RMITはオーストラリア・メルボルンにキャンパスを構えている大学です。一流企業や組織とのコネクションを通して得た、最新のトレンドを盛り込んだ実践的なカリキュラムが提供されている点が特徴です。インターンシップや職業体験、海外留学などの機会を多く提供していることから、将来のキャリアの幅を広げることができるでしょう。ここではRMITの特長やおすすめのコース、ロケーションや奨学金情報について紹介いたします。
RMIT大学の基礎情報
基本情報 | |
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国 | オーストラリア |
メインキャンパス | メルボルン |
設立 | 1992年 |
学生人数 | 約90,000人 | 大学世界ランキング |
123 in the world – QS World University Rankings 2025 251–300 in the world – The Times Higher Education World University Rankings 2025 |
主要学部 | 建築、芸術、生物医学、ビジネス、コミュニケーション、デザイン、教育、エンジニアリング、ファッション、ゲームデザイン、健康科学、情報技術、法学、メディア、不動産、科学、社会科学 など |
大学ホームページ | https://www.rmit.edu.au/ |
CRICOS Provider Number | 00122A |
公式動画
RMIT大学の特長
各業界との強力なコネクション
RMITは国連、世界最大の会計事務所であるデロイト・トウシュ・トーマツ、BMW、アディダス、世界最大の化粧品会社のロレアルといった一流の組織や企業と提携しています。また、パートナーである政府、大学、産業界、コミュニティの協力により、大規模で複雑な研究やプロジェクトにも参加しています。様々なコネクションを通して最新情報やテクニック、導入している最新機器などを共有してもらうことができることから、RMITでは各業界のトレンドを盛り込んだカリキュラムを、専門家から学べるという特長があります。また、RMITではマネジメントやリーダーシップの経験を持つ各業界の専門家がメンターになってくれます。企業や政府機関、非営利団体など、さまざまな組織から参加している専門家が、現状をもとに生徒にアドバイスをしてくれます。最新の情報を基にした質の高い授業を受けたいという方にとってRMITはおすすめです。
将来のキャリアに活きる就労体験や留学経験
急速に変化する現代社会に対応できる実践的スキルを身につけることができるよう、RMITではインターンシップや職場体験の機会を提供しています。世界有数の企業で働くことで、実践的なスキルを身につけたり、新しいアイデアに触れたりすることができるでしょう。勉強しながら人脈を作ることができるという点もインターンシップに参加するメリットです。また、RMITのスタートアップアクセラレーターを利用して、ビジネスを立ち上げる方法や投資家にアイデアやコンセプトを売り込む方法を学ぶこともできます。
他にもRMITでは国際交流を積極的に行っています。オーストラリア国外への留学経験を積むことで、グローバルなネットワークを構築し、独立性・好奇心・適応性など企業が求める能力を高めることができると考えているからです。RMITはベトナムにもキャンパスを構えているだけでなく、世界150以上の教育機関と提携しています。1学期間、もしくは、1年間オーストラリア国外に留学し学ぶことで、将来のキャリアを広げることができるでしょう。
このような様々な取り組みの結果、RMITはオーストラリアの大学の中で、新卒就職率第1位に輝いています(QS Graduate Employability Ranking 2022)。
手厚いサポート体制
RMITでは留学生のための様々なサポートを行っております。例えば、成績や英語力の向上を目指す留学生のために、無料で学習・英語サポートを行っています。ほかにもラーニングラボを通して、オーストラリア留学の準備や、英語力の向上に役立つ情報にアクセスすることも可能です。また、オンラインでのコミュニケーションや授業に積極的に参加するためのチュートリアルを学んだり、授業や課題について24時間365日、オンラインで無料の学習支援を受けることができたりするので、勉強面に不安があるという方にも安心です。また、ジョブショップのスタッフが、仕事の探し方や応募方法から、履歴書の書き方のアドバイスまで幅広い相談に乗ってくれます。オンラインでもキャリアサポートを行ってくれるので、家にいながら相談することもできるでしょう。もちろん、健康問題やプライベートな悩みについて相談できるカウンセリングサービスも充実しているので、長期間留学するという方にとっても心強い環境が整っています。
