温暖な気候と美しい街並み、治安の良さなど魅力がいっぱいなマルタ。ヨーロッパからの留学生も多く、留学費用も比較的抑えられることから、英語を習得できる場所としてマルタ留学は人気です。ここではそんなマルタに留学するうえで必要なもの、マルタだからこそ持っていくべきもの、また、気になるお金の持っていき方や携帯事情についてもご紹介します。
留学するうえで必須の持ち物▼ |
マルタだからこそ持っていくべきもの▼ |
お金はどうすればいい?▼ |
携帯はどすればいい?▼ |
まとめ▼ |
留学するうえで必須の持ち物
マルタ留学に合わせた持ち物を紹介する前に、まずは留学をするにあたって必要な持ち物を簡単にご紹介します。海外に渡航するためには、最低限以下のものが必要です。
□ パスポート
□ 航空券
□ 入国審査時に必要な書類(航空券や海外留学生保険証券など)
□ 査証(ビザ)
補足:マルタの場合、90日以下の滞在であればビザは必要ありません。91日以上の滞在の場合、渡航後に学生ビザを申請、取得する必要があります。マルタ留学におけるビザ情報についてはこちらをご参照ください。
他にも以下を準備しましょう。
□ お金(現金やクレジットカードなど)
□ 電子機器(パソコンやタブレット、スマートフォンなど)
□ 衣類
□ アメニティグッズ
衣類やアメニティグッズは、留学先で購入することも可能です。そのため、1週間程度着回しできる衣類、数週間利用できる洗面用具(女性は化粧品や生理用品などを含む)を用意しておくと安心です。留学するうえで各国共通して必要になるものは、「留学に必須の持ち物とは?」で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
マルタだからこそ持っていくべきもの
画像引用:EC Malta
上記に加え、マルタだからこそ、準備すべき持ち物とはなんでしょうか。地中海性気候であるマルタへの留学で準備すべき持ち物を紹介していきます。
【6月~9月に留学する方におすすめ】日焼け対策グッズ
5月~10月の平均気温は23度と過ごしやすいですが、 サマーシーズンといわれる6月中旬~9月中旬にかけては30度を超える日が続きます。日本と比較し湿度が低く、カラッとしていて過ごしやすい印象ではあるものの、日差しは非常に強いため、帽子やサングラス、日焼け止めは必須です。またうちわや扇子などもおすすめという渡航者の声も耳にします。現地で購入することもできますが、あらかじめ日本で準備しておくことをおすすめします。
【11月~2月に留学する方におすすめ】雨具・防寒具
11月~4月の平均気温は14度となるマルタ。10月~3月は雨季にあたり、とりわけ11月~2月は天候が崩れることが多いという特徴があります。現地で傘を購入することも可能ですが、軽い折りたたみ傘を1つ、スーツケースに入れて持っていくと便利でしょう。また、朝晩の気温の差が激しいため、長袖シャツやカーディガンはもちろん、ジャケットやコートなど気軽に脱着可能な防寒具を持参しましょう。
オールシーズン!あると便利な持ち物
□ 変換プラグ(BFタイプ/Cタイプ)
日本とマルタのコンセントの形が異なるため、スマートフォンやタブレットの充電器を持参してもそのまま使うことができません。マルタのプラグは「BFタイプ」もしくは「Cタイプ」になります。どちらも利用する可能性があるので、全世界対応の「マルチ変換プラグ」も用意しておくと便利です。
BFタイプもしくはCタイプの変換プラグはマルタで購入することも可能です。ただ、マルチ変換プラグは海外ではなかなか売っていないので、日本にいるうちに用意しておきましょう。
↓世界各国のプラグ
□ モバイルWi-Fi
少し田舎なイメージのあるマルタですが、実はスマートフォン普及後、急速にWi-Fi環境が整備され、空港やショッピングモールはもちろんのこと、街中のレストランやカフェなどフリーWiFiを利用できます。ただ、もちろんいつでもどこでもという訳にはいきませんし、セキュリティ上の観点からフリーWiFiを利用するのに抵抗があるという方もいらっしゃいます。そんな方には日本からモバイルWiFiをレンタルし持参いただくことをおすすめします。
参考:MCA FREE Wi-Fi(マルタの公共WiFi)
□ 水着
クラスメイトとビーチに遊びに行く機会がきっとあるので持参しましょう。
□ 観光ガイドブック
観光スポットがたくさんあるので日本語のガイドブックを一冊持っておくと便利でしょう。
□ 延長コード
滞在先で利用する部屋のコンセントの数が限られているケースがあるので、スーツケースに空きがあれば持参しましょう。
お金はどうすればいい?
