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  • 海外留学体験談
  • 2023.09.04

【体験談】カナダワーキングホリデー – 28歳で決断!海外生活で培った自信

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カナダのバンクーバーにワーキングホリデーで渡航されていたHiroyaさんから体験談をいただきました。海外生活をへて、自身の英語力にも自信を持てるようになったと言います。思いがけないハプニングに見舞われつつも、カナダ生活を堪能したというHiroyaさんから、カナダでの家や仕事探しの様子や仕事内容、具体的にかかった生活費などお話しいただきました。

◉お知らせ◉
カナダワーキングホリデー説明会をオンライン開催中!2024年ビザ発給残数わずか!招待状最終発給週も発表されました。2025年カナダワーホリに挑戦するために今からすべき準備とは?体験者の話も交え最新情報を収集しよう。

Hiroyaさんの留学概要

渡航国:カナダ
渡航都市:バンクーバー
留学プログラム:ワーキングホリデー
学校:ILAC(パワーイングリッシュ 14週間)
渡航期間:2022年9月 – 2023年8月

ワーキングホリデーのスケジュール

ワーホリしようと考えた理由


理由は主に二つです。一つは英語力を伸ばすことで、今後の仕事にも役立つだろう.. という思い、もう一つは、漠然とした海外生活への憧れです。

一つ目に関して、IT系の仕事をしており、「英語」や「海外」には何かと接点が多かったというのが、まず背景としてあります。例えば、プログラミングにおける新しい知識や技術に関する情報はそのほとんどが英語です。海外でのカンファレンスに(オンラインで)参加しようものなら、英語力が低いが故に、内容についていけず悔しい思いをする.. ということもありました。

二つ目に関して、実は大学時代に1ヶ月間だけですがフィリピンに語学留学したことがありました。ほぼ遊んで帰ってきたような留学でしたが、食文化や人々の価値観の違いに触れた際の刺激を忘れられず、長期で海外生活を送ってみたい.. という思いがありました。

なぜ、カナダのワーホリを選んだのか

国.. というより、渡航先はアメリカ大陸がいいなと思っていました。仕事の兼ね合いもあり、一度アメリカに行ってみたい!という思いがあったためです。そのなかから、治安や天候の良さに魅力を感じ、カナダ・バンクーバーへの渡航を決意しました。

具体的に動き出したのは28歳で、渡航時期を考えるとワーキングホリデービザを使えるギリギリのタイミングでした。カナダの留学制度には語学留学やCoop留学などもありますが、せっかくなのでワーホリで渡航することにしました。

ワーホリは原則1年間なので、仕事は辞めていくつもりでした。ただ、会社に相談したところ、嬉しいことに「休職」を打診いただきました。もともと、転職することにネガティブな印象を持つ業界ではありませんが、休職してワーホリできることは、私の背中を押しました。

フィリピン留学時代に培った「なんとかなる精神」

フィリピンでの留学はトラブルとともに始まりました。飛行機が遅延し、到着できない.. 英語もできない、海外経験もない、頼れる人もいない.. そんな状態で、トラブルに見舞われれば、パニックですよね(笑)。実際、対応はとても大変でした。しかし、幸いなことに、なんやかんやと動いているうちに解決することができたんです。
この、トラブルを乗り越えた経験は私にとってとても大きな自信になっていました。そんな過去の経験から、「なんとかなる」「なんとかする」という思いがあり、今回の挑戦に対して大きな不安や抵抗はありませんでした。

ILACでの勉強の様子


ILACを選んだ理由は、割と直感です(笑)..が、規模が大きく、安心感があったこと、また多国籍な学習環境が特に魅力的に感じたことを覚えています。

実際、学校を通じて、いろんな国の友達を作ることができましたし、就学期間を延長する際の手続きも非常に丁寧かつスムーズで、学校生活にはとても満足しています。ILACのクラスサイズは10-15人程度と比較的少人数でした。日本人に加え、アジア、南米、ヨーロッパと世界中から留学生が集っていました。

正解のない問の多さに驚きも..

語学学校での勉強は、日本での勉強と異なり「正解」のないものが多かったように思います。例えば、日本では文法の穴埋めだったり、日本語から英語への訳だったりと、何が正解か不正解かがある問題ばかりでした。しかし、ILACでの授業では、テーマが与えられ、そこで生徒同士やときには先生も混ざり、フリートークをする.. なんてことばかりでした。もちろん、文法や発音、用いる単語など正解があるものもあります。しかし、トークの内容自体には正解不正解はありませんでした。

自分の考えや意見を表現しようと思ったとき、思いはあるのに、英語になった瞬間、伝えられない.. というもどかしさを強く感じたのが印象的で、そのもどかしさが、学習へのモチベーションに繋がっていたように思います。

語学学校にいくという選択をしてよかった

巷では、語学学校に通ってもあまり意味がない.. という人もいるようですが、私は、学校に行く選択をして本当によかったと感じています。

英語力向上の観点からは当然なのですが、友達や家、仕事など生活基盤を築くうえでのとっかかりが全て学校にあったように思います。例えば、長く学校に通っているクラスメイトには、家や仕事探しの経験がありました。失敗したり、うまくいかなかったという経験もしています。納得のいく仕事を見つけるのに、どのくらいかかるか?なども知っています。

右も左もわからない海外生活において、こういったリアルな体験に基づく情報は非常に有益です。このように「出会い」一つとって見ても、学校に通ってよかったなと感じています。

どんな仕事をしていたの?


