海外留学を楽しく、実りあるものにできるか大きな影響を与えるのが、通う学校選びであることは疑う余地もありません。渡航先で友達を作ったり、英語力を向上させたり、そして専門的な知識習得や学位取得を目指す学び舎が自分の要望に叶っているかはとても大切です。
見た目や施設、立地、授業内容や設立からの年数など留学先選びの基準は様々であり、また渡航する国やプログラムによっても選ぶべき基準は変わってきます。充実した海外生活を過ごすために慎重に学校を選びをしていきましょう。
海外留学で学校を選ぶ基準
授業時間数やタイムテーブル
同じ国だからどこでも同じシステムというわけではなく、学校によって授業の開講スケジュールや一週間あたりの授業時間数は違うことがあります。英語学校であってもカジュアルに勉強ができるパートタイムクラスやしっかり勉強したい方向けのフルタイムコース、さらに英語力を伸ばしたい方へのインテンシブクラスなど時間数と料金が異なります。自分の目的や滞在先で希望する生活に合わせて選ぶようにしましょう。
学校の授業料金
費用の大部分を占めるのが学校の授業料金です。少しでも安い学校の方がお財布に優しいのですが、安い学校のクオリティは低く、留学期間中に不満だらけになっていまうことも。かといって高ければ高いほどすべての留学生にとって良い学校とも言えません。価格と求めるクオリティのバランスがとれた学校をカウンセラーと決めていくことが大切です。
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開講されている英語コースやプログラム内容
留学中に学びたい英語のコースが用意されている学校を選びましょう。同じようなコースの名前であっても、学校によってコースの内容・質・授業時間数などは異なります。自分がどれくらい勉強したいのか、英語検定試験(IELTS、TOEFL、TOEIC)に向けた勉強が必要なのか、海外大学・高校などの進学を前提とした留学なのかによって受講すべきコースが変わります。また、学校の種類(専門学校や大学)によって取得できる学位の種類も変わります。
学校の立地
学校は海外生活の中心となりますので、安全面や気候、公共交通機関の充実性なども考慮して通いたい教育機関を決めるとよいでしょう。平日は学校を中心としてスケジュールが決まるため、アルバイトや家からの距離、交通の利便性を考慮して学校選びをするべきでしょう。町の中心部の学校は交通がよくアルバイトの両立もしやすい一方で人数が多い傾向にあり、郊外の学校は不便な一面がある一方で落ち着いた学校の雰囲気が多い傾向です。
学校の設立年数・経営の安定性
学校が健全に運営されているのは、最低限の要素とはいえ重要です。留学中の倒産は留学生の皆さんにとって大きなトラブルになってしまいます。安心して学校に通うためにも、長年運営されているのか、経営面が安定しているのかという点はチェックすべき点です。他にも業界団体への認定を持っている教育機関であるかは学校選びに大切な判断基準となります。