マルタではEUの統一通貨であるユーロ(€)とセント(Cent)が使用されています。
マルタでお金を支払う方法は大きく3つあります。
1.現金
マルタにある両替所や銀行で両替することが可能です。市内中心部にある日の丸が記載されている両替機は24時間、日本円からユーロに両替することができます。主要ホテルでも両替できるケースが多いですが、銀行や両替所より手数料が割高という傾向にあります。時間があれば日本にいる間に両替しておくと渡航後スムーズに生活を始めることができるでしょう。
マルタはチップ制の国です。チップとは規定料金とは別にサービスを受けたことに対して心づけとして相手に現金を渡すことを指します。例えばレストランなどでサービス料が含まれていない場合、マルタでは10%を目安に渡すのが一般的です。チップを払うときに必要なため、現金は一定額持参することをおすすめします。
2.クレジットカード
マルタにあるレストランやショップなどではVisaやMasterなど主要なカードを利用することができます。マルタ国際空港ではクレジットカードで現金(EU)の引落ができるので、渡航前に少なくとも1枚は作成し持参しましょう。
3.海外プリペイドカード
プリペイドカードは事前にチャージした金額だけが使用できるカードのことを指します。日本で言うところのSuicaやPASMOと同じようなものをイメージいただけるといいかと思います。
プリペイドカードは利用申込をすると専用の口座が開設されるため、その口座に事前に入金することで、渡航後入金した金額を引き出すことができます。その際自動的にユーロに変換されるので、両替する必要はありません。代理人登録をすることでご家族がその口座に入金することができるので、持参した現金が足りなくなった時やクレジットカードの上限がいっぱいになった時や紛失した時にも対応できます。
代表的な海外で使えるプリペイドカード
・キャッシュパスポート
・マネーティーグローバル(Money T Global)
・GAICA
携帯はどすればいい?
マルタ留学中、スマートフォンを利用する方法は2つあります。
1つ目がモバイルWi-Fiを日本から持参するという方法です。マルタは日本ほどネット環境が良くないため、調べものに時間がかかったりデータのダウンロードに時間がかかったりするケースがあります。モバイルWi-Fiを持参することで、スムーズにスマートフォンを利用することができるでしょう。
2つ目がマルタの携帯会社と契約をし、モバイルネットワークを使うという方法です。マルタにはepic、GO、Melitaという三大携帯会社があります。マルタでは使用する分だけを先に支払うプリペイド式(Top-up)が主流で、会社によって様々なプランが提供されています。自分が利用するデータ容量と費用を見比べて契約しましょう。学校によっては無料でSIMカードを配布しているケースもあるため、そのSIMカードの携帯会社で契約するのも一つです。
マルタの三大携帯会社
・Epic Communications Limited
・GO
・Melita
マルタの携帯会社と契約、SIMを入れ替えて使用する場合、SIMロックがかかっていると携帯会社と契約してもモバイルネットワークを利用することはできません。渡航前に必ず持参するスマートフォンのSIMロックが解除されているか、必ず確認しましょう。詳細は以下もご参照ください。
まとめ
いかがでしょうか。地中海気候であるマルタは夏は日差しが強く、冬は寒く雨が降るという特徴があります。渡航する時期に合わせて持ち物を揃えましょう。マルタ留学の詳細について知りたいという方はワールドアベニューまでお問い合わせください。
参考:マルタ観光局