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留学先として過ごしやすい気候のオーストラリアを選ぶメリット

留学先を選ぶ上で、皆さんはどのようなことを心配しますか。治安や医療事情などの安全面、生活費などの費用面、教育水準など、さまざまな選定ポイントがありますが、意外と見落としがちなのが、「気候」です。
語学の面はもちろん、文化や生活習慣が異なる土地での留学は、さまざまな面でストレスがかかります。そんななか寒すぎたり、暑すぎたりというのは、心身共にさらなる大きなストレスの原因となります。逆に過ごしやすい気候であれば、心身へのストレスも少なく、本来の目的に集中できるなど、さまざまなメリットがあります。

1. 留学先として過ごしやすい気候のオーストラリアを選ぶメリット ▼ 
2. 過ごしやすい気候 おすすめベスト3 ▼ 
まとめ ▼ 

1.留学先として過ごしやすい気候のオーストラリアを選ぶメリット

留学先として過ごしやすい気候のオーストラリアを選ぶメリットは、大きく3つあります。

① 勉強に集中できる!
② 留学先の地を思い切り堪能できる!
③ 持ち物(特に洋服)が少なくてすむ!

特に「留学」の目的を踏まえると、1つ目と2つ目は大きなメリットではないでしょうか。
留学の主目的は言語や学術、その国で得られる技術や知識を習得することにあります。また、語学や知識を学ぶだけではなく、その土地での実生活を介して、自国とは異なる文化や習慣、価値観や考え方に触れ、見分を広げるということも留学の醍醐味だと思います。
日本でも、四季のなかで最も過ごしやすいと言われる秋には、「読書の秋」「勉強の秋」「スポーツの秋」などという言葉があるように、気温や気候は何かに集中して取り組む上で非常に重要なポイントです。
これらを踏まえると、暑すぎたり寒すぎたりという環境は、本来の目的である勉強に集中することができなかったり、積極的に外に出てその土地を楽しんだり、オーストラリアの人々との時間を共有するためアクティブに行動することが難しくなるため、留学には不向きです。

オーストラリアは、日本の23倍と広大な土地を有し、地域によって気候が異なります。ただ、オーストラリアの各都市は全般的に温暖な気候であり、非常に過ごしやすいという特徴があります。
南半球に位置しているため日本とは真逆の気候ではあるものの、地域によっては日本と同様に四季があり、日本人にも親しみのある気候です。より温かい気候を求めるならオーストラリア北部クイーンズランド州や中東部のニュー・サウス・ウェールズ州への留学でマリンライフを楽しみながら過ごすことができます。寒冷な気候を好む方は、オーストラリア南東部のメルボルンやタスマニアへ留学すると心地よく留学生活が送れるでしょう。

2.過ごしやすい気候 おすすめベスト3

先述したように、オーストラリアは日本と同様四季があります。

オーストラリアの四季
春(9月から11月)
夏(12月から1月)
秋(3月から5月)
冬(6月から8月)
※南半球のため、日本とは季節が真逆です。

ただ、地域によっては日本のようにはっきりとした四季はなく、雨季と乾季とのみに分かれる地域もあります。例えば、オーストラリア北東部に位置するクイーンズランド州にあるケアンズなどは、オーストラリアの夏に当たる11月頃から4月頃にかけて平均最高気温31度以上と暑く、且つ降水量も多いことから、かなり湿度の高いジメジメした暑苦しい気候であることが予想されます。
では、半年以上の長期留学をするに伴い、どの州、どの都市が最も過ごしやすい気候なのか、お勧め上位3位をご紹介します。

ベスト3位 クイーンズランド州 州都 ブリスベン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 30.3 30.0 28.9 27.2 24.5 22.0 21.9 23.3 25.8 27.2 27.8 29.4
平均最低気温 21.4 21.3 19.8 17.3 13.6 11.6 9.8 10.5 13.7 16.3 18.5 20.4
降水量 95.9 127.7 89.3 56.3 63.6 59.6 23.0 35.6 26.3 61.3 116.2 128.4

語学留学や高校留学で人気のあるクイーンズランド州州都ブリスベン。
州の南東部に位置するブリスベンは温暖湿潤気候と呼ばれる気候区分に属します。先述したケアンズよりは年間の平均気温や湿度は低く、四季が明確です。基本的に夏は高温で湿度が高く暑くなり、冬は乾燥するものの比較的温暖な気候で、日本の本州大半の地域に占める気候と同様の気候です。日本と類似したブリスベンの気候は、留学生活を送る上で、気候に対するストレスの少なさを意味します。

ベスト2位 西オーストラリア州 州都 パース

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 30.8 31.3 29.5 25.6 22.4 19.3 18.3 18.8 20.1 23.0 26.4 28.8
平均最低気温 7.8 18.1 16.5 13.6 10.6 8.5 7.8 8.1 9.4 11.2 14.2 16.2
降水量 9.5 12.7 19.5 44.1 117.5 175.7 169.7 133.6 80.6 52.2 22.1 12.8

オーストラリアの西側半分を占める西オーストラリア州の州都パース。
パースの気候は、地中海性気候と呼ばれ、夏はカラッと暑く、冬は比較的温かです。パースの気候はその名の通り、ローマなどを中心としたヨーロッパ地中海周辺や、黒海周辺、カスピ海周辺、そして、サンフランシスコなどアメリカの西海岸など、誰もが憧れる気候です。
暑い夏でも、日陰に入ることで涼むことができ、真冬も平均最低気温が10度弱とほどよく温かなことから、日々の勉強にはもちろん、オーストラリアでの留学生活を十分に堪能することができる気候と言えます。パースの人々は、週末には美しいインド洋の海を眺めながらバーベキューをしたり、マリンスポーツを楽しんだりします。過ごしやすい気候だからこそ、オーストラリアで暮らすさまざまな人々と出会うことができ、留学中でしか経験することのできない、オーストラリアでの生活を満喫することができるでしょう。

ベスト1位 ニュー・サウス・ウェールズ州 州都 シドニー

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 25.9 25.8 24.7 22.4 19.4 16.9 16.3 17.8 20.0 22.1 23.6 25.2
平均最低気温 18.7 18.8 17.5 14.7 11.5 9.3 8.0 8.9 11.1 13.5 15.6 17.5
降水量 101.5 118.7 128.9 125.8 121.1 130.7 97.3 81.2 69.1 77.6 83.1 77.8

シドニーは、オーストラリア大陸南東岸のシドニー港及びボタニー湾に面するオーストラリア最大の都市です。
気候はブリスベンや日本と同様、温暖湿潤気候で、年間平均気温は17.8℃と比較的温暖。真冬の時期でも最低気温が5℃を下回ることは稀で、日中には15℃~20℃まで上がります。日本やブリスベンと比較し、嬉しいのは、降雨量が年間を通じて一定でそこまで多くなく、且つ台風がない点です。
上記の表をご覧いただくとわかるように、全体的に温暖ではあるものの、四季が明確にあり、日本と同様に各季節の自然やおしゃれ、その時期のイベントなどを楽しむ風土があります。
勉強はもちろん、オーストラリアならではの文化やイベント、季節などを体感するのによい都市です。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。オーストラリアの他都市の気候は、【オーストラリア留学】気になる各都市の気候は?をご覧いただくとより詳しい情報をご確認いただけます。留学先の国や都市を選ぶ上で、一つ、参考にしていただけたら幸いです。

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