オーストラリア(メルボルン)ワーホリに挑戦中のYusukeさんから体験談をいただきました。社会人だったYusukeさんは仕事を退職したのち、たまたま友人に誘われた海外旅行をきっかけにワーホリへの挑戦を決意されました。現在はセカンドワーホリビザ取得のため、タスマニアのファームで働かれています。語学学校での勉強の様子や英語の伸び、仕事探しにおける苦労など、お話しいただきました。
Yusukeさんの留学概要
渡航国:オーストラリア
渡航都市:メルボルン → タスマニア
留学プログラム:ワーキングホリデー
学校:Greenwich English College(3ヶ月間)
渡航期間:2023年5月 – 現在
Yusukeさんのワーホリスケジュール
ワーキングホリデーを決断したきっかけ
メルボルンでのワーホリ生活
– 語学学校での勉強の様子
– 仕事探しに一苦労
セカンドワーホリビザ取得のためにタスマニアに移動
今後の目標
さいごに
Yusukeさんのワーホリスケジュール
Yusukeさんのオーストラリアワーホリ生活の様子
ワーキングホリデーを決断したきっかけ
ワーホリを決意したきっかけは「海外旅行」でした。
「せっかくだし…!」と、友人が暮らすカナダはもちろんのこと、アメリカのニューヨークやアイスランドなど、2-3週間ほど海外旅行を楽しみました。
大型のデジタルサイネージが立ち並ぶ世界有数の大都市ニューヨークから、北米大陸プレートとユーラシア大陸プレートの境目、世界最高峰の透明度とも謳われるアイスランドのダイビングスポット「シルフラ」、息を呑む程美しく幻想的なオーロラまで、みたことも触れたこともない世界や景色、そして人々との出会いが凝縮された旅行でした。
刺激的な時間を過ごす一方で、もどかしさも経験しました。当時、英語は決して流暢ではなく、旅先でせっかく話しかけてくれる人がいても、友人に助けてもらってばかりで、不甲斐なさを感じることばかりでした。ただ、友人の姿を通して、自分も頑張ればできるようになるのではないかと考えるようになりました。それまで、雲の上の存在だった「海外」や「英語」「グローバル」などの言葉を急に身近に感じたのです。
旅行前、安定した仕事を捨て、かなりの覚悟を持って起業・独立に踏み出そうとしていたわけですが、次の人生のステージに進む前に、あえて少しばかり道草を食ってみてもいいのではないかと思うようになりました。
思い立ったが吉日!行動するならできるだけ早い方がいい
海外旅行から戻ってすぐ、留学を調べ始めました。最初は、COOP留学や海外ビジネスインターンなど、俗に言うキャリアアップに繋がる留学制度を調べていました。将来の独立も念頭にあったため、ビジネスを学んだり、海外で本格的な就労体験のできる留学がいいのではないかと考えたためです。
しかし、COOP留学やビジネスインターンシップ・プログラムには、ビジネス英語や専門知識を身につけるためのコースが組み込まれており、英語力の参加規定が設けられていました。すぐの渡航を考えたとき、「留学のために」と事前に英語学習をしていなかった私は、これらの留学制度を参加条件的に諦めざるをえませんでした。
そんなときにワールドアベニューの留学カウンセリングで提案いただいたのが、オーストラリアのセカンドやサードワーキングホリデー制度を利用して、自分でビジネスインターンに挑戦するというものです。
ワーキングホリデーは仕事も勉強も遊びも比較的自由に挑戦することのできる制度です。ただ、有効期限は原則1年間のため、どれも広く浅く経験するに止まりがちです。しかし、オーストラリアであれば、一定条件を満たすことで最長3年間、ワーホリで滞在することができます。
「最初の1年でビジネスシーンで通用するだけの英語力と人脈、仕事探しなどのノウハウを身につけ、2年目に自力で現地企業での就労機会をもぎ取ってやる!!」
そう考え、オーストラリアでのワーホリに行くことを決めました。できるだけ早く渡航したかった私にとって、ワーホリビザが比較的取得しやすかったというのも国の決め手でした。
