看護留学セミナーレビュー|9月16日開催
ご好評頂いているワールドアベニュー看護留学セミナーを開催。
日程が合わず、来られなかった…という方へもセミナーの中で飛び交った、思わず、『えぇ!?』と驚いてしまうようなお話を一部ご紹介させて頂きます。
毎回セミナーの際には、ゲストとしてご参加頂いている方々に、まずご自身の自己紹介、そして海外に飛び出してみたいと思われたきっかけ等をお伺いさせて頂いております。今回はこのきっかけのお話を頂く前に、自己紹介のタイミングで正看護師のSさん(以下、Sさん)、看護インターン参加者Mさん(以下、Mさん)から、とっても素敵なお話を頂きました。
看護留学セミナー ゲストスピーカーの自己紹介と留学のきっかけ
Sさん:ホント、人生何が起こるかわからないなぁ。。。とつくづく思います。だって、今、こうやって、オーストラリアで、大学を卒業して、正看護師の資格をとり、英語で仕事をしながら、セミナーでスピーチしている自分なんて、子供の頃、全く想像なんて出来ませんでしたよ!笑。
なんだか私は小さい頃、色々なことがうまくいかない子で、人がまっすぐ進める道をグネグネと曲がりながら進んでいくようなところがありました。
実は国家試験も、2回落ちていて(笑)誰でも受かると言われていた試験に落ちたことはもちろん、2年目のタイミングで今度こそ受かるだろうと思っていたのに、不合格だったあの瞬間は本当に本当にショックでした。
1年目はコンビニでアルバイト、2年目はヘルパーとして、働いていましたが、親戚にも言えず、本当に小さくなって、ひたすら仕事と勉強をかけ持ちしていました。あの2年間はむしろ留学より辛かったかもしれないくらいです(笑)
でも、とうとう、3年目にして合格した時、その時、一面に桜の花が咲いているのを見つけたんです。春は毎年、いつも見上げればそこにあったはずなのに、2年間、私はずっと下を向いて生きていたんですよね。ものすごく久しぶりに見た桜は、きれいで明るくて、本当にとても感動したんです。。。その時、「あぁ…、『上を向く』って大事だな」って、ものすっごく実感したんです。
皆さんも、辛い時こそ、上を向き、頑張っていたらきっと、なんとかなります!だからがんばりましょうね!!
(司会:このお話には、おそらく私だけでなく、ご参加頂いていた皆さんも、共感を覚えたのではないかと思います。以前、Sさんが、日本へのご帰国のタイミングで、ワールドアベニュー東京オフィスにて、看護留学セミナーにご協力頂いたことがありました。その際にも、沢山の不安を抱える参加者の皆様に向けて、「大丈夫!必ず夢は叶うから!」と、力強くお話され、そのお話にものすごい説得力があったことを思いだしました。それは、今回Sさんがお話下さったように、どんな時も、どんなことも、前を向いて、人生を思い切り楽しもうとされるその、気持あってこそだな、と改めて感じさせられた瞬間でした。)
Mさん: 私のきっかけは、「やりたいことがあるなら、絶対やった方がいい!」という、友人の一言でした。学生時代からずっと行きたい思いはあったものの、学生から看護師に、そして怒涛のように臨床を積む中でなかなかタイミングを掴めずにいました。ただ、臨床経験も少し落ち着いた頃、友人に「やりたいことがあるなら、絶対やった方がいい!」と言われ、ずっと行きたいと思っていた留学にチャレンジすることを決めました。それこそ、決断してからも、色々と迷った時期も、不安だった時期もありましたし、出発前は、もともとすごく寂しがり屋なので、両親も友人もいない環境に飛び込むことに、本当に不安になったこともありました。空港まで送ってくれた友人たちの前では号泣してしまったくらいです(笑)でも、オーストラリアに来て、今はむしろ、留学がなかった自分の人生が考えられない暗い、充実しているし、空港で号泣したことがうそのように、今は沢山の友人に支えられて囲まれて、本当に楽しい日々を過ごしています。
司会:日本と海外(オーストラリア)との違いはどのようなところがありますか?
(…と、ここで現地の大学(看護学部)に通う、Kさんが登場!実は先日Kさんのご友人様とカウンセリングをさせて頂いておりましたので、早速そのお話をしたところ)
Kさん:聞きましたよ!!カウンセリングに行ったといっていました!既に、行く気満々でしたよ~(笑)
(司会:Kさんのご友人様曰く、Kさんはオーストラリアに行かれて、すごくオープン?積極的?になられたとのこと。とてもフレンドリーに色んな方とお話されているKさんを見て、Kさんのご友人様も、海外に興味を強く持つようになったとおっしゃっていました。そのお話をすると…)
Kさん・Mさん・Sさん:それはあるある~!!
人生観や、性格、気持までも変わってしまうのだから、なんだかすごいですよね!
(さて、さっそく、現役大学生のKさんにも突撃インタビュー!)
