高校の夏休みを利用して2週間、イギリスのロンドンに留学されたHinataさんから体験談をいただきました。最初は英語力や海外生活に対し、漠然とした不安があったそうですが、最終的には世界中からイギリスを訪れる留学生30人以上とお友達になれたとか!!留学しようと考えたきっかけや、イギリスでの留学生活について色々とお話しいただきました。
Hinataさんの留学概要
渡航国:イギリス
渡航都市:ロンドン
留学プログラム:短期留学
語学学校:Kaplan International College
滞在方法:学生寮
渡航期間:2024年7月 – 2024年8月(2週間)
短期留学スケジュール
短期留学を考えたきっかけ
通っている高校にインターナショナルコースがあることもあり、周囲には留学経験や海外での滞在経験を持つ友人が多くいました。学校生活のなかでは英語が飛び交うシチュエーションもあり、いつしか「海外で生活してみたい」「もっと英語を上手に話せるようになりたい」という気持ちが強くなっていました。
そんな私の気持ちを組んでくれた両親は、一昨年、フィリピン留学に1週間、参加させてくれました。このフィリピン留学で少しばかり自信をつけたこともあり、留学前よりも、より英語学習への意欲が高まっていきました。
憧れの世界で生活してみたい
今回、興味のあった国はイギリスでした。SNSを眺めていたときよく出てきたイギリスの街並みに憧れがあったからです。特に、テムズ川沿いサウスバンクのジュビリー・ガーデンズ内にある巨大観覧車「ロンドン・アイ」に魅了され、「いつかあの観覧車の窓からロンドンの街を眺めてみたい..!」と思っていました。
「今年も..」と留学したい気持ちを両親に伝えると「じゃぁ、留学について調べよう!!」とトントン拍子で話が進んでいきました。ここまですぐに話が進むとは思っておらず、とても驚いた反面、理解のある両親にはとても感謝しました。
ワールドアベニューの留学プログラムに申し込みをしてから出発まで1ヶ月半くらいしか時間がなかったこともあり、各種手続きは怒涛のように進み、あっという間に出発日を迎えました。
最高だったイギリスでの2週間
イギリスは、一昨年のフィリピンよりかなり遠い.. ということもあり、行きは母が一緒に渡航してくれました。到着してみると空港送迎の方や学生寮の方、学校スタッフの方、皆さんとても優しく丁寧に接して下さったこともあり、出発前に感じていた漠然とした不安はいつしかなくなっていました。
何もかも違う!!街並みや気候、建物やすれ違う人々、全てに感動
到着した当日は土曜日でした。せっかくだから.. と、母と一緒にロンドン観光を楽しみました。
ロンドンは、現代的な都市にも関わらず、威厳のある国会議事堂やロンドンを象徴する時計塔ビッグベン、赤レンガで統一されたヴィクトリアン様式の歴史を感じる建築物も多く、また真夏にも関わらず、高く広がる真っ青な空、湿度の低いカラッとした空気に包まれ、お伽話のなかに迷い込んだのかと思うほど素敵でした。街を構成するすべてのものに感動し、ここから2週間、この地で生活するのかと思うととてもワクワクしたことを覚えています。
寮生活、学校生活がスタート
土曜日の夜、学生寮に戻ったところから私の留学生活がスタートしました。授業は月曜日でしたが、到着翌日の日曜日は学校主催のアクティビティに参加、バスで3時間ほどのところにあるビーチに遊びにいきました。アクティビティには様々な国から訪れる留学生が参加していました。アジア人は少なく、フランスやトルコ、ドイツやスイスなどヨーロッパからの学生が多かったように思います。
この初日のアクティビティで早速友達ができました。スペイン出身で同い年のジュリアちゃんです。アクティビティでは、ビーチで遊んだり、ショッピングをしたり、アイスクリームなんかを買って食べたり.. 英語はかなり辿々しいながらも楽しい時間を過ごしました。
明けて月曜日はいよいよ学校スタートです。
授業スタイルは、日本のような受動的なものではなく、ゲームやアクティビティ、グループワークなどを通じてとにかく喋ることが中心でした。最初は驚きもありましたが、2-3日するとこの授業スタイルにも慣れていき、気が付けばクラスメイトたちとも距離が縮まり、最終的には30人以上、友達ができました。ヨーロッパ諸国の子たちは英語以外にもフランス語、ドイツ語、イタリア語など複数の言語を話せる子も多く、とても刺激を受けました。
