しています。さらにマレーシア、シンガポール、香港、インドネシア、中国、スリランカといった東南アジアや東アジアからの移民も多く存在します。
留学生も同様に、ヨーロッパ諸国、東南アジアや東アジアから多くの学生が集い、他都市と比較すると日本人の割合は少ないのが実状です。
グローバルな環境で活躍できる人材として必要な英語力の一つが、世界中にあるさまざまな英語を聞き取り理解することのできるリスニング力です。パースでは日本語から遠ざかることで、英語力を伸ばすと共に、グローバルなリスニング力を身に付けることができます。
パースに留学する
デメリット ワースト3
世界の中でもトップクラスの住みやすさを誇るパース。日本人は少なく国際色も豊かで、経済成長も著しく滞在期間中の就労機会も得やすいなどさまざまな魅力と、留学先としてメリットばかりのように見えるパースのデメリットとは何でしょうか。
1. 遠い…-世界で一番孤立した都市
パースは世界の主要都市のなかでもトップクラスの「住みやすさ」を誇り、快適な暮らしをおくるに必要なものはなんでも揃っています。また、郊外には、オーストラリアのアウトバックが広がり、世界遺産にも指定される魅力的な自然と、オーストラリアらしい偉大な光景に触れる機会に溢れています。
ただ、「世界で一番孤立した都市」と言われることも事実です。
世界で一番孤立した街と言われる所以は、北米、西欧諸国の主要都市、ロサンゼルスやニューヨーク、バンクーバーやトロント、ロンドンやパリなどから最も距離が離れていることにあります。またオーストラリア国内においてもやや孤立感のある都市で、隣国インドネシア(ジャカルタ)の方が、東海外のシドニーやブリスベンよりも近いほどです。
オーストラリア滞在中、他都市へのアクセスと比較すると、やや飛行時間や渡航費用がかさみます。また、滞在期間中、他都市を訪れたいと考えた際に、主要都市が集まるオーストラリア東海岸と異なり、他都市への旅行はしにくい環境があります。
市内に入ってさえしまえば、生活に困ることはありません。3ヵ月以上かけてしっかりと語学を学びたいという方には、この孤立した環境がメリットとなることもあるでしょう。しかし、1ヵ月前後の短期留学やいろんなところを渡り歩きたいと考えているワーキングホリデーをご希望の方の場合、そのロケーションはややデメリットといえると思います。
※2023年10月末より、ANAホールディングスが成田空港発着でオーストラリア・パースへの直行便運行を再開し、日本からのアクセスがよくなりました!
2. 意外と高い物価
物価
留学先の都市を考える上で、現地での「生活費」は気になる方も多いと思います。
滞在期間中の生活用品や食品、その他生活費にかかる費用があまりに高くなってしまわないか…と心配される方もいらっしゃいます。実際にパースのスーパーにて、日常的に消費する牛乳やパン、パスタなどがどのくらいの費用なのか、チェックしてみました。(写真をご参照ください)
ご覧いただくとおわかりいただけるように、パスタは100円前後なので、日本とあまり変わりません。水も、70円とそこまで高くはありません。ただ、牛乳は350円程度、洗剤が500円ほど、メイベリンのマスカラが1,800円程度、ジョンソンエンドジョンソンのボディークリームが900円程度と、商品によるものの、日本のスーパーで買い物をするよりは全体的にやや高めの印象があります。
西オーストラリア州は、好景気が続き、人件費や家賃の引き上げが続いていることもあり、物価の高くなります。費用を抑えたいという方にとっては、デメリットの一つかもしれませんね。
3. アルバイト探しはやや大変
メリットでも先述している通り、パースは他都市と比較して日本人がやや少なめです。
国際色も豊かで英語を喋らざるを得ない環境があるからこそ、英語を伸ばす環境としては非常によい環境があります。しかし一方で、英語力、特に日本人が苦手とするスピーキング力の高いヨーロッパ諸国や南米、中東、東南アジア系などさまざまな国の学生が多い環境があります。
世界中で大きなブームを巻き起こしている日本食はパースでも同様に高い人気を誇るため、日本食レストランでのアルバイトなら可能です。ただ、英語環境でのアルバイトに就こうと思うと、ご自身の英語レベルをきちんと伸ばしてからでないと、他都市と比較し、やや難しい現状があります。
アルバイトに就くことさえできれば時給は高く、短期間でも効率よく収入を得ることができますが、その分、そこまで行くのに努力が必要ということですね。
