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  • 海外留学体験談
  • 2023.07.11

【体験談】カナダワーキングホリデー – 大学3年生を休学し踏み出した海外への挑戦は、大きな自信を与えてくれた

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カナダのバンフでワーキングホリデー生活を満喫するYuyaさんから体験談をいただきました。Yuyaさんは大学3年生の後期から1年間、大学を休学しカナダに渡航。トロントで約半年間の語学研修を終えたのち、グリムショーでのワークアウェイを経て、現在はバンフで働きながら海外生活を楽しんでいます。語学学校での勉強の様子やカナダの大自然を堪能する様子などお話しいただきました。

◉お知らせ◉
カナダワーキングホリデー説明会をオンライン開催中!2024年ビザ発給残数わずか!招待状最終発給週も発表されました。2025年カナダワーホリに挑戦するために今からすべき準備とは?体験者の話も交え最新情報を収集しよう。

Yuyaさんの留学概要

渡航国:カナダ
渡航都市:トロント→グリムショー→バンフ
留学プログラム:ワーキングホリデー
学校:SGIC
渡航期間:2022年9月 – 2023年9月(予定)

 

カナダでのワーホリ生活

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ワーキングホリデーのスケジュール

時期 内容
2022年6月〜9月 無料留学相談をうけ、ワーホリを決意
ビザ申請など準備を経て2022年9月出発
2022年9月〜2023年2月 トロントにある語学学校SGICにて英語学習
並行して渡航2週間目からラーメン屋、3ヶ月目からイタリアンレストランでアルバイトをする
2023年2月〜3月 トロントからグリムショーへ移動
ワークアウェイに参加する
2023年4月〜現在 グリムショーからバンフへ移動
お寿司屋さんで働きながら、カナダ生活を満喫中

留学のきっかけ


きっかけは就活でした。大学3年生になり就職活動をはじめ、いろんな方の話を聞くなかで「学生時代にしかできないことをしておきたい」と強く感じました。

私の大学生活のうち、前半の2年間はコロナとともにありました。入学式もなく、授業はほぼオンライン.. 正直、大学生らしい経験や思い出を作る機会はあまりありませんでした。就活においても、海運業界など多少興味のある業界はあったものの、確信を持って「これだっ」と思える業界もありませんでした。

「このまま流されるように社会人になっていいのか.. ?」

そう思ったときに、以前から興味のあった海外に挑戦してみたいと思うようになったんです。父に留学経験があったため、以前から海外には漠然とした思いはありました。父も以前から海外への挑戦にはとても前向きで、今回のワーキングホリデーを相談したときも背中を押してくれました。(海外旅行はおろか、一人暮らしすらしたことのない私に対して母はやや心配そうでした..(笑))

思い立ったら即行動

「海外に行きたい!」と思ったのが6月、出発したのは9月だったので、決断から出発までの動きはかなり早かったと思います。

留学を調べているなかで、勉強も仕事も自由に挑戦できる留学制度としてワーキングホリデー制度があることを知りました。ただ、ワーホリ制度を利用できる国はたくさんあります。英語力はきちんと伸ばしていきたいと考えていたため、学校も選ばなければいけません。「どうやって調べよう」「どうやって決めていこう」と考えたときに、ワールドアベニューの「無料留学相談」というサービスがあることを知り、さっそく受けてみることにしました。無料留学相談では、留学コンサルタントに無料で留学について質問したり、相談したりすることができます。

国は、カナダ以外にもオーストラリアやニュージーランド、イギリスなどで少し迷いましたが、都会も自然もあって、アメリカにも足を伸ばせて、英語も日本人には嬉しいアメリカンイングリッシュ、ビザもそのタイミングからの申請であれば間に合う!ということで、カナダに決めました。

都市や語学学校はどうやって決めたの?


ワールドアベニューの担当コンサルタントの方に相談しながら決めました。日本人が比較的少ないということもあり、都市はトロントに。学校はスピーキング力強化に力を入れている学校を希望し、いくつか候補を提示してもらいました。

「環境が整っていれば、結局はどこを選んでも自分次第だろうな..」

そう思い、提示してもらった学校のなかで最もリーズナブルだったSGICに決めました。いろいろ迷っているならひとまず留学相談してみると、費用面も含め留学プランが具体的になるのでおすすめです。

プランが決まれば申込の手続きをして、必要な書類を準備し、ビザの申請をして.. と、怒涛のように留学準備が進んでいきました。先述したように一人暮らしすらしたことのなかった私は「何が不安か」もあまりわからず(笑)、どちらかというと、これからのさまざまな出会いや起こるであろうハプニングにワクワクしながら出発日を迎えました。

トロントでの学校生活


トロントでの生活の中心は主に学校とアルバイトでした。

私は、6ヶ月間の語学研修を次のようなスケジュールで過ごしました。
1-2ヶ月目:一般英語コース
3-4ヶ月目:ビジネス英語コース
4-6ヶ月目:スピーキング強化コース

