【留学カウンセリング事例】留学したら就職活動で有利になる?
辛かった大学受験を乗り越え、ようやく手にした花の大学生活を思い切り謳歌した大学1、2、3年生。気が付けば春からは大学4年生。大学生活も終盤です。就職活動が目前に迫る中、今年のお正月は普段通り友達や彼氏と楽しいひと時ながらも、なぜだか胃のあたりがもぞもぞとする不安感を抱えて過ごしたA美さん。
そんなA美さんが留学カウンセリングに訪れたのは1月の上旬でした。
まさにA美さんと同じようにぞもぞもとした不安感を抱えてお正月を過ごした方もいらっしゃるのではないかと思います。A美さんの留学カウンセリング事例を参考に、今後の就活と、大学時代最後の留学に行ける機会を見直してみてはいかがでしょうか。
学年:大学3年生(春から大学4年生)
大学・学部:某私立大学 法学部
渡航時期:未定(いつの時期がいいのかわからない)
相談内容:
大学3年では、それなりに就職活動に向けて準備しました。
夏休みには短期間だけど、ウェディング関係や出版関係の企業でインターンシップに参加したり、各業界で働く先輩たちの話を聞いたりしました。大学に来る某大手人材紹介会社のキャリアコンサルの人の話も聞いて、自己分析やら企業研究やらもかじってみました。
友達からTOEICもやった方がいいって言われて、何回か受験してみて、もともと英語はそんなに苦手じゃないから650点くらいはすぐ取れて、ちょっと対策すれば750点くらいは行きそうだなと思っています。
説明会とかセミナーとかも行ってみて、「『上手な質問』ができるようになったかな?」とか、「あの会社の人事の人、私のこときっと覚えてくれたと思う」とかそんなことを友達とも話してみたりもして……。
でも、「就活」ってものをやればやるほど、小手先のテクニックは身に付いても、「自分が本当にどうなりたいのか」とか「本当に入りたい企業」とか「つきたい仕事」とかがよくわからなくなってきてしまっています。
中学、高校時代、それなりに勉強や部活にまじめに取り組んできたし、大学でも、大学生活を楽しみながらも部活やサークル、委員会活動なんかでまとめ役やったりもしていて、ぶっちゃけ、私って常にちょっと「特別」な感じだと思っていたんです。でも、実際ちょっといい企業を目指している他の大学の子たちって、そんなの当たり前で、高校時代や大学時代に、もっとすごいことしている子たちもたくさんいて……。
あ、あと、「学歴フィルター」っていうのも、ひしひしと感じています。某大手広告代理店の社員さんの大半が、東大と早慶ばかりで、うちの大学なんて、1人もいなくて、なんだか履歴書なんて書く時間だけ無駄な気もしてきちゃいます。
だから、「何がしたいのか」ではなくて「何ならできるんだろう」「どこなら受かるんだろう」っていう考え方になってきてしまって…。間違っているとも思うんですけど、身の丈を知らずにチャレンジし続けて内定取れずに就活浪人は絶対に嫌だし。逆に、もしうまくいっていい企業に内定取れたらかっこいいなって思う自分もいるんです。ってか、できればそうなりたいんです。でも、今の自分には何もなくて……。
そんな時、出会ったのが、外資系製薬会社のマーケティングの部署でバリバリ働いている自分の大学の卒業生でした。先輩は自分と同じ学歴なのにも関わらず、東大や早慶、その他海外の有名な大学、大学院を卒業している人たちと肩を並べて働いていて、とってもかっこよかったんです。
その先輩に「学生時代取り組んでおいてよかったことってなんですか?」って聞いてみたら「留学」っていう答えが返ってきたんです。「社会に出たら、キャリアにブランクを作って留学するのは大変だから、今のタイミングで行けるのであれば、絶対に行った方がいい!」って言われて。安直かもしれないけれど、これからの世の中、英語は絶対できた方がいいし、海外留学とかってやっぱりまだ全員しているものではないから、自己PRにもつながりそうだし、話くらいは一度ちゃんと聞いてみたいと思って…。
ただ、両親に相談したら、本当にやりたいのであれば応援するけど、1年間の休学って就活においてマイナスイメージにならないの?とか、具体的に留学ってどんな留学するの?お金は?とかいろいろ聞かれてしまって、私もわからなくて、留学後すぐに就活なのもちょっと不安だし……。
留学カウンセラー:
A美さんは今年新大学4年生。楽しかった大学生時代を終え、社会へ飛び出す狭間の年ですね。
教育関係や医療福祉系のように専門的な学部に通っている学生は別として、「自分がどんな仕事をしたいのか」「将来どんな自分になりたいのか」などに、初めて本気で向き合うタイミングです。
さて、A美さんの相談内容を整理してみましょう。
米国Center for Credentialing & Education, Inc.
