現在、オーストラリアのヌーサでワーキングホリデー2年目を過ごしているShiomiさんから、体験談をいただきました。抜群の行動力でさまざまな経験を積み、オーストラリア一周のロードトリップも達成!英語も仕事も旅行も、なんでも挑戦できるワーホリ制度を存分に活かしているShiomiさんの体験談をご覧ください!
Shiomiさんの留学概要
渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー→コフスハーバー(ファーム)→タスマニア(ファーム)→ヌーサ
留学プログラム:ワーキングホリデー
学校:Greenwich English College(約3ヶ月間)
渡航期間:2023年8月 – 2025年8月(予定)
英語嫌いだった私が、ワーホリを決意した理由
ワーホリ準備開始!国・都市・エージェントの決め手
理想と現実のギャップを乗り越えた語学学校生活
ホームステイ生活とシェアハウス生活
様々な仕事を経験したファーム生活
未経験でネイリストに!ワーホリ2年目 in ヌーサ
ワーホリを通して成長した行動力とチャレンジ精神
挑戦し続ける20代!これからの計画と目標
ワーホリを考えている方へのメッセージ
Shiomiさんのワーホリスケジュール
英語嫌いだった私が、ワーホリを決意した理由
もともと英語は大嫌いで、海外にも興味はありませんでした。しかし、大学時代、世界一周を経験した知人の話を聞き、海外に興味を持つようになりました。ただ、ちょうどその頃コロナの影響で海外に行くことができず、一旦就職しました。
就職後も海外への憧れは強まり、2年の社会人経験を経てワーキングホリデーに行くことを決めました。不安はほとんどなく、「なんとかなるだろう」と楽観的でした(笑)。理学療法士としてのキャリアがあり、帰国後の仕事の心配がなかったことや、英語を学ぶことでキャリアの幅が広がるという期待もありました。それ以上に、大学時代からの夢だった海外生活が実現するというワクワク感が大きかったです。
ワーホリ準備開始!国・都市・エージェントの決め手
国・都市の決め手
国についてはあまり迷いませんでした。日本と時差がなく、ワーキングホリデー先として人気が高いこと、多文化を学べる環境が整っていることから、私のワーキングホリデーの目的である「さまざまな国の人と交流すること」に最適な場所だと考え、オーストラリアを選びました。
都市選びについても特に迷うことはありませんでした。都内のカフェで働いていた経験があり、色んな人たちと、色んな言語が飛び交う環境でたくさんの人と出会えるのが面白いなと感じていたので、大都市が大好きでした。ワーホリ中も色々な人と関わりたかったので、オーストラリア最大都市のシドニーに決めました。
エージェントの決め手
ワーホリに行くことを決めたタイミングで、ワールドアベニューさんのワーホリ説明会に参加しました。そこで費用のことや国のことについて色々と話を聞けて、ワーホリのイメージがしっかり固まったので、翌月には申し込みを進めました。
エージェントは何社か比較していましたが、ワールドアベニューはJ-CROSS(留学サービス審査機構)*の認証を得ている数少ない留学エージェントだったので、安心感があり、最終的に決めました。
*J-CROSS(留学サービス審査機構)とは
J-CROSSは、留学エージェントやプログラムの質を審査・認定する機関です。認証を受けたエージェントは、不当な返金規約を避け、申し込み後8日以内の全額返金など、公正で明確な規定を設けています。また、海外機関への確実な支払いを保証し、財務状況も精査されています。この認証により、信頼性が高く安心して利用できるサービスが提供されています。
理想と現実のギャップを乗り越えた語学学校生活
語学学校は、シドニーのGreenwich English Collegeに通いました。初中級レベルの一般英語コースを受講していたのですが、実は最初の1ヶ月は英語学習のモチベーションをうまく上げることができませんでした。理由は、期待していた「ネイティブスピーカーの英語を学ぶ」環境とは異なり、留学生同士のコミュニケーションが中心で、授業内容も中学レベルの文法を英語で説明するもので新鮮さを感じられなかったためです。
クラスメイトはさまざまな国から来ており、多国籍な環境でしたが、それぞれの英語のアクセントが強く、さらに私もクラスメイトも英語力が十分ではなかったため、ミスコミュニケーションが頻繁に発生し、度々モヤモヤした気持ちを抱えていました。このような理想と現実のギャップに直面し、モチベーションが低下してしまったのです。
後半に巻き返し!モチベーションを取り戻した秘訣
