2024年度イギリス・ワーキングホリデー(YMS)の定員が例年4倍、6,000人へ増枠の可能性
2023年11月6日、先進7カ国(G7)外相会合に参加するため、来日したクレバリー英外相が、ワーキングホリデー制度を使った日本人渡航者の受け入れ枠を2024年から現在の4倍の年6000人に拡大する方針を明らかにしました。コロナ禍による規制が緩和するなか、イギリスへの渡航希望者が増えていることに対応するためとしているようです。
イギリスのワーキングホリデー制度、厳密にはYouth Mobility Scheme(通称YMS)と呼ばれるビザで、18歳から30歳までを対象とし、最長2年間滞在できる制度です。2023年まで、日本からイギリスへの渡航は年1500人までにかぎられていました。コロナが落ち着きを見せるなか、1万人超ともされる応募者の大半はビザ取得が叶わない状況が続いていました。
イギリス政府は「若者が旅行や仕事、生活体験を通じて、両国の文化や社会をより深く理解する機会が増える」と訴えているそうです。
参照:英国のワーキングホリデー、日本人枠4倍6000人に 24年
イギリスのYMSは例年通りであれば毎年1月と7月に申請受付期間が設けられます。新年度の申請条件や要項については例年10月頃から年末にかけて公開されますので、2024年出発を目指す方は、イギリス大使館の公式情報をチェックし、次回のビザ抽選に備えましょう。ワールドアベニューでは定員増枠の情報に加え、新しい情報を入手し次第、ホームページに順次公開してまいります。
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