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  • 海外留学体験談
  • 2023.07.19

【体験談】オーストラリアワーキングホリデー – 未来を描けるようになった1年間だった

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オーストラリア政府観光局とワールドアベニューとが共同で開催したオーストラリア・ワーキングホリデーモニターキャンペーン。その合格者の一人、かなるさんが1年間の海外生活を終え、帰国されました。
※かなるさんが応募し、合格したモニターキャンペーンについてはこちらをご参照ください。

2022年6月にメルボルンに出発、語学学校に4ヶ月間通ったのち、メルボルンのカジノリゾート内にあるレストランにてウェイターとして勤務されました。その後、セカンドワーキングホリデービザ申請条件を満たすため、メルボルンから長距離バスで8時間ほどの田舎街でファームし、2023年6月、一旦日本に帰国されています。

かなるさんには、1年間のワーキングホリデー生活の様子を自身のインスタグラムやYouTube、当社にて開催した説明会やインスタライブで発信いただきました。それらのなかでは、ワーホリを検討されている皆さんが気になっているであろう「お金」「仕事」「生活」「英語力」について、実体験を踏まえたくさんお話ししていただています。 過去お話しいただいた様子は当社のインスタのアーカイブに残しておりますので、ご興味をお持ちの方はご覧ください。

↓かなるさんとのインスタライブ(2023年3月実施)
https://www.instagram.com/reel/Cl-TXydAmPi/

この体験談では、オーストラリアでの出会いや成長、価値観の変化、そして今後の目標など、これまであまりお話いただいていなかった内容をご紹介したいと思います。

かなるさんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:メルボルン → ミルデューラ
留学プログラム:ワーキングホリデー
語学学校:Impact English College 4ヶ月間
渡航期間:2022年6月 – 2023年6月

かなるさんのワーホリスケジュール

時期 内容
2022年3月 オーストラリア政府観光局&ワールドアベニュー主催「ワーキングホリデーモニターキャンペーン」に応募

モニターに合格!
2022年3月〜6月 ワールドアベニューに申込・ワーホリ準備開始
– ワーキングホリデービザ申請
– 学費や滞在費などの支払い
– 航空券購入手続き
– 海外旅行保険加入手続き
– 渡航に向けてお金や荷物の準備
2022年6月〜10月 語学学校(Impact English College)にて4ヶ月間就学
渡航1ヶ月目 コロナにかかりホームステイを引越し
渡航2ヶ月目 ホームステイからシェアハウスへ移動
       寿司工場にてアルバイト開始
2022年11月〜23年2月 カジノリゾート内のレストランにてウェイターとして勤務
2023年2月〜6月 ミルデューラに移動
ファームで働く
帰国

ぶっちゃけ!1年間の海外生活を振り返ってみての感想は?

宣伝でもなんでもなく「本当に行ってよかった」と思います。

お金もしっかり稼げましたし、気がついたら最高な出会いがたくさんありました。英語力も海外経験も全くないところからのスタートでしたが、”未来を描けるようになった”、貴重な1年間だったと感じています。こうして帰国してみると「あっという間だった」と感じる反面、オーストラリアで過ごした1年間の密度はものすごく濃いもので「本当にたった1年だったのか?!」とも思います。

最後のひと押しになった「キャンペーン」

学生時代から「海外」には、ずっと興味がありました。できることなら在学中または卒業してすぐ留学したいと思っていたほどです。しかし、コロナの影響でその思いが叶うことはなく、大学卒業後は周囲と同じように就職し、社会人になりました。社会人1年目が終わる頃、コロナも落ち着きをみせるなか、改めて海外を意識するようになりました。そんなタイミングで目にしたのが、ワールドアベニューとオーストラリア政府観光局とが共同で実施していたキャンペーンでした。

ワーホリ中に通う語学学校の費用と往復の航空券、ワールドアベニューの留学サポート費用が全額キャッシュバックされるキャンペーンで「これは応募するしかない!」と思いました。

当時、海外に挑戦したいという思いはあったものの、まだ社会人1年目.. もう何年か社会人経験を積んだ方がいいのではないか.. そんな葛藤もありました。ただ、こんな大きなチャンスはそうそうありません。

「このキャンペーンに受かってしまえば後戻りはできないな…」

そう思い、思い切って応募したことを今でも覚えてます。実際、自分の背中を押してくれる貴重な機会だったと思います。

かなるさんのワーホリ生活

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渡航初期のハプニング!渡航2週間でホームステイを追い出された!?

