随時更新!ワクチンパスポートがあれば留学できる?【コロナ関連情報】
新型コロナウイルスのワクチン接種を公的に証明する、通称「ワクチンパスポート」の申請受け付けが、2021年7月26日から全国の市区町村で開始されました。日本のワクチンパスポートはEUの認証システムをモデルにしており、今後普及が進めば海外への渡航がスムーズになるでしょう。当面の間、日本国内でのワクチンパスポートの発行はワクチンを接種した人で、海外に渡航する人が対象となります。
ワクチンパスポートとは
海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書、通称ワクチンパスポートとは、コロナウイルスのワクチン接種を公に証明する証明書です。
令和3年12月20日からスマートフォン上の専用アプリによる二次元コード付き接種証明書(電子版)の発行が開始されています。
※専用アプリでの電子申請においてはマイナンバーカードによる本人確認が必要となります。
海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書について
使用可能な国(または地域)はどこか?
海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明により入国時において防疫措置の免除又は緩和を受けることが可能な国・地域は以下の通りです。
【アジア】
インド、インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ブータン、ブルネイ、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、モンゴル
【大洋州】
オーストラリア、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ニュージーランド、パプアニューギニア、パラオ、フィジー、マーシャル諸島
【北米】
カナダ、米国
【中南米】
アルゼンチン、英領バミューダ、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、キューバ、グアテマラ、グレナダ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、セントクリストファー・ネービス、セントビンセント、チリ、ドミニカ共和国、ドミニカ国、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、バルバドス、ブラジル、ベリーズ、ペルー、ホンジュラス
【欧州】
アイスランド、アイルランド、アルバニア、アルメニア、アンドラ、イタリア、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、キプロス、ギリシャ、キルギス、クロアチア、コソボ、サンマリノ、ジョージア、スイス、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、トルクメニスタン、ノルウェー、バチカン、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベラルーシ、ベルギー、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マルタ、モナコ、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルク
【中東】
アラブ首長国連邦、イスラエル、イラク、オマーン、クウェート、チュニジア、トルコ、バーレーン、レバノン
【アフリカ】
アンゴラ、エチオピア、カーボベルデ、ガボン、ザンビア、シエラレオネ、セーシェル、タンザニア、モーリシャス、モーリタニア、リベリア、ルワンダ
備考:2023年6月10日更新 最新情報は外務省のホームページをご参照ください。
現在多くの国がワクチンパスポートの持参をすることにより入国を受け入れています。アメリカ、カナダ、ニュージーランドは入国時にワクチンパスポートの提示が必要ですが、イギリス、オーストラリア、マルタなどはワクチン接種をしていなくても入国することが可能です。ただし渡航後、語学学校や滞在先などで提示を求められる可能性がございますので、ワクチンパスポートの提示が不要な国でも持参することをお勧めいたします。
ワクチンパスポートを申請するにはどうしたらいいの?
どこに申請すればいいのか?
ワクチンを接種した市区町村です。
接種証明書は、各市町村で実施されたワクチン接種の事実を公的に証明するものとして、接種者からの申請に基づき交付されます。現在は「書面」での交付ですが、今後は接種証明書のデジタル化も進められる予定です。
私は申請対象?
ワクチンパスポートの申請と交付の条件として厚生労働省のホームページには以下のように記載があります。
(1)予防接種法に基づく新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種(医療従事者等の先行・優先接種、職域接種、通常接種(市町村の発行した接種券を使用しての接種)等)を受けたこと。
(2)我が国から海外へ渡航する際、接種証明書を所持していることにより、相手国による防疫措置の緩和が受けられるといった理由から、本証明書を必要とすること。
つまり、海外渡航での利用を目的としていて、日本でワクチンを接種している方であれば申請することができます。
どこに申請すればいいの?
ワクチンを接種した際にワクチンの接種券を発行した市町村です。ワクチン接種の1回目と2回目、また3回目とで接種した市区町村が異なる場合はそれぞれの市区町村で申請する必要があるようです。
申請に必要なものは?
(1)申請書
(2)海外渡航時に有効なパスポート
(3)接種券のうち「予診のみ」部分
(4)接種済証又は接種記録書
ワクチンパスポートに関する最新情報は厚労省ホームページ「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書について」にてご確認ください。
まとめ
「ワクチンパスポート」とは
ワクチン接種を公的に証明する書類で、証明書を取得することで海外に渡航する際、渡航先で求められる検査や自主隔離などの規制を緩和させることができます。
※ただし、海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域はまだ限定的で、全ての国・地域が対象ではありませんのでご注意ください。また、証明書を持っていても(または申請しても)当日の体調(症状)などを踏まえ、規制対象となることもございます。
参照:厚労省HP「水際対策に係る新たな措置について」
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