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オーストラリア
正看護師資格取得プログラム

仕事場を世界に広げよう

海外での正看護師資格取得プログラムとは、海外での看護師資格の取得、その後の現地就職を目指す留学プログラムです。世界的に人手不足が謳われる看護師は、永住権取得の可能性があるとして、海外移住・永住を目指す方からも注目を集めています。ここでは、特に人気の高いオーストラリアでの看護師資格取得プログラムについて解説します。

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正看護師資格取得プログラム
主要英語圏5カ国を比較

ここでは、留学先としても人気の高いアメリカ、カナダ、イギリス、ニュージーランド、そしてオーストラリア、それぞれでの資格取得、またその後の就職、永住を踏まえた特徴について、比較してみましょう。

     
国家試験 学位取得の
必要
英語力の規定 永住権取得の
可能性
オーストラリア なし あり IELTS Academic Overall 7.0相当以上
(全ての技能7.0以上*)
ニュージーランド なし あり IELTS Academic Overall 7.0相当以上
(ライティングのみ6.5以上、その他技能は7.0以上)
カナダあり なし IELTS Academic Overall 7.0相当以上
(ライティングのみ6.5以上、その他技能は7.0以上)
アメリカ あり なし IELTS Academic Overall 7.0相当以上
(ライティングのみ6.5以上、その他技能は7.0以上)
x
イギリス なし あり IELTS Academic Overall 7.0相当以上
(ライティングのみ6.5以上、その他技能は7.0以上)
*2025年4月1日以降、看護師登録時の英語力条件が緩和予定
各英語力検定試験における Writing セクションが緩和となり IELTS Academic Writing 6.5 以上からとなります。
参照:
オーストラリア Nursing Midwifery Board Ahpra ニュージーランド Nursing Council of New Zealand カナダ Immigration.ca アメリカ CGFNS イギリス Nursing & Midwifery Cpuncil 

看護師は、日本同様、世界各国で人手不足の傾向にあり、主要英語圏でも不足職業リストに含まれているケースが多いです。これは、その国や州で資格を取得し、看護師として働く場合、就労ビザや永住権取得の際に、優遇されることがあることを意味します。

とはいえ、資格取得はもちろん、「永住」や「移住」は決して簡単なことではありません。看護師は国家資格です。これは、日本以外の主要英語圏も同様で、各国異なる条件や制度が採用されています。それぞれの国・州で資格を取得し働く、また永住するためには、その国や州が定める条件や規定を満たす必要があります。各国の諸条件、また労働環境、生活環境の良し悪しを踏まえ、ワールドアベニューでおすすめしているのが「オーストラリアでの正看護師資格取得」です。

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日本vsオーストラリア
看護師を取り巻く環境の違い

オーストラリアといえば、温暖な気候、美しい海、豊かな自然、コアラやカンガルーなど固有の動物たちなど、人気の観光地のイメージをお持ちの方も少ないかと思います。実は、留学制度の充実度の高さや、日本からのアクセスの良さ、時差の少なさなどを背景に、留学先としても高い人気を誇ります。

そんなオーストラリアは、看護師の地位が高く、保有する資格次第では医師の指示を受けずに医行為が可能な場合もあります。また、賃金は世界的にみても高い水準にあり給与面も充実、休暇制度やキャリア支援体制も整っています。ここからは、日本とオーストラリア、看護師を取り巻く環境の違いについて解説します。今回、比較ポイントとして挙げたのは大きく4点です。

1. 資格取得方法
2. 給与
3. 就労環境
4. 制度の充実度

一つずつ見ていきましょう。

日本では、5年一貫の高校・短大・専門学校・4年制大学などで看護課程を修了し、国家試験に合格することで正看護師の国家資格を得ることができます。様々な教育機関で看護課程を提供することで、看護師のなり手を増やすことに繋げています。ただし、国家試験合格は必須なため、不合格となれば受かるまで受け続けなければなりません。

一方、オーストラリアには、国家試験は存在しません。代わりに看護師認定協会が定める看護課程を修了・学士を取得(外国人の場合は、英語力の規定を満たす必要あり)し、看護師認定協会に看護師として登録することにより、正看護師として働くことができるようになります。大学を卒業するのは決して簡単なことではありませんが、国家試験がない点は、魅力かもしれません。