もちろん、楽しいことばかりでなく辛いことも嫌なこともありました。その代表格がこの”ホームステイ追い出され事件”です(笑)。今となっては「YouTubeの面白いネタがとれてよかったなー」くらいの感覚ですが、当時は本気で笑えませんでした(苦笑)。

ものすごく簡単に概要を伝えると、渡航してすぐコロナにかかり、それを知ったホストマザーに「私を殺す気か!?」と家を追い出されたというものです。当時英語力も初級同然だった僕にとって、見知らぬ土地で「帰る家がなくなるかもしれない」という出来事は割と衝撃的でした。1年終わった今でも、ネガティブな思い出として1番強烈に印象に残っています(苦笑)※ちゃんと次の受け入れ先がすぐに決まりました。詳しくは後述します。

その時の様子は僕のYouTubeでも配信していますので興味ある方はぜひみてみてくださいw

語学学校に通っていて本当によかった


結論、家なし子にはならずにすみました。理由は、通っていた語学学校が次の受け入れ先のホームステイ先と、移動に伴うタクシーをすぐに手配してくれたからです。

知り合いもいない、英語もできない、土地勘もない… そんななかコロナになり、滞在先を追い出され.. どうしたらいいのかわからなかった僕の救世主でした。Impact English College(僕の通っていた語学学校)さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

ちなみに、「語学学校って行く意味ありますか?」という質問や悩みをお持ちの方がいると思います。正解はありませんが、僕としては行ってよかったと思っています。こういった有事のとき丁寧に対応してもらえたことはもちろん、例えば僕の通っていたインパクトさんには日本人スタッフの方が在籍していたため、現地生活で困ったことや悩んだことはすぐに相談することができました。さらに、語学学校卒業後の仕事もインパクトさんからの紹介で就けた仕事でした。

このように、語学学校には英語を学ぶという点以外にも通う利点が数多くあります。とはいえ、予算や目的との兼ね合いもあると思うので、具体的な学校選びはワールドアベニューに相談いただければと思います。

一生ものの出会い


渡航してすぐのハプニングにより人間関係構築に不安を感じていた僕でしたが、2件目のホストファミリーとの出会い以降、その不安は必要なかったな.. と感じています。

ホストファミリーとの出会い

2件目のホストファミリーは、本当にとても暖かく僕を受け入れてくれました。一つひとつのコミュニケーションに心遣いを感じました。また、同じインパクトに通う日本人学生がホームステイメイトだったこともあり、ハウスルールの理解もスムーズでした。このホストとは数週間しか生活をともにしていませんが、それでもいまだに連絡を取り合っています。例えばシェアハウスに移動した後も、友達を連れてホームステイ先に遊びに行ったこともあります。その時は日本好きな息子さんが、友達が持ってきたお土産をとても喜んでくれました。本当にいい時間を過ごさせてもらったと思っています。

シェアハウス先での出会い


最高の出会いの一つが1件目のシェアハウス先でのタイ人の学生との出会いです。学生と行っても僕と違い専門学校に通っており、将来的には奥さんも一緒にオーストラリアに移住したいと考えている人でした。

彼とはとても性格がよく似ていました。例えば、僕は騒がしいところやイベントはあまり好きではありません。そういった苦手なものの感覚が近く、僕たちは自然と仲良くなっていったんです。彼は当時、まだ英語の拙かった僕に対しても根気強く話しかけてくれて、話を聞いてくれました。僕はそんな彼に「(自分の拙い英語力が)申し訳ない」と感じ、だからこそ話したいことを事前に整理し、準備してから彼との会話に臨むようになっていきました。そうすることで必然的に英語力は伸びていきました。そして一緒に買い物をし、一緒に料理をし、一緒に仕事や家探しをし.. 気がつけば親友と呼べるくらい、互いのことを理解できる存在になってしまいした。