RMIT大学で人気の学部を紹介
RMIT大学ではビジネス、コミュニケーション、デザインから、ファッション、ゲームデザイン、メディアまで幅広いコースを展開しています。今回はおすすめのコースを3つ、ご紹介します。
インテリアデザイン – Bachelor of Interior Design (Honours)
RMITのインテリアデザインコースは、国内外の建築・デザイン事務所に所属するデザイナーや実業家によって運営されている、デザインスタジオで授業が行われます。デザインスタジオでは、家具や建具などの素材の細部にこだわるプロジェクトから、展示会やパフォーマンスなどのイベントの運営方法、商業スペースや小売店街、公共施設やコミュニティセンターなどの大規模な複合プロジェクトまでさまざまなプロジェクトが与えられます。一つひとつ取り組んでいくことで、インテリアデザインに対する感性と洗練されたアプローチ方法を身につけることができるでしょう。第一線で活躍しているデザイナーや経験者が最新の情報やトレンドを伝えてくれるので、刺激を受けることができるでしょう。3年目と4年目にはインターンシップに参加し、メルボルンや海外の一流デザイン事務所で貴重な経験を積むことも可能です。また4年目は今まで学んだ内容をもとに、卒業論文とデザインプロジェクトに取り組みます。最終学年で作成した作品は、INDEXという卒業展示会で発表します。
コース概要 | |
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期間 | 4年間 |
入学時期 | 2月/7月 |
ロケーション | メルボルン |
学費 | AUD46,080 |
入学規定 |
高校の成績が5段階中3.5以上であること ※Foundation studies / Diplomaからの進学・編入可能 |
英語力 | IELTS6.5以上(すべての分野で6.0以上であること) TOEFLiBT79以上(リーディング13、リスニングが12、スピーキングが18、ライティングが21以上であること) PTE58以上(すべての分野で50以上であること) C1 Advanced176以上(169以上であること) ※英語力テストのスコアを満たしていない場合 RMIT University Pathways(RMIT UP)で進学英語(EAP)Advanced Plusを修了する。 |
参照:
・Bachelor of Interior Design (Honours)
・RMIT Foundation Studies
通訳・翻訳 – Master of Translating and Interpreting
RMITの翻訳・通訳コースでは、幅広い分野で翻訳者・通訳者として活躍するためのスキルを身につけます。
このコースでは高度な理論的アプローチ、様々な業界に関する専門知識、翻訳と通訳をサポートするために利用する通信メディアの使用方法などを学びます。政策、戦略的な議論の場で意図を適切に伝えられる能力や分析的思考力を伸ばすことができるでしょう。また地域医療、医療、警察、法律分野や会議通訳など、それぞれの分野の研究をさらに進めることもできます。業界のリーダーである経験豊富な講師陣と一緒に、シミュレーションや実際の課題に取り組むことで、翻訳者・通訳者としての活躍の場を広げることができるはずです。
コース概要 | |
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期間 | 2年間 |
入学時期 | 2月/7月 |
ロケーション | メルボルン |
学費 | AUD37,440 |
入学規定 | 学士を取得していること OR 5年間の翻訳・通訳の実務経験があること+履歴書と職務経歴書を提出すること |
英語力 | IELTS6.5以上(すべての分野で6.0以上であること) TOEFLiBT79以上(リーディング13、リスニングが12、スピーキングが18、ライティングが21以上であること) PTE58以上(すべての分野で50以上であること) C1 Advanced176以上(169以上であること) ※英語力テストのスコアを満たしていない場合 RMIT University Pathways(RMIT UP)で進学英語(EAP)Advanced Plusを修了する。 |
参照:Master of Translating and Interpreting
ビジネス – Bachelor of Business
