ワーキングホリデーで渡航した日本人看護師への実態調査の結果を発表 – 2024.8.7
株式会社ワールドアベニューでは、直近2年以内にワーキングホリデーを経験した22歳~31歳の正看護師資格を持つ174名を対象に、留学の理由及び帰国後の就職先に関する実態調査を実施しました。今回はそちらの結果を紹介いたします。
調査の概要
アンケート回収期間:2023年11月1日~2024年1月31日
対象国:オーストラリア
留学プログラム:海外看護有給インターンシップ(ワーキングホリデー)
対象人数:174名
対象者の属性:22歳~31歳までで日本での正看護師資格を持ち、直近2年以内にワーキングホリデーで渡航した方
アンケート実施:株式会社ワールドアベニュー
アンケート方式:インターネット
調査の詳細
Q1.海外留学を考えた主な理由を教えてください(複数回答可)
正看護師としてのキャリアを中断して海外留学に挑戦しようとした理由は、対象174名の78.7%が「英語力を伸ばしたい」と回答し、ついで「海外に住んでみたかった」の回答となりました。また、「外国籍の患者対応が必要と思った」を全体の4分の1のナースが回答しています。また、11.5%の看護師が海外(医療)ボランティアを志望している実態が明らかになりました。
Q2.海外留学帰国後の希望就職先を教えてください
海外留学から帰国後の就職先については、全体の64.4%に相当する看護師が「総合病院」への就職と回答しました。また、ついで「クリニック」が多く、保健師として「会社・役所」への就職を希望する看護師が多いことが明らかになりました。
Q3.帰国後の就職先に希望する条件を教えてください(複数回答可)
帰国後の就職先の選定に重視する条件として、全体の84.5%が「給与」と回答し、希望の勤務地や診療科で働けるかといった働く場所への希望を回答する看護師が多くなりました。「休日が多い、有給取得率」を希望条件とした看護師も29.9%の回答となっています。また、職場での「教育制度の充実」を求める方が23.0%となっています。また少数ながら職場で「英語が使える」ことを希望する方がいました。一方で、「寮や社宅」を希望条件とする回答は5.7%となりました。
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