日本看護協会 「2023年病院看護実態調査」によると、日本の新卒看護師の初任給は平均26万~27万円、手取りは平均21万〜22万円、さらにん夜勤開始前となると額面で21万〜23万円、手取り額は17万〜18万円程度となります。入職直後のボーナスは5万〜10万円、もしくはもらえないケースも多く、仮に入職後のボーナスを10万円としたばあい、1年目の年収は360万〜370万円となります。

一方、オーストラリアでは、「The Fair Work Ombudsman」や「seek」などによると、初年度の看護師の月収はAUD4,500~5,000(約45〜50万円)、ボーナスはありませんが、シフトや曜日(土日祝日)によっては時給が高くなるため、年収は約AUD54,000(540万円)〜となります。オーストラリアでは、臨床1年目〜8年目まで、給与レートが設定されており、年次に合わせて一定の給与を得ることができます。臨床9年目以降は専門コースや大学院を卒業し、キャリアアップすることにより、さらに給与を上げることができます。

オーストラリアには、看護助手、准看護師、正看護師、臨床教育看護師、病理検査アシスタントなどの職種が存在し、業務が分業化されています。日本では、正看護師が生活介助から配薬、傷の処置などまで行いますが、オーストラリアでは様々な職種の人が各々決められた範囲内の業務を行います。オーストラリアの正看護師の主な業務内容は、術後・治療後の回復サポートなどの患者のケアとモニタリング、薬の投与や点滴、傷の処置、急変時の緊急対応、各専門分野の業務などです。日本の正看護師が行っている食事介助や着替えの介助、移乗などの生活介助業務は、オーストラリアではアシスタントナース(看護助手)が行います。

また、オーストラリアでは、病理検査アシスタントが採血や検体採取を行っており、正看護師資格を持っていても採血や検体採取を行うことができません。もし正看護師が採血や検体採取を行う場合は、別途資格を取る必要があります。患者の搬送を専門に行うポーターという職種もあり、例えば病棟からオペ室への移動は正看護師ではなく、ポーターが行います。

このように、オーストラリアは分業化がされているからこそ業務時間内に仕事を終えることができ、原則残業なく働くことができています。

オーストラリアは、休日制度が充実しています。年次有給休暇は、4週間(20営業日)付与され、その他に病気や怪我のための休暇(Sick Leave)や特別な事情に基づく休暇(Personal Leave)も有給休暇とは別に付与されます。Personal Leaveは、年間10日程度の病気や急な個人的な事情による有給休暇が付与されたりします。

また、キャリアアップ制度も整っています。夜間や週末に受講できるオンライン学習のコースやリーダーシップ研修、継続的専門教育など自分のキャリアに直結する支援が多く用意されており、一部の病院では奨学金制度や教育手当が提供されていることもあります。

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最終学歴別
資格取得の方法&流れ

まず、大前提として、オーストラリアで正看護師になるためには、1. 看護学位(学士以上)、2. 英語スコアが必要です。先述した通り、オーストラリアには日本のような国家試験がありません。看護学位(学士以上)を取得することによりオーストラリアで正看護師として働くための知識・技術が身についたとみなされ、加えて看護師認定協会が定める英語スコアをあわせて協会に提出、登録された看護師となることができますな。オーストラリアの看護師は、毎年5月末までに必要な自己学習を完了させ、更新を行います。

オーストラリアで正看護師として登録するためには、看護師認定協会で認定されている英語試験で規定のスコアを取得する必要があります。看護協会で認定されている英語試験は、IELTS、OET、PTEアカデミック、TOEFL iBT、ケンブリッジ英語検定(2025年’4月以降)です。IELTSでは7.0、OETではB、PTEアカデミックでは65、TOEFL iBTでは94、ケンブリッジ英語検定では185ポイント以上の取得が必要となっています。英語の規定について詳しくは後術します。

