このサイトは分析と改善のためにCookieを利用します。詳細はこちら

世界水準の教育環境で学習できる

留学先を選ぶ上で大きな選定ポイントとなるのが、その国の教育レベルです。
留学先としてオーストラリアを選ぶ多くの方が、その理由として挙げるのは治安面や気候などの生活面における項目です。自然が豊かで観光地としてのイメージが強いオーストラリアは、日本と比較し、なんとなく教育水準が低い国のように感じている方が多いようです。しかし、実際は、世界の大学ランキングにて上位にランクインする大学も多く、且つその順位は日本の大学よりも高い順位に位置しています。

世界大学ランキングから見るオーストラリアの教育水準▼ 
国が徹底して行う教育の品質保証▼ 
さいごに▼ 

世界大学ランキングから見るオーストラリアの教育水準

The Top 10 Universities in Australia 2018 – Australia

世界大学ランキングにはさまざまな種類がありますが、代表的なランキングだと「THE世界大学ランキング(Times Higher Education World University Rankings)」「QS世界大学ランキング(QS World University Rankings)」が挙げられます。

オーストラリアの大学レベルは日本の大学レベルと比較してみるとどうでしょうか。

例えば、QS世界大学ランキングでは、上位100位以内にオーストラリアの大学43校中7校がランクインしているのに対して、日本の大学は779校中わずか5校しかランクインしていません。

【オーストラリア】
20位 オーストラリア国立大学
41位 メルボルン大学
45位 ニュー・サウス・ウェールズ大学
47位 クイーンズランド大学
50位 シドニー大学
60位 モナッシュ大学
93位 西オーストラリア大学

【日本】
28位 東京大学
36位 京都大学
56位 東京工科大学
63位 大阪大学
76位 東北大学

THE世界大学ランキングにおいては、オーストラリアは以下6校の大学が、日本は東京大学と京都大学のたった2校しかランクインしていません。

【オーストラリア】
32位 メルボルン大学
48位 オーストラリア国立大学
61位 シドニー大学
65位 クイーンズランド大学
80位 モナッシュ大学
85位 ニュー・サウス・ウェールズ大学

【東京】
46位 東京大学
74位 京都大学

数だけ見ると、「わずか数校の違いじゃないか……」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、先述したように日本の大学数はオーストラリアの大学数の18倍以上もの数を有しているにも関わらず、このような結果だということを忘れてはいけません。

ご存知の通り、日本の教育水準は決して低いものではありません。
ロンドンに本部を置くメディア・コングロマリットレポート、ピアソン PLCがまとめたレポート“The Learning Curve”*によると、40ヵ国の教育水準を、質(学校の自治度、選択肢の豊富さ)、量(義務教育の年数、教師1人あたりの生徒数)、知能(国際学力テストのスコア)、教育成果(卒業率、読み書き能力、雇用)の4分野にわたって精査した結果、2014年時点で第二位という結果を打ち出しています。
参照:http://thelearningcurve.pearson.com/index/index-ranking

つまり、オーストラリアの教育水準が、世界で通用する水準であることをおわかりいただけると思います。
このように世界からも認められるオーストラリアの高等教育機関では、世界をより豊かにするためのさまざまな研究がすすめられており、今までにも全航空機に搭載されている「ブラックボックス」や現代の社会には欠かせないWi-Fiなどが生み出されました。

国が徹底して行う教育の品質保証


オーストラリアでの留学には、大学留学だけでなく、語学留学、専門留学、高校留学などさまざまな種類があります。オーストラリアでは、世界中から訪れる留学生のため、
・留学生のための教育サービス法(ESOS)
・オーストラリア技能質保証機関(ASQA:Australian Skills Quality Authority)
・オーストラリア高等教育質・基準機構(TEQSA)
などによって、各教育機関の教育の質・水準を政府によって厳しくしており、20年以上にもわたってオーストラリア留学で得られる経験とその価値を高めています。

また、オーストラリアで学び取得した学位は、オーストラリア国内のみに留まらず、世界で通用する資格となります。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
ちなみに、国際連合が発表する人間開発指数(Human Development Index, HDI)と呼ばれる指標をご存知でしょうか。人間開発指数とは、保健、教育、所得という人間開発の3つの側面に関して、ある国における平均達成度を測るための指標です。この指標において、オーストラリアは常に上位3位(日本は15位から20位の間)にあり、教育の観点も踏まえ、人々が幸福に健全に暮らすことのできる国であることがわかります。
参照:http://hdr.undp.org/en

メディアやエンターテイメントなどの影響で、英語圏というとアメリカやイギリスのみ印象が強い私たちですが、留学先を選ぶ際には、治安や就学環境、そして教育水準にも焦点を当て、検討いただけるとよいかと思います。

← オーストラリア留学のメリットとデメリットのページへ戻る

  • JAOS
  • J-Cross
  • ICEF AGENCY STATUS
  • IALC Approved Agency
  • 観光庁長官登録旅行業2162号

ページトップボタン