パースでの
おすすめプログラム3選
おすすめプログラム 1 国際色豊かな学習環境での語学留学
「留学したい」と考えるきっかけの多くが、「英語力の向上」ではないでしょうか。
日本でも、軒並み増え続けている外国人観光客や、グローバル化が進むにつれて増える外国人労働者の方々と接するなか、英語力の必要性を強く感じている方は多くいらっしゃいます。併せて近年は、「なんとなく英語を喋れるようになればいい」という方ばかりでなく、日常英会話はもちろん、できればビジネスシーンでも困らない程度の英語力を身に付けたいというモチベーションの高い方も多くいらっしゃいます。
そんなモチベーションの高い方の語学留学先として、パースはとてもお勧めの都市です。
理由は、メリットの中でも記載している通り、他都市と比較して日本人は少な目、且つ国際色が豊で、モチベーションの高い学生が多いという点にあります。また、デメリットに記載した通り、他都市と比較して、英語環境のアルバイトに就く上でのハードルが高いところも、英語習得に対してモチベーションの高い方にはお勧めのポイントです。
パースには国際色豊かで、モチベーションの高い留学生のために、一般英語プラスアルファのコースを開講している語学学校が多く存在します。
例えば、Phoenix Academy(フェニックスアカデミー)もお勧め校の1校です。
フェニックスアカデミーでは、細やかな英語レベル分けで個々の生徒1人ひとりに最適なクラスで英語学習を提供し、一定レベルまで英語力の伸びた学生には、ケンブリッジ英語検定やビジネス英語、英語教授法などさまざまなコースを提供しています。
おすすめプログラム 2 海外大学進学
オーストラリアで大学進学する大きなメリットの一つに、卒業後の可能性の広さがあります。こと就職に関しては、アメリカやイギリスなど他の主要英語圏と比較してさまざまな選択肢が存在します。
例えば、オーストラリアでの現地就職という可能性です。
大学卒業後、その国でそのまま就職し、就労経験を積みたいというご希望はよくいただきます。しかし、移民の受け入れに対して非常に消極的になっているアメリカやイギリスなど、他の主要英語圏での就労機会を得るのは至難の業です。しかしオーストラリアでは、「Graduate Work stream」と呼ばれ、オーストラリアで不足している職業での就労であれば、2年から最大4年間の就労が可能です。また、就学する分野に関係なく、学士以上の学位をオーストラリアで取得した場合、「Post-Study Work stream」と呼ばれる制度を利用することができ、大学卒業後も最大で4年の滞在が可能です。(一部の修士号、博士号を取得された方の場合、最長5年または6年の卒業ビザ取得が可能です)
ただ、その都市に就職に繋がる求人や雇用機会がなければ、いくら制度的に滞在や就労が可能と言われていても、利用することはできません。しかし、西オーストラリア州は、先述している通り、他州の経済と比較しても平均1.5倍の速度で成長し続け、その開発にはオーストラリア政府も力を入れています。人口増加も著しく、建設関係、ホスピタリティ、ツーリズム関係、医療・福祉関係など、さまざまな分野で求人拡大の可能性が見込まれています。
▼パースの今後の発展を紹介している動画
パースには4つの公立大学と1つの私立大学があります。
・西オーストラリア大学(The University of Western Australia(UWA))
・カーティン大学(Curtin University)
・エディスコーワン大学(Edith Cowan University(ECU))
・マードック大学(Murdoch University(MURDOCH))
・ノートルダムオーストラリア大学(The University of Notre Dame Australia(UNDA))
オーストラリアの大学は、実務的かつ実践的な学習提供をモットーとしており、特に国公立の大学ともなると、国、州、都市が求める産業や業界が求める人材を育成・輩出することを目的にコースやカリキュラムをデザイン、提供しています。
経済的成長を遂げ、将来的にさまざまな分野で活躍する人材が求められるであろうことが確かなパースでの大学進学は、皆さんの将来の可能性、選択肢を広げる経験になることでしょう。
おすすめプログラム 3 帰国後のキャリアにもつながる専門留学
