【オーストラリア留学】コロナウイルス感染拡大防止に伴う措置と状況
新型コロナウイルス感染拡大防止に伴うオーストラリアの措置について留学と関連する情報をご紹介しています。
なお、当記事は2023年6月24日時点での各省庁・政府のホームページなどからの情報をもとに作成いたしておりますが、コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、各国の対応・対策は随時変更となります。最新情報は各国政府のホームページなどをご確認ください。
最新情報まとめ
感染者数11,477,838人 死者21,510人(2023年6月24日現在)
参照:オーストラリア政府 保健省
WHO Coronavirus(COVID-19)
日本からの渡航 | 入国前の陰性証明取得 | 入国後の行動制限 | ビザの発給 | ワクチン接種率 |
---|---|---|---|---|
〇 | 不要 | 州によって異なる | 学生ビザ・ワーキングホリデービザ・観光ビザ | 16歳以上の2回目の接種率95%以上 |
オーストラリアは2021年12月15日より、学生ビザ・ワーキングホリデービザ・観光ビザを能になりました。さらに2022年2月21日からは、すべての国のワクチン接種が完了している方が入国できるようになっています。
2022年4月18日以降、ワクチン接種完了者は入国前の新型コロナウイルスの検査を行う必要はありません。また2022年7月6日以降、入国前のDPD登録は不要となりました。これによりワクチン接種証明書の提出義務がなくなりました。
参照:Vaccinated international travellers
入国条件
・自国から出発すること
・有効なオーストラリアのビザを持っていること
ワクチン接種・ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)について
2022年7月6日以降、DPDにワクチン接種証明書の提出をする必要がなくなりました。ただし、オーストラリアは州によって入国前・入国後に求める対応が異なります。渡航する際は、各州の最新の規定をご確認ください。
また、渡航に際して、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)を航空会社のスタッフに提示しなければならないことが考えられます。利用する航空会社の規定をご確認ください。
参照:Fully vaccinated for international travel purposes
TGAに承認されているワクチンは以下の通りです。
・アストラゼネカ(ヴァクセヴリアもしくはコビシールド)
・ファイザー/ビオンテック コミルナティ
・モデルナ(スパイクバックスもしくはタケダ)
・シノバック コロナバック
・ジョンソン&ジョンソン(1回の接種でOK) など
2回目のワクチン接種は1回目から14日以上間隔をあける必要があります。またワクチンが混合している場合でも認可対象となります。医療上の理由で予防接種を受けられないことを証明できる旅行者、および12歳未満のお子様は、予防接種を受けた旅行者と同様の旅行手配をご利用いただけます。
渡航後の検査・隔離について
到着した州または地域、および旅行を予定している他の州または地域の検疫要件を遵守する必要があります。制限事項は随時変更されますので最新情報をご確認ください。
オーストラリアの留学情報はこちらから
・ オーストラリア留学 国情報
・ ワーキングホリデー情報
・ 語学留学情報
・ 短期留学情報
・ 中学・高校留学情報
入国前の準備・入国後の流れ
オーストラリア政府は2021年12月15日より入国制限の解除しました。
①入国前の準備
制限なし
2022年7月6日午前12時1分(東部標準時)以降、オーストラリアに到着する方はDPD(デジタル渡航者申告書)の登録が不要になりました。これによりワクチン接種証明書もしくは医療免除の証明書の提出も必要ありません。
参照:Australia Digital Passenger Declaration (DPD)
②入国後の流れ
制限なし