認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー(GCDF6644-JP)
学生時代よりカウンセラー業務に興味を持ち、大学にて日本の国家資格である社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得。来るグローバル社会に備え、よりグローバルな視点でカウンセリングを実施できるようになるため、大学卒業後、渡英。イギリスのイギリスのコベントリー大学にて身体障害を持つ学生向けの支援を行うインターンシップに参加。帰国後は、海外留学支援を総合的に行うワールドアベニューにて、留学カウンセラーとして、中高生から社会人向けの留学まで幅広い留学プログラムを提供。現在は、留学カウンセラー兼GCDF-Japanキャリアカウンセラーとして、活躍。
A美さんの相談内容を整理してみた。
■留学したいと思ったきっかけ
就職活動に取り組む中で、学歴の高い学生や、在学中、自分よりもさまざまなことにチャレンジしてきた学生の姿を見て、危機感を感じていたところ、同じ学歴でも高い目標を達成している先輩と出会い、その先輩からの勧めで留学を考えるようになる。
■留学に興味はあるものの不安に感じていること
・休学して1年間卒業が遅れることで企業にとってマイナスイメージになるのではないか
・具体的にどのようなプランをすれば学歴を覆せる留学になるのか
・渡航時期や費用など現実的に留学することが可能かどうか
・帰国後、すぐに就活となるが準備が不十分にならないか
さて、上記を踏まえ、留学カウンセリングを進めていきましょう。
「今」留学することはプラスかマイナスか
留学カウンセラー:
大学を4年間で卒業しないことがマイナスに働くのではないか? 帰国後すぐの就活となることで、準備が不十分になってしまい、周囲から遅れをとるのではないか? など、目の前の就活からやや「逃げ」るようなタイミングでの留学だからか、マイナス要素を多く感じているようですね。
A美さん:はい。自分の決断に自信が持てず、悩んでいます。
留学カウンセラー:
就活も留学も初めてのことばかりだから、悩むは当然ですよね。
結論から言うと、大学を4年間で卒業しないことはマイナスイメージになりません。
もちろん、遊びほうけていて単位を落として留年し、5年生、6年生になってしまったということであれば、当然マイナス評価です。しかし、今回の場合、決して怠惰な理由で卒業が伸びるわけではありません。「留学」という自己成長のために投資したことによるプラス1年です。
1年間休学して留学することで生じるデメリットってなんでしょう。
友達と一緒に卒業できないこと?
社会に出る年齢が1歳上がってしまうこと?
これってデメリットなのでしょうか。
一緒に卒業できなかったから友達じゃなくなるのであれば、それはもともと友達ではありません。
年齢の1つや2つ、20代も後半になると誰も気にしません。
対して、留学することで得られるであろう経験やスキルを得られなかった場合のデメリットはどうでしょう。
留学することで得られるものは、「能力」と「時間」です。
留学で得られる「能力」には、
・英語力:TOEICスコアだけではなく実践的な英語力を身に付けることができる
・異文化理解力:多文化な中で暮らすことで他の文化や習慣などに対する理解を深めることができる
・主体性:自らの決断に基づき留学することで、自らの意思や決断に基づき行動する力が付く
などが挙げられます。
近々、東証マザーズに上場する予定(2017年1月7日現在)で、2008年にアメリカ ニューヨークで海外発店舗開業から目まぐるしく世界12カ国に展開する「一風堂」などは代表的な例の一つですが、もはや日系企業だからといって同僚が日本人とは限りません。勤務先が日本とも限りません。そうなると、留学の機に一足早く、英語力はもちろん、異文化理解力や主体性を身に付けておけることは、大きな魅力です。
特にこれからのグローバル社会を生き抜くために必須の能力である「英語力」をこのタイミングで得られるのは大きなメリットです。
A美さんは女の子だから、そこまでバリキャリ目指さないかもしれない?
