太陽・アート・大自然につつまれる都市
ネルソンで
留学生活を満喫しよう
ネルソンはニュージーランド南島の最も北にある都市で、ニュージーランド国内で最も日照時間が長く「サニーネルソン」と呼ばれるほどです。好天に恵まれた都市ネルソンは人口約6万人の小さな港町。350人以上の芸術家が集まり、街のいたるところにアートが混在します。大自然とアートが織りなす空間は外国人だけでなくニュージーランド人にとっても魅力的な都市で、リタイヤ後に移住したい街として人気です。日本人は少なく、他都市と比較し、よりネイティブな環境での留学生活がおくることができ、治安もいいため中学生・高校生の留学先としても人気です。当ページではネルソン留学のメリット・デメリット、留学生活情報などをお伝えします。
ネルソン基本情報
国 | ニュージーランド | 日本との時差 | 日本+3時間(サマータイム +4時間) |
---|---|---|---|
サマータイム | 有り (9月から3月) | 最寄り国際空港 | ネルソン空港 |
空港からの交通手段 | バス・タクシー | 年間平均気温 | 12.7℃ |
ネルソンの留学情報
ネルソンに留学する
メリット ベスト5
治安がよく、のんびりとした雰囲気のネルソン。中学生、高校生に特に人気の留学先です。
具体的に、ネルソンへの留学にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
1. ニュージーランド国内において最も長いと言われる日照時間
「サニーネルソン」という愛称で親しまれるネルソンは年間を通して日照時間が長く、その長さはニュージーランド1を誇ります。日本の年間日照時間がおよそ1,900時間なことに対し、ネルソンは2,350時間以上、日にして2ヶ月弱も長く太陽の光を感じることができるのです。
特に、夏の期間は夜21時頃まで明るく、少しばかり得をした気分にもなれます。
ネルソンほどではありませんが、日本でも夏と冬とでは日の入りと日の出の時間が異なり、朝方暗く、夕方になればすぐに暗くなってしまう冬よりも、朝方早くから明るく、夕方7時過ぎくらいまで明るい夏の方が、開放的な気分になり、外出したり、アウトドアを楽しんだりすることができますよね。海水浴や花火、BBQ、登山やキャンプなどさまざまなアウトドアや、マーケットやお祭りなどのイベントも、やはり日照時間の長い夏に多く、そういった点からも、日照時間の長さの重要性を感じていただけると思います。
また、明るい時間が長ければ、放課後に友人達とついつい長話をし、帰りが少し遅くなってしまったとしても、暗い夜道を歩いて帰る必要もなく、安心です。
ただし、明るいからといって夜遅くまで出歩いてホストファミリーに心配をかけたり、寮の門限を破ることのないように気をつけましょう。
2. 大自然を満喫できる
ニュージーランドといえば、手つかずの豊かな自然が魅力です。なかでもネルソンには3つの国立公園、他にも、金色に輝く美しい砂浜とビーチもあり、トレッキングやカヤックなど大自然を活かしたアクティビティも豊富です。
例えば、セーリングやダイビングといったマリンスポーツはもちろん、日本ではなかなか気軽に挑戦することはできない、スカイダイビングにもチャレンジできます。スカイダイビングでは南島の最北端のネルソンだからこそ、北島と南島の中間にいることを実感するでしょう。
留学目的の一つに語学力の向上が挙げられますが、語学の習得は学校での勉強だけでは伸びません。アクティビティを通じて留学生や現地の人と同じ時間を共有し、コミュニケーションを取ることで自然と英語での表現力が身につきます。実際に感じたままの気持ちを素直に英語で表現してみましょう。
3. どっぷり英語環境で留学できる!
