学校を選ぶのと同じくらい大切!?留学の滞在方法とは?
留学の滞在方法は大きくわけて、ホームステイ、寮、シェアハウスの3つの方法があります。特に留学渡航直後の滞在先を確定させておくことは、留学生活を安全かつ順調にスタートするために非常に大切です。留学や海外滞在経験の有無や年齢などによって適切な留学での滞在先を決定してスムーズな留学をスタートしましょう。
ホームステイ
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留学で一番ポピュラーな滞在方法がホームステイです。留学する国に在住するご家族の住居に一定期間住まわせていただくことで、語学力の向上や現地の方の文化や考え方を身近に体験することができます。短期間の留学や長期留学の初期におすすめの滞在方法で、現地の細かいルールや土地勘がわかっていないうちにホストファミリーは心強い味方になります。また友達が少ない留学の初期においては良き話し相手になることが多く、相性が良い家庭に滞在した留学生の中には留学期間全てにわたってホームステイに滞在する方もいらっしゃいます。ワーキングホリデーなどでは、渡航直後の1ヶ月間をホームステイに滞在し、その後シェアハウスなどに移動する人が多いです。一方で、高校留学など18歳未満の留学では、学校が指定するホームステイに滞在することが義務づけられている国もありますので注意しましょう。
寮
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留学というと寮に滞在することをイメージされる方も多いのではないでしょうか。かつて大学留学で主流だったのが寮への滞在で、サマースクールや一部の短期留学で寮への滞在がオプションとして選択できることもあります。しかし、寮は滞在の受け入れ容量が大きくなく現地の学生も滞在を希望するため留学生の受け入れ枠を十分にもった教育機関が少ないことから、昨今ではシェアハウスの方が一般的になりつつあります。高校留学でも私立高校(プライベートスクール)へ入学する場合の滞在方法として寮が選択できることがあります。一般的にホームステイよりも高額な費用がかかることが大きく、受入可能な時期に制限がかかっていることも多いため注意が必要です。
シェアハウス・シェアアコモデーション
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昨今、日本国内でも一般的になったのがシェアハウスという滞在方法。海外でもアパートメントや家を複数の居住人で共有して住むスタイルの滞在が若者を中心に一般的になっています。留学生だけで構成されるシェアハウスもあれば、ローカルのビジネスマンやカップル、さまざまな地位や立場の人たちと同じ環境に住めるチャンスがあることから、日本人留学生にとっても人気です。同年代のシェアメイトと生活を共にすることによって、語学力の向上やシェアメイトの文化を吸収することにもつながります。ただし、ホームステイのように生活の補助をシェアメイトは行ってくれないので、留学初心者にはホームステイの滞在から選択するのがおすすめです。
シェアハウスとシェアアコモデーションの違い
シェアハウスとシェアアコモデーションは同じような形態の滞在方法ですが厳密にいうと違う点があります。シェアハウスは一般的に個人間の契約にて部屋を貸している状態をさし、正式な契約書を交わすことは少なくルールなども貸主によって異なります。一方でシェアアコモデーションは会社が運営している部屋を貸すサービスですので、ホームステイのように手配・運営会社がアパートメントや家を会社が規定したルールに則って貸出をしています。住居のルールも運営会社によって管理されているため、シェアハウスと比べると厳密なルールが設定されている傾向にあります。
さいごに
海外留学の滑り出しを左右する留学の滞在方法をご紹介いたしました。留学経験をより豊かにするためにも、留学の目的に見合った滞在方法を留学カウンセラーやコーディネーターと一緒に相談しましょう。
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