語学留学で世界に通用するケンブリッジ英検合格を目指そう!
語学留学は海外の語学学校に通い英語のコースを受講する海外留学プログラムです。語学学校により提供されている英語のコースは様々な種類がありますが、今回はヨーロッパを中心に人気の高いケンブリッジ英語検定の対策をしながら英語を学ぶ、ケンブリッジ英検対策コースについてご紹介いたします。
ケンブリッジ英検とはどんなテスト
日本ではあまり馴染みのないケンブリッジ英検ですが、ヨーロッパやオーストラリア、ニュージランドでは人気の高い英語力判定テストの1つです。大学への入学審査に用いられるのはIELTSやTOEFL iBTが有名ですが、実はケンブリッジ英検CAEも認定されている試験となっています。人気の理由は、日本の英語のようにレベルに応じて異なるテストになるため、レベルに合せた学習とテスト対策が可能になる点でしょう。IELTSやTOEFL-ibTテストは、全ての英語レベルの受験者が同じテストを受けて英語力を判定する試験となるため、ニアネイティブレベルに求められる難解な語彙力や文法力が求められてしまいますので、英語力が伴わない受験者にとってストレスがかかる試験です。一方で、ケンブリッジ英検は6レベルに試験が分かれているため、英語力に合わせて受験するテストもステップアップできます。
CEFR(ヨーロッパ英語共通参照枠)別の英語レベル判定テスト
ケンブリッジ英検は、CEFRというヨーロッパ英語共通参照枠という英語力の判定基準に準拠してテストが作成されています。最低レベルのA1に対応するレベルはないものの、A2レベルはKET、B1レベルはPET、C2レベルはFCE、C1レベルはCAE、C2レベルはCPEというテストが実施されています。日本で実施されている英検は1級が最も難しく、換算上はケンブリッジ英検のCAEテストと同等の水準とされています。IELTSについては、オーバーオールスコアでCEFRとの換算値が公開されており、最大のC2レベルではIELTSでほぼ満点をとらなければいけないことになります。下記に、CEFRとケンブリッジ英検・日本の英検・IELTSの換算スコア表をご紹介致します。
テスト形式及び時間
各ケンブリッジ英検テストの試験時間及び内容は以下のようになっています。
試験種別 |
リーディング |
リスニング |
ライティング |
スピーキング |
CPEテスト |
1時間30分・53問小説・論文・新聞の読解 |
約40分・30問大学の講義・インタビュー |
1時間30分・2パートエッセイ・レポート |
16分・3パート対面での会話スキル |
CAEテスト |
1時間30分・53問雑誌・新聞の読解と文法・語彙力 |
約40分・30問ラジオ・日常会話の聞き取り |
1時間30分・2パートエッセイ・レター |
15分・4パート対面での会話スキル |
FCEテスト |
1時間15分・52問文章の読解と文法・語彙力 |
約40分・30問口語表現の聞き取り・理解 |
1時間20分・2パートエッセイ・レター |
14分・4パート対面での会話スキル |
PETテスト |
1時間30分・35問+7問リーディングとライティング |
約36分・25問アナウンス・議論の聞き取り |
Readingテスト内で実施 |
10−12分・4パート対面での会話スキル |
KETテスト |
1時間10分・56問簡単な文章の読解 |
約30分・25問遅めの英会話・アナウンスの理解 |
Readingテスト内で実施 |
8-10分・2パート会話での受け答え |
語学留学でケンブリッジ英検に挑戦するべき理由
海外留学で英語の勉強を成功するために大切なのがモチベーションの維持です。多くの人が一般英語コース(General English)から英語の勉強をスタートしますが、長期間の語学留学ともなると公式の英語スコアが証明できるテストを目標にしたほうがモチベーションを高く保てます。IELTSやTOEFLのコースもあらゆる側面で有用にはなりますが、より日常生活で使える英語力を試験対策を通してブラッシュアップされたい留学生にケンブリッジ英検はおすすめです。また、ヨーロッパや南米からの留学生にケンブリッジ英検は人気が高く、クラスの国籍比率が豊かになる傾向にあります。また、試験対策コースとなるため一般英語コースよりも英語レベルの高い留学生が集まります。
ケンブリッジ英検のレベルはどこがおすすめ?
ケンブリッジ英検は、CEFRに準拠して簡単なレベルから超難関のレベルまで試験が分かれています。語学学校で主に開催されているコースは、ケンブリッジ英検のPETコース・FCEコース・CAEコースの3レベルです。特に、海外の企業面接で評価される英語力のレベルがFCE以上であるため、ケンブリッジ英検FCEコースが一番人気の高いコースとなっています。しかし、日本人の留学前の平均英語レベル(IELTS4.0前後)を考えると、留学して直後にケンブリッジFCEコース(IELTS5.5-6.0相当)を受講するのは難しいでしょう。まずは、General Englishコースで英語の基礎レベルを高めてケンブリッジ英検のFCEコースに留学途中で切り替えるのが一般的です。
1年間の語学留学でケンブリッジ英検FCEまで目指すモデルプラン
1年間の語学留学であれば、実際の就学期間は40週間または48週間で計算しています。(休暇など取得可能なため)各学校によって開講されているコースや就学期間の単位が異なりますが、オーストラリアの語学留学におけるモデルプランを2例作成しましたので参考にしてください。
一般英語コース 32週間 (Elementrary→Pre-Intemediate→Intermediate→Upper-Intermediate)
↓
ケンブリッジ英検FCE対策コース 16週間
一般英語コース 16週間((Elementrary→Pre-Intemediate)
↓
ケンブリッジ英検PET対策コース 16週間
↓
ケンブリッジ英検FCE対策コース 16週間
ケンブリッジ英検を開講している学校(例)
−カナダ
ILAC
−オーストラリア
English Language Company
LANGPORTS ENGLISH LANGUAGE COLLEGE
ケンブリッジ英検を開講している学校は他にも多数ございます。語学留学は渡航前の留学経験が成功の秘訣です。語学留学やケンブリッジ英検にご興味をお持ちの方は、ワールドアベニューの無料留学カウンセリングまでお気軽にお問い合わせください。