今進路を選ぶキミたちへ
最近、海外の高校や大学進学を目指す学生さんやご両親様とお話しする機会がとても増えたと思う。
海外留学は一人ひとりの人生を大きく左右する。
最近、そんな重要な決断を担う手伝いをしているという感覚をより強く意識するようになった。
マイナビ進学が発行するフリーペーパー「キッカケ」にワールドアベニューのお客様の体験談が掲載されたことを受けて、発行された冊子を手にとって読んでみた。
「キミの夢への『キッカケ』に」
そんなタイトルで始まる冊子には、
これから大学や専門学校に進学する高校生の皆さんに、進学先を考える上で、その先の働き方まで考えてほしい。
そんな思いが沢山詰まっている。
命に関わる仕事という自覚と責任を持つ【看護師】
教科書通りにはいかない子どもたちとの毎日【保育士】
ホテルの評価を決める5分間の攻防【ベルマン】
「映像ディレクター」に一歩でも近づくために【スタジオアシスタント】
20年、弾き続けて『プロ』になる覚悟【ギタリスト】
『好きなこと』が『仕事』に変わった瞬間【フォトグラファー】
アニメ好きが声優になると決めた日【声優】
高校生の子たちが読んだら、きっとそこには「未来の自分」がいる。
そこにはたくさんのメッセージが。
自分を信じて
周囲から理解されなくても大切に育てて
いろんなことに興味を持って
「続ける」勇気を捨てないで
失敗を積み重ねて自信へ、そして夢を掴んで
求められること以上に応える努力を
「好き」を大切に
今の気持ちを持ち続けてもいい
勇気を持って踏み出し、歩み続けた人たちの言葉がたくさん詰まっていた。
今、その気持ちに触れられる私がいるから、不覚にも、少し涙ぐんでしまった。
でも、ふと思う。
15・6歳の頃の私はこの言葉たちを見て、こんなにも感極まっただろうか、と。
そこには、残念ながら今ほどではなかっただろうなと苦笑した私がいた。
あれから10数年たった「今」だから感じることがある。
それは誇るべきことだが、残酷なことだ。
勉強も、恋愛も、運動も、勝負も進路選択も、今ならもっと真剣に向き合えたかもしれないのに。
そんな風に思う「大人」はどのくらいいるのだろう。
留学に踏み出したいと感じたみんな。
英語もできないのに、何をばかなことを言っているんだ、といわれても
自分の部屋も片付けられないのに何が海外だ、といわれても
そんなのはただの憧れだ、現実をみろ、といわれても
諦めずに、自分の気持ちを信じて、
まずは留学カウンセリングに来てみてほしい。
私の10数年分の経験を踏まえて、思い切りアドバイスをしよう。
今の決断を10数年後に「よかった」と思えるようにとことん話合おう。
私が高校生だったときは、毎日まいにち剣道の練習に明け暮れて、
手足に豆をつくってはそれを破いて、
時には血と汗をにじませながら稽古して、
一つの試合で一喜一憂して、文字通り血と涙と汗の結晶の日々だった。
将来のことなんてこれっぽっちも考えていなくて、
こんな日々がなんとなくずっと続くと思っていた。
今、私の姿をご存知の方には想像もつかないと思うが、
15・6歳の私は社会人になって3年間くらい働いたら結婚して、
子供を産んで、
両親とスープの冷めない距離に住んで、
孫をかわいがってもらって、
将来的には彼の実家の農家をついで肝っ玉母さんになるのもいいな、
そんなふうに思っていた。
今こうやって海外留学の経験を活かし
時には英語を使い
自分自身ちょっと大きな夢を追いかけながら、
海外に飛び出すお客様の夢を応援して、
毎日、全力で仕事に取り組んでいる自分の姿など、
想像はしていなかった。
偉そうなことは何もいえない。
でも、人生いつどこでどんな風に変わるのか、本当にわからないから面白い。
やればできる。
人は変われる。
成長できる。
だから、今は今自分が信じる道に思い切り進むべくもがいてみよう。
ワールドアベニューでは高校留学、海外の大学進学に関する無料カウンセリングや留学説明会を随時開催しています。