いやいや、早めに結婚して家庭に入るなら旦那様にはしっかり稼いでもらわなくてはなりません。今時、稼げる系男子は英語くらい話せます。ある日突然彼のシンガポールへ栄転が決まるかもしれません。家族も友達もいない国へ行って、言葉ができないなんて、「孤独」すぎます。旦那様は仕事で忙しいし…。そんなとき英語ができたら世界が全く違いますよね。それに、英語ができるアナウンサーを奥さんにするメジャーリーガーと一緒で、海外でバリバリ活躍したい男性は、結婚相手にも国際的なスキルを持つ方を選ぶのではないでしょうか。
社内公用語または半公用語英語化を実施している企業は、楽天やファーストリテーリング(ユニクロ)を始め、製薬会社のなかでは日本国内でトップの売上高を誇る武田製薬工業、半導体製造装置およびフラットパネルディスプレイ製造装置を製造・販売の分野におけるシェア日本1位、世界3位の東京エレクトロンなど、徐々に増加傾向があり、A美さんもご存知のように、英語ができて損することは絶対にありません。というか、もはや、英語ができないと、すでに現時点でも大いに損することばかりなのでは?と思います。
英語を「習得」するためにかかる時間は一般的に2,000時間から2,500時間と言われています。
日本の公教育で行われる高校までの英語学習期間は最大でも1,000時間程度。日常的なコミュニケーションをとれるようになるようになるには到底足りていません。
1日2時間捻出して、毎日英会話レッスンに通えば、約1年半で消化できる時間です。……まぁ、無理ですよね。
だって、毎日ですよ?毎日。お盆も正月も、土日祝日も、毎日!!ものすっごくストイックな方であればできるかもしれません。それしかしていなければできるかもしれません。
しかし、仕事をしながら、1日も欠かさず必ず2時間本気の英語学習時間を毎日捻出するって結構クレイジーです。
しかも、英会話レッスンって1時間平均3,000円~4,000円かかります。1,000時間を終えるときには350万円もつぎ込んでいることになります。これ、単純に英会話レッスン費用なので、交通費なども含めたら片道200円だったとしてもプラス20万円です。(汗)
新卒の初任給が平均200万円~230万円と言われるなか、400万円近くのお金をどうやって英語学習にのみつぎ込めるというのでしょうか。
無理ですよね?
そうなると、毎日は無理なので時間とお金と相談しながら、6年、7年とかけて英語の勉強をしていかなければなりません。そんなことをやっているうちに気が付けば、栄転のチャンスは目の前を通り過ぎていくことでしょう。(泣)
もはや英語力の習得だけでも、留学する価値はものすごくありますよね。
そして、もう一つの「時間」。
「時間」とは自分の大切な将来を「じっくりと考える」ための時間です。
先述した「能力」については、まだ就職してからでもがんばればなんとかなるかもしれません。ただ、時間だけはどうにもなりません。
「あぁ、あれをやっておけばよかった」「どうしてあの時、ちゃんと考えなかったんだろう」そんな後悔をしたことがない人はいないはずです。このタイミングでの留学は、この後悔を取り戻せる「時間」なのです。
大学生時代だからこそできるこのマジックタイムは人生のなかで、もうそうそう持てるもではありません。
人生一度っきり。1歳、2歳の年の差なんて、30代、40代と年齢を重ねれば、誰も気にしません。そんな些細なことよりも、この時間を有意義に活用し、その後人生を納得のいくものにしていきましょう。
プラスになる留学ってどんな留学?
A美さん:なるほど…。これはもう、「留学しないという選択肢」は私の中で消えました。
絶対に行った方がいいですね。行かないままの自分でこれから就職することも社会人として生きていくことも、その後の結婚も、逆に不安になってきました。両親も背中を推してくれると思います。
今、気が付いてよかったです!
留学カウンセラー:そうですね!本当よかった!
ただ、問題はここからです。A美さん自身も不安に感じていたように、具体的な留学プランと渡航期間、費用などしっかりと考えなければいけません。
A美さん:たしかに…。
あ、あの、私、自分でいろいろ調べていた時にワーキングホリデーっていいかな?なんて思っていたんです。
料金的に安く抑えられるみたいだし、勉強も仕事もできるって聞いて、いろいろ経験できそうだなぁと思って。語学留学っていうのだと、勉強だけしかできないみたいだし、留学後、就活するって思ったら「働く」経験もした方がいいのかなと考えたんです。英語はもともとそこまで苦手じゃないので、基礎的な英語力はあると思うんです。だから「勉強だけ」ってちょっともったいない気がして……。
留学カウンセラー:
ワーキングホリデー制度はとても柔軟性の高い留学制度の一つですよね。
おっしゃる通り、すでに700点前後のTOEICを持っているA美さんには「英語を勉強する」だけの留学はもったいないかもしれませんね。
ところで、すでに中級レベルの英語力を持っているA美さんにとって、ここから1ステップ、2ステップ英語力を伸ばすのは大変で、普通の方法では伸び悩んでしまいます。
A美さん:そうなんですか?