ネルソンは、日本からの直行便がなく、ネルソン空港自体国内線のみの空港のため、海外からアクセスのよいオークランドやクライストチャーチと比べると、はるかに日本人留学生の数か少なくなります。日本人留学生だけでなくアジア人比率も低く、暖かな日差しや美しい自然を好むヨーロッパからの移民やマオリ系の人々がネルソンで生活をしています。
このような環境下では、必然的に英語でのコミュニケーションを意識し、つたないなりにも相手に伝えようという気持ちが増します。英語環境でインプット・アウトプットを繰り返していくことで英語力は伸びていきます。
せっかくの海外留学ならより自分に厳しく、日本人に甘えない環境に身を置きたいという方や、よりネイティブ環境で就学したいという方にはおすすめです。
4. 感性を磨くことができる
ネルソンは、ニュージーランド国内においても、芸術の街としても有名で、350人以上の芸術家が暮らしているといわれています。ネルソンの街中にはいたるところにアートが溢れ、日々の生活を彩ります。伝統工芸やマオリ文化の工芸、現代美術までさまざまなジャンルの芸術に触れることができます。
ワールド・オブ・ウェアラブル・アート&クラシック・カー博物館で近代ファッションとクラシック・カーを見たり、好きな芸術家のアトリエを訪れて芸術品の作成工程を見学したり、五感を刺激するにはぴったりです。
かの有名&人気映画「ロードオブザリング」で使われた指輪を作成したアトリエもネルソンにあるため、ロケ地巡りをしながらアートに触れることもいいですね。海外で学べるものは英語だけではありません。その国の雰囲気や文化も含め自分の五感でさまざまなことを感じる留学期間にしましょう。
5. ニュージランドらしい生活を体験できる
ネルソンはのんびりとした田舎ですが、生活に困ることはありません。
定期的に開催されるファーマーズマーケットや土曜日に開催されるネルソンマーケットでは地元の農産品やグルメ、芸術家の工芸品などさまざまな品物が市場に並び明るく賑やかなニュージーランドライフを体験でき、ニュージーランドらしい生活スタイルを楽しみながら留学できます。
ネルソンは、気候の良さやアートな生活空間、穏やかで自分らしくいられる街として、リタイヤ後に移住したい街としても人気です。また、人口増加が激しく、(ニュージーランド人にとって)窮屈な印象のあるオークランドなどではなく、のどかな自然のなかのんびりと生活を送りたいと考えるワークライフバランスを大切にしたいという方に人気な都市だからか、治安のよい都市です。スラム街や歓楽街など危険な夜道を歩くことは避けたいと考える女性や、中学生、高校生の場合は特に魅力的です。
このように、安心して生活することができ、ニュージーランドでしかできない体験ができるのはネルソン留学のメリットといえるでしょう。
ネルソンに留学する
デメリット ワースト3
美しい自然とニュージーランドらしいライフスタイルを体験できるネルソンでの留学ですが、デメリットとしてはどのような点が挙げられるのでしょうか。
1. 娯楽が少ない…
ただ、ネルソンは芸術の街であり、そして、ワイナリーも多く、ランチしながら質のいいニュージーランド産ワインを愉しむことができます。都会の喧騒から離れ、ネルソンの大自然を満喫しながらニュージーランドスタイルの生活を楽しみましょう。
2. アルバイト探しは困難
例えば、SNSやポータルサイトに掲載された情報やスーパーなどに貼り出された情報に自分からコンタクトを取ったり、飛び込みで履歴書を持って交渉にいったりするなど、より主体性や積極性が大切です。
特にネルソンのアルバイト情報は求人サイトに掲載される数も少ないため、飛び込みや人伝いで見つける必要があります。訪れる日本人も少ないことから、日本人留学生やワーキングホリデーメーカーのバイト先の代名詞ともいえる日本食料理屋もほとんどありません。
飲食店やショッピングモールのフードコート、それ以外は、アパレルや雑貨など小売業でのアルバイト、または少し足を伸ばしてワイナリーでのファーム仕事が主になします。いずれにしても日本人は少ないため、ネルソンでアルバイトをしたいという場合は、しっかりと英語でのコミュニケーションが取れるように勉強し、そして、事前の情報収集を心がけましょう。
3. 公共交通機関の充実度が低い
しかし、普段の移動では自転車やバスなど手軽に利用できます。ニュージーランドは独自の自動車メーカーがないため、日本からの中古車が多く輸入されています。自動車免許を持っている方は、日本を出国する前に国際免許証を発行してもらい、ニュージーランド内で中古車の購入やレンタカーの利用もおすすめです。
ネルソン留学 おすすめプラン
中学・高校留学と学校の選定方法
ネルソンへの留学で最もお勧めの留学プランは中学生・高校生を対象とした中学・高校留学です。
そもそも、ニュージーランドは日本からの時差も少なく、治安も良く過ごしやすいことから中高生の留学先として人気の高い国です。なかでもネルソンは気候が良く、アジア人も少ないことから、より国際的な学習環境のなかで留学することができます。
ネルソン 高校の特長
ニュージーランドの中学・高校は中高一貫校が一般的です。
