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初めての留学にオーストラリアが適している10の理由

オーストラリアは、初めて留学する方にもおすすめの国です。日本との時差が少ないこと、また新日国であることなどから、安心できます。また、英語を公用語とする国であるため、英語力を身につけるのに最適な環境と言えます。

このページでは、オーストラリア留学の特徴を踏まえつつ、初海外・初留学の方でも安心して留学できる理由や、留学費用などについて、詳しく解説しています。オーストラリア留学を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.アクセスの良さ


初めての留学において不安な要素の一つは、国際線での移動ではないでしょうか。特に、乗り継ぎを伴う経由便でのトラブルには不安を感じる方も多いと思います。例えば、災害や悪天候などで乗り遅れた場合は、航空会社が振替便を手配してくれます。しかし、自己都合で乗り遅れた場合の対応は航空会社によって異なります。振替便を手配してもらえないようであれば、既存のチケットを一旦キャンセルや払い戻し手続きを行い、自分で目的地へ向かう航空券を手配する必要があります。加えて、到着後の空港送迎サービス会社や滞在先(ホームステイやシェアハウス先)へ、到着時間が変更になる旨を連絡する必要もあります。振替便への対応は航空会社によって、日本語か英語か分かれますが、空港送迎サービス会社や滞在先への連絡は原則英語になります。

その点、オーストラリアへの移動は非常に便利です。直行便が多く、乗り継ぎの不安が少ないのが特徴です。これにより、初めての留学でも安心して移動することができます。例えば、2023年10月現在、日本国内からは成田国際空港と羽田空港、関西国際空港の3つ、オーストラリアではシドニー国際空港、ケアンズ国際空港、ゴールドコースト空港、ブリスベン空港、メルボルン空港、パース空港の6つが、乗り継ぎなしで行き来できます。

2.治安の良さ


ロシアとウクライナの戦争に続き、ハマス・イスラエル衝突、アメリカでの銃乱射事件や世界的な違法薬物使用率の増加など、日々様々な報道を見聞きするなかで、海外生活の安全性について不安を感じている方は多いと思います。特に初留学となると、経験値の乏しさから危機管理ができずトラブルに巻き込まれがち.. という話を聞いたことのある方もいらっしゃるでしょう。

オーストラリアは銃やドラッグ、アルコールへの規制が厳しく行われており、主要英語圏の中では比較的安心して生活できる国です。実際、犯罪や暴力事件など、人が生み出す脅威の発生リスクの低さなど、さまざまな観点から評価された「世界の都市安全性指数ランキング 2021」において、世界で4番目に安全な都市としてシドニーがランクインしています。同じく日本の東京も5番目にランクインしており、オーストラリアは安全な国であることがわかります。

3.多国籍な生活・学習環境


オーストラリアは、世界でも有数の人々がフレンドリーな国として有名です。実際、欧米の人気旅行雑誌“Conde Nast Traveler”(コンデ・ナスト・トラベラー誌)では、シドニーとメルボルンが「世界で最もフレンドリーな街」の上位10位に選ばれています。日本人は、内向的で完璧主義、人の気持ちや考えていることを気にしがちな傾向が強いと言われています。そのため、オーストラリアのようなフレンドリーな環境は、留学先として大きな安心材料となります。また、オーストラリアは移民が多く、多様性を尊重する国です。そのため、日本人だからという理由で差別されることはほとんどありません。他のどの国の人々とも同様に、安心して留学生活を送ることができるでしょう。

またオーストラリアは新日本人が多いことでも有名です。例えば、日本語を学ぶ人にとって、日本語を流暢に話せる人は憧れの存在です。オーストラリアは、中国や韓国に次ぐ、日本語教育が盛んな国です。日本語や日本の文化、歴史、日本人自身に興味・関心を持つ人も多く、日本と英語を教え合うランゲージエクスチェンジなどのボランティアも盛んです。そのため他国と比べ、日本人であることで英語を学んだり、ネイティブの人たちとの交流を深めたりできる環境があると言えるでしょう。

4.時差の少なさ


オーストラリアと日本の時差は最短30分、最長2時間と、他の主要英語圏と比較すると非常に短いのが特徴です。LINEやZoomなどのオンライン上でのコミュニケーションツールを活用すれば、日本国内で異なる都道府県に暮らしているのと大差ない間隔でコミュニケーションをとることができます。恋人やパートナーを置いて留学する方はもちろん、心配性なご家族を持つ方にとって、また、初海外でホームシックなどを心配されている方にとって、オーストラリアの時差の少なさは魅力です。

5.温暖な気候


「天気鬱」「雪国鬱」という言葉がありますよね。実際、ウインターブルーと呼ばれ、北欧や英国など日照時間の少ない国に多い症状があります。日本では秋から冬にかけて日照時間が短くなることで、気分が落ち込んだり体調不良が発生すると考えられています。初めての留学に、ストレスはつきものです。言葉や文化、習慣の異なる世界で、様々な違いにぶつかります。そんなとき、毎日雨ばかりで、寒く、外出もままならない環境というのは、より大きな負担になるでしょう。