RMITのビジネスコースは、生徒のビジネス能力を向上させることに力を入れています。グローバルマインドセット、社会的影響へのコミットメント、デジタルビジネスアジリティ、クリティカルシンキング、集中力など、業界が求めている能力を高めるため、チュートリアル、ワークショップ、オンラインリソースなどを組み合わせて授業が進められます。
ビジネスコースは15の専攻から1つもしくは2つ選択することができます。会計学、ブロックチェーン・ビジネス、ビジネス情報システム、ビジネス・テクノロジー、経済学、起業家精神、ファイナンス、ファイナンシャルプランニング、国際ビジネス、人と組織、イノベーションと事業、ロジスティクスとサプライチェーン、マネジメントと変化、マーケティング、社会的影響
このコースを修了することで、会計士、金融アナリスト、ファイナンシャルプランナー、投資アドバイザー、マーケティングプロフェッショナル、デジタルマーケティングアナリストなど、幅広いキャリアを築くことができるでしょう。
コース概要 | |
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期間 | 3年間 |
入学時期 | 2月/7月10月 |
ロケーション | メルボルン |
学費 | AUD42,240 |
入学規定 | 高校卒業資格 AND 高校の成績が5段階中3以上であること ※Foundation studies / Diplomaからの進学・編入可能 |
英語力 | IELTS6.5以上(すべての分野で6.0以上であること) TOEFLiBT79以上(リーディング13、リスニングが12、スピーキングが18、ライティングが21以上であること) PTE58以上(すべての分野で50以上であること) C1 Advanced176以上(169以上であること) ※英語力テストのスコアを満たしていない場合 RMIT University Pathways(RMIT UP)で進学英語(EAP)Advanced Plusを修了する。 |
参照:
・Bachelor of Business
・RMIT Foundation Studies
キャンパスのロケーション
メルボルン
RMITのシティキャンパスは、世界で最も住みやすい街であるメルボルンの中心部に位置しています。45,000人の学生が学んでいるこのシティキャンパスは他の大学とは異なり、壁がなく開放的な作りになっています。
公共交通機関で簡単にアクセスできるこのキャンパスには、図書館、学習スペース、Wi-Fi、託児所、賑やかなフィットネスセンターなどの主要設備が整っています。RMITの施設や建物は、現代の大学生活の需要に応えるため、常に進化と拡張を続けています。キャンパス内には、スワンストンアカデミックビルやデザインハブなどの受賞歴のある新しい建物や、同窓会コートヤードやアベケットアーバンスクエアなどの屋外レクリエーションスペースがあります。
また、朝食、ランチ、コーヒー、スナック、ドリンクなどを提供する安くてヘルシーな飲食店もたくさんあります。また、何百もの地元のレストランやカフェ、メルボルンセントラルやQVフードコート、有名なクイーンビクトリアマーケットも徒歩圏内のため、十分学生生活を楽しむことができるでしょう。
住所 124 La Trobe St, Melbourne VIC 3004 Australia
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デジタルパンフレット(ダウンロード可能)
奨学金情報
English to Foundation Studies Pathway Bursary
奨学金:英語コースの授業料20%、ファウンデーション・スタディーズ・プログラムの授業料 10%を免除
対 象:ファウンデーション・スタディーズ・プログラムに入学する留学生
条 件:・英語コースの授業料20%の奨学金=2023年9月25日~2025年7月4日の間に就学
・ファウンデーション・スタディーズ・プログラムの授業料 10%の奨学金=2024年または2025年開始のビジネスコースを受講
例 :授業料275万円のうち、約55万円を免除
詳 細:English to Foundation Studies Pathway Bursary
その他の奨学金情報はRMITのホームページをご覧ください。
まとめ
いかがでしょうか。RMITはメルボルン中心地という立地を生かした最先端の授業が行われているという点が魅力の学校です。実践的な経験を積見たいという方にとってRMITはおすすめです。その他のコースや料金について知りたいという方は RMIT大学の公式ホームページをご覧ください。海外大学進学に関するご相談はワールドアベニューの無料留学カウンセリングをご利用ください。