※オーストラリアキャピタルテリトリー(ACT)、ビクトリア州はワクチン接種状況にかかわらず、入国後24時間以内のPCR検査または迅速検査の受検が必要です。その結果が陰性であることを前提に隔離が免除されます。
その他の州ではワクチン接種状況にかかわらず、受検および隔離の義務はありません。
コロナウイルス関連情報
オーストラリア各州・準州の状況は下記の通りです。
・ニューサウスウェールズ州
・クイーンズランド州
・ビクトリア州
・西オーストラリア州
・南オーストラリア州
・タスマニア州
・オーストラリアキャピタルテリトリー(ACT)
各州の規制状況参照:State and Territory Government information
ニュー・サウス・ウェールズ州
ワクチン接種の有無を問わず、オーストラリア渡航に有効なビザまたはETAS(イータス)の保持のみで渡航が認められます。
観光施設:ワクチン接種の有無を問わず、映画館、劇場、テーマパーク、水族館など娯楽施設の訪問を許可。屋内外を問わず利用が可能。入場人数に制限なし。屋外音楽イベントはワクチン接種の有無と人数を問わず開催を許可。
飲食店:屋内店舗・屋外店舗のいずれも、人数を問わず入店を許可。飲酒、立食、歌唱、ダンスを許可。
カジノ、パブ、ナイトクラブ:ナイトクラブなどの夜間遊興施設ではチェックインが必須。飲酒、立食、歌唱、ダンスを許可。
美容サロン、運動施設:ワクチン接種の有無を問わず利用可能。人数制限なし。
規制内容はコロナの感染状況などにより随時変更されます。最新情報の入手を心がけましょう。
参照:International air travel to and from NSW
クイーンズランド州
ワクチン接種の有無を問わず、オーストラリア渡航に有効なビザまたはETAS(イータス)の取得のみで渡航が認められます。
観光施設:ワクチン接種の有無を問わず入場を許可。人数制限なし。
飲食店(レストラン・カフェ・フードコートなど):ワクチン接種の有無を問わず入場を許可。人数制限なし。セルフサービス形式の食事提供、立食、ダンスを許可。
カジノなどギャンブル会場:ワクチン接種の有無を問わず入場を許可。人数制限なし。
美容サロンや屋内運動施設:ワクチン接種の有無を問わず入場を許可。人数制限なし。
参照:COVID-19 advice for international arrivals to Queensland
ビクトリア州
過去7日以内に国外で滞在歴がある渡航者はビクトリア州の入域に際し下記の対応が求められます。
・有効なオーストラリアのビザまたはETAS(イータス)の取得
・到着後24時間以内の抗原検査またはPCR検査を推奨
新型コロナウイルスの症状がないことを条件に、新型コロナウイルス検査の義務は2022年4月22日に撤廃されました。ただし、政府は到着後24時間以内の抗原検査またはPCR検査を強く推奨しています。
・到着後7日以内に新型コロナウイルスの症状が確認された方は、PCR検査または抗原検査を実施
観光施設:人数を問わず、訪問と利用が許可。ワクチン接種証明書の提示とチェックイン(連絡先の提出)は不要。屋内外でのダンスを許可。
飲食店(レストラン・カフェ・フードコートなど):人数を問わず、入場と利用を許可。ワクチン接種証明書の提示とチェックイン(連絡先の提出)は不要。屋内外でのダンスを許可。
カジノなどギャンブル会場:人数を問わず、入場と利用を許可。ワクチン接種証明書の提示とチェックイン(連絡先の提出)が不要。
美容サロンや屋内運動施設:人数を問わずジムやプールなど運動施設への入場とスポーツイベントへの参加を許可。人数を問わず美容サロンなど顧客と距離が近いサービス業の店舗への入店と利用を許可。ワクチン接種証明書の提示とチェックイン(連絡先の提出)は不要。
参照:Information for overseas travellers
西オーストラリア州
2022年7月6日よりワクチン接種証明書を提示せず渡航が可能です。
到着時の新型コロナウイルス検査も不要ですが、発熱などの症状がある方は検査が推奨されています。
入国制限は撤廃されていますが、航空会社よりワクチン接種証明書の提示が求められる場合があります。
観光施設:人数やワクチン接種の有無を問わず入場を許可。社会的距離の保持が困難な場所ではマスク着用を推奨。
