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  • 海外留学体験談
  • 2012.01.31

最後の日、寂しくて、悲しくて、涙が出ました

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初めてNickyに会った日は、オリエンテーションでマーケットに行きました。シドニーに来て初めての街歩きだったのでかなり緊張していたけれど、 Nickyがいろいろ話しかけてくれたので、徐々に話ししたり、笑ったりできました。マーケットでは日本では見たことがないような野菜や果物がいっぱい! 見ているだけでワクワクしてきます。売り手とNickyが楽しそうに会話しながら買い物しているのを見て、「あー、ステキだな。」と思えてきました。もっ と英語が話せたら、ずっとずっと楽しいのにと少し悔しくもなった瞬間です。

それから4回だけの「Talk and Tucker(=food)」が始まりました。場所はNickyの自宅。私たちがホームステイしていた家からNickyの家までは交通の便があまりよくな かったので、毎回Nickyが車で迎えに来てくれていました。Nickyの家に着くとまず出迎えてくれる愛犬Bill。とっても人なつっこくてかわいい黒 い犬です。やんちゃだけど、Nickyの指示をよくきく賢いワンコです。

一回のlessonは10~15時の5時間で、10時から English Lesson、11~13時までCooking、13時からlunch、14時から再びEnglish Lessonです。English Lessonといっても歌を歌ったり、Nickyと話をしながらなので楽しくてすぐに終わってしまいます。一回は街のショッピングモールへ行って、「初め てのおつかい」みたいなことをしました。

Cookingの時間も笑いながら作っていくのでとっても楽しいです。Nickyの作ってくれるレシピはもちろん英語だけど、レシピを指差しながら進んで くれるので、次に何をするのかちゃんと分かります。ガーリックをナイフで叩き潰したり、日本とは形の違うピーラーが出てきたり、毎回はしゃぎまくりです。 毎日おはかいっぱい食べた後でもしっかりデザートまで食べていたので、日本に帰って体重権に乗るのがとっても心配だけれど、それだけおいしかったので大満 足です!
ショッピングモールへ行った日の締めくくりはcaféで一緒にお茶をすること。そのcaféにはホストマザーのLouiseも来ていて、楽しくおしゃべりTime。

NickyとLouiseの二人から「日本に帰ってしまったあとは寂しくなるわ。将来ハネムーンに帰ってらっしゃい。いい人と一緒にね。いい人と一緒じゃ なきゃダメよ。そしてあなたはうちに泊まるといいわ。だんなさんはどこかのホテルでね。」と笑いながら言われました。その時、Louiseがぎゅっと手を 握ってくれていて、泣きたくなるほど嬉しかったです。絶対ハネムーンはシドニーにしようと決めました!NickyとLouiseの認めてくれた人で、ハネ ムーンにシドニーに来てくれる人とじゃなきゃ結婚もしないぞ!!(笑)
「Talk and Tucker」の最後の日、English Lessonが終わってNickyが「これでlessonは全ておしまいよ。Louiseの家まで送っていかなきゃ。」と言いました。寂しくて、悲しく て、涙が出ました。泣くつもりなんてなかったのに。そうしたらNickyは「泣くなんておかしいわ!まだまだシドニーの楽しい予定があるんだから!」と言 いました。
別れ際に強く抱きしめてくれたNickyの暖かさを私は絶対に忘れないと思う。別れるのはやっぱり寂しいけれど、Nickyとのステキな時間を過ごせて、シドニーに来てよかったと心から思います。また絶対来るぞ!See You Nicky!!

お名前:土方賀子様

渡航期間:2008年1月~2009年1月

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