その点、オーストラリアの気候は年間を通して比較的温暖で、都市によっては晴天率も高いです。特に、ケアンズやゴールドコースト、ブリスベンなど、北部や東部沿岸地域は、年間を通して温暖な気候です。真冬でも月平均最低気温は10度前後と、比較的過ごしやすいため、気候面での不安を感じている方におすすめです。

6.主要英語圏 – 質の高い英語教育


留学の目的の一つに英語力向上を掲げている方は少なくありません。英語を公用語・準公用語としている54カ国の総人口は21億人にものぼり、ビジネスシーンにおいてもアカデミックシーンにおいても、もはや英語は必須のスキルと言えます。オーストラリアは公用語が英語の国であり、何十万人もの学生が英語を学びに訪れています。母語を英語としない学生への英語教育の充実度も非常に高く、英語を学ぶ留学先として人気の高い国です。
参照:International student numbers by country, by state and territory

オーストラリアでは、NEAS(ニアス)という公式な英語教育機関の認定システムが存在します。NEASは学校のクラスのサイズや教師の採用基準(資格と履修課程)、教授方法と教材、宿泊手配、学生へのオリエンテーション内容、社会/文化活動、カウンセリングなどの細かな基準を査定します。NEASの認定があれば、安心して英語を学べる教育機関を選ぶことができます。

また、オーストラリアは多国籍な生活・学習環境があり、異なるルーツを持つ人々が共に生活しています。そのため、英語のアクセントや訛りに対する寛容さがあります。異なる文化や言語の壁があっても、オーストラリアでは人々が豊かな表情でコミュニケーションをとります。もし相手の表情が理解できなくても、勘違いする必要はありません。英語力が低い場合でも、自信を持ってコミュニケーションをとることができる環境です。

オーストラリアは多民族国家であり、200ヶ国以上の人々が共存しています。それぞれの人々は異なる文化や習慣を持っており、英語のアクセントも様々です。ですが、オーストラリアの人々はその多様性を受け入れ、理解してくれます。初級の英語力や自信がなくても、オーストラリアでの留学は安心して取り組める環境です。

7.教育水準の高さ


オーストラリアは教育の質が高く、中学、高校、大学、大学院の進学先としても注目を浴びる国です。初めての留学で学校を選ぶ際には、どの学校が最適かや、日本の教育機関と比較してどちらが高い評価を受けているのか、といった点で悩むことがあるでしょう。

しかし、オーストラリアでは語学学校を除くほとんどの教育機関が国公立であり、その品質は国が厳格に管理しています。例えば、オーストラリアには大学が約40校しかありませんが、そのほとんどが世界大学ランキングで上位2-3%にランクしています。2024年のQS世界大学ランキングにおいても、日本は780校もの大学がある中で、上位300にランクインしているのはわずか10校であり、一方でオーストラリアは40校の中で19校が上位にランクしています。

QS世界大学ランキング 2024で300位以内の大学例

オーストラリア
・メルボルン大学 14位
・ニューサウスウェールズ大学 19位
・シドニー大学 19位
・オーストラリア国立大学 34位
・モナシュ大学 42位
・クイーンズランド大学 43位
・西オーストラリア大学 72位
・アデレード大学 89位
・シドニー工科大学 90位
・マッコーリー大学 130位
・RMIT 140位
・ウーロンゴン大学 162位
・ニューカッスル大学 172位
・カーティン大学 182位
・クイーンズランド工科大学 189位
・ディーキン大学 233位
・ラトローブ大学 242位
・グリフィス大学 242位
・スウィンバーン大学 285位 など

日本
・東京大学 28位
・京都大学 46位
・大阪大学 80位
・東京工科大学 91位
・東北大学 113位
・九州大学 164位
・名古屋大学 176位
・北海道大学 196位
・早稲田大学 199位
・慶應大学 214位

\合わせて読みたい/
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8.留学生支援体制の充実度


初めての留学では学業の面だけでなく、生活面にも様々な不安があるでしょう。幸いにも、オーストラリアでは留学生を保護する法律が存在し、各教育機関も学生生活のサポートに力を入れています。そのため、安心して留学生活を送ることができます。

留学生を守る法律について

オーストラリアには、留学生のための教育サービスESOS(イーソス)と呼ばれる法律が存在し、留学生保護の観点から提供される教育の品質保証・管理、学費の保護を行っています。国民でない留学生に対し、このような体制が設けられていることは、オーストラリア留学の大きなメリットの1つです。