オーストラリアで正看護師資格を取得する際のプロセスは、資格の有無と最終学歴によって異なります。パターンは5つに分かれます。

1. 正看護師資格なし・高卒(または高校生)
2. 正看護師資格なし・大卒(または大学生)
3. 正看護師資格あり・5年一貫高校卒
4. 正看護師資格あり・専門学校・短大卒
5. 正看護師資格あり・4年制大学卒

一つずつ見ていきましょう。

日本の高校を卒業(または卒業予定)、日本の正看護師資格を取得していない方は、オーストラリアの大学(看護学部)への進学を目指します。厳密にいうと大学に進学していた場合でも在籍年数が1年未満の方もここに含まれます。

語学学校:6ヶ月間〜12ヶ月間*

ファウンデーションコース:8ヶ月間〜1年間

大学(看護学部):3年間

IELTS7.0相当のスコア取得

正看護師資格取得

*就学期間は、出願時の英語力によって異なります。

該当の最終学歴の方の場合、一般的には大学、または大学附属カレッジが提供するファウンデーションと呼ばれるコースを受講、その後、大学1年次に進学します。

オーストラリアでは大学進学に伴い「受験」がありません(医学部など一部の学部を除く)。日本の高校の成績、またはファウンデーションコースで取得した成績と英語力**を踏まえ、希望の大学・学部への入学可否が審査されます。

**看護学部への入学に伴う英語力の証明について
通常、ファウンデーションコースを経由して大学入学する場合、ファウンデーションコースの成績を持って、入学に伴う英語力の規定を満たしていると判断され、IELTSなどの公式スコアを取得する必要はありません。しかし、看護学部の場合は規定が厳しく、別途IELTSなど公式スコアにて英語力証明が必要です。
なお、大学卒業時には、スコア証明に伴う有効期限2年が切れてしまうため、正看護師資格登録時には別途英語スコアを取り直す必要があることも覚えておきましょう。

オーストラリアでの大学進学について詳しくはこちら →

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オーストラリアの看護留学に挑戦できるのは、日本で看護師として働いているナースばかりではありません。日本で全く異なるキャリアを歩んでいる方でも、挑戦可能です。嬉しいことに、日本で学士以上をお持ちの方であれば、ターン1よりも資格取得までにかける時間をだいぶ短縮することができる可能性があります。

理由は、学士以上の学位をお持ちの方を対象に、2年間で修了できるコースを開講している大学があるためです。

語学学校:6ヶ月間〜12ヶ月間*

大学(看護学部):2年間

IELTS7.0相当のスコア取得

正看護師資格取得

*就学期間は、出願時の英語力によって異なります。
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日本の5年一貫高校を経て、看護師資格を取得した方の場合、パターン1と異なり、ファウンデーションコースをスキップ(免除)できる可能性があります。スキップできた場合、大学1年次に直接入学することになります。ただし、大学入学時には英語力がIELTS7.0相当必要なため、英語研修期間は、長くなることが想定されます。
ファウンデーションコースをスキップできるかどうかは、大学側の判断となります。スキップできなかった場合は、パターン1と同じ流れになります。

語学学校:6ヶ月間〜24ヶ月間*

大学(看護学部):3年間

IELTS7.0相当のスコア取得

正看護師資格取得

*就学期間は、出願時の英語力によって異なります。
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日本で専門学校・短期大学を経て看護師資格を取得した方の場合、原則ファウンデーションは免除、合わせて半年間から1年間の単位が認定される可能性があります。単位認定された場合は、大学での就学期間を短縮することができます。 ただし、卒業後5年以上経過している場合、単位認定されない可能性も高く、認定されたとしても数単位のみで、就学期間は3年間となる可能性があります。単位認定は、大学に出願書類を提出した後、審査されることとなります。認定されなかった場合は、大学1年次から入学して3年間就学する必要があります。

語学学校:12ヶ月間〜24ヶ月間*

大学(看護学部):2〜3年間

IELTS7.0相当のスコア取得

正看護師資格取得

*就学期間は、出願時の英語力によって異なります。
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4年制大学を経て看護師資格を取得した方の場合、オーストラリアで改めて学士を取得し直す必要はありません。このパターンに該当する方に場合、OBA(outcomes-based assessmen)という方法で資格取得を目指すことができます。