このままではまずい!と思い、学校に相談したところ、スピーキングと発音に特化した「Pronunciation in Context」というクラスを提案され、これが転機となりました。このクラスでは、実際の場面で使える発音や会話スキルを鍛えられ、アウトプットに重点を置いた授業が多かったため、非常に充実した時間を過ごせました。クラスメイトは初中級から中上級まで混ざっており、自分よりレベルの高い人たちと関わることで、新しい学びも得られました。おかげで英語学習のモチベーションが回復し、楽しさを感じられるようになりました。
クラスメイトにはコロンビアやタイの生徒もいましたが、私が通っていた時期は日本人が7~8割を占めていました。当初は「日本人が多いな…」と不安を感じましたが、実際には良い人ばかりで、放課後に一緒に遊んだり親しく交流する中で、多くの刺激を受けました。シドニーでは日本人の多さから完全に避けるのは難しいですが、モチベーションの高い仲間と関わることで、お互いを高め合える良い経験ができました。
放課後には自由参加型のスピーキング無料クラスや金曜日のエクスカージョン(遠足)にも積極的に参加しました。スピーキングクラスでは毎回異なる先生が担当し、さまざまなネイティブ英語に触れる良い機会になりました。エクスカージョンではクラスを超えてビーチやバーベキューを楽しみながら、実践的に英語を使うことができました。これらの活動を通じて英語を使う機会が増え、自然と英語力が向上したと感じています。
スピーキングクラスの後は、中級クラスの一般英語コースに進みました。このクラスでは英語力が高く発音も聞き取りやすい生徒が多く、非常に楽しく感じられました。振り返ると、最初のクラスは私のレベルに合っていなかったのかもしれません。これからワーホリで語学学校に通う予定の方には、語学学校での時間をより有意義にするためにも、できるだけ英語力を高めてから渡航されることをおすすめします。
私は語学学校が必須だと思っていましたが、人によっては通うべきかどうか、また通学期間について迷われることもあるかと思います。そのような場合は、一度留学コンサルタントに無料で相談してみることをおすすめします。
学校と並行してアルバイトにも挑戦
到着後、2週間ほどで学校の近くのジャパレス(焼肉屋)で働き始めました。遊びに行った帰りにみんなで食事をしようとなったのですが、少し時間があったので「ちょっとレジュメ配ってくる」と言って配りに行ったら、トントン拍子で面接、トライアル、そして採用が決まりました!アルバイト探しはタイミングや運も大きいですが、私の周りでは英語力の高い人たちはしっかり仕事を見つけて働いている印象です。
時給は当時の最低賃金で、約23ドルほどでした。学校に通いながらだったので、週に2〜3回くらいのシフトで働いていました。最終的には、学校を卒業するまでの3ヶ月間働き続けました。
学校外でのコミュニティ作り
オーストラリアでは、「Meet up」などのイベントが頻繁に開催されており、私も土日によく参加していました。これらのイベントを通じて、長くオーストラリアに住む日本人や、現地でキャリアを築いている方々と交流する機会を得ました。リアルな生活の様子やキャリアの選択肢について直接話を聞くことで、自分の将来の可能性が広がる貴重な体験となりました。学校以外で友人を作りたい方には、こうしたイベントへの参加をぜひおすすめします。
ホームステイ生活とシェアハウス生活
最初の1ヶ月はホームステイをし、その後2ヶ月目からシェアハウスに移りました。ホームステイでは大きな問題もなく、非常に良い経験をすることができました。ホストファミリーはイギリス系のオーストラリア人家庭で、お母さんと小学生の娘さんと一緒に生活しました。最初は英語が全然話せず、伝えたいことがうまく言葉にできなかったり、わからないことが多くて翻訳機をよく使ったりしていました。でも、ある日、娘さんと好きな海外のYouTuberが同じだとわかり、それをきっかけにすごく仲良くなりました。英語がわからない私にも、YouTubeを一緒に見ながら話しかけてくれたり、「TikTokで踊ろう」と言ってくれたりして、英語がうまく話せなくても一生懸命コミュニケーションを取ってくれたことが本当に嬉しく、英語の勉強にもなりました。
シェアハウスは、到着してから2週間ほど経った頃に、主にFlatmateというサイトで探し始めました。オーストラリアでは、日本のように律儀に返信がくるわけではないので、気になる物件にはとりあえずたくさん連絡を送りました。その結果、3〜4件の物件に内見に行き、最終的にはオーストラリア人とコロンビア人が住んでいる家に決めました。その家はシティまで電車で30分ほどの距離にあり、オンルーム(一人部屋)で家賃は週190ドルという破格の値段でした!部屋はとてもきれいで、かなりラッキーでした。最寄り駅からは15分ほど歩く必要がありましたが、それはあまり気になりませんでした。
シェアメイトとも仲良くなり、いろいろなイベントにも誘ってもらいました。特に、クルーズ船で開催されたハロウィーンの仮装パーティに一緒に参加したことは、とても楽しい思い出です!
