年に1度の留学祭典!「オーストラリア留学フェア」が2017年も開催
オーストラリア大使館が主催する年に1度の祭典「オーストラリア留学フェア」が今年も開催されます。オーストラリアでの留学というと、皆さんはどのようなイメージを持たれるでしょうか。
温かい気候や安心して過ごせる治安、フレンドリーな人々、かわいらしいコアラやカンガルー、世界遺産にも登録される巨大な珊瑚礁グレート・バリア・リーフや「地球のヘソ」とも呼ばれるエアーズロックなどの大自然!
オーストラリアを代表するイメージですよね。
留学先としても高い人気を誇るオーストラリアですが、観光のイメージが先だってか、教育水準の高さや整った留学生受入れ体制など、アカデミックな印象は強くないかもしれません。
実際、オーストラリアへ留学する方々はどのような留学を経験し、その後、どのような就職・転職、キャリアをたどっているのでしょうか。
オーストラリア留学 体験談を見てみましょう。
いかがでしたでしょうか。
オーストラリア国立大学 国際関係論の博士課程を経て、防衛相防衛研究所研究部に所属される方や、RMIT大学TAFE Division 通訳ディプロマ課程修了を経て起業されている方、グリフィス大学商学部経済学科・政治学科学士課程を修了され、富士重工業株式会社 財務管理部で働かれる方、メルボルン大学、工学部化学工学科 商学部経済・金融学科学士課程を修了され、その後、東京大学の大学院へ進学された方……。日本でもトップレベルの世界で活躍される方々が、オーストラリアの教育水準の高さやオーストラリアで留学する魅力を語っています。
オーストラリアは、他にはない美しい自然や街並みだけではなく、世界でもトップレベルの教育水準や少ない時差、安心して生活できる治安、豊かな国籍比率など、留学するうえで非常に魅力溢れる国なのです。
オーストラリア留学の魅力
オーストラリア留学の魅力は大きく3つあります。
1、安心して留学できる環境
留学には、言葉、生活環境、費用などさまざまな面で「不安」が伴うと思います。
治安面、生活環境、就学環境、サポート体制、費用面などさまざまな面で「安心」して留学できる環境が整っているのがオーストラリアです。
治安面・生活環境
留学する方の年齢も低年齢化するなか、留学するご本人様はもちろん、留学へ送り出すご両親様にとっても大きな心配事である現地の「治安」。留学先の国を選ぶ際の基準としても、最も大きな選定基準の一つといえます。
一言に治安と言ってもさまざまな評価軸があります。内戦状態にあったり、政治不安が続いていたりする国は当然除外されるかと思います。しかし、このような目に見えて治安が悪い国以外となると、何を基準に治安の良し悪しを判断したらよいのか?は、難しいところです。
今回は、殺人発生率を例に治安の良し悪しを見てみましょう。
「この国以上に治安のよい国はない」とされる日本の他殺者数は、年間300名前後です。対して他国の他殺者数を見てみると…
参照:国連の犯罪調査統計及び各国の司法当局、国際刑事警察機構
ご覧のように、「格安留学」で注目されたフィリピンの他殺者数は日本の他殺者数の約32倍、治安の悪いイメージの強いアメリカは日本の15倍、治安のよいイメージのあるカナダも5.5倍、対してオーストラリアは、約3倍と比較的低めです。
他にも、「世界で最も住みやすい都市ランキング」(英国・エコノミスト誌の調査部門「エコノミスト・インテルジェンス・ユニット(EIU)」調査)でオーストラリアの主要都市は、毎年上位10位以内に4~5都市がランクインしています。「世界で最も住みやすい都市ランキング」は、安全性、医療、文化・環境、教育、インフラの5項目で評価され、世界140の主要都市を対象に調査されているランキングです。治安面を含む「暮らしやすさ」が感じられますよね。
就学環境・サポート体制
オーストラリアではESOS法と呼ばれる国家法や、CRICOS制度と呼ばれる教育機関の政府登録義務を設け、留学生保護に対応しています。留学生を保護のために法律を設けている国は非常に珍しく、他国と比較して、安心して渡航できる環境が充実しているといえます。
ESOS法は、留学生を保護するための教育サービス法です。
例えば「通うはずだった教育機関(語学学校)が倒産してしまった」または「希望していたコースの開講が取りやめになった」などによる「学費が返金されない」「代替のコースがない」などの不利益が生じないようになっています。
例:
・入学前に、入学先の教育機関に関して、開講コースや料金、設備などの正しい情報を受け取れる。
・渡航者が18歳未満の場合、安全を確保するために滞在先、サポート体制が完備されている。
・教育機関側の都合で希望コースがコース実施できない場合の転校サービス、または返金(Tuition Protection Service(TPS):学費保護サービス※)を受けられる。 など