1-2ヶ月目:一般英語コース

入学初日、英語のレベルチェックテストを受けました。テストの結果、一般英語コースで一番上のクラスになりました。正直、英語の勉強は大学受験のときにした程度で、自信はなく、その結果にはかなり驚きました。

ただ「自信のなさ」は感覚として決して間違いではなかったということを、授業が始まってすぐに感じました。クラスのなかで話されていることが全くわからないのです(苦笑)。先生やクラスメイトの話がわからないことはもちろん、文法や単語はあっているはずなのに自分の話も伝わりません。今となってはいい思い出ですが、「これじゃ、友達もできない..」と最初はかなり焦ったことを覚えています。

もちろん、そんなことで落ち込んでいる暇はありません。語学学校に通えるのはわずか6ヶ月間です。「この期間で就活で武器になるような英語力を身につけないと!」と思うと、毎日必死でした。

SGICは一つひとつのクラスがとても少人数制で、私のクラスも10人以下でした。日本人学生はおらず、クラスメイトは韓国、ベトナム、ブラジル、メキシコなど、さまざまな国の留学生でした。授業はとても実践的で、スピーチやディスカッション、ロールプレイなど、先生やクラスメイトと、とにかく話す機会に溢れていました。おかげで、当初の懸念は払拭され、特に価値観の近いアジアの学生とはすぐに仲良くなることができました。

3-4ヶ月目:ビジネス英語コース

ビジネス英語コースでは、ビジネスシーンで用いられる用語やトピックを用いたスピーチやディスカッションの機会が増えました。社会人経験のある人でないと受けられないのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、内容的には、広く浅く.. という感じで、学生の私でも問題なく受講することができました。履歴書作成や面接練習などもコースに含まれているので、一定の英語力のある方で、カナダ到着後なるべく早く仕事探しを始めたいという方にもおすすめです。

4-6ヶ月目:スピーキング強化コース

スピーキング強化コースでは「パワースピーキング」と言って、一人で5分〜10分と長尺のスピーチをしたり、ディスカッションをしたりしました。なかでも非常に役立ったと感じているのは「発音矯正」です。ここに至るまでの授業のなかでも、発音の悪さが原因で伝わらない.. 会話が続かない.. というケースが多々あったため、発音改善できる機会を得られたのはとてもよかったと感じています。

また、この頃になると、カナダでの生活にも慣れ、何事も ”こなせる” ようになっていたため、一人で長尺のスピーチをすることで、あらためて自分の実力を客観視できる機会を持てたこともとてもよかったです。

渡航して2週間目にはスタートしていたアルバイト

到着してすぐに始めたのがラーメン屋のアルバイトです。オーナーの方が中国の方だったので履歴書は英語でしたが、日本人スタッフの方が在籍していたため面接は日本語でした。

時給は16ドル前後でしたがチップがあり、さらに週5-6回働いていたこともあり、給与は月3,000ドルから4,000ドルと比較的よかったと思います。

ただ、学校とアルバイトの両立にも慣れ始めた2ヶ月目、フッと「このままでいいのか」と思い始めました。日本ではできない経験や出会いを求めてきたはずなのに、ラーメン屋のアルバイトに終始してしまうのは違うな.. と。。そこで、思い切ってラーメン屋のバイトを辞め、ローカルでのアルバイトを探し始めました。

ここからは正直、結構苦しかったです。
ラーメン屋を辞めたことに若干後悔もしました(苦笑)。

ローカルでのアルバイトは履歴書を配れどくばれど決まりません。ようやく決まったのは、30箇所目に履歴書を配りにいったときです。そこはイタリアンレストランでした。以前、日本人スタッフを雇っていたことがあるというオーナーは、私の話を聞いてくれました。前任の日本人の方がとてもいい方だったので「日本人を採用したい」と考えていたそうです。顔も名前も知らない方ですが、とても感謝したことを覚えています(笑)。

仕事はキッチンでしたが、同僚に日本人はおらず、どっぷりと英語の環境でした。仕事中、同僚が急にどこかへ抜け出してしまったり、片付けた側から賄いを作り始めたり… 忖度のない彼らの働き方や歯に絹着せぬ物言いに、最初は戸惑いも覚えました。ただ、「そっちがそういうスタンスなら!」と私もいいたいことは極力言葉にして伝えるようにしました。当然衝突することもありましたが、日本で日本人同士で働いていたら絶対に起こらないようなハプニングばかりで、ある意味とても楽しかったです。

グリムショーでのワークアウェイ


語学学校が終わる2月を境目に、イタリアンレストランでのアルバイトを辞め、以前から興味のあったワークアウェイに挑戦することにしました。ワークアウェイとは、宿泊費・食費を抑え世界中を暮らすように旅できる、旅人にとっては理想的なシステムで、イギリス人のバックパッカーにより2022年創設されたそうです。

Workaway:https://www.workaway.info/

簡単にいうと「泊まるところを探している旅人」と「働いてくれる人を探しているホスト」を繋ぐマッチングサービスで、私はこのサービスを利用して、オーロラを見れるような場所で生活体験してみたいと思っていました。このワークアウェイというサービスを使って見つけたのが、グリムショーのホストファミリーです。グリムショーは、カナダのアルバータ州北部にある町です。