オーストラリア人のシェアメイトはネイティブで、コロンビア人のシェアメイトも英語力がかなり高かったため、「ネイティブの英語を学ぶ」という目標が徐々に実現できたことも、とても嬉しかったです。
様々な仕事を経験したファーム生活
学校を卒業した後、ニューサウスウェールズ州北東部のコフスハーバーにある、ラズベリーとブルーベリーファームで働きました。最初はセカンドビザを取得する予定はなく、単純にファームでの経験をしてみたいと思って働き始めました。しかし、そこで出会った人がセカンドワーホリビザ取得のためにタスマニアに行くという話を聞き、私も一緒に行くことにしました。
コフスハーバーのファームでの仕事は、友人に紹介してもらったもので、学校を卒業する11月頃がちょうどハイシーズンに入るタイミングだったため、スムーズに働くことができました。3週間働いた後、タスマニアに移動し、ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー、チェリー、ポテト、オイスターなど、さまざまなファームで働きました。とてもハードな仕事もたくさんありましたが、色々なファームでの経験ができたことは面白かったです。
車でオーストラリアを周遊しながらバイト生活!
実は現地で車を購入し、ロードトリップも経験しました。コフスハーバーでのファームが終わった後、まずブリスベンに向かい、その後シドニーへ移動しました。シドニーで年越しの花火を見た後、キャンベラとメルボルンを経由し、年明けにはタスマニアに到着しました。タスマニアでもファームをして、その後はアデレード、パース、ダーウィン、ケアンズ、ブリスベン、ヌーサと移動し、約8ヶ月かけてファームのお仕事をしながらロードトリップを楽しみました。
ロードトリップ中には、単発のアルバイトも色々と経験しました。Airbnbの清掃のお仕事や、日本語を教えたり、家事手伝いをしたり、幼稚園の改装のお手伝いなど、珍しい仕事もしました(笑)仕事探しは主にFacebookで行い、ただ求人に応募するだけでなく、自分たちで投稿をしたり、さまざまな方法で仕事を探しました。
オーストラリアを1周して、色々な景色を見て、色々な経験をして、たくさんの感情を味わうことができました。また、各地では様々な人との出会いもあり、今でも連絡を取り合っています。こうした素敵な人たちとの出会いが、私たちの旅をより素晴らしいもにしてくれたことに感謝しています。普段の生活が当たり前でないことを学び、この旅は私の人生で特別なものとなりました!
オーストラリア1周ロードトリップの思い出
未経験でネイリストに!ワーホリ2年目 in ヌーサ
セカンドワーホリのビザを取得した後、日本への一時帰国を経て、2024年9月頃にオーストラリアに戻り、現在は高級リゾートエリアとして知られるヌーサで生活しています。ヌーサはブリスベンから車で約1時間半から2時間ほどの距離にあり、以前住んでいたシドニーとは全く異なる環境です。ヌーサには日本人を含むアジア系やインド系の方は少なく、主にオーストラリア人が観光を楽しむ場所です。そのため、ローカルの人々が多く、住民の幸福度が高く、治安も良いため、とても快適に過ごせています。
ヌーサはビーチがとても美しく、National Parkは本当におすすめの場所です!海の近いところに住んでいるので、家の中からでも波の音が聞こえます。仕事の前や仕事終わりにも、よくビーチに行ってリラックスができる、本当に素敵な場所です。
ヌーサでのお仕事についてですが、到着2日後にレストランのお仕事を見つけ、1ヶ月後にはネイルのお仕事も見つかりました。レストランでは約3ヶ月働き、現在はネイルのお仕事一本に絞っています。
ネイリストの経験は全くなかったのですが、ありがたいことに未経験でも雇ってもらい、ゼロから教えてもらいました。たまたまFacebookでオープニングスタッフの募集を見つけ、「興味あります」と連絡をしたところ、「じゃあ働いてみようか」と、これまたスムーズに決まりました。
時給については、レストランが平日$30、土曜$36ドル、ネイルは$25です。本来、スキルや資格があれば時給も高くなるそうですが、私は未経験なのでこの時給でした。ただ、稼ぐことが目的ではなく、「楽しいからやっている」という感覚なので、$25もらえているだけでありがたいです。今のお給料で生活にも十分足りているので、楽しく働ければそれで良いかなと思っています。
