ニュージーランドのクイーンズタウンでワーキングホリデーを経験されたNozomiさんから体験談をいただきました。31歳を目前に、「やらずに後悔するのだけは嫌だ」と思いきってワーホリに踏み出したNozomiさんですが、渡航直後は生活も勉強も、全てが不安だったと言います。しかし、最終的にはハウスキーパーとして勤めていたホテルから就労ビザの提案をいただくまでになったとか..!英語力の伸びを感じた瞬間や、ワーホリを経て感じている成長や変化などをお話しいただきました。
Nozomiさんの留学概要
渡航国:ニュージーランド
渡航都市:オークランド → クイーンズタウン
留学プログラム:ワーキングホリデー
語学学校:Worldwide School of English
渡航期間:2023年10月 – 2024年8月
ワーキングホリデーのスケジュール
転職を機に決意したワーキングホリデー
10年ほど前、テレビでの特集を見て「ワーキングホリデー」に興味を持ちました。ただ、当時は英語が全くできないことへの不安が大きく、踏み出すことはありませんでした。
ときはたち、仕事を転職したときのことです。ものすごく何かに不満があったわけではありませんでした。環境を変えてみよう、もう少し面白いと思えることに出会いたい、そんな思いでの転職でした。
しかし、転職してみて改めて感じたことは「ここにやりたいことはない」ということでした。生きていくためには働いていかなければならない.. とはいうものの、やりがいや面白みを感じることのない仕事をただ毎日繰り返すだけの日々に、今までにない焦燥感を覚えるようになりました。
そんなとき、選択肢として浮かんだのが以前から興味のあった「ワーキングホリデー」です。ワーキングホリデービザは30歳までしか申請ができない.. その情報を思い出したとき、挑戦せずに31歳を迎えたら後悔する..!と強く感じました。
ニュージーランドに決めた理由
もともと行ってみたかったのはオーストラリアのケアンズでした。しかし、ワーホリに関して調べ始めてみると「オーストラリアはあまりの人気の高さから渡航者が増えすぎて、仕事や家探しにかなり苦労する..」という情報を数多く目にしました。
そんなとき、目に止まったのがワールドアベニューのホームページにあったニュージーランドワーホリの体験談でした。
ニュージーランドであれば、もともと行きたかったオーストラリアにも近いことや、オーストラリアほどワーホリ渡航者は多くなさそう(仕事や家探しへの競争率も少し低そう)なこと、また体験談の内容がとても楽しそうだったことなどを踏まえ、渡航先はニュージーランドに決めました。
留学エージェントは迷いませんでした。最初にたどり着いた留学エージェントのホームページがワールドアベニューでしたし、担当して下さった留学コンサルタントの方のお話は楽しく、とても勇気づけられました。また、サポート内容にも安心感があり、特に他の会社と比較することなく決めました。
英語力の向上を感じられた3ヶ月目
ワールドアベニューのワーホリプログラムに申し込みをしてからは、とんとん拍子で準備が進んでいきました。ビザを申請し、学校への出願、学費やホームステイ費用を支払い、航空券や保険加入手続きを行い、気がつけば出発の日を迎えていました。
渡航に伴う準備はワールドアベニューのサポートもあって、特段「大変」なことはありませんでした。ただ、ずっと実家暮らしだったことや、一人での海外旅行経験もなかったこと、そして英語力への自信のなさから、渡航後の生活に関しては全てが不安でした。
実際、到着して最初に滞在したホームステイでは、ファミリーの皆さんはとても良くしてくださったにもかかわらず、英語ができないことへの不安からあまり余裕を持てず、部屋に引き篭もりがちでした。今考えると、「せっかく英語でコミュニケーションをとる機会があったのに.. 」と、勿体無い気持ちになります。
そんな状況に変化を感じたのは、渡航して3ヶ月目に入った頃でした。
私は、オークランドにあるWorldwide School of Englishという語学学校に通いました。学校の名前の通り、サウジアラビアやブラジル、タイ、日本など世界中から学生が集う学校でした。通い始めたばかりの頃は、英語での授業についていけず、ストレスを感じたり、このままやっていけるのだろうか.. と不安に思ったりしていました。ついつい甘えて日本人学生と日本語で話してしまっていた時期もありますし、「このまま英語が上達しなかったらどうしよう..」と焦ることも多々ありました。