ちなみに、留学エージェントをワールドアベニューに決めた理由は、「安心感」と「提案力」です。先述したように私の状況を踏まえ、適切な留学プラン(国や制度、学校など)を提案してもらえたことに加え、J-CROSS(一般社団法人 留学サービス審査機構)から長年認定を受けているという安心感が大きかったように思います。
メルボルンでのワーホリ生活
「できるだけ時間を無駄にしたくない!」と、できるだけ早いタイミングで渡航できるよう各種手続きを進め、2023年5月、オーストラリアに出発しました。ただ、念願のワーホリ.. というわけではなかったので、英語力はもちろん、海外生活に関する情報収集など、かなり準備不足な状態での出発でした。結果、オーストラリアに到着した当初は、何事に対しても余裕がなく、焦ってばかりだったように思います(苦笑) 。
例えば、空港送迎のドライバーさんと出会うにしても、海外で使用できるSimカードの入れ替えにしても、現地で使う交通系ICカードの購入にしても.. 諸々バタバタしたのを覚えています。また、文化や習慣、価値観に対する理解が浅かったことで、ネガティブな感情を抱くこともありました。オーストラリアは多文化主義を採用する国です。特に、シドニーやメルボルンなど大きな都市になると世界中から旅行者や留学生、そして移民も多く、「オーストラリア人」の定義の難しさを感じるほどです。ただ、そんなことすらも知らなかった私は、到着してすぐの滞在先だったホームステイで若干の衝撃を受けました。
「え.. ホストファミリーってネイティブじゃないの?」
私のホストファミリーはネパール出身のご家族でした。ホストマザーとファーザー、そして3歳と5歳になる子供達がいました。結論として、私のホストファミリーは最高でした。英語を母語としない移民だからこそ、留学生である私の気持ちをとてもよく理解してくれましたし、拙い英語にも根気強く向き合ってくれました。食事も美味しく、綺麗好きで、本当に家族のように接してくれました。ただ、到着した直後は、知らないが故の、衝撃があったことを覚えています。
– 語学学校での勉強の様子
私は、Greenwich English Collegeという語学学校に3ヶ月間通いました。グリニッチを選んだのは授業時間数が他校よりも長かったこと、そしてキャンペーン中で学費が安かったことが理由です。できる限り費用を抑えつつ、しっかり勉強したいと考えていた私に、グリニッチはぴったりの語学学校でした。
実際、通ってみてもとてグリニッチを選んで良かったと感じています。 通常授業はもちろんのこと、授業終了後に無料で参加できる様々な学習アクティビティ(スピーキング対策など)があり、これらのサービスをフル活用したことで、入学時プレインターミディエイトだったところから卒業時にはインターミディエイトのレベルまで上がることができました。
グリニッチの授業はとても実践的で、授業のなかで喋らないということがありませんでした。ディスカッションが多く、入学当初は全く喋れない状態だった私も、少しずつ英語に対する抵抗感がなくなり、英語を聞くこと、そして喋ることに自信を持てるようになっていきました。日本人は、ついつい「間違えたらどうしよう」と正解ばかりを追い求めてしまったり、「この表現は直接的すぎるかな..」と変な忖度をしてしまったりします。ただ、他国の学生はそんなこと全く気にしません。間違えることを怖がっている間や、頭のなかで言い方をこねくり回している間に授業がどんどん進んでいきました。「このままではまずい!」といい意味で焦燥感が生まれ、それが積極的な発言に繋がっていきました。学校に通わなければここまで強制的に英語を話す機会は設けられなかったと思います。
– 仕事探しに一苦労
結論、語学学校が終わった9-10月頃からプルマン メルボルン オン ザ パークという一流ホテルで働くことができました。最初はハウスキーパーとして採用されたのですが、働き始めてみると、ハウスキーパー業務以外にも、かなり様々な業務に携わらせていただきました。最終的には、各部署間を繋ぐようなポジションで働いていたため、お金をきちんと稼げたことはもちろん、英語力が飛躍的に向上しました。一流ホテルと言うこともあり、韓国のアイドルや日本のJリーガー、海外の有名俳優が宿泊していたり、有名企業のイベントが開催されていたり、色んな意味で刺激のある仕事でした。
