オーストラリア大使館主催 「オーストラリア留学エージェント・セミナー」
先月6月14日にオーストラリア大使館で実施された留学エージェント向けのセミナーに、参加してきました。
セミナー会場は、日本各地から集まった大勢の留学エージェントスタッフや大学職員の方々がいっぱい。大使館の方によるオーストラリア全体の留学最新情報などのお話があった後、クィーンズランド州、ビクトリア州、南オーストラリア州、西オーストラリア州の教育担当官がそれぞれの州の魅力をプレゼンテーションして下さいました。
オーストラリアに留学していた、とまではいかないものの、現地に直営のオフィスを構えるワールドアベニュー日本スタッフとして、「オーストラリアのことはたいがい知っているぞ!」と思っていたものの、思わず、「へぇ…」「ほぉ、それはスゴイ!」と思わず唸ってしまうようなお話を聞く事ができました!!
オーストラリアは世界6大陸のなかで最小の大陸でありながら、世界で6番目に大きい国。その広大な大地にはユネスコに登録された世界遺産が18物件もあるという、自然あふれる素晴らしい国です。
オーストラリアの面積は何と、日本の20倍以上!!(しかし、人口は日本人口の6分の1。人口密度は世界で最も低く1平方km²あたりに僅か2人…。広大です)四方を海に囲まれており、東は太平洋、西はインド洋、南には南極があり、北東部の沿岸には「グレートバリアリーフ」と呼ばれる大規模なサンゴ礁が広がっています。(日本列島がすっぽりとおさまるサンゴ礁地帯だとか!!)
日本から見てオーストラリアは赤道を越えたほぼ真南に位置し、季節が間逆。その為、クリスマスのサンタクロースは、そりではなくてサーフボードに乗ってやってくるとか(笑)
なんだか色々と興味をそそられるオーストラリアですが、今回は大使館セミナーできいたオーストラリア話を一部をご紹介させて頂きます!
意外性No.1の国、オーストラリア。コアラとカンガルーだけのイメージはもう古い!
① 『700分の1』この数字が意味するものは、州全体の日本人留学生の割合。
治安もよく、親日家で、世界でも珍しい、留学生向けの保護法を持っているなど留学制度も充実しているオーストラリアは、世界中から多くの留学生を受け入れています。特に、就学しながら就労経験が出来る英語圏としては、非常に人気も高く、お客様からも「オーストラリアは日本人が多いのでは?」とよくご質問頂きます。しかし、南オーストラリア州(アデレード)では、州全体の留学生のうち、日本人は700人に1人しかいない、とのこと。これには驚きです。
②実は多くの日本企業の本社がある!
TOYOTA、HONDA、NECなどといった名だたる大手企業が集まるオーストラリア。
日本企業の中には、オーストラリアを英語習得の場として研修地に選ぶ企業もあるくらいだそうです!!
お客様から「ビジネスでは使えない『オーストラリア訛がある』と聞いたのですが、本当ですか?」と、時折ご質問を頂きますが、そんなことをいう人は、今のオーストラリアを知らない人かもしれませんね!!
オーストラリア国内には日本製品が多数存在し、オーストラリア人の生活には欠かせないものとなっており、実際、オーストラリアにとって日本は世界第2位のの輸出相手国であり、鉄鉱石、石炭、牛肉などが輸出されています。
近年、オーストラリアではアジア・太平洋地域との結びつきを重視し始めており、日本製品(主の自動車や電子機器などの工業製品)を多数輸入している為、ビジネスパートナー国としても興味深い国です!
③急成長著しいオーストラリア経済
なかでも、とにかく凄い勢いなのが豊富な天然資源を有する西オーストラリア州。
国内平均より10%も高い賃金率だというから驚きです!豊富な資金力で留学生にも交通機関4割引などの恩恵があるのも魅力的!ちなみに、日本の讃岐うどんの原料である小麦80%以上が西オーストラリア産であることをご存知でしたか?(私は知りませんでした!!)
④教育水準の高さ
皆さんは、日本の東大よりもレベルの高い大学があることをご存知でしたか?
オーストラリアには37校の国立大学と3校の私立大学があり、内8校が、世界ランキング100位の中に位置しています。何と5校に1校が世界ベスト100位!! これはすごい!
オーストラリアの教育制度は、非常に柔軟で、刻々と変化する社会環境や、経済動向に対応できるよう、就業訓練カリキュラムを多く取り込み、常に教育制度の向上に努めているのです。
様々な分野でアメリカに強く影響を受けてきた私たち日本人にとって、オーストラリアの留学先としての人気度はアメリカより劣りますが、意外性No.1オーストラリアはひょっとすると、留学先として、まだまだ知られざる魅力を持っているかも…!
⑤留学生の受け入れ体制×留学生に愛される国、オーストラリア
オーストラリアは留学生を受け入れる国として、教育機関・コースの政府登録義務を設け、留学生の受け入れ態勢の整備と、保護の為に法律や義務を制定しています。
簡単に言うと、通っていた学校が突然閉校しても、他の学校などで閉校した学校に通っていた生徒の受け入れが可能!(国の協力のもと)な為、安心、ということ。
これって、ものすごく安心ではありませんか!?
年間、63万人以上の外国籍の学生が存在するオーストラリアの教育機関。
現在200国以上の国々から集まった人々が共存する多文化社会、オーストラリアが留学先として選ばれる理由は、こうした真摯な取り組みの姿勢に秘密があるのかもしれませんね!!
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