シドニーの南にある、ナーシングホームにて勤務を行いました。他国民の国オーストラリアとはよく言ったもので、この日一緒に働いた従業員のほとんどの人がネイティブではないので、英語は聞き取りづらかったです。でも違う単語に言い換えたり、ジェスチャーを交えて話してくれたのでコミュニケーションはとることができました。
今回の勤務ではシャワー・トイレ介助を任されました。シャワー・トイレが同じ部屋にあるので、トイレ介助をした後で、そのままシャワーに移れて時間が省けるし、一人でも援助できて負担が少なくて良かったです。シャワーやトイレ介助に使う椅子は車椅子の様な見た目に座席の部分が便座のようになっていて、凄い便利でした。また、車いすや椅子で座位が保持出来るようにするベルトや、転倒のリスクがあるクライアントは衝撃吸収できるように、左右大腿転子部にパットが入っているパンツを使用していたのには驚きました。
日本では体位変換や移乗(ベッド→車いすなど)の際に、Ptの状態に応じて一人または数人の援助者がボディメカンクスを使用して援助しているが、援助者の身体的負担やPtの身体損傷のリスクも高まってしまいます。オーストラリアは同じ場面でも、リットを利用しているので身体的負担が少なくてすむし、一人でも援助できることが多くて良いと思いました。
驚いたことは、食事3回/日に加えてTea Time(御茶休憩)が3回/日もあって(しかもお菓子つき)、食事内容の量もガッツリだったので毎食全部食べていたら太りそうだと思いました(笑)。
またその他にビックリしたことと言えば、シャワーは設置されているソープで頭から足先まで全身に使っていたことです。
オーストラリアと日本の医療の違いがたくさん見れて楽しいです。引き続き仕事のシフトをもらえるように、現地の文化を吸収し、頑張って働きます!初めてもらえる給料が楽しみです。そして英語も勉強します!!
新原 万智子さん
2009年10月-2010年10月
インターン先:ナーシングホーム