↓グリムショーはここ

ホストの家族構成は、ファームを経営するお父さんと元英語教師だったというお母さん、犬5匹と、私と同じようにワークアウェイのサービスを利用して、そこに滞在するフランス人とドイツ人とベルギー人でした。

本来であればファームの仕事を手伝うのですが冬だったこともあり、家族の食事を作ったり、犬の世話をしたり、家のリノベーションを手伝ったりしました。仕事が終わり、家族で食事をとり、夜になるとオーロラを見るためにワークアウェイ仲間と空を見上げて、深夜までうるさい彼らを横目に眠りにつく.. そんな毎日でした。

ときどき飼っている馬に乗せてもらったり、ワークアウェイ仲間とムース(ヘラジカ)探しのため森に探索に行ったりすることもありました。オーロラも2回程度見ることができ、毎日が感動の日々でした。

バンフでのカナダ生活


田舎生活にも自信がついてきた頃、念願だったバンフへの移動が決まります。実は、カナダでのワーホリを決めたとき、一番行ってみたいと思った場所がバンフでした。

バンフはカナダのアルバータ州に属し、バンフ国立公園内にあるリゾート地です。街からはランドル山とカスケード山、ロッキー山脈の一部を見ることができ、周囲6,500平方キロメートルにわたって広がる草原があります。草原にはヘラジカやグリズリーなどの野生動物が生息し、息をのむような美しい湖が数多く点在します。

バンフはリゾート地ということもあり、家の価格がものすごく高く、数も決して多くありません。よって家探しはとても大変で、見つかればラッキー、見つからなくても旅行で行ってみたいなと思っていました。そんななかたまたま社員寮付きの求人を見つけたんです!社員寮といっても、オーナーさんのお家のベースメントに同居するような形で、そこまで堅苦しいものでもありません。見つけた瞬間「これだ!!」と思い、即決で、バンフに移り住みました。

生活が本当に楽しい


正直、カナダ生活のなかで今が一番楽しいです。バンフなので、カヌーやサイクリングはし放題ですし、山も川も湖も.. 行く先々で目にする大自然には、毎回新しい感動をもらいます。また、友達作りもかねて地元のサッカーチームにも加入しました。そこにはカナダ人だけでなく、イギリスなどヨーロッパ諸国の人も多く参加しています。サッカーへの情熱も体格もものすごく圧倒されてばかりですが、そういったなかでの異文化交流も刺激的です。

留学を通じて得たもの


とにかく自信がつきました。というよりも自分を低く見積もってしまっていたかもしれないということに気がつきました。挑戦したらできるのに、やらずに終わってしまっていたこともあったのかな.. と思うと、今はとても「もったいなかったな..」と感じます。

ワーホリに関わらず、長期の留学となると日本での生活からはいったん逸れることになります。私のように大学生であれば大学を休学したり、社会人であれば仕事を辞めたり… その瞬間、周囲にいる大勢の人が歩む大きなレールから外れる、その決断をしなければなりません。

その決断はときにとても不安で、勇気のいるものだと思います。
ただ、レールから外れてみて今実際に感じるのは、外れた先には”人と違うこと”に挑戦しているたくさんの人たちがいる、ということです。実はレールの上にいる人たちよりも、レールを外れてみた先にいる人の方が多いのではないかと思うほどです(笑)

気がつけばカナダワーホリも残りわずか2ヶ月になりました。
今しかできないこと、ここでしか出会えない人とできる限り出会えるよう、残りの時間も「挑戦してみたい」と思ったことには臆さず挑戦していきたいと考えています。

さいごに

体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Yuyaさんのカナダワーホリ体験談はいかがでしたでしょうか。

体験談のなかには書ききれませんでしたが、実はYuyaさん、語学学校時代の友達に会うためにブラジル旅行していたり、日本に帰国する前にはアメリカのロサンゼルスに足を伸ばしてみようと考えていたりするそうです。海外旅行も一人暮らしもしたことがなかったというくらいですから、最初は英語力の面でも生活の面でもたくさんの苦労があったはずですが、海外生活を楽しそうにお話ししてくださるYuyaさんからはそんな苦労を微塵も感じませんでした。

就活もその後のキャリアも臆さず挑戦を続けていっていただきたいですね!

ワールドアベニューではワーキングホリデーを含む、語学留学やCoop留学、中高留学や大学進学など様々な留学のサポートをいたしております。留学について、「どの制度が自分にマッチする留学なのか..」「どのくらいのお金がかかるのか」「英語力や学歴、年齢制限はあるのか?」など疑問・質問、お悩みのある方は、気軽に留学カウンセリングをご利用ください。

留学カウンセリングは、無料です。初回はオンライン(Zoom)にて所要時間30分程度からご利用いただけます。定休日の木曜をのぞき、土日祝日も営業いたしておりますので、お気軽にご活用ください。

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