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飲食店でアルバイトをするなら必要になるRSA資格

オーストラリア留学で最も大きなアルバイト先は、カフェやレストラン、バーなどの飲食店となります。オーストラリアの各州によってルールは異なりますが、お酒を取り扱うお店で働くには講習とテストを受けて資格を取らなければいけません。例えばオーストラリアのNSW州ではアルバイト先の飲食店がアルコールを取り扱っている場合は、ウェイター・キッチンなどに関わらずRSA(Responsible Service of Alcohol)資格を所持していなければなりません。RSA資格を持っていないと採用してもらえない飲食店も多いことから、オーストラリア留学生のほとんどがRSA資格を取得しています。RSA資格は1日の講座とテストで取得が可能です。
※各州によってRSAの基準やルールが異なります。

RSA資格はオーストラリア全土で共通なの?


残念ながらRSA資格はオーストラリア各州で統一されていないため、他州に移動した場合は改めてRSA資格を取得しなければならないケースがあります。シドニーがあるニュー・サウス・ウェールズ州とメルボルンがあるヴィクトリア州では、独自のRSA資格となっており、それぞれ取得した州でしか通用しません。一方で、ケアンズやゴールドコーストがあるクイーンズランド州・アデレードがある南オーストラリア州、パースがあるウェスタンオーストラリア州、ノーザンテリトリー(ウルルなど)のRSA資格は統一されているため、各州で通用します。つまりオーストラリア全土で働く場合は、最大3つのRSA資格の取得が必要となるわけです。

RSA資格の取得方法は?

ニュー・サウス・ウェールズ州とビクトリア州では、RSA資格取得に学校に通う必要があります。学校と言っても1日の資格取得コースでRSA資格が取得可能です。まずは、RSA資格取得コースを予約し、講義と試験を無事パスしなければいけません。その後、RSAカードの発行のために、郵便局(Australia Post)で写真撮影予約を入れる必要性があります。郵便局では100ポイントIDの確認で本人確認を行われます。100ポイントIDはオーストラリアで一般的な本人確認方式で、書類ごとに点数が与えられており、合計100点分の書類を提示しなければいけません。(パスポート70点・国際免許書25点・オーストラリアのバンクステイトメント25点・クレジットカード25点)写真撮影と身分証明が完了すれば、約2週間ほどでRSAカードが郵送されます。(ニュー・サウス・ウェールズ州)

クイーンズランド州などの他州においては、オンライン講座の受講で取得が可能です。

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