オーストラリア留学セミナー レビュー|2011年12月
前半は、オーストラリア大好きの司会から、オーストラリアの魅力や、オーストラリアの留学制度の紹介をさせて頂き、後半は、オーストラリア シドニーの現地オフィスとスカイプでつないで、現在ワーキングホリデー中のゲストの二人(T君とSさん)に、様々なインタビューをさせて頂きました。
オーストラリア留学セミナー【全編】レビュー
オーストラリア留学の概要はこちらから
1.世界住みやすい都市ランキングNo.1!!
オーストラリアは、Economistの情報部門であるEconomist Intelligence Unit(EIU)が発表する世界の都市140を対象にした、住みやすいと言われる都市ランキングで、なんと、TOP10の中に4都市がランクイン。
※ランキングは、政治・社会的安定、犯罪率、医療の質の高さ、文化活動、環境、教育、インフラ整備の項目を点数化したものに基づきランク付けされています。
2.グローバル社会の縮図!!
オーストラリアは人口の約20%が、なんと外国生まれ、しかも、140か国の人種がともに生活をしているというインターナショナルな国、オーストラリア。初等教育から、公用語の英語の次に、第二か国語として、日本語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ギリシャ語と多くの言語が教えられています。
3.好調な経済状況!!
オーストラリアでは1990年代初めから経済成長が続いていますが、その成長率は先進国の中でもトップクラスです。また、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で、政府の純負債がない数少ない国の1つとされています。
4.教育水準の高さ
オーストラリアには37校の国立大学と3校の私立大学があり、内8校が、世界ランキング100位の中に位置。何と5校に1校が世界ベスト100位!! これはすごい!オーストラリアの教育制度は、非常に柔軟で、刻々と変化する社会環境や、経済動向に対応できるよう、就業訓練カリキュラムを多く取り込み、常に教育制度の向上に努めているのです。様々な分野でアメリカに強く影響を受けてきた私たち日本人にとって、オーストラリアの留学先としての人気度はアメリカより劣りますが、意外性No.1オーストラリアはひょっとすると、留学先として、まだまだ知られざる魅力を持っているかも…!
5.留学生の受け入れ体制×留学生に愛される国、オーストラリア
オーストラリアは留学生を受け入れる国として、教育機関・コースの政府登録義務を設け、留学生の受け入れ態勢の整備と、保護の為に法律や義務を制定しています。
簡単に言うと、通っていた学校が突然閉校しても、他の学校などで閉校した学校に通っていた生徒の受け入れが可能!(国の協力のもと)な為、安心、ということ。これって、ものすごく安心ではありませんか!?
年間、63万人以上の外国籍の学生が存在するオーストラリアの教育機関。
現在200国以上の国々から集まった人々が共存する多文化社会、オーストラリアが留学先として選ばれる理由は、こうした真摯な取り組みの姿勢に秘密があるのかもしれませんね!!
■オーストラリアの留学制度■
短期留学
期間:12or24週間迄
目的:遊び・旅行・12週間までの就学
特徴:アメリカと異なり、フルタイム(18.5時間以上の就学が可能)
長期留学
期間:12週間以上、就学する場合or24週間以上、就学する場合
目的:ワーキングホリデー、就学、進学、就職
特徴:世界で一番と言っていいほど、留学制度が充実しており、ワーキングホリデーなども2年間の滞在ができたり、学生ビザでも就学が可能だったりする。
他にも、アルバイトの探し方や、種類などを簡単にご案内させて頂きつつ、前半は終了しました。
オーストラリア留学セミナー【後編】レビュー
お待ちかね、ワーキングホリデーで渡航中のお二人、T君とSさんへのインタビュー!!
T君は、ワーキングホリデーで渡航8ヵ月目、Sさんは同じくワーキングホリデーで6ヶ月目に突入されます。到着当時よりもはるかに英語力、精神力共に非常に強くなられていらっしゃるご様子のお二人。お二人のワーホリを少しのぞかせて頂きました!!
Q,自己紹介をお願いします。
T:京都府京都市からきました、23歳のTです!ワーキングホリデー制度を利用し、シドニーに来て、今8ヵ月目に入りました。語学学校に4ヶ月行き、現在は英語で英語を教える英語の教授法を学びつつ、実際に生徒をもって教えています。
S:岐阜県岐阜市からきました、22歳の、Sです!私も、ワーホリできて早6ヶ月目。日本食レストランでバイトをしながら生活しています。
司会補足:本日実は、一名、来週シドニーオペラハウスでよさこいを踊ることになっているEさんが、よさこいの練習の為、時間が間に合わず、お越しになれていないのですが…、Eさんは、もともと日本で看護師さんをされていて、今もオーストラリアで、看護助手として、現地の病院や施設で働かれています。
※詳しくは、看護インターンシッププログラムをご参照ください。
Q,留学に行ってみたいと思ったきっかけは?
T:もともと僕は英文科で、英語の教師になろう!と考えていました。しかし、大学4年の時、教員採用試験を受けた際に、英語の成績が、思っていたよりも悪く、ショックを受けたこともあり、本場で生きたコミュニケーション力を培いたい!と思い、ワーホリを決意しました。
S:私はもともと、大学にも行っていなかったし、英語は全然できなかったのですが、海外ドラマが好きで、よく見ているうちに、海外で生活するって、どんな感じかな…とかって考えるようになり、行ってみたいと興味を持つようになりました。日本でこれと言ってやりたい!って思えることもなかったし、思い切って行ってみようと、一歩踏み出しました。
Q,出発当時の英語力は?また、今の英語力は伸びたと感じますか?
