【最新情報】オーストラリア – 学生ビザの就労可能時間を2週間で48時間へ変更を決定 2023.2.22
はじめに
オーストラリア政府は2023年2月22日、留学生の労働時間の上限撤廃を中止し、新たに2週間で48時間に変更することを発表しました。
背景
昨年1月14日、新型コロナウィルスの流行に伴い多数の労働者を隔離したことに起因する、深刻な労働力不足を緩和することを目的として学生ビザにおける2週間で40時間という上記の規制を撤廃する旨、オーストラリア政府が発表しました。
今回、この上限規制を復活させ、2023年7月1日より従来の40時間/2週から48時間/2週へと引き上げられます。
この改正された上限は、留学生が勉学をビザの主な目的として維持しながら、勉学を通して自活できるようにするものです。学生および雇用者向けの詳細情報は、内務省のウェブサイトをご覧ください。
参照:
Allowable work hours cap for international students
Work restrictions for student visa holders
FAQ
Q, 上限は、すべての留学生に適用されるのですか?それとも2023年7月1日以降に入学する新入生だけですか?
A, この上限は、留学を開始した時期にかかわらず、すべての留学生に適用されます。
Q, なぜ政府は労働時間の上限規制を復活させるのですか?
A, 労働時間の上限緩和は、パンデミック時の一時的な措置で、労働力不足に対応しつつ、学生の収入補強を可能にするものでした。学生ビザの主な目的は、オーストラリアで勉強することです。労働時間の上限は、留学生が自活し、オーストラリアで就労経験を積む必要性と、オーストラリアでの就学という主な目的とのバランスを取ることを目的としています。
Q, 2週間の労働時間が長すぎるため、雇用主からビザ取り消しの脅迫を受けた場合、どうしたらよいでしょうか?
A, Fair Work Ombudsmanに連絡する必要があります。雇用主はあなたのビザを取り消すことはできませんし、あなたが2週間に許可された時間以上働いたとしても、職場の搾取をFair Work Ombudsmanに報告することで内務省があなたのビザを取り消すことはありません。
さいごに
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