オーストラリアには、TAFE(テイフ)と呼ばれる州立の教育機関があります。取得できる学位は、日本の専門学校・短期大学のようなイメージですが、「何を学んだか?」ではなく最終学歴や大学名ばかりを、気にする日本と異なり、「何をどこまで学んでいるのか」を見るオーストラリアにおいて、非常に大きな役割を担う教育機関です。
TAFEではビジネスやホスピタリティ、観光、海洋学など、さまざまなコースを開講しており、これらのコースで勉強するためには一定の英語力が必要です。英語力向上後、TAFEでの専門的な勉強をするプログラムを「専門留学」と呼びます。
TAFEは各州に存在し、パースにはTAFE International Western Australiaと呼ばれるTAFEがあります。TAFE International Western Australiaでは、TAFE International Western Australiaが運営する250以上のコースを学んでいただくことができます。州立の教育機関だからこそ、パースのある西オーストラリア州で求められる人材育成のため、実践的な技術、専門的かつ実用的な知識を学ぶことができます。
例えば、TAFE International Western Australiaで受講できるコースには下記のようなコースがあります。
・アートデザイン、マルチメディア
・建築(デザイン、建設、工学)
・ビジネス(商学、経営学)
・保育
・社会福祉
・フィットネス、リクリエーション、ライフスタイル
・ホスピタリティ、観光
・IT
・海事学
・科学、環境科学
より詳しくは、TAFE International Western Australia のサイトをご参照ください。
英語だけではなく、英語プラスアルファ、専門的な知識や技術を身に付け、且つ履歴書にも修了課程を記載することができることから、帰国後の就職や転職時にも役立ちます。また、TAFEのDiploma(ディプロマ)で取得した単位を大学の単位に移行できるため、大学進学を目指す方にもおすすめです。
留学中の生活
(持って行く荷物、滞在方法、交通機関)
持って行った方がよいもの
留学するうえで必需品であるパスポートや海外旅行保険(保険証書)、クレジットカードなど以外に、パースだからこそ、持って行った方がよいものをご紹介します。
地中海性気候のパースでは、冬の時期には一定の降雨があるものの、夏の時期は日ざしが強く乾燥するという特徴があります。夏には湿度がさがり、カラッとしていて過ごしやすく、似たような気候の地域にはイタリアのローマやアメリカのサンフランシスコなど、世界でも人気の観光地が挙げられます。日照時間が長いことから、雨の多い地域の人間にとっては、うらやましい天候のようにも思います。一方で乾燥が激しく、夏場、湿潤な気候に慣れた日本人にとっては、うっかりすると、肌荒れを起こしやすくなります。
冬はもちろん、夏だからといって気を抜かず、肌のメンテナンスをするためにも、保湿系の化粧品や乳液、オイルなどは持っていくとよいでしょう。
また、日照時間の長く、アウトドアが大好きな人々が集うパースでは、日焼け予防対策が必須です。現地でも化粧下地や日焼け止めを購入することはできます。ただ、「SPFが高めのものを選ぼう…」「保湿性の高い化粧下地はどれだろう…」など、英語ができないうちは、普段使用する化粧品や日焼け止めを購入するのも一苦労です。化粧品や日焼け止めなどは1本持って行けば3ヵ月程度は使用できるため、渡航してしばらくの間使用する分として持って行くとよいでしょう。
水着
パースには、まぶしいほどの白い砂浜と、美しく広がるコバルトブルーのインド洋が広がっています。
夏場の平均気温は30度前後と高めのため、すぐそこにある美しい海での海水浴は、パースに留学したら必ず楽しんでいただきたいポイントです。「海に遊びにいこう!」「海でBBQしよう!」と積極的に外に出ることで、さまざまな国の友達もできることでしょう。
その際に必須になる「水着」。ぜひ持って行かれることをお勧めします。
もちろん現地でも水着を購入することはできます。ただし、外国の方はナイスボディの方が多いせいか、ボディを矯正するようなワイヤーなどはないものがほとんどです。水着の生地も心なし薄く、面積も少な目でなんだかソワソワしてしまうものばかり……。体のラインに自信のある方は必要ありません!ただ、ちょっと不安だなという方にはおすすめです。
その他 -なんでも揃うパース。衣類などは現地調達可能!
