カナダで人気の『CO-OP(インターンシップ制度)』 廃止へ…?!
カナダで人気の語学留学+インターンシップの留学制度『CO-OP』。
CO-OPの制度とは、学生ビザのための就労制度であり、有給でのインターンシップが可能になる制度です。CO-OP制度を取得するのに、学生ビザを持っていること、また、就労は学生ビザ期間の 50%以下、また学習時間より就労時間が上回らないことが条件となる制度となります。
学生ビザでは就労ができないカナダでは、非常に人気の留学制度でしたが、この度、この制度に関するショッキングなニュースが。。。
Citizenship and Immigration Canada からESL/Language Coop プログラムに対するC30 exemptionsビザの発行を取りやめる決定が下されました。
Languages Canada(LC)からの通知によると、Languages Canada(LC)が会員団体を代表して働きかける予定ではありますが、この決定は避けられない状況であるようです。。。
これに基づき、カナダのいくつかの語学学校では今後の学生の混乱を避けるためにCO-OP/Internshipプログラムの登録受付を終了する予定です。
すなわち、ワーキングホリデービザを保有する方以外は、カナダでインターンシップ(有給/無給)や就業体験プログラムなど企業研修付きプログラム参加ができなくなるということです。カナダでのワーホリ取得済みの方や年齢が31歳を超えている方で、カナダで就労経験がしたいという希望を持った人たちにオススメしていたプログラム『CO-OP/Internship』。
今後、このプログラムが廃止になってしまったら、カナダ渡航を夢見ている人たちの選択の幅が一気に狭まってしまうことになり、とても残念です。
ただ、実は、廃止の理由も若干納得する部分も。。。
南米やヨーロッパからの学生たちのほとんどがCO-OPを利用していて、カナダ現地でプログラム代金や生活費を稼いでいる状況だったのです。沢山の留学生=リーズナブルに雇用できる人材が働けるビザを持っているということは、すなわち、カナダ人の失業率が増えるという流れになります。
アメリカも国外からの就労の制限は日々厳しくなる一方ですが、失業率の改善がなかなかみえきれない北米にとって、これは非常に痛い状況ですよね。
また、昨年、カナダで就労ビザを取得し一時帰国されたお客様情報によると、ここ数年、やはり企業スポンサーによる就労ビザ獲得もかなり厳しくなってきている様子。
弊社も、今後のお客様の混乱を避けるため、CO-OP/Internshipプログラムのご紹介はいったん停止させて頂きます。
ただ、世界は広い!!
海外で働きたい、英語環境で実践的な経験=インターンシップなどに参加したい!という方は、国を変えれば、可能性が十分にある国や地域もございますので、お気軽にご相談くださいね!
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