飲食店(レストラン・カフェ・フードコート等):施設内での立食、飲酒、ダンス、歌唱を許可。人数やワクチン接種の有無を問わず入場を許可。食事中を除き、社会的距離の保持が困難な場所ではマスク着用を推奨。
美容サロン・サウナ・スパ:人数やワクチン接種の有無を問わず入場を許可。
運動施設:身体的接触のあるスポーツ、ダンスの実施を許可。人数やワクチン接種の有無を問わず入場を許可。
参照:COVID-19 coronavirus: Travel to WA
南オーストラリア州
ワクチン接種の有無を問わず、オーストラリア渡航に有効なビザまたはETAS(イータス)の取得のみで渡航が認められます。
・観光施設:屋内外や座席の有無を問わず、営業が可能。人数制限なし。歌唱とダンスを許可。
・レストラン・カフェ・フードコート等の飲食店:屋内外や座席の有無を問わず、営業が可能。人数制限はなし。立食、ダンス、歌唱を許可。
・屋内運動施設、美容サロン:屋内外を問わず、営業が可能。人数制限はなし。ダンスを許可。
参照:International travel
タスマニア州
ワクチン接種の有無を問わず、オーストラリア渡航に有効なビザまたはETAS(イータス)の保持のみで渡航が認められます。
・観光施設:屋内エリアと屋外エリアいずれも、人数やワクチン接種の有無を問わず入場を許可
・飲食店(レストラン・カフェ・フードコート等):ナイトクラブを含め、人数やワクチン接種の有無を問わず入店を許可
・運動施設、美容サロン:屋内エリアと屋外エリアいずれも、人数やワクチン接種の有無を問わず入場を許可
参照:
COVID-safe behaviours
Coming to Tasmania
オーストラリアキャピタルテリトリー(首都特別地域)
ACT政府は入国後24時間以内の抗原検査またはPCR検査を推奨しています。
検査はACT到着後や継ぎを行った他州でも可能ですが、陽性と診断された場合は滞在州で施行する感染対策の遵守が求められます。
観光施設:レクリエーション施設、テーマパーク、動物園、水族館、美術館は、人数を問わず入場を許可。
映画館や劇場:屋内施設・屋外施設のいずれも人数を問わず入場を許可。立食やダンスを許可
飲食店(レストラン・カフェ・フードコートなど):屋内店舗・屋外店舗のいずれも人数を問わず入店を許可。立食やダンスを許可。
カジノなどギャンブル会場:屋内エリア・屋外エリアのいずれも人数を問わず入場を許可。立食やダンスを許可。
美容サロン:人数を問わず入店を許可。
参照:Entering and Leaving the ACT
ワクチン接種状況
参照:Australia’s COVID-19 vaccine rollout
オーストラリアに住む16歳以上の住民のうち、2回目のワクチン接種を終えた割合は96%以上となっています。
オーストラリア政府は、ワクチン接種を希望する全ての人に無料で安全なCOVID-19ワクチンを接種することを目指しています。そのためオーストラリア国民でない人も、永住権を持っていない人も、だれでも無料で接種することが可能です。
フライト情報
東京とオーストラリア間のフライトは通常より本数を制限しながら運行されています。最新の運行状況は以下の通りです。
航空会社 | 発着地 | 期間(便数) |
---|---|---|
カンタス航空 | シドニー・羽田線 メルボルン・羽田線 ブリスベン・羽田線 |
毎日運航 週4便運行 週3便運行 |
ジェットスター航空 | ケアンズ・成田線 ケアンズ・関西線 ゴールドコースト・成田線 |
週4便運航 週3便運航 週3便運航 |
日本航空 | シドニー・羽田線 メルボルン・成田線 |
毎日運航 週4便運行 |
全日空 | シドニー・羽田線 パース・成田線 |
週7便 2023年10月28日まで運休 |
より詳しい情報は、以下各航空会社のホームページをご確認ください。
・カンタス航空
・ジェットスター航空
・日本航空
・全日空
情報収集に役立つリンク・連絡先
・Australian Government Department of Health
・オーストラリア政府観光局
・ABC NEWS
・https://www.covid19data.com.au/