オーストラリアと日本の違いは?
オーストラリアの大学編
学ぶことがすごく大きく異なることはないけれど、『勉強の仕方』が違います。日本の受け身な授業形式とは異なり、どちらかというとみんなで、ディズかッションしながら、答えを見つけていく感じで、とても積極性が求められます。
でも、オーストラリア(だけではないのかもしれませんが)は、規定の変更が厳しく、例えば、入学基準の英語力が、もう3ヶ月勉強しないと到達できないくらいのレベルに突然上がってしまったり、大学を卒業することで満たされるはずだった基準が、いきなり変更になったり…。その点はとても大変です。
確かに、看護留学は制度とかが複雑で変化も激しいので、それに柔軟することが大切です。詳しくは看護留学に関する無料資料請求、または無料カウンセリングにてご確認下さいませ。
オーストラリアでの看護師 仕事編
1、上下関係なし!
医師も看護師もその他の専門職も、みんな呼び捨て(笑)
関係はすっごくフラットです。キャリアに関しても、やる気次第です。年齢や性別関係なく、上に行く人や、専門性を高めていく方は、どんどん積極的に前に進んでいけます。そういう意味では、アメリカのような先端医療ではないのですが、アメリカと同じように、ドクターのアシスタントでAPN (Advanced Practive Nurse)という方がいますし、他にも、NP(Nursing Practitioner) と言って、ナースですが、処方が出来る人もいます。これは、かなり、上の地位で、うちの病棟にもいます。向上心の高い方にはお勧めです。他にも、RNが判断して薬をあげられたりします。日本のように梱包されたものではなく、ボトルから出すのですが、ジェネリックネームと先生の書くもの字が汚いと判別に苦労します(笑)
2、分業化されている!
各専門職、例えば、OT(作業療法士)、PT(理学療法士)、管理栄養士、社会福祉士、看護師、看護助手、医師等、病院に、ではなく、病棟に多くの専属の担当専門職スタッフがいるため、看護師の仕事は本当に看護のみ!だから残業も少ないですよね。看護師に関しても、CNS(専門看護師)、RN(正看護師)、EN(准看護師)、AIN(看護助手)と何種類の階層、役割が全て分担されているので自分の仕事に集中できるます。
各専門職が、毎朝、必ずカンファレンスを行い、その日の治療内容などを決定します。日本だと、看護師が全て対応する!という事も多いですが、オーストラリアだと、各専門職が、病院に2~3人ではなく、各病棟に一人ずついるので、各自が各専門分野で活躍しています。
3、働く側が守られている!
ノーリフティング精神、といって、重い人は(オージーの『重い』はハンバない。。。)一人でリフティングはしません。また、オぺ出しや退位交換等はポーターといって手伝ってくれるスタッフがいます。ポーターはオペ室行くのに、ベッドを押すのを手伝ってくれたり、検査も連れてってくれたり、(酸素や、点滴してる患者さんには、ナースも一緒にいかなければいけませんが)物品を、他の病棟から、とってきてくれたりします。他にも、休憩をちゃんと取れと!と、怒られます。日本だったら休憩をとっていると怒られる…?(笑)
4、の続きですが、就労体制がいい!
保障はすごくいいです。1年間に100時間の病欠、4,5週間の有休があります。残業もないですし!笑。たった30分の残業でもぶーぶー言っています(笑)というか、むしろ残っていると帰れ!帰れ!なんて、言われます。ペンを拾ってぎっくり腰になった際にも、労災がおりる徹底ぶりは、本当に驚きます。日本とは違って、「働く側」もしっかりと守る体制が整っています。
オーストラリアの文化編
Mさん:オーストラリアに住む人々は本当に皆さんフレンドリーです。寂しがり屋で、一人で渡航する時に号泣した私も、今は本当に沢山の友達に出会う事ができ、オーストラリアライフを満喫しています。オーストラリアでは、例えば、誕生日会をやったり、BBQパーティーをしたりする時、「友達」だけでなく、「友達の友達、そのまた友達」が集まったりします。人間関係がすごくオープンなので、きっと皆さんもすぐ楽しくなりますよ!
Sさん:友達は本当に宝物ですよね!私も今に至るまで、本当に沢山の友達に支えて来てもらっています。
オーストラリアは、本当に海も近くて世界遺産もすぐ近くにあって、本当に暮らしやすいところですよ!是非皆さんも一歩踏み出していらっしゃって下さいね!
おっと、気がつけばこんな時間…ということで、他にも沢山のご質問やお話を頂きましたが、最後に、ゲストの3人から、これからチャレンジされる皆様へ。
Kさん:来たら楽しいと思います!がんばってください。
Mさん:私も迷っていましたが、来てみたら本当に楽しいです。こっちにこない生活は考えられないです。皆で待っていますので、がんばってください。
Sさん:本当に人生はなんでもなるし、夢は叶います。皆で待っています。
ありがとうございました。
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