語学学校:12ヶ月間〜24ヶ月間*

オーストラリア看護師認定協会に書類申請

Nclex-RN(知識アセスメント)受験・合格

OSCE(技術アセスメント)受験・合格

オリエンテーションプログラムに参加

正看護師資格取得

*就学期間は、出願時の英語力によって異なります。

OBA(outcomes-based assessmen)とは、知識面のアセスメントを行うmultiple-choice question(MCQ)と技術面のアセスメントを行うobjective structured clinical exam(OSCE)に分かれている審査方法で、2020年3月より採用されています。

このようにOBAで資格取得をすることは可能ですが、永住権取得の難易度の観点から、日本の看護学位を保有していてもオーストラリアで再度看護学位を取得し直す、もしくは大学院で修士を取得し、正看護師資格取得をする方もいらっしゃいます。大学・大学院へ進学される方は、卒業後に卒業生ビザを取得し、就職・就労をしながら永住権申請を目指されます。詳しく知りたい!という方は無料留学カウンセリングにてご相談ください。

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よくある質問

はい、語学留学、もしくは、31歳未満の方であれば、当社オリジナルプログラム「有給海外看護インターンシップ・プログラム」にご参加いただくこともおすすめです。
理由は、大学入学や看護師登録時に求められるIELTS7.0相当の英語力を取得するのは、難易度が高いため、海外で勉強した方が短期間でスコアを伸ばせる可能性が高いためです。
有給海外看護インターンシップ・プログラムでは、オーストラリアで看護助手として働きながら英語力を伸ばし、正看護師資格取得を目指すことができます。

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原則、使えません。 基本的には、各国の正看護師資格を取得をしなければ、該当国で正看護師として働くことはできません。ただし、オーストラリアの正看護師資格を該当国の資格に書き換えを行える国はあるかと思います。詳細は、希望国の規定をご確認ください。

残念ながら永住権のご相談に乗ることはできかねます。
オーストラリアの法律上、移民コンサルタント以外がビザの詳細なガイダンスや代理申請をすることができません。永住権については、オーストラリアの移民コンサルタントにご相談ください。

現在、オーストラリアの看護師として登録するにあたって認定されている英語試験IELTS、OET、PTE、TOEFL iBTの4種類で、2025年4月以降*ケンブリッジ英語検定が追加され5種類となる予定です。試験別に認定基準となる英語力をご説明します。
IELTSの場合:平均7.0(4技能全て7.0以上)
OETの場合:4技能全てB以上
PTE(アカデミック)の場合:平均65点以上(各技能全て65点以上)
TOEFL iBTの場合:合計点94点以上(リーディング24点、リスニング24点、ライティング27点、スピーキング23点以上)
4種類いずれも有効期限は2年間となっています。オーストラリア看護師認定協会に書類を提出する日から遡って2年以内の試験結果が有効となります。また、同じテストであれば6ヶ月以内に受験した2つの試験結果を用いて英語力証明を行うことができます。その場合、1回目の試験が書類提出をする日から遡って2年以内である必要があります。各試験、足切り点があるので注意が必要です。
*2025年4月1日以降、各英語力検定試験における ライティングセクションが緩和となり IELTS ライティング6.5相当以上からが対象となる予定です。なお、ケンブリッジ英語検定の場合、1回の試験で平均185ポイント以上(リスニング、リーディング、スピーキングで185ポイント以上、ライティングで173ポイント以上)または、2回の試験の合算で、リスニング、リーディング、スピーキングで185ポイント以上、ライティングで173ポイント以上が対象となる予定です。(2回の試験は1年以内の受験且つ、各セクションは最低176ポイント以上であることが条件です)

なお、認定されている国で英語の正規教育課程を継続して5年以上受けたことを証明できれば、英語力証明を免除することができます。正規教育課程は、大学・大学院などの高等教育や高等学校を指し、ワーキングホリデーや語学留学で通う語学学校は対象となりません。また、認定されている国もオーストラリア・カナダ・ニュージーランド・アイルランド・南アフリカ・イギリス・アメリカと限られてるので、もしオーストラリアで看護師になることを見据えて、これから海外の高校に通う場合は、国選びを注意しましょう。
高校留学について詳しくはこちら→

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