他にも、現地の中学、高校、大学など各教育機関には留学生専任のサポーターが在籍し、留学生のオリエンテーションや、日々の学習・生活支援を行っています。中学生でも高校生も安心してご留学いただける環境が整っています。
費用面
オーストラリアは学生ビザでも収入を得ることが許されている世界の中でも珍しい国です。通う教育機関に支払う学費はどの国でも等しく発生しますが、アメリカやカナダなどでは、留学生の立場で収入を得ることが難しく、留学資金として、生活費も準備していかなければなりません。
オーストラリアやカナダの場合、月間の生活費は約10万円から12万円ですので、年間分となると120万円から150万円程度。アルバイトすることで、この費用を半年分から9ヵ月分=60万円から110万円ほど抑えられることになります。
もちろん留学する以上、目的は勉強であり、アルバイトして海外生活を送ることが目的ではありません。よって、あまりにもアルバイト収入を期待しすぎての留学費用の算出は望ましくありません。ただ、渡航後にも収入を得ることができるのは、留学中の金銭面に対するストレスを緩和させてくれるという利点があります。
貯蓄を削りながらの生活よりもかなり安心して生活できる環境があると言えます
。
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2、幅の広い留学制度
オーストラリアでは、短期間の留学から長期の留学まで多岐に渡る留学プラン、留学制度が存在します。
オーストラリアでできる留学
短期語学留学
観光ビザを利用して最大12週間まで滞在できる留学です。アメリカと異なり、フルタイムで就学できるため、短期間でも存分に英語を勉強していただくことができます。
長期語学留学
学生ビザを利用した留学で13週間以上の滞在を希望する方が対象です。アメリカやカナダと異なり、2週間で40時間の就学が許されているため、費用を抑えて長期間留学することができます。
ワーキングホリデー
異文化交流を目的として生まれた制度で、最長4ヵ月間の就労と一雇用主のもと最長6ヵ月間の就労が可能です。オーストラリアのワーキングホリデー制度にはセカンドワーキングホリデーと呼ばれる制度があり、政府が指定する就労を一定期間こなすことで、2年目のワーキングホリデービザを取得することができます。
勉強も仕事も、一定の制限はあるものの、さまざまなことに挑戦いただけるワーキングホリデーは非常に便利な留学制度です。ワールドアベニューでもワーキングホリデー制度を利用したユニークなオリジナル留学プログラムを準備しています。
ワーキングホリデー制度を利用した看護留学
アシスタントナース有給インターンシップ・プログラム
日本で正看護師として1年以上の臨床経験を持つ方が対象の留学プログラムです。オーストラリアの病院や介護施設で看護助手として有給で仕事をすることができます。
海外ビジネスインターン
就活を目前に控えた大学生や転職に留学経験を役立ていたいと考える社会人の方に人気の留学プランです。前半は密度濃く英語の勉強をしていただき、後半は現地企業で本格的な就労経験を積むこととのできる留学プログラムです。
中学・高校留学
中学生・高校生を対象とした留学でオーストラリアの中学・高校に通うことのできる留学プログラムです。各教育機関に留学生サポートスタッフが在籍し、留学生のサポートに対応しているため、中学生・高校生でも安心してご留学いただくことができます。
専門留学
オーストラリアにはTAFE(テイフ)と呼ばれる高等教育機関があります。日本の専門・短大と大学との間のような教育機関ですが、多くのオーストラリア人が専門的な知識や技術を身に付けるために通う教育機関です。
英語だけではなく、英語で専門的な知識や技術を学ぶことで、帰国後のキャリアアップ・キャリアチェンジにつなげることができる留学です。
大学進学
オーストラリアには43校の大学が存在しうち7校が世界大学ランキング上位10位以内にランクイン、他の大学も多くの大学が上位500位以内にランクインします。レベルの高い大学には世界中から留学生が集い、グローバルな環境で大学生活送ることができます。また卒業生は世界中で活躍しています。
3、グローバルな環境
オーストラリアには世界200ヵ国以上の方が移民したり、留学したりし、共に生活していると言います。多文化・多国籍な環境での生活や勉強、仕事は、日本という単一民族のなかで生きてきた私たちにとって大きな刺激を与えてくれます。異なる文化や習慣、宗教、価値観、考え方などに直接触れることで、視野を広げることができるとともに、グローバル社会でも生き抜けるタフネスや積極性を身に付けることができるでしょう。
魅力あふれるオーストラリアでの留学について、詳しく知りたい!という方は多いはず。そんな方に向けてオーストラリア大使館が年に1度開催するのが「オーストラリア留学フェア」です。オーストラリアから60校以上の教育機関が参加するため、普段はなかなか聞くことのできない貴重なお話しを聞くことができます。
▼10月7日「オーストラリア留学フェア」が2017年も開催