ファーム先での出会い

ファーム先で出会ったオーストラリア人の友人との出会いです。彼は僕のYouTubeやインスタにも登場してくれています(笑)

彼は日本のこと、特にアニメが大好きでした。ファームに移動した際、僕の英語力は渡航当初と比べるとかなり伸びていました。そんな僕に、彼は「お!こいつとなら話ができそうだ!!」と思ってくれたのか、彼から話しかけてくれたんです。彼とも本当にいろんな話をしました。アニメ「ワンパンマン」のさいたまが大好きな彼は、「僕のことは”SAITAMA”と呼んでくれ」といい、僕は彼の発言や行動によく笑わせてもらいました(笑)

慣れないファーム生活のなかで、困ったことや悩んだこと、うまくいかないことがありましたが、彼にはたくさん助けてもらいました。オーストラリアにこなければ絶対に出会うことがなかったんだろうな… と思うと、少し大袈裟かもしれませんが「奇跡だなー」と感じます。

価値観・人生観の変化


僕は1年間、日本で社会人経験を経てオーストラリアにきました。日本で仕事をしたこと自体に後悔はありません。コロナの影響がなくても大学卒業後、一度は就職したのではないかと思います。勤めていた会社には感謝しています。特に1年目だったにも関わらず、本当にいろんなことを任せていただき、いろんな意味で成長できた時間だったと思っています。

ただ、今、改めて振り返って見みると日本では消耗していたように思います。仕事が嫌いだったわけではありません。しかし「楽しくて楽しくて仕方がなかったか」と言われると、そうではなかったんだと思います。

なぜか..?それは評価軸が自分の価値観や考え方、性格とあっていなかったからなのかな?と最近感じます。「もっとワクワクする世界があるんじゃないか..」 毎日そう思いながら働いていたように思います。日本では学歴や収入が高い方が「勝ち」、大手に勤めることや起業して成功している人が「偉い」し「すごい」.. 逆にそうでなければいけないような、ある種の脅迫概念のようなものがありました。

だからこそ、毎日「頑張らなきゃ」「ビジネスで成功しなきゃ」と思っていました。

オーストラリアに飛び出してみて、人生には学歴や収入、ビジネスで成功していること以外にも評価すべき、素晴らしいものがたくさんあることを知りました。

今後の活動・挑戦してみたいこと


今回、日本に帰国するに伴い友人たちが送別会を開いてくれました。彼らは日本でもオーストラリアでも「また、どこかで会おう」といいます。この言葉はいわゆる日本人の社交辞令ではなく、本気の”また会おう”です。実際、僕は日本でやりたいことがある程度落ち着いたらオーストラリアに戻る予定ですし、彼らも着々と日本に遊びに来る予定を立てています(笑)。

職場にしても、レストランで働いていたときのマネージャーが「いつでも戻ってきていいぞ」といってくれています。

世界にもう一つ「居場所」がある

そう思えるようになったのは、今回のワーキングホリデー経験のなかで最も大きな成果だったと思います。僕はワーホリに行く前、一人暮らしすらしたことがありませんでした。そんな僕でも一歩踏み出すだけで、世界に新たな居場所ができる.. これってすごいことだと感じます。

ワーキングホリデーが使えるのは20代のうちだけです。僕は今後、ワーホリ制度を活用し、カナダやイギリスなど、他の国にも訪れてみたいと考えています。ゲームのRPGみたいに、英語力や海外での就労経験など”戦闘力”を身につけながら、新しいステージを攻略していくように、世界を歩いていきたいと思っています。

さいごに

体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。かなるさんの体験談はいかがでしたでしょうか。

かなるさんのオーストラリア生活が気になる!という方は、ぜひかなるさんのインスタやYouTubeをチェックしてみてくださいね。今回の体験談には載せていませんが、物価の高いオーストラリアで1ヶ月1万円生活してみたり、海外系YouTuberとコラボしてみたり、本当にいろんなことに挑戦しています。また、オーストラリア生活のなかでかかる生活費やリアルな英語での面接の様子など、これからワーホリにいかれる方に役立つ情報も配信してくれています。

↓YouTube
https://www.youtube.com/@kanaru.shiono

↓インスタグラム
https://www.instagram.com/kanaru.shiono/

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