Garin College(ガーリン カレッジ)はニュージーランドのネルソン市から20分ほど離れたリッチモンドという街にある街唯一のカソリック系の共学高校です。カソリック系ではありますが、特にキリスト教徒でないと入学できないなどの規制があるわけではありません。
2002年に設立された比較的新しい学校です。設立当初より学生、学生の保護者、教師、スタッフが一丸となり作り上げてきた学校で、温かい校風が魅力です。
“Small School Big Heart”(スモールスクールビッグハート)を掲げ、アットホームながらに高い教育を提供しています。
Garin College(ガーリン カレッジ) 基本情報
Garin College(ガーリン カレッジ)の魅力
2023年ワールドアベニューの留学カウンセラーが学校視察!
留学生サポートスタッフからのコメント
まとめ
Garin College(ガーリン カレッジ) 基本情報
Garin College(ガーリン カレッジ) 基本情報 | |
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国 | ニュージーランド |
都市 | ネルソン |
住所 | 35 Champion Road, Richmond 7020 Nelson |
学生人数 | 約608人 留学生10名 – 2023年2月時点 |
タイプ | 公立・共学 |
日本人スタッフ | 不在 |
受入可能な学年 | Year9~13(中学校1年生から高校3年生) |
最短受入期間 | 卒業留学のみ(2年以上) |
高校ホームページ | https://www.garincollege.ac.nz/ |
▼ロケーション
Garin College(ガーリン カレッジ)の魅力
Garin Collegeはニュージーランドの高校の中では珍しく学生寮とホームステイ、両方の選択肢を持つ学校です。
学生寮での滞在とホームステイでの滞在とにはそれぞれにメリット・デメリットがありますが、いずれの選択肢をも持てるのは、Garin Collegeの大きな利点と言えます。また他の高校が1,000人から1,500人程度の学生総数を持つなか、1学年70~80名程度とアットホームな環境で勉強いただくことができるのも魅力です。
質の高い教育・学習サポート
Garin Collegeでは生徒誰もが贈り物を持っていると信じ、生徒一人ひとりの個性や才能を大切にしています。それは地元の学生だけではなく、留学生に対しても同様です。そういった姿勢で教育を提供するGarin Collegeでは、2008年度、国の統一試験NCEAにおいて全国平均値よりも高い結果を出すまでに至りました。
留学生を含む学生一人ひとりに、質の高い教育を提供するため、学生もしくは教師の希望があれば、教員資格を有するサポーターが、授業内外で個別学習サポートを行っています。マンツーマン、または2~3人に対して教師1人が付くという超少人数制のサポートとなるため、授業中には聞くことのできなかった質問なども気兼ねなくすることができます。個別指導に対する費用は、最大週40時間まで、学校側で費用負担してくれます。
留学生の質
Garin Collegeでは留学生の国籍バランスを保つために、一定の制限を設けており、卒業を目標とするモチベーションの高い生徒のみ受入れています。したがって、中国人ばかり…日本人ばかり…という環境にはなりません。また留学生総数は最大でも25名としているため、ほとんどがネイティブの環境で学業に専念していただけます。また、先述したように、数週間の短期留学や、1年のみの留学など、期間限定的な留学生の受入れは行っていないため、留学生だとしてもモチベーションが高く、勉強に対して前向きな姿勢の学生が揃っています。
滞在方法(寮施設あり!)