T:もともと英文科だったので、読んだり書いたりは割とできる方だったと思いますが、やっぱり喋ることがなかなかできませんでした。。。できないことが本当にショックで最初はだいぶ凹みました(笑)
S:まったくです!(笑)全然わかなくて、切符の買い方や、バスの乗り方など、本当に全部英語で(当たり前なのですが…笑)、最初はすっごく大変でした。でも、T君とは逆に、最初からできないことはわかっていたので、「あ~、やっぱ通じないか!笑」と、そんな感じでした。
T:でも、今は、英語で英語を教えられるようになってきていて、だいぶ会話もできるようになってきたなと感じています!
S:私も、少しずつですが、会話が増えてきたように感じています!(現地スタッフNも、T君はもちろんですが、Sさんは本当に英語上手になりましたよ!!と絶賛。)
Q、海外の友達はできましたか?
T:韓国人の友達に、恋愛のヘルプをしてあげたり、スペイン人の子と一緒に仕事をしたりして、ネットワークを広げています。
S:語学学校で、最初にイタリア人の子と仲良くなり、今でもFacebookで仲良しです!!
仕事について
T:僕は本当に無一文で来たので、1ヵ月目から、即効でアルバイトを探しました。最初は日本食レストランからですが、すぐに見つかりましたよ。
S:私も2ヵ月目くらいからバイトしています!
留学セミナー参加者:仕事はまたどうやって見つけましたか?
T・S:インターネットで探すのが主流です!
現地の生活案内総合サイトのようなサイトでアルバイトの求人を見つけて、履歴書を送り面接、そして働き出す、といったながれでした。
留学セミナー参加者:今はどんな仕事をしていますか?
T:最初は日本食レストランからでしたが、そこからのネットワークで、語学学校でバイトをするようになりました。レセプションで仕事をしながら、日本人マーケットをまかせて頂いたりもして、結構責任重大な仕事もしたりしていましたよ!
S:私は日本食レストラン一本です。
日本食レストランですが、韓国人の子も一緒に働いていますし、インドネシア人のシェフもいるので、結構英語も日常的に使っています。
T・S:はい!やはりインターネットを介して見つけるのが主流です。
結構、「あ、いいな!」と思って、結構すぐ決めてしまいました!!
T:僕が住んでいるところは、タイ人のこと台湾の子が一緒です。ネットも使えるし、結構キレイさ重視で選んだ感じです。
S:私は日本人4人と一緒にシェアしています。週140ドル(月約4.3万円)と、ちょっとこの辺では高めですが、きれいだし、スパとプールが付いていて、とっても気にいっています!(笑)
留学セミナー参加者:シェア先でトラブルなどは起きませんか?
T:「トラブル」っていうことでもないですが、やはり文化の違いで少し苦労することはあります。例えば、他国の子たちはお皿を洗いません(笑)片づけもあまり積極的ではないので、その辺は口を酸っぱくして伝えながら、教育していく必要があります(笑)
留学生活の中で、楽しかったこと、辛かったこと、それぞれ心に残っていることを教えて下さい。
T:辛かったことは、やっぱり、一番、最初の英語でのコミュニケーションですね…。ホームステイで毎朝部屋を出るのがつらかったです。あ!ホストファミリーが嫌だったとかではありません。ホストマザーはとってもよくしゃべりかけてくれる人で、いろんな質問や、たくさんの話をしてくれました。でも、それらに答えられなかったのは、本当に辛かったです。。。
うれしかったことは、最近でいうと、英語を教えている生徒から、「今日の授業、面白かった!」と喜びの声をもらった時ですね!!やっぱり、そういうのはうれしいです!!
S:私は、日本にいたとき一人で何もできない子でした。そんな自分を変えたいというのもあって留学しようと思ったのですが、最近は一人でなんでもできます。一人で海に散歩に出てみたり、いろんなところに足を延ばしたりして、いろんなものをみて、いろんな人に出会います。ちょっと自分変わったな、って思えるのはとてもうれしいです。
これから出発する皆さんへのメッセージをお願いします。
T:英語の勉強だけだったら、日本でもできるかもしれません。ですが、こんなにもたくさんの国の人たちと出会って、こんなにもたくさんの人たちと意見交換をしたり、価値観に触れたりできるのは、国際都市のシドニーでしかできなかったことだな、と感じています。目標をしっかりと持って来たら、自分次第でなんでもできます!僕もこれからもっとローカルで仕事にチャレンジしてみよう!と思っています。皆さんも、「チャレンジしてみたい!」と思ったら、ぜひ踏み出してみてください。
S:私は、目標をどちらかというと見つけたいな…という思いで、あまり深く考えずに踏み出しました。難しいことは考えていなかったけど、けどやはり来てみて今少しずつ自分が変わってきたなと感じています。私もT君と同じように、日本人のいない環境にトライしてみよう!踏み込んでみようと思っています。
皆さんも、まずは一歩!踏み出してみることをおすすめします。