Hinataさんが通われた語学学校 Kaplan International Collegeに関して詳しくはこちらから →
夕飯が食べられない!? ちょっとしたトラブルも
もちろん、うまくいったことばかりではありません。学生寮のコインランドリーならぬキャッシュレスランドリー(支払いはオンラインでクレジットカード決済)の使い方がわからず、てんやわんやしたり、ドライヤーがなくて困ったり.. 夕食の時間を勘違いしていて食事を逃したり.. いろんなことがありました。ただ、今思えばこれらの苦い経験があったからこそ、成長したところもあったように思います。
友達との観光も楽しんだ
土曜日の午前中は授業もなく、アクティビティもなかったため、この時間を利用して友人たちとショッピングや観光を楽しみました。一度、「ロンドンで洋服を買いたい!」という友人に付き添い、30分くらいでしょうか.. 歩いてトッテナム・コートロードのあたりまで散策にいったのはちょっとドキドキしたイベントでした。他にもチャイナタウンで肉まんを食べたり、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、通称UCLと呼ばれる大学を見学したり、ナショナルミュージアムで歴史や文化、宗教に触れたりしました。
これは余談なのですが、ヨーロッパの方は若干小麦色の肌の方が健康的で魅力的と捉える人が多いようで、スーパーやドラッグストアなどで日焼け止めがあまり売っていません。持参した日焼け止めがなくなってしまったときは少し焦りましたが、幸いチャイナタウンで購入することができました。夏場にヨーロッパに留学する方は、少し多めに日焼け止めを持っていく、もしくは、なくなってしまった場合はチャイナタウンにいくといいと思います!(笑)
留学を経ての成長や変化
もっとも成長や変化を感じているのは「英語力」です。特に、”喋り方”には大きな変化を感じています。
留学前の私は「上手に正確に早く喋らなきゃ」と思っていました。しかし、今は「多少文法や発音に間違いがあってもいいから、ゆっくり大きな声で話そう」と思うようになりました。実際、学校の授業はもちろん、イギリスで出会った友人たちとのコミュニケーションもゆっくり大きな声で話さないと伝わりませんでした。でも、よく考えたら日本語でもそうですよね.. 小難しい言葉を使って早口で話していたら、何言っているかわかりません。。私はこの2週間で、英語を教科としてではなくコミュニケーションツールとして意識できるようになったと感じています。
実際、最初に仲良くなったジュリアちゃんからは、1週間目が終わる頃、「英語、めちゃめちゃ上手になってるね!」とコメントをもらいました。あの時は本当に嬉しかったです。
2週間はあっという間に過ぎていきました。本当に充実した時間でしたが、正直全く足りません(笑) 例えば、大英博物館のなかをゆっくり巡る時間はありませんでしたし、オックスフォードやケンブリッジなど他都市までゆっくり見学することはできませんでした。ロンドン・アイは18歳以上でないと乗ることができませんでしたし、ナショナルミュージアムはもっと宗教や歴史について勉強してから改めてみにいきたいと感じています。
次はもう少し長く、本格的な留学に挑戦してみたい..!と考えています。そのためにも、英語はもちろん、日本のこと、世界のことについてもっと勉強していきたいと思います。
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございました。Hinataさんの体験談はいかがでしたでしょうか。Hinataさんは渡航時わずか15歳、英検は渡航直前に2級を取得されていますが、スピーキングには苦手意識があったそうです。Hinataさん曰く、「英検が何級だからとか関係ない!ネガティブにならずとにかく前向きに!積極的に挑戦すれば必ずうまくいく!」とお話されていました。短い期間ではりますが、英語力の面でも精神的にも大きな成長を得られた留学だったようですね。今後の活躍も楽しみです!
さて、ワールドアベニューではイギリス留学を含む様々な留学のプランニングを無料で行っております。留学する上で皆さんにあった国や都市、語学学校は、皆さんの目的や状況、英語力などによっても異なります。無料留学カウンセリングは、定休日の木曜日を除く10時から19時、土日祝日もご予約可能です。初回カウンセリングは、オンラインにて所要時間30分程度から気軽にご活用いただけます。皆さんからのお問い合わせを心よりお待ちしています。