数年前までなら、シドニーやメルボルンのようなユニクロやH&Mなどのオープンがなく、他都市と比較し、日本で購入できる安くて便利なグッズは、持って行った方がよい!とお話していました。しかし、2014年以降、ファスト・ファッションブランドとして有名なZaraやTopshop、H&Mがオープン、そしてユニクロが続々とオープンしました。これによって衣類関係は、必要ならば現地調達できるようになりました。したがって、大量の衣類の持ち込みは必要ありません。現地生活に必要なお金だけしっかりと握りしめて、現地のはやりにそって洋服などは選んでいきましょう。
その他、留学に必要な持ち物に関する情報は下記からご覧ください。
パースでの滞在方法
ホームステイ手配料金:200ドル~(約18,000円~)
ホームステイ費用(平日2食・土日3食込 1人部屋):310ドル~(約28,000円~)/週
ホームステイは、海外生活をスタートするにあったて、英語環境に身を置き、オーストラリア人の生活様式や文化に触れることのできる滞在方法の1つです。
近年、日本でも同様ですが、核家族化や離婚率の上昇などに伴い、日本人が抱く「家族団らん」のイメージが崩れ行くなか、「ホストファミリーに馴染めるのかどうか」「ホストファミリーには当たり外れがあると聞いたが、本当に安心して滞在できる環境なのかどうか」など、さまざまなご質問をいただくホームステイ。
ただ、紹介させていただくホストファミリーは、弊社のようなエージェントまたはホームステイ斡旋会社、語学学校など、ホストファミリーの手配を行う機関が、一定の審査基準を設け、ホストファミリーへの訪問、無犯罪証明書などの提出をいただいておりますので、大きなトラブルはないとお考えいただいてよいと思います。
また、自己手配ではなく、エージェントなど専門機関を経由での手配が可能なため、英語力に自信のない方でも安心して手配できる(手配を委託できる)滞在方法です。
パースはヨーロッパ諸国からの移民を始め、東南アジア、東アジアなど世界中の人々が集う街です。日本と異なり、人種や国籍の異なる人同士の結婚、いわゆる国際結婚も一般的で、ホストファミリーの外見も日系、黒人系、ヨーロッパ系とさまざまです。宗教や職業、家族構成、食文化、価値観や習慣など異なる環境下で生活する機会の少ない日本人にとって大きな環境の違いに戸惑いを感じることもあるでしょう。一方で、オーストラリアのホストファミリーと共に生活することで、海外での生活を知り、異文化理解力を高め、英語環境での生活にも慣れ、且つ日常生活のなかで利用する英単語や英語表現を学ぶことができるため、海外生活をスタートする際にはよい滞在方法の一つといえるでしょう。
シェア (シェアハウス・シェアルーム)
シェアハウス費用(1人部屋 光熱費込):280ドル~(約25,000円)/週
※ただし、ボンド(日本でいうところの敷金)が家賃の2週間分(目安560ドル~(約50,000円))程度発生します。
最近は日本でもよく耳にする滞在方法の一つですが、留学生にとって、オーストラリアでは最も一般的な滞在方法の一つです。一軒家などのキッチン、お風呂、トイレ、リビングなどは共同で、部屋は自分の部屋があるというスタイルや、部屋も2人、3人部屋になっているケースなど、種類はさまざまです。
ホームステイと異なり、現地のクラシファイドやコミュニティサイトなどを利用し、原則ご自身でご自身の希望に沿ったシェアを見つけ、見学し、契約、暮らし始めるという方法になります。
日本人とのシェア(生活)は避けたいという方であれば、下記のようなサイトがメジャーです。
Gumtree:https://www.gumtree.com.au/
Flatmates:https://flatmates.com.au/
いずれにしても、サイト上に掲載されている写真や情報だけを基に決めるのは非常に危険です。
