※各州によってRSAの基準やルールが異なります。
RSA資格はオーストラリア全土で共通なの?
残念ながらRSA資格はオーストラリア各州で統一されていないため、他州に移動した場合は改めてRSA資格を取得しなければならないケースがあります。シドニーがあるニュー・サウス・ウェールズ州とメルボルンがあるヴィクトリア州では、独自のRSA資格となっており、それぞれ取得した州でしか通用しません。一方で、ケアンズやゴールドコーストがあるクイーンズランド州・アデレードがある南オーストラリア州、パースがあるウェスタンオーストラリア州、ノーザンテリトリー(ウルルなど)のRSA資格は統一されているため、各州で通用します。つまりオーストラリア全土で働く場合は、最大3つのRSA資格の取得が必要となるわけです。
RSA資格の取得方法は?
ニュー・サウス・ウェールズ州とビクトリア州では、RSA資格取得に学校に通う必要があります。学校と言っても1日の資格取得コースでRSA資格が取得可能です。まずは、RSA資格取得コースを予約し、講義と試験を無事パスしなければいけません。その後、RSAカードの発行のために、郵便局(Australia Post)で写真撮影予約を入れる必要性があります。郵便局では100ポイントIDの確認で本人確認を行われます。100ポイントIDはオーストラリアで一般的な本人確認方式で、書類ごとに点数が与えられており、合計100点分の書類を提示しなければいけません。(パスポート70点・国際免許書25点・オーストラリアのバンクステイトメント25点・クレジットカード25点)写真撮影と身分証明が完了すれば、約2週間ほどでRSAカードが郵送されます。(ニュー・サウス・ウェールズ州)
クイーンズランド州などの他州においては、オンライン講座の受講で取得が可能です。