現在カーティン大学でコマーシャルデザインを専攻し充実した日々を過ごされています。
- 留学を決意したきっかけは?
- 理由ははっきりしませんが、小さな頃から英語や外の世界に憧れがあり、小学校3年生のとき学校の「交換留学生」プログラムで、心配で反対する両親を振り切って自分のお小遣いでシドニーに10日間、留学しました。そのときのホームステイや学校の雰囲気から、「自分に合っている!!」と直感したのですが、その後小学校6年生のとき今度は「国際交流プログラム」でカナダにこれも短期で渡り、そのときは英語の勉強が中心でまったく通用せず、悔しい思いを抱いて帰国しました。
そしてそのまま日本で中学生になり、その悔しさをバネに英語を勉強しましたが「このままでは絶対英語を話せるようにはならない!」と思い、早めに留学を決意しました。
また、自分はデザイン関係の仕事をしたいと思っていたので、もし海外でその仕事に就くとしたら「書くより聞いたり話したりができなければダメ」と思い、それも留学を決意する理由となったと思います。 - 出発前の不安はどんな物だった?
- 文化は全然大丈夫、自分に合っていると思いました。一番の不安は英語で生きていくことが出来るかでした。あとは、いままで親にすっかり身の周りのことを頼っていたので、自分の事がしっかりできるかが不安でした。親と離れるのがものすごくつらかったです。日本語を忘れてしまうのではないかとも思いました。でも、留学に対する思いが勝ったような気がしますが、行きの空港で、なぜかとても悲しくなった思い出があります。
- 実際に到着してその不安は消えた?
- すっかり無くなりました(笑)。英語は少しずつですが確実に聞こえるようになりました。通じないのは分かっていてもどんどん話しました。思っていたよりも楽に英語でコミニュケーションできるようになっていった気がします。
日本語は、決して忘れませんでした。母親と週に1回話しをしていたのと、学校でも教科の中に日本語を組み込むことが出来たのでラッキーでした。
親と離れる不安に関しては、逆に親に感謝する気持ちが大きくなることを感じました。渡豪して1週間くらいで、そんな思いが強くなりました。そして自分の身の周りの事をしっかりとするようになったと思います。 - ワールドアベニューのスタッフはどんな存在?
- まず、すぐに行ける距離にサポートオフィスがあって、何かあったらいつでも話しが出来ることがとても心強いです。そして、高校を決める際も親身になって付き添ってくれました。そして、質問に対しては必ず答えてくれます。友達代り、時には親代りになってくれます。親も定期的に連絡をもらっており、安心しています。
- 現在の、1日の流れについて(平日、週末)
- 現在は大学にいっていますので7時起床、8時半に学校着、5時に学校を終わり、帰宅して夕食作り、そして宿題(デザイン)をし夜は12時頃に寝ます。宿題が、自分のやりたいことと合致しているので毎日幸せを感じています。
高校時代も大体は上記のようなスケジュールでしたが、学校が終わる時間は少し早かったので友達とウィンドウ・ショッピング(お金はほとんど使わない;オーストラリアの友達の良いところは、お金をみんな持っていない、というところかも知れません)をしたりしていました。 - ホームステイはどんな感じ?
- 最初に入ったHSは、特に家族同様に助けてくれたりしかったりしてくれ、とても感謝しています。その後何箇所か移りましたが、基本的にはNon Touchで放任主義の所が多かったように思います。でも、その後シェアに移ったときそれはそれで役にたちました(笑)。
- 勉強は大変ですか?
- 最初は英語も分からず大変でした。勉強の内容に関しては全然苦はなかったのですが自分の持っている知識を英語にするのが大変でした。でも、英語は3ヶ月位で聞こえるようになり、その後進路を考えるようになり今考えると高校の基本的な英語だけでなくもっとAcademicな、+αの英語を勉強しておけば後々苦労しなかったと思います。
- 英語は上達している?
- 「努力しています」と言わせてください!(スタッフ談;ものすごく上達しています。)
- 生活には慣れた? 困っていることはある?
- 生活には、すぐに慣れました。交通の面では不便な所もありますが、ペースをあわせるしかないといった感じです。
- どんな友達や先生がいますか?
- 他の外国人とは特にすぐに仲良くなります。アジア系の子は特に連帯感も強いですが、もちろん現地の子も友達になります。先ほどもいいましたが、こちらの子はお金を持っていなくて良いです。なので、遊びはビーチに行ったりBBQをしたりとお金のかからないさわやかな遊びです。
先生は、もともとMulti Culturalに慣れているのでとてもCareがちゃんとしていて気さくで質問もしやすいです。 - パースはどんな町だと感じていますか?
- 勉強ができる環境が整っている!と思います。パースで良かった、と思います。気候も良いです。
- 来て良かったと思いますか?
- 120%、思います!
- 生活で楽しいことは何ですか? 逆に辛いことはありますか?
- 特に今、やりたいことを勉強している環境ですので楽しくて仕方ないです。とてもラッキーだと感じています。
辛いことは、今はほとんど感じないのですが最初は単語を覚えるのが辛かったり、体調を崩した時などは親が近くにいないことが心細かったりしました。 - 今後の進路(夢)は?
- はっきりとは言えませんが、大学を卒業したらこのままオーストラリアで広告やポスター等のデザイン関係の職業に就けたら良いな、と思っています。
- 日本の学校との違い
- 「勉強したい人だけが学校に来る」環境で、勉強したくない人はもうYear10から仕事をしていました。なので、勉強がスムースに進む環境だと思います。こちらは日本のように「とりあえず高校だけは出ておかないと」なんて考え方は感じません。本当に来たい人だけが来ている様に感じます。大学も、学校名よりも「何を専攻しているか」を重要視しているように感じます。
- 何年生で来ましたか?
- 中学校2年生で来ました。忘れもしない、誕生日の次の日です。
- オーストラリアを選んだ理由
- まず、ワールドアベニューにエージェントを決めて、その後現地オフィスがパースにあると言う事から決まったという順番ですが、やっぱりオーストラリアに対する印象も良かったので抵抗なく決まりました。結果でいうと、最高でした。安全で、住みやすいところだと思います。
- 親の出発前と出発後の変化
- ずっと、変わらず見守ってくれています。とても感謝しています。最初は留学に大反対でしたが、今では良かったと思ってくれているような気がします。
- 親から見て自分は変わったか?
- 一時帰国したとき等はもとの自分に戻ってしまう感じですが、多分成長はしていると見てくれているのではないでしょうか。
- これから留学を考えている人へのメッセージ
- 留学はメリットがすごくあります。英語だけじゃなくて、夢に着実に近づくというか、一歩実際に踏み出した感覚もあり、人間関係に対してもたとえば親に日本にいるとき以上に感謝できる等、すごく成長できるように思います。私は、留学してとても良かったと思っています。