人口が多いオークランドでは生徒総数2,000人規模の学校もありますが、通常1,000人~1,500人規模の学校がほとんどです。留学生が多いオークランドでは留学生総数が100人前後で且つアジアからの留学生がほとんどという学校が多いのに対し、ネルソンの学校には留学生の数自体少なく、10人から最大でも50人程度の留学生、しかも、その多くがヨーロッパからの留学生ということも少なくありません。留学生が多すぎてしまうと、留学生サポートの手が回らないなどということもありますし、せっかくニュージーランドに留学したのに、周囲がアジア人ばかり…というのも残念なように思います。その点、ネルソンの高校は大半がネイティブで留学生の国際色も豊か、留学生数も多くないため、1人ひとりにきちんとケアが行き届く環境です。
ネルソンにある高校はそのロケーションを活かした科目、アウトドアエデュケーションや屋外スポーツ、マリンスポーツなどが豊富で、都心部にある高校では経験できない高校生活を送ることができるでしょう。
ネルソンにあるお勧め高校
ネルソン留学中の生活
(持って行く荷物、滞在方法、交通機関)
ネルソン留学で持って行った方がよいもの
日照時間が長く過ごしやすい気候ですが、夏場でも朝晩は冷え込むため軽く羽織れるものがあると便利です。また、ニュージーランドは通り雨も多いため、フードがついたジャケットなどもあると便利です。ニュージーランドの人はちょっとの雨では傘をささず、雨がやむまでカフェで過ごしたり、買い物をしたり、少し時間をおいて晴れるのを待つこともあります。しかし、せっかくの留学中に風邪をひいてはいけないので心配な方は軽めの折りたたみ傘を持っていることもおすすめです。
運動靴やヒールの低い靴
ネルソンには3つの国立公園があり、公園以外にもなだらかな丘や海と大自然が広がります。時にはレンタサイクルで町中をサイクリングしたり、カヤックやセーリングなど自然をいかしたアクティビティに参加できるように運動靴やヒールの低い靴があると便利です。
その他、一般的に留学に必要な荷物情報については下記よりご参照ください。
ネルソン留学中の滞在方法
Garin Collegeのようにホームステイと寮で滞在方法を選べる学校(中高一貫校)もありますが、中高生留学の場合、私立の高校(全寮制の高校)でない限り、ホームステイでの滞在が原則です。
18歳以上の大学生や社会人の場合は、滞在先は自由に選択できるため、まずは海外での生活に慣れるためにも食事付きのホームステイで生活し、その後、シェアハウスへ移動する方が多いです。18歳未満の場合、ホームステイでは1日3食、18歳以上の方の場合は平日2食土日3食の食事が含まれ、一人部屋が与えられます。
ニュージーランドには様々なバックグラウンドを持つ家族が多く、受け入れ先の家族次第で食生活は異なりますが、ネルソンにはニュージーランド人でリタイヤ後に移住してきた家族も多いため、よりニュージーランドの文化に触れることができるでしょう。
ホームステイでの生活で気をつけなければいけないことは、家族の一員として行動することです。留学生だからといってお客様扱いしてもらえると思わず、各家庭のルールを守りながら生活しましょう。費用面は月8~9万円程度(食事込み)となります。
シェアハウス
近年、日本でも一つの滞在方法として注目が集まるシェアハウス。
一戸建てやアパートを複数人で共有して=シェアして生活する滞在方法です。日本では部屋の種類や数で1LDKや2LDKと呼びますが、海外では寝室の数で表現することが多く、2bed room houseや3bed room houseと表現します。寝室以外の設備はキッチン、トイレ、シャワー、リビングなど、日本の設備と大きな変わりはありません。ただ、海外では日本のように浴槽がある家はほとんどなく、シャワー時間に制限が設けられていることが多いです。ニュージーランドでは水は貴重な資源のため、シャワーや水道の出しっ放しはさけ、大事に使いましょう。オークランドやニュージーランドの首都ウェリントンでは年々家賃が上がっているようですが、ネルソンでは家具・光熱費・Wi-Fi代などを含め1ヶ月5万円~8万円前後が相場の滞在費用です。
気になる物件を見つけたら設備等を自分の目で確認してから契約するようにしましょう。
シェアハウス検索サイト例
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ネルソン留学中の交通機関
ニュージーランドでは日本のように電車や地下鉄など公共交通機関が発達しているわけではありません。ネルソンでの交通手段としてはバス、タクシー、レンタカー、自転車、フェリーが一般的です。
インターシティ・ネルソンと呼ばれ、ニュージーランド内最大のネットワークをもつバス会社で冷暖房完備の最新型のバスを使用し全国各地への定期便も運行しています。1ドルから150ドルという手頃な料金で利用できるため国内での移動にも便利です。
レンタカー
日本の中古車も多く、空港や街中の営業所で気軽に借りることができます。週末にクライストチャーチやダニーデンなど様々な都市を自分のスケジュールで観光したい場合などに便利です。
<レンタルカーに関してお役立ちサイト>
https://www.hertz.co.nz/rentacar/reservation/
https://www.apexrentals.co.nz/
https://www.thrifty.co.nz/
https://www.budget.co.nz/en/home
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