女子が考える「女性が働きやすい国」、女性管理職比率が最も高いとされる「米国」は2位、近年女性管理職30%目標を政府が掲げた日本は…
先進国およびASEANの36カ国で、女性が働きやすいと思う国を聞いたところ、「スウェーデン」(21.4%)が首位に選ばれた。2位は女性管理職比率が最も高いとされる「米国」(17.6%)で、以下「ノルウェー」(11.3%)、「フランス」(9.1%)、「デンマーク」(5.1%)と続いた。「日本」(4.4%)は7位…http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150218-00200542-woman-bus_all
グローバルな活躍を願う女性約600人を対象に実施された当意識調査では、世界先進国の中で「女性が働きやすい国」として日本は第7位という低評価と日本独特のビジネス習慣への不満が浮き彫りになっている…にも関わらず、当の本人たちは、異文化への親和性の懸念から国際結婚への抵抗感は強いという矛盾した結果が見て取れた。
そもそも、好きになったのなら人種も国籍も関係ないと思うので、この質問事項自体がいかがなものかとも思うが、この結果は、現在の仕事をするなかで感じる矛盾をあらためて感じたニュースだった。
留学カウンセラーの仕事をしていると30歳以上のお客様から必ず頂くご相談が、「年齢的にもう遅いのではないかと思う…」、「今留学したら、もはや結婚や出産は諦めないといけない…」など、「どちらの幸せを取るのか選ばなければならない」という悩みだ。
その気になれば両方掴みとることもできるし、何をもって幸せというかなんて、誰かや世間が決めるものではないのにも関わらず、日本社会の「目」や「体制」を気にして動けずにいる女性が大勢いる。国際結婚を懸念するのも同じような理由が少なからず背景にあるように感じる。
そう考えた時、近年、日本政府は女性管理職30%目標を掲げたが、現時点で女性たちが本当に管理職に付きたいのだろうか、グローバルに活躍することに夢を描いているのだろうかという疑問を持たざるをえない(これはあくまで主観的な意見です)。
表現力が乏しくてもどかしいが、「望んでいるけど、望んでいない…」そんな矛盾と葛藤している女性が多々いるのではないかと感じるのだ。
世界は広く、本当に様々な価値観や世界観に溢れているし、日本女性は若くみえるから、日本でウジウジ悩んでいることがバカバカしく思える日が必ずくる…だから、今葛藤している方には、勇気をもって踏み出してほしいと本気で思う。そして、1日でも早く、女性が自身のキャリア(人生)の中から何かを諦めざるを得ない(と感じる)社会ではなくなってほしいと思う。
背中を押されたい方は、ワールドアベニューのカウンセリングへお越しください^^