留学生を守る留学生のための教育サービス(ESOS)法が留学生にとって何がどう安全なのかについて、詳しくはこちらをご覧ください。

留学生サポート体制について

中学高校留学の場合

オーストラリアでは、私立・公立を問わず、学校全体の1割から3割が留学生で構成されています。公立の中学・高校はもちろんのこと、私立校も留学生の受け入れが一般的です。これらの学校では留学生サポーターが配置され、留学生のオリエンテーションや日常生活に関する相談に応じるなど、綿密なサポートが行われています。そのため、留学生を受け入れる体制やサポート環境は非常に充実しています。

TAFE・大学進学の場合

各大学やTAFE(テイフ)などの高等教育機関には、中学・高校と同様に、在籍する学生の1割から3-4割は留学生です。これらの高等教育機関では、留学生の生活、学業、精神的な側面やキャリアをサポートするために、留学生サポートセンターや学生支援室、学生Hubなどが設けられています。したがって、高校を卒業したばかりで一人暮らしすら初めての方でも、安心して新たな一歩を踏み出せる環境が整っています。

州政府がサポートを提供することも

例えば、パースには州政府が全面支援する国際教育団体「StudyPerth」という団体があります。StudyPerthパース空港に到着した時点から留学生を全面的にサポートします。空港にあるStudyPerthのカウンターで総合案内やサポートを受けられるほか、現地で活用できるマップやSIMカードなどが入ったウェルカムパック(要予約)を無料で受け取ることができます。パースの中心部でStudyPerthが運営しているStudent Hubでは、同様のサポートの他、無料のメンタルヘルスサポート、法律サポート、学習スペースやお洒落なカフェも利用でき、定期的に開催されるイベントなどを通じて他の留学生と交流することもできます。

9.就労可能な留学制度


留学する上で、まず最初に気になるのはお金のことでしょう。初めての留学となると、海外の物価や生活の仕方などがわからないことも多く、渡航後にお金が足りなくなってしまうのではないかという不安を感じる方も少なくないでしょう。

オーストラリアは留学生であっても働くことに比較的寛容な国です。観光ビザを利用した短期間の語学留学では残念ながら働くことはできませんが、それ以外で13週間以上の学生ビザを有する留学やワーキングホリデービザを利用する留学であれば、一定の条件下で働くことが許されています。しかも、最低時給は税引前で23.23豪ドル(2023年7月現在)と比較的高く、安定して働けるようになれば、留学期間中の生活費用を賄うことも可能です。

オーストラリアに留学するにはいくら費用がかかる?

ワーキングホリデーの場合、約100〜150万円が目安となります。一方語学留学の場合、1ヶ月間で55万円程度、3ヶ月間で120万円程度、6ヶ月間で200万円程度、9ヶ月間で230万円程度、1年間で280万円程度が目安です。

ワーキングホリデーする上で英語力はどのくらい必要?

中学英語はしっかり復習して渡航しましょう。
ワーキングホリデーは英語が全く話せない方でも参加することが可能です。ただし、渡航後仕事をする上で英語力は必要になります。英語力が高ければ高いほど接客の仕事に就くことができ、その分時給が増えたり、より英語を話す機会を得ることができたりします。
渡航後語学学校に通う予定という方もしっかり英語力をあげてから渡航しましょう。

10.情報の豊富さ


オーストラリアは留学先としてだけでなく、旅行先としても非常に人気があります。多くの人がオーストラリアを訪れており、SNSやウェブ上から比較的簡単に情報を入手できます。ただし、個人が発信している情報の信頼性を見極めるのは難しい場合もありますね。そのような場合には、オーストラリア政府観光局オーストラリア大使館外務省などの公的なサイトから最新の情報を入手しましょう。こうした公的機関の情報が日本語で得られるのも、オーストラリアの魅力であり、初めての留学者にとっても安心材料となります。

オーストラリア留学の準備は何ヶ月前から始めればよいですか?

渡航を希望する時期から半年〜4ヶ月前までには準備を始めましょう。語学学校への出願手続きだけであれば渡航の3ヶ月前でも間に合います。しかし、人気の学校やコースの場合すでに満席となっており希望の時期に入学できない場合があります。また、ビザ申請や滞在先の手配などには時間がかかるため、早めはやめに動く方がゆとりを持って準備を進めることができるでしょう。

さいごに


いかがでしたでしょうか?オーストラリアは初めての海外経験や初めての留学にも安心して挑戦できる環境が整っています。もしもっと詳細な情報が欲しいと思われた方は、ぜひ無料の留学カウンセリングをご活用ください。

皆さんが留学を希望する理由や、留学の目的や目標などに基づいて、留学制度や留学先の都市、学校選びなどの留学プランニングをお手伝いします。「英語が初級でも参加できる?」「年齢制限はある?」「仕事探しは大変なのか?」などの疑問に最新情報をもとにお答えいたします。カウンセリングは無料ですし、オンライン(Zoom)、電話、または来店(東京オフィス)の方法からお選びいただけます。定休日の木曜日をのぞき、土日祝日も営業しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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