仕事は、Jpcanadaで探しました。

最初は自動車の洗車を行うお店で、その後はレバノン料理のチェーン店で働いていました。時給はいずれも15-16ドル、洗車屋の方はチップなし、レバノン料理の方はキッチン業務が主でしたが、チップありでした。

せっかくカナダにきたのだから、日本ではやったことのない仕事に挑戦してみようと思い、最初は、肉体労働の洗車屋での仕事に決めました。人手不足だったのか、日本人オーナーだったからか、応募後、即採用で仕事が決まりました。日本よりもテスラをよく目にしたのが印象的でした。

後半の飲食店は、10から20ほど履歴書を配り歩き、ようやく就くことができました。日本人バイトがほぼおらず、英語環境だったこと、また昼食や夕食をまかないで補うことができたことなどが魅力でした。職場のメンツは割と悪ノリ.. というかやんちゃな人が多く、常に誰かが誰かの悪口(冗談)を言いながら、爆音の音楽に身を委ねながら働くという環境でした(笑)。誕生日の人がいれば、ケーキを顔にぶつけるような.. アメリカンコメディなノリに最初こそ、驚きもありましたが、なんだかんだいって暖かい仲間たちとの仕事は楽しく、気がつけば後半の6ヶ月間、そこで働いていました。

帰国前に、お別れ会をやってもらったり、餞別としてアイスワインをもらったりしたときは嬉しかったですね。

現地生活の様子と費用

1週間で少ないと3日、多くて5日ほどシフトに入り、収入はだいたい月2000ドル程度でした。渡航して2ヶ月目からシェアハウスでの生活を始め、そこでの家賃や光熱費がだいたい950-1000ドル程度で、加えて、交通費や食費、日用品などを差し引くと残りは500ドル程度でした。アルバイト先のまかないで食費はかなり抑えられていたので、余ったお金は、週末の交際費(外食やショッピングなど)に充てていました。

項目 1ヶ月間の生活費
家賃(光熱費含む) 950ドル〜1000ドル
交通費 100ドル
食費、日用品 400ドル
合計 約1500ドル+交際費

ちなみに、シェアは4人暮らしで、それぞれ個室があり、キッチンやシャワールーム、リビングなどが共有という感じです。駅も近く、比較的いい物件だったと思います。探すのにかかった時間は2週間程度で、3-4箇所内見に行って決めました。

アメリカやカナダのリゾート地への旅行も楽しんだ

共通の趣味があるということで、SNS上で知り合ったアメリカ人の友達に会いに行ったり、ツアーで参加したシアトル旅行のホテルのルームメイトと仲良くなったり.. 日本ではなかなかない出会いがありました。

友達の車で1日かけてロッキー山脈の近くの町まで移動して、日本にはないカナダの絶景を楽しんだことも、本当にいい思い出です。

ワーホリを通じて得たもの


一番感じていることは自分の英語や行動力に「自信」がついたということです。
日本にいたときは、海外の方と話す機会があっても間違いを恐れて、話すことができませんでした。しかし、カナダで働いたり、家を探したり、生活をすることで、発音や文法が完璧でなくても問題ないんだということを体感しました。

実は、ものすごく辛い経験もありました。渡航して3ヶ月目、学校が終わり、いよいよアルバイト探しを始めようかな.. というタイミングで、結石を患ってしまったのです。実は同年3月にも結石を経験しており、二度目だったため比較的冷静に対処できたとは思っています。しかし、尋常じゃない痛みと、海外の医療機関にかかる不安と.. 当時はかなりしんどかったことを覚えています。
ただそれも、今となっては「いいネタ」ができた(笑)くらいのテンションです。人間、苦難を乗り越えると強くなるなーと実感しています。

ちなみに、医療費は全額保険で賄うことができました。いざというときのために、皆さんもきちんと保険には入っていった方がいいですよ(笑)。

さいごに

体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございましたHiroyaさんのカナダワーホリ体験談はいかがでしたでしょうか。

自由度の高いワーキングホリデーだからこそ、より充実した時間を過ごすためには、英語力と情報、そして行動力が重要になる.. ということをあらためて感じさせてくれる体験談だったように思います。9月からは復職されるというHiroyaさん。英語力を伸ばしたことで、今後の職場での活躍にも期待が高まりますね!

ワールドアベニューではワーキングホリデーを含む、語学留学やCoop留学、中高留学や大学進学など様々な留学のサポートをいたしております。留学について、「どの制度が自分にマッチする留学なのか..」「どのくらいのお金がかかるのか」「英語力や学歴、年齢制限はあるのか?」など疑問・質問、お悩みのある方は、気軽に留学カウンセリングをご利用ください。

留学カウンセリングは、無料です。初回はオンライン(Zoom)にて所要時間30分程度からご利用いただけます。定休日の木曜をのぞき、土日祝日も営業いたしておりますので、お気軽にご活用ください。

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