【最新情報】カナダ学生ビザ就労時間の変更 -2024年11月15日発表 2024.11.19
2024年11月15日、カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)は、学生ビザプログラム改善に向けた新たな変更を発表しました。ここでは特に重要なポイントをまとめ、ご紹介いたします。
発表内容
1. オフキャンパス就労時間制限の変更
留学生が就学期間中にオフキャンパスで就労できる時間が、従来の週20時間から、2024年11月15日より新たに週24時間に変更されました。
また、就学期間の休暇中は週24時間の時間制限が解除され、引き続きフルタイムで働くことが可能です。
2. 学習機関変更時の学生ビザ申請手続き
留学生がカナダ国内で学習機関(DLI)を変更する場合、新たに学習許可(学生ビザ)の申請と、IRCCの承認が必要になりました。
以前はDLI番号を変更することで手続きが完了していましたが、改定後は学生ビザの再申請が必要となります。この変更により、学習許可条件の遵守が強化され、不正や違反のリスクが減少し、制度の透明性と信頼性が向上します。
3. 指定学習機関(DLI)の責任強化
指定学習機関(DLI)は、学生のコンプライアンスを監視する責任を担っており、その役割がさらに強化されました。DLIは、学生の受け入れに関する報告義務を負い、適切な情報提供が求められます。報告義務を怠ったり、受け入れ書類に不備があった場合、そのDLIは最大1年間、留学生の受け入れが停止される可能性があります。
申請要件変更の背景
これらの規制変更により、カナダは学生を不正行為や搾取から守り、より厳格な監視体制を導入することを目指しています。
大臣のコメント
マーク・ミラー移民・難民・市民権大臣のコメントから抜粋 –
“By fixing the off-campus work limit to 24 hours per week, we’re striking the right balance between providing work opportunities and helping students stay focused on their education. International students should have a positive, successful experience in Canada, and the important changes made today will help with that.”
翻訳
“学外での就労制限を週24時間に修正することで、就労機会を提供することと、学生が学業に専念できるよう支援することの適切なバランスを図っています。 留学生は、カナダでポジティブな成功を収めるべきであり、本日の重要な変更はその助けとなるでしょう。”
参照:Fee increase for international students part of July 1 migration reforms
まとめ
ワールドアベニューではサポート経験豊富な留学コンサルタントが、移民局や教育機関が発表する最新かつ正確な情報をもとに無料留学カウンセリングを実施致しております。カナダで学生ビザを伴う留学をお考えの方は、お気軽にご相談ください。留学カウンセリングは無料!オンライン(Zoom)を利用し、初回は30分程度から気軽にご利用いただけます。