しかし、2ヶ月目を終えるころ、先生から「レベルをあげてみないか?」と提案をいただきました。ホームステイを終え、自分で主体的に生活する必要性が高かまるなか、英語をアウトプットする機会が増えた時期でした。
「ラスト1ヶ月.. せっかくだから頑張ってみよう!」
その後、先生からの後押しもあり、思い切ってレベルをあげることを決意、それが功を奏したのか、何気ない日々のコミュニケーションのなかで英語力の伸びを感じることが増えていきました。例えば、放課後のアクティビティでヨガに参加していたとき、担当講師の方と、週末の出来事や、週明けの早起きがしんどいなど、たわいもないことを話していました。すると少し前までは、まず日本語で言いたいことを考えて、そこから英語にして.. 文法や発音のミスを気にして.. と辿々しかったやりとりが、気がつけば、日本語を意識することなく、英語でスムーズに会話できるようになっていたのです。「諦めずに頑張ってきてよかった.. 」と感じたことを覚えています。
ホテルで働きながら楽しんだニュージーランド生活
仕事は、学校が終わる3日前に決まりました。
もともとは、ファームジョブに興味がありました。ただ、車を持っていないことから、田舎生活となると移動が大変なことなども踏まえ、以前日本で経験のあったホテル(ハウスキーパー)の仕事とファームジョブ、この二つを並行して探していました。
職場がクイーンズタウンだったため、学校終了と共に引越し、新たな生活がスタートしました。仕事は朝から夕方の4時頃まで、週5日、時給は26ドルで、住み込みの家賃は週170ドルということもあり、ゆとりを持って生活することができました。
職場には学校以上にいろんな国の人たちがいました。スリランカやインド、アルゼンチンやタイ、もちろん日本人の方もいました。南米の方達のスキンシップの多さやプライベートゾーンの狭さには驚きつつも、私自身、そんな異文化の中での仕事や生活を少しずつ楽しめるようになっていきました。職場のメンバーと一緒にホテル内で企画されるバレーボール大会や、飲食店を貸し切ってのパーティーに参加した経験などは今もいい思い出です。
お休みには貯めたお金で、南島の東海岸にある英国の遺産で有名な都市クライストチャーチや、そこから2時間程度のところにある絵のように美しい海岸沿いの街カイコウラを訪れたり、首都のウェリントンを旅行した際にはヨーロッパ調の街並みを楽しみ、そしてニュージーランドほぼ中央に位置するテカポ湖では壮大な星空を眺めたりしました。特に、テカポ湖の星空は息を呑むほど美しく、「あー.. 私、このためにニュージーランドに来たのかも..」なんて思ったほどです。
ワーホリを経ての成長や変化
英語の勉強も、一人での生活も、海外での仕事も、全てが不安な状態でスタートしたワーホリでしたが、今は、言葉の壁や文化の壁にぶつかりながらも、いろんな人に支えてもらいながら、自立した生活ができるようになりました。また、とても嬉しいことに今働いているホテルで「就労ビザに興味はないか?」と声かけしていただいたこともあり、月並みですが自分に自信が持てるようになりました。
「ニュージーランドでの生活を思えば、日本でなら、なんでもできる!!」
そんなふうに思えるようになったことは大きな財産だと思います。
さいごに
体験談を読んでいただきありがとうございました。ニュージーランドでのワーホリ生活をやり遂げたNozomiさんの体験談はいかがでしたでしょうか。
最後に「体験談を読んでいる方に向けて何か伝えたいことはありますか?」と伺うと、「英語の勉強はできる限りしておいた方がいい!」と笑いながらお答えいただきました。合わせて、「でも、ニュージーランドで生活している人たちはみんなとっても優しいし、最初は翻訳サービスなどを使えば、なんとかなります。挑戦してみたいと思っているなら、挑戦せずに後悔するくらいならやってみたらいい!」とお話しいただきました。
年齢制限のあるワーキングホリデーだからこそ、タイミングを逃せば、その後一生挑戦することはできません。悩んでいるなら、まずは無料留学カウンセリングから踏み出してみてはいかがでしょうか。
ワーホリする上で皆さんにあった国や都市、語学学校は、皆さんの目的や状況、英語力などによっても異なります。ワールドアベニューの営業時間は10時から19時、初回カウンセリングは、オンラインにて所要時間30分程度から気軽にご活用いただけます。皆さんからのお問い合わせを心よりお待ちしています。