ただ、そこに至るまでの仕事探しはものすごく大変でした(笑)
仕事に就くために、できることはなんでもやりました。求人サイトを介しての履歴書送付、履歴書を持参してもお店巡り(めぼしい飲食店などに自分を売り込みにいく)、友達からの紹介も受けました。総数にして100件以上、応募したと思います。
できる限り英語環境で働きたいと考えていたため仕事探しを始めた当初、お寿司屋さんや焼肉屋さんなど日本食レストランは避けていました。ただ、あまりにも仕事が決まらない状態が続き、途中心折れ、日本食レストランにも応募を始めてしまったくらいです(苦笑)
努力の甲斐あり、最終的には望んでいた就労環境で働くことができました。当初の予定通りセカンドワーホリビザ取得のため、ファームジョブに就くためにホテルの仕事は辞めざるをえませんでしたが、非常にいい経験になったと感じています。
セカンドワーホリビザ取得のためにタスマニアに移動
メルボルンでの生活、約6ヶ月をへて、タスマニアに移動してきました。セカンドワーキングホリデービザを取得のため季節労働を行う必要があるためです。
ファームジョブの求人は季節により大きく変動します。一般的に夏から秋にかけての収穫期は忙しく冬は閑散期となります。メルボルンで仕事を探したときは、ホテルの仕事に就くまで1-1.5ヶ月間かかりました。それらの経験を踏まえ、夏(1月)の繁忙期を前に少し早く仕事探しを始めたという感じです。
移動してきた12月はまだ仕事がそれほど多くないため、ワイナリーやストロベリーファームなどでの日雇いバイトをちょこちょこしつつ、1月以降、本格的に働く場所を探しました。早めに仕事探しを始めたことが幸いしたのか、今は5-6箇所で内定をいただいています。
今後の目標
当初の予定通り、2年目はビジネスインターンに挑戦したいと考えています。オーストラリアにきて仕事探しをするなかで改めて企業で働く難しさを痛感しつつも、だからこそ、挑戦する意義があると感じています。
そして、ここからは当初の予定と少し変わるのですが、もう少しオーストラリアで色んなことに挑戦してみたいと考えています。ビジネスインターンを経て、ビジネスビザや移住、永住などに繋がる道も模索してみたい、そんな思いもあります。
日本で会社を辞めたときに描いていた構想、独立や起業も思いとしてはありますが、海外旅行、そしてオーストラリアでのワーホリ経験、様々な出会いをへて、その形は少しずつ変わってきています。一度、自分の世界をできる限り広げてみて、そこからもう一度、自分が挑戦したいことを絞っていきたいそんなふうに思っています。
さいごに
体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Yusukeさんの体験談はいかがでしたでしょうか。
一念発起し、退職した1年と少し前にはまるで思い描くことすらなかった環境に身を置いているYusukeさん。人生、何がきっかけでどうなるのか、本当にわからないものですよね。初めての海外生活や英語学習、仕事探しなど苦労はあるものの、体験談インタビュー中のYusukeさんの顔はとても充実して見えました。今後とも色んなことに挑戦していただきたいですね!
さて、ワールドアベニューでは、Yusukeさんも参加されているオーストラリアのワーキングホリデーに加え、カナダやニュージーランドなど主要英語圏での留学をサポートしています。留学やワーホリについて基本情報を知りたい!と言う方であれば、定期的にオンラインで開催している留学説明会へ、より具体的に留学プランを立てたい!と言う方であれば無料留学カウンセリングへご参加ください。
説明会、カウンセリングはいずれも無料です。初回カウンセリングは原則オンライン(Zoom)で30分程度からご利用いただけます。土日・祝日も営業致しておりますので、お気軽にご予約くださいね。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。