シティから徒歩5分と記載があっても、実際には15分かかる…というケースや、実際に暮らし始めてみたら掲載されていた写真よりも部屋がずっと暗かった…ということも十分にあり得ます。
契約前の下見や家賃の確認(光熱費などはどこまで含まれているのか)、最低滞在週数、退去する際には最低何週間前に報告義務があるのかなど、きちんと確認するようにしましょう。
シェアはホームステイと比較すると時間の使い方には自由度が高く、自炊できる方であれば生活費を抑えることもできるでしょう。ただし、シェアと言っても他人との共同生活です。一定のルールや条件はあるため、入居時に過ごしやすい環境かどうかはきちんと確認するようにしましょう。
パースの交通機関
パースでは西オーストラリア州交通局が管理する都市圏の公共交通機関Transperthが都市圏において電車・バス・フェリーの運行運営を行っています。
公共交通機関について
市内とその周辺へのアクセスには、バスがお勧めです。パースにおいてバスは、最も手軽な交通手段の一つと言えます。海外のバスというと、「時間通りに運行されていない」「1時間あたりに利用できる本数が少ない」などネガティブな印象が強いかと思いますが、パースのバス、特に乗車数の多い路線に関しては平日4分から15分間隔、夜間・休日でも30分間隔程度、乗車数がそこまで多くない路線であっても10分から60分間隔での運転となります。また電車の駅発着の路線に至っては、電車の発着時間に合わせた時刻表が設定されるなど、日本の東京都内のバスと変わらない便利さが伺えます。
‐ 市内無料バス ‐ CAT(Central Area Transit)
トランスパースでは、Central Area Transit、通称CAT(キャット)と呼ばれる無料のバスを市内とフリーマントル市内で運行しています。スタジオジブリ制作「となりのトトロ」でおなじみの猫バスのモデルとなったとも言われるバスで、市内のバスは、赤、青、黄、緑の4路線、フリーマントル市内は2路線が運行しています。
サービス開始から利用者が右肩上がりで伸びているサークルルートは、郊外地域同士をぐるりと循環するバスを指します。多数の鉄道駅・ショッピングセンター・高校・大学のキャンパス、さらにシティとフリーマントルとを結びます。運行間隔は他のバスや電車と同様に平日の日中は4分から15分間隔、夜間・休日は30分間隔となります。
フェリー
トランスパースではシティ中心地とスワン川を挟んだ対岸とを結ぶフェリーを運行しています。通勤に利用する乗客もいることから、朝の通勤時間は10分間隔、日中は30分間隔と比較的頻繁に運行されています。
電車
バス同様、ルーズな運行状況のイメージが強い海外の電車ですが、約200万人が暮らすパースでは、日本と同様、早朝5時から深夜まで運行されており、日中は4分から15分間隔で利用することができ、語学学校への通学に不便はないことが予想されます。ただ、夜間・休日は30分間隔と比較的感覚が広く、お国柄を感じるところです。
切符・運賃について
トランスパースでは、運賃支払方法を日々改良し、今日においては日本のSuicaやPASMO、ICOCAなどのICカードを利用した運賃精算システムを導入しています。カードは、一般的なクレジットカードサイズでマイクロチップが埋め込まれており、電車、バス、フェリーなど、先述した主な公共交通機関で利用できます。また、スマートライダーを利用することで、公共交通機関の利用運賃が通常の10%割引になる仕組みとなっており、これがオートチャージ式を利用すると、20%割引にもなります。
さらに、市内には、市内無料バス(CAT)が走るゾーン、フリートラジットゾーンと呼ばれ、無料で乗降できる区域があります。スマートライダーの利用者であれば、このゾーン内ではすべてのバスや電車を無料で乗降することができます。
物価の高いパースでの生活において、日々の交通費を節約できるのは非常に嬉しいことですね。(もちろん通常の切符購入も可能です)