Garin Collegeではホームステイだけではなく寮施設も完備されています。
男性寮と女性寮があり、各寮は収容人数を最大28名と限定することで、学生が「家族」の雰囲気を共有できるよう配慮されています。1部屋は2人で使用し、バスルームとトイレを3部屋で共用します。24時間常駐の寮スタッフがいるので安心して滞在することができます。
寮には、ニュージーランド人の学生と留学生と共に入寮できます。さまざまなバックグラウンドを持つ他の学生との交流を楽しみながらも、規則をきちんと守りながら、生活することは子供たちの自立心を育ててくれるよい機会になるでしょう。
宗教
日本人は無宗教の方が多いため、カソリック系と聞くと、宗教が異なると、または無宗教だと、入学できないのではないだろうか…と不安に思われる方も多いと思います。しかし、先述したように、キリスト教徒でないと入学できなということではありません。
ただし、一部(目安:2週間の時間割のうち7時間程度)の授業は宗教の時間に割り当てられます。基本的に最終学年であるYear13でもこの授業は取る義務があります。大学受験などの準備の為であれば試験は免除されます。
留学生サポートスタッフからのコメント
ガーリン・カレッジはネルソン空港から車で10分のリッチモンドの街中に位置します。
リッチモンドの街にはショッピングモール、レストラン、新設のアクアティックセンター、図書館、スポーツクラブなど必要なものがすべてそろっており、これらはホームステイや学校から徒歩圏内にあります。ガーリン・カレッジは8ヘクタール(東京ドーム約2つ分)の広大な敷地内にあり、5つの科学室、21世紀の世界で自信を持てる生徒を育成するテクノロジーセンター、舞台芸術センター、ロック・クライミング・ウォールを備えた体育館、フルサイズのバスケットボール屋内スタジアムを併設しています。他にもテニスコート、サッカー場、ラグビー場、カフェテリア、そして図書館には静粛な時間を過ごすための神聖な空間も設けられています。
ガーリン・カレッジは、BYOD(個人デバイス持参)ポリシーを導入しています。すべての生徒はノートパソコンが必要となります。
パーソナルケアはガーリン・カレッジの特長です。留学生は経験豊富な留学生担当スタッフから優れたサポートを受けます。保護者は2週間毎にガーリン・カレッジのポータルを通じて生徒の学習進捗状況を確認することができます。ガーリン・カレッジでは留学生1人ひとりの学習目的や目標、在学中に達成したいことを認識し、安全で家庭的な雰囲気の学習環境を提供しています。
ガーリン・カレッジの留学生は卒業後世界各国の大学に進学しています。
イギリス(ワーウィック大学、エジンバラ大学)
オーストラリア(オーストラリア国立大学、シドニー大学、シドニー工科大学)
ニュージーランド(オークランド大学、オタゴ大学、PIHMS(パシフィック・インターナショナル・ホテル・マネジメント・スクール))
日本(早稲田大学、立命館アジア太平洋大学、上智大学、桜美林大学)
アメリカ(ハワイ大学)
香港(香港大学)
その他にも、ドイツ、タイなどの大学に進学しています。
留学生サポートを行うスタッフ、先生方に感謝の気持ちを伝えたいです。私は私たちが守られ、すべての生徒が平等だと考えられていることがわかります。ですから留学生サポートオフィスでは生徒たちがリラックスして、自分らしくいることができ、話したいことを何でも話すことができる場所だと思います。
私は在校生と新しい留学生のために、個々がずっと変わらないことを願っています。
こんにちは!この数日間は私の今までの人生で最も充実した時間でした。そんな時間を与えてもらえたことに感謝します。ジャッキー、あなたが私のためにしてくれたすべてのことに感謝します。あなたは私の部屋の窓を叩いて起こそうとしてくれたこともありました。私が出席日数で深刻な問題を抱えていた時期にあなたがそうしてくれていなかったら、私はガーリン・カレッジを退学しなければならなかったかもしれません。本当に感謝しています。
ダイアナ、あなたは私にとって第二の母のような存在です(笑)。私は普段、神を信じていません。なぜならば人は何かを達成するときに神に頼ることはできないと思っているからです。しかしながら、ガーリン・カレッジと出会えたことは間違いなく神からの贈り物でした。私はあなた方のサポートのおかげで大きく成長できたことをとてもうれしく思っています。
2023年2月ワールドアベニューの留学カウンセラーが視察!
Garin College – 学校視察
改めて視察のなかで感じたことは、サポート体制の充実度の高さです。例えば、留学生サポーターのダイアナさんは、私のキャンパス見学中にも、留学生を見つけると私そっちのけで声をかけ、生徒たちと積極的にコミュニケーションをとっていました。また、インターナショナルオフィス(留学生のための相談室のような場所)を見学させていただいた際にも、実際にホームステイについて相談に来ていた学生の相談に親身になって対応するホームステイコーディネーターの方の様子を拝見しました。
ネルソン市内にキャンパスを構えるNelson English Centreと提携しており、英語力に不安の強い学生はガーリンカレッジ進学前にNelson English Centreで英語の勉強をすることができる点も魅力です。
Garin College – 学生寮視察
ガーリンカレッジにはアットホームな雰囲気の学生寮もあります。10代の子たちが暮らしているとは思えないほど、整理整頓されていてとても関心しました。学生たちは、朝は自分たちで起き、自分たちで炊事洗濯を行い、共同生活を送っています。体調不良などいざという時には管理人さんが付いているので、安心です。
デジタルパンフレット
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実際に、2017年6月、Garin Collegeを視察してきました。のどかなネルソンにゆったりと広がるカラフルな校舎が印象的な高校でした。留学生サポーターの代表であるダイアナさんは、20年近くに渡って留学生をサポートしてきた実績と経験のある方です。ご自身にも10代のお子さんがおり、中学生・高校生が躓くさまざまな課題や障害に対し、親身に取り組んでくれます。
ご興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。