留学カウンセラー:そうです。ダイエットと一緒です。
今、ダイエットの意識なく日々普通に過ごしていて、体重が50キロだったとします。目標体重40キロとしたとき、まず、きちんと食生活を節制すれば、2~3キロはすぐに落ちますよね?エレベーターではなく階段を使うなど少し意識して運動量を増やせばさらに2~3キロやせます。ただ、大変なのはここからです。
ラスト数キロが落ちない…… そんな経験がありませんか?
A美さん:あります!あります!そっかぁ。確かに、ちょっと喋れるようになると、伝わるから同じ表現ばかり使ってしまって新しい表現や単語を覚える頻度が低くなります。
留学カウンセラー:そうなんです。だから、自分と同じレベルの留学生同士の環境では、だんだんと伸びが緩やかになっていってしまうんです。
A美さん:それは困ります。最短春から留学できたとして、帰国後の就活を考えると12月か1月には帰国したいんです。そうなると9ヵ月から10ヵ月間しか留学できないのに、そのなかで伸び悩みする時間なんて困ります。
留学カウンセラー:そうですよね。そこで、A美さんにお勧めなのが、「ネイティブ環境に入る」留学です。
「ネイティブ環境に入る」留学には大きくわけて「勉強タイプ」と「働くタイプ」の留学があります。A美さんは帰国後の就職を意識して「働く」経験がほしいと言っていましたね。
A美さん:はい。今までずっと学生で、大学生になってからは高校生までと違う勉強もしました。就職活動を少しずつ始める中で社会人の先輩の話を聞いたり、企業セミナーに行ったりもしました。でも、いまいち「働く」イメージがわかなくて……。一番、「働く」ってこういう感じなのかな?って思ったのが、塾講師のバイトと短期間ではあるもののインターンの経験でした。だから、「勉強」しているよりも実際に働いてみることで、自分にどんな仕事があってるのかにきがつけたり、もう少し業界についても知れる機会があるのかなって思ったんです。
留学カウンセラー:それであれば、「ネイティブ環境に入る」留学の「働くタイプ」がおすすめです。
具体的には「ビジネスインターンシップ(以下、インターン)」と呼ばれる留学プログラムです。
A美さん:ワーキングホリデーとは違うんですか?
留学カウンセラー:実は、ワーキングホリデーって、留学プランの名前ではなく、ビザ(留学制度)の名前なんです。だから、ワーキングホリデービザを利用するとしても、そのなかで何をするのか?がとても重要です。
国同士の協定に基づき、原則18歳から30歳までの年齢の若者を対象とした異文化交流のために生まれた制度。相手国で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を賄うために一定期間の就労や就労先を確保するために一定期間の学習が許可された特別な制度です。
一般的なワーキングホリデーで行ってしまうと、できる仕事は飲食店か農業での仕事が中心です。
A美さん、高級なレストランなどは別として、飲食店で働くときに使う表現ってどんなものがありますか?
A美さん:えっと… 「いらっしゃいませ」「ご注文はお決まりですか」「お待たせいたしました」「お会計は…」
あ、なんだか毎回単調な表現しか使わない…。これじゃ、就職後に使える英語力って伸びないですね。
留学カウンセラー:その通りです。ただ、インターンは違います。
実際の企業に入って、ネイティブの社員たちと共に肩を並べて働きます。「学校」ではないので、指示された業務はなんとか時間内に終えられるように必死にやり遂げなければなりません。業務には実際に「お客様に対して提出する請求書の作成」なんてものもありますから、「実は指示を理解できていなかった」なんてことは許されません。電話の応対、伝言を一つ受け取ることも、会議の資料のコピーとりですら、すべて英語ともなるとかなり大変です。
A美さん:すごい…… 大変そう…… だけど、やりとげたら本当に英語を喋れるようになりそうですね!
留学カウンセラー:そうですね!もちろん、インターンの前には英語力を伸ばすための語学研修が盛り込まれていて、一般英語以外にもビジネス英語の研修や、インターン先の企業との面接に伴い必要な履歴書作成や面接対策も並行して行います。
A美さん:英語研修が組み込まれているんだったら安心ですね!それに後半のインターン先企業の決定なんかは本番の就職活動みたいですね。
留学カウンセラー:その通りです。
留学中もSPI対策や、志望企業の動向、エントリーシート対策などは行っていかなければいけませんが、インターンの留学プログラムであれば、渡航中に帰国後の就職活動のプレのような形で履歴書を作ったり、自己PRを踏まえ面接対策を行ったりします。しかも、当たり前といえば当たり前ですが、全て英語です。
外資系企業や、面接時に留学してきた話をすると、じゃぁ実際に英語で「自己PRしてみて」とか、「志望動機を言ってみて」なんて言われることもあるといいます。普通の語学留学やワーホリしか経験していなければテンパってしまいそうな話ですが、インターンの留学プログラム参加者なら、すでに経験済のことなので、英語での面接も、ましてや母語での就活なんて怖いものなしになりそうですよね。
インターンの具体的なスケジュールは?
↑ビジネスインターンシップ・プログラムのスケジュール
一般英語+ビジネス英語の学習期間は、インターンで求められる実践的な英語コミュニケーションの習得につながるように、通常の方法とは異なるちょっと特殊な英語学習方法で英語の勉強をします。
1日、ほぼ6時間とことん英語を聞きまくり、喋りまくります。正しいセンテンスと正しい発音とをひたすら繰り返し、ネイティブ環境でも通用するリスニング力とスピーキング力を磨いていきます。
途中、ビジネスシーンで用いられる敬語表現やビジネスシーンにおいて使われる単語の学習も行います。
英語力が一定レベルまで上がってきたら、企業面接に向けて、履歴書作成や面接対策を行います。学校の先生の模擬面接に合格したらいよいよ本番!インターン先企業との面接です。
実際にインターンに参加した学生さんの語学研修に関する体験談
速く走る為にどうするか?
毎日練習して、正しいフォームを体に覚えこませますよね。正しい英語を話すにはどうするか?毎日単語書いて、正しいスペル覚えますか?文法をマスターしますか?確かにこれらのことも重要です。でも英語は言葉です。書けても話せなきゃ意味がありません。話せるようになるためのトレーニング、それがカランメソッドです。繰り返し聞いて、話して、正しい文の型を覚えこませる。先生は質問するときネイティブスピードで話してくれますので、耳が英語に慣れる。英語が聞き取れたら、覚えた文で答える。これで会話成立。とはいきません。
“発音”。日本語と英語では大きく異なります。
この発音に関しても先生が正しい発音が出来るまで直してくれるのがこのメソッドの秘訣です。最初は鉛筆もノートも使わない方法を疑うかもしれませんが、2ヶ月くらい信じて続けてください。
頭からスルッと文が出てくるようになっています。
彼女は帰国後、メガバンクに就職を決め、現在は海外の支店で勤務しているそうです。かっこいいですよね。
でも、彼女、留学前は、ウェディングプランナーや旅行関係への就職を希望していたんです。ただ、実際に留学中に経験した会計事務所でのインターン経験や、ツアーガイドのアルバイト経験を通じて、実際の業務とイメージしていた仕事とのギャップを感じ、適正にあった内定先を見つけられたと言います。
A美さん:やっぱり、実際に体験してみないとわからないこともたくさんあるってことですよね。
インターンやってみたいです。ただ、具体的に費用はどのくらいかかりますか?あと、留学するなら春から出発したいのですが、まだ間に合いますか?
留学カウンセラー:
インターンの留学プログラムはオーストラリアのワーキングホリデービザでの留学となります。ビザ取得に関しては申請可否、申請期間など確約保証できるものではありませんが、基本的には申請手続きに3ヵ月も4ヵ月もかかるものではありません。春出発となると、かなり、さまざまな手続きを急がないといけませんが、ぎりぎり間に合いますよ!
具体的な費用はお見積書をもとに説明しますが、航空券や海外留学生保険、渡航後のオーストラリアでの生活費も踏まえて合計220万円~250万円程度です。
A美さん:わかりました!両親に相談してみます。
留学カウンセラー:はい。ご不明な点はいつでもご相談くださいね。
最後に、実際にインターンの留学プログラムに参加した学生さんの体験談動画を一緒に見てみましょう!
海外インターンについて詳しくはこちらから
さいごに
A美さんはその後ご両親様を説得し、春からのインターンに向けて猛ダッシュで留学準備をスタートしました。
ワールドアベニューでは経験豊富で高い英語力を持つ留学コーディネーターや、オーストラリアのビザや教育機関のことにも詳しいオーストラリア認定カウンセラーが在籍し、お客様1人ひとりの各留学手続きをサポートしています。学校への出願手続きやビザの申請、航空券や海外留学生保険の手続きなど、ばたばたとしながらもなんとか準備を終えました。
渡航後もオーストラリアのシドニーには日本人のワールドアベニュースタッフが常駐しており、空港出迎えから24時間、いざというときも緊急時のサポートを行っています。
ワールドアベニューの渡航前~渡航後のサポートについて詳しくはこちら
「私も、就活で躓いていて…」「帰国後の就職に有利になる留学の相談に乗ってほしい」などあれば、いつでもワールドアベニューの無料留学カウンセリングへご相談くださいね!