元々は理学療法士をしていたので、ネイルの仕事をしていることはみんなに驚かれます。人生一度きりなので、興味のあることにはまずはやってみる、そして全力で取り組む!という気持ちが今は強いです。
ワーホリを通して成長した行動力とチャレンジ精神
ワーホリを通じて行動力が大きく成長しました。元々直感で動くタイプでしたが、行動に移すのスピードがさらに速くなり、「とりあえずやってみよう!」という気持ちで挑戦できるようになりまいた。約1年半のワーホリ生活の中で、さまざまな仕事や予想外の出来事を経験し、「人生なんとかなる!」と感じられるようになり、精神的にも強くなりました。
ワーホリ生活では、初めて経験することも多かったのですが、「未経験だから」といって諦めるのではなく、まずはやってみることがとても大切だと実感しています。実際、未経験で始めたネイリストの仕事ですが、現在の職場から就労ビザのスポンサーの話をいただくことができました。
オーストラリア生活で感銘を受けたこと
オーストラリア生活で最も感銘を受けたのは、多文化共生の環境です。移民が多く、さまざまな文化と触れ合えたことで視野が広がりました。渡航当初は「正しい英語、綺麗な英語を話さなきゃ」と思っていましたが、英語はあくまでコミュニケーションのツールであり、伝わることが重要だと実感しました。今ではアクセントの違いも気にならなくなり、どんどん順応できるようになりました。多様な人々と関わる中で、豊かな経験を得られたことに感謝しています。
挑戦し続ける20代!これからの計画と目標
直近の計画として、来月にアメリカへ旅行に行く予定です!ワーホリに来る前に日本で偶然出会ったアメリカの家族がいるのですが、その人たちに会いに行くことになりました。その家族とは、日本のレストランでたまたま席が隣同士になり、当時英語の勉強もしていたので話しかけたことがきっかけで、東京案内をすることになりました(笑)アメリカに帰国後もたまに連絡を取り合っていて、いつかアメリカに行きたいと思っていたのが、ついに実現します!
その後の予定としては、オーストラリアでのワーホリ2年目を終えたら、次はニュージーランドのワーホリに挑戦しようと考えています。ニュージーランドの大自然を思う存分楽しみたい、また新しい環境で何かに挑戦したい、とワクワクしています!
20代はまだまだ挑戦したいことがたくさんあります!これからも積極的にチャレンジしていきたいと思っています。
ワーホリを考えている方へのメッセージ
やっぱり、行動力が大事だと実感しています。行動した者が勝ちです。何もせずにいると、何も始まりません。本当に何かをしたいのであれば、すぐにでも動き出すべきだと思います。もし失敗しても、それを学びにすればいいし、うまくいけばそれでよし。どんなことでも、自分から動かなければ、得られるものは何もないと思います。
また、私はワーホリに来てからずっと日記をつけているのですが、これがとてもおすすめです!当時の感情を鮮明に思い出せて、色々なことを振り返ることで、それを乗り越えた自分に勇気をもらったり、自信がついたりしています。なので、これからワーホリに行く方には、何かしらの方法で自分のワーホリ経験を記録しておくことを強くお勧めします!
体験談を最後までお読みいただき、ありがとうございました。Shiomiさんの体験談はいかがでしたでしょうか?
「これでもか!」というほど充実したワーホリ生活の様子が伝わってきましたよね。ワーキングホリデーは自由度の高い制度であり、期間限定だからこそ、Shiomiさんのように「思い立ったら吉日!即行動!」というマインドを持つことが、より有意義な時間を過ごすための鍵になるのではないでしょうか。
実際、Shiomiさんからは「こんなに刺激的な生活は今までなかった」という言葉もいただきました。人生一度きり。「私も何か新しいことに挑戦したい!」と思った方は、ぜひチャレンジしてみてください!
ワールドアベニューでは、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどの主要英語圏でのワーキングホリデーに加え、語学留学や専門留学、大学進学など、さまざまな留学をサポートしています。Shiomiさんの体験談を読んで、「留学してみたい!」「海外に挑戦してみたい!」と感じられた方は、ぜひお気軽にワールドアベニューの留学カウンセリングをご利用ください。
留学カウンセリングは無料で、初回はオンライン(Zoom)にて30分程度からご利用いただけます。木曜定休を除き、